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【3】人生には必要なことしか起こらない! 逆境もチャンスになった:財満真里子さんインタビュー

広尾で「マリノ」というエステサロンを運営する財満真里子(ざいままりこ)さん。エステティシャンとして活躍する一方、発酵食のワークショップや講師、記事執筆をする「発酵美容家」、エステティシャン向けに技術を教えるエステ講師、エステサロン向けのWebマーケティングなど、さまざまな顔を持っています。多岐に渡って活躍する財満さんは人生において無駄なことは何もないと言います。そう言い切れる財満さんのお話は、将来に希望を持てるはず!

たいていのエステティシャンはキャリアを積んでいくと、第一線でエステの現場で働き続ける方、または技術などを教えたり会社経営をするなど何らかの形でエステ業界で働き続ける方の2方向に分かれていくそうです。ですが、財満さんはエステティシャン以外の仕事も持っている、少しめずらしい存在。このような働き方ができるのは、過去に経験したことを活かしているからなのだそうです。 財満さんは30代になり過去を振り返ったときに「人生にムダなことは一切ない」と確信しました。今回は、そのワケを伺います。

過去の経験はムダじゃなかった。苦しみながら身に付けた知識を活かしてスタッフ育成!

―OLからエステティシャンに転職して、何が大変でしたか?

エステティシャンになった最初の5年間はただただ苦しかったですね。入社しても何をしたらいいかわからない、教えてもらった内容も何が理解できないのかわからない状態でした。
とにかく忙しい現場でしたので、わからないことがあっても聞ける人がなかなか捕まらない。ようやく先輩を捕まえて聞いても、言われていることを理解できないんです。実は、結構苦しかった時代なんですよね。

―苦しいときはどうやって乗り越えてきましたか?

乗り越えたというより、ひたすら手探りで進みました。
でも、ここでの経験が無駄ではなかったと気づいたのがエステティシャンに戻ったときなんです。他のエステサロンで働いて初めて、マナーや知識をしっかり叩き込まれたんだと気づきました。

転職したスポーツクラブのサロンでは、お客様が痩せるためのプランづくりがしっかりできていなかったり、「豆腐とかヘルシーなもの食べてください」といった一般的なことしか言えなかったりする状態に驚きました。
エステティシャン全員がエステの学校を出ているわけでもないし、すべてのサロンが解剖生理学や美容学を教えてくれるわけではないと知ったんです。
彼女たちが成長できるよう、勉強会を開けたのも過去の経験があったからこそです。

一番つらかった新型コロナウイルスによる営業自粛。今できることをやろうとポジティブに過ごした

―独立してから大変だったことは何でしたか?

新型コロナウイルスの影響で営業自粛したことですね。
産後から復帰して1年弱、軌道に乗ったばかりだったときに緊急事態宣言。いきなりパツン!と切られた思いでした。
いつ再開できるかわからなかったし、再開してもお客様が戻ってきてくださるか不安でしたね。

―休業中はどのように過ごしていましたか?

お店を消毒したり、公衆衛生学について勉強したり、できることをしました。
それから、お客様とはまめに連絡をとり、状況を伺ってアドバイスをしていました。
エステの現場での仕事が少なくなったので、在宅の仕事を増やしましたね。
保育園もお休みになったので、子どものお昼寝の時間や夜寝かしつけたあとにパソコンに向かっていました。

―お子様のお世話をしながら仕事をするのは大変だったと思います。どのように工夫して仕事をしていましたか?

小さい子どもがいるお母さんって、1日のうち1,2時間くらいしか仕事ができないんですよ。
納期に向けて長期スパンで、計画立てて仕事をしていました。
だから、働いているお母さんって仕事の効率化がすごくうまいんですよ。

ピンチの先に道が開く。窮地に立たされるとその先に必ず新しい道があった

新しい仕事を始めるときや依頼をいただくときって、自分がピンチなときなんですよね。
派遣社員だったときに、リーマンショックで派遣の契約更新がなくなり、今後の人生を考えたことで、エステティシャンに戻る決意をしたわけですから。勤務していたサロンがなくなったことで独立もできました。

派遣社員時代もピンチではありませんが、エステとは全く違うITやマーケティングの世界の仕事をしていました。そこでの経験もあって今の仕事ができているんです。
例えば、自分のサロンをネット検索して上位に出すためのSEO対策って専門の方に依頼すると料金がすごく高いんですよね。それで、知り合いのサロンの方へコンサルしたりSNS運用をしたりしていたら、今の仕事につながったんです。

回り道してきたからわかるんですけど、人生で無駄なことは本当にないと思っています。

【まとめ】目の前のことに精一杯向き合うことが大切

「人生に無駄なことはない」と言いきれるのもピンチであるときにチャンスが訪れるのも、財満さんが目の前のことにしっかり向き合ってきたから。新型コロナウイルスの影響で休業したときも、今できることをしようと前向きに動いてきました。

自分が今していることに対して自信が持てない、意味があるのだろうかと考えてしまっている方は、財満さんのように今の仕事に打ち込んでみると、道が開けるかもしれません。

次の最終回では、財満さんの今後のビジョンと独立・起業したい方に向けてのメッセージをいただきました。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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