【脂肪燃焼スープ】ならダイエットの時でもしっかり食べられる!基本のレシピとアレンジ方法とは?
詳しい脂肪燃焼スープについて教えて欲しい
食事制限や激しい運動、プチ断食など色々なダイエットを試して、失敗を繰り返した経験を持つ人は多のではないでしょうか。特に短期間のダイエットは、効果を出すためにハードなこともあり、結果が出てもすぐにリバウンドをしたりと体の負担が多いのも特徴です。
「脂肪燃焼スープ」は本当にたった1週間で痩せるの?と疑問を思う方にも、是非試して欲しいおススメのダイエットです。「脂肪燃焼スープ」 は3食きちんと食べるので空腹がないため、食べることを我慢することなく行える食べるダイエットです。
人気の脂肪燃焼スープダイエットとは
様々なダイエット方法の中でも人気なのが「脂肪燃焼スープダイエット」です。ダイエットだけでなく体にも良いため、健康的に痩せられると話題になりました。
アメリカから始まったスープダイエット
人気の脂肪燃焼スープダイエットは、アメリカで最も古く知られているダイエットです。90年代には、有名雑誌にこのダイエットが取り上げられアメリカで大流行しました。
医療機関が心臓病患者に手術前、速やかに痩せさせるためにこのダイエットを取り入れたことにより信頼が増し、更なる人気のダイエットとして多くの人から支持されています。
日本では、脂肪燃焼スープという名称ですが、もともとは、キャベツをベースにしたスープレシピで、キャベツスープダイエットと呼ばれています。
脂肪燃焼スープのレシピ
スープは脂肪燃焼効果のある食材を中心にお好みの野菜で作ります。オーソドックスなレシピをご紹介します。
用意する食材
セロリ 1本
玉ねぎ 1個
ニンジン 1本
ピーマン 2個
ニンニク 1かけ
コンソメスープ(あればベジブロスも含む) 1L
トマトの水煮 1缶
ココナツオイル 大さじ1
唐辛子やハーブ、塩、コショウ 適量
作り方
- ニンニクをみじん切りにする。にんにくの皮もベジブロスに利用。
- キャベツ、セロリ、玉ねぎ、ニンジン、ピーマンをざく切りにする。キャベツの芯や、セロリの根っこの部分、玉ねぎの皮や根っこ、ニンジンの皮やへたは捨てずによく洗って取っておく。
- ココナツオイルでにんにくと玉ねぎを炒める。
- 次に野菜を入れて全体的にしんなりするまで炒める。
- コンソメスープ(お湯にコンソメを溶かしたもの)を注ぐ。または、お湯をいれて、コンソメスープ の素を1個入れる。続けてそのあとにトマトの水煮、唐辛子、ハーブとお好みでこの時に一緒に入れて混ぜる。
- 10分ほど中火で煮て、塩コショウで味をととのえて完成。
【参照リンク:https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/tomokazu-kawaguchi/17-00230】
脂肪燃焼スープの作り方のポイント
脂肪燃焼スープはただ具沢山にすれば良いというものではありません。効果的にダイエットにつなげられるよう、使う食材をおさえておきましょう。
6種類の野菜を使うこと
野菜はダイエット中に特に摂りたい栄養が豊富に含まれている次の6種類を使います。
- キャベツ:食物繊維と豊富な水分で便秘解消。ビタミンU/胃を健康にする。
- セロリ :ビタミンやミネラルの宝庫。カリウム/むくみ防止に効果
- トマト :リコピン/悪玉コレステロールを減少、代謝UP ビタミンABE/抗酸化作用
- 玉ねぎ :アリシン/強い解毒作用、中性脂肪低下、血液サラサラ?ケルセチン/抗酸化作用
- ピーマン:ビタミンC/美肌効果 カプシエイト/脂肪燃焼に役立つ
- にんじん:βカロチン/身体を温める働き カリウム/むくみ解消
野菜くずはべジブロスとして利用する
キャベツの芯、トマトのへた、玉ねぎの皮や根っこ、ピーマンのへたや種、ニンジンの皮はいつもなら捨てるかと思いますが、ベジブロスを作って野菜出汁として利用しましょう。フィトケミカルという栄養満点の成分がたっぷり含まれているため、捨てるのはもったいないです。
フィトケミカルがたっぷりの野菜だしの取り方
- 野菜くずを水でよく洗う。
- 鍋に水をいれ、野菜くず、料理酒を入れる。
- 鍋を火にかける。
- 弱火で20分程度煮る。アクもフィトケミカルが含むので取らない。
- ざるで濾せば、ベジブロスのできあがり。
【参照リンク:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO80445340T01C14A2000000?channel=DF130120166104&style=1&page=3】
脂肪燃焼スープの効果
脂肪燃焼スープダイエットで実際に痩せることはできるのか。実際に試した人の体験談とその実際の効果について見ていきましょう。
1週間に2-3キロ痩せる
ぽぽさん-4㎏
空腹を我慢することなく、1週間で4kg痩せました。普通の食事戻し、1kgリバウンドしましたが、デトックス効果と代謝UPで太りにくい体になりました。
【参照リンク:https://yaserepo.jp/8025 】
tsuji130707さん -2.8㎏
短期間で結果が出て、体全体が細くなりました。3日目から体重が減りはじめてテンションがあがるも食事の内容に物足りなさを感じました。即効性があるものの、ダイエット終了後は、食事を気を付けないとリバウンドしやすいと思いました。
【参照リンク:https://yaserepo.jp/8268 】
ハナさん -3.2㎏
体重減少に比例して、内臓脂肪も減少しました。生理後の痩せ期に実践したので結果が出やすかったです。
【参照リンク:http://www.kon-katsu-30.com/entry/2018/03/05/164307】
新陳代謝がアップ
新陳代謝は、新しい細胞ができ、古い細胞が排出されることですが、老廃物が蓄積された体内にはこのサイクルがうまくいかないと血液やリンパの流れが悪くなり、溜め込みやすい状態になります。
野菜たっぷりのスープには食物繊維が多いのでデトックス効果があり、血液がサラサラになり、リンパの流れも良くなります。そのため、新陳代謝があがるので痩せ体質に変化していきます。
腸内環境の改善でむくみ解消や美肌効果
野菜の食物繊維は、善玉菌のエサになり腸内細菌のバランスを整えます。善玉菌が増えることにより、腸内環境が改善され、デトックス効果で老廃物や毒素が流されます。
肌荒れの原因がなくなり、肌も綺麗になります。また毒素が排出され、むくみの解消にもつながります。
結果が出る脂肪燃焼スープのダイエット方法
脂肪燃焼スープの効果をより高めるには、その食べ方も重要です。短期で効果を実感するため正しい進め方をおさえましょう。
脂肪燃焼スープダイエットの1週間スケジュール
1週間のスケジュールのうち、毎食、脂肪燃焼スープを飲むようにします。スープは何杯でもOKですが、その他に食べる食材には注意が必要です。
基本の飲み物は水、お茶、麦茶、ブラックコーヒー、炭酸水で、糖分の多いジュースやお酒は控えましょう。
1日目バナナ以外のフルーツOKの日
- 基本の脂肪燃焼スープ
- 水、お茶、麦茶、ブラックコーヒー、炭酸水
- フルーツ(バナナ以外)または果汁100%ジュース
2日目野菜のみOKの日
- 基本の脂肪燃焼スープ
- 水、お茶、麦茶、ブラックコーヒー、炭酸水
- 野菜は芋、豆、コーン以外の野菜をたっぷり摂る。
【3日目】フルーツと野菜がOKな日
3日目から脂肪燃焼が始まり、糖質が足りない分は脂肪からケトン体を作って補うようになります。
消費されるエネルギーには順番があり、糖質が不足していると脂肪が優先され燃焼されます。
早い人だと3日目あたりから1-2キロほど体重が減り始めます。
- 基本の脂肪燃焼スープ
- 水、お茶、麦茶、ブラックコーヒー、炭酸水
- 野菜は芋、豆、コーン以外の野菜をたっぷり食べる
- フルーツ(バナナ以外)または果汁100%ジュース
【4日目】バナナとスキムミルクがOKな日
3日間の低糖質の食事期間が終わり、頭がぼーっとすることもあったかと思いますが、4日目に糖質の高いバナナを食べることにより、頭がスッキリした感覚になります。また利尿作用でトイレが近くなります。
- 基本の脂肪燃焼スープ
- 水、お茶、麦茶、ブラックコーヒー、炭酸水
- バナナ3本
- スキムミルクまたは低脂肪乳または無糖ヨーグルト 500ml
【5日目】肉とトマトがOKな日
5日目から牛肉や鶏肉、煮魚とタンパク質を取ります。量が多いため、3回に分けて食べるようにしましょう。また、これまでたまった尿酸を排泄させるため、たっぷり6-8杯の水を飲みましょう。スープは最低1食分は取るようにします。
- 基本の脂肪燃焼スープ
- 水、お茶、麦茶、ブラックコーヒー、炭酸水
- 350~700g程度の赤身の牛肉か鶏肉、煮魚
- 多くて6個までトマト (スープに入れてもOK)
【6日目】牛肉と野菜がOKな日
- 基本の脂肪燃焼スープ
- 水、お茶、麦茶、ブラックコーヒー、炭酸水
- 赤身牛肉を好きなだけ
- 野菜は芋、豆、コーン以外の野菜
【7日目】玄米と野菜とフルーツジュースがOKな日
- 基本の脂肪燃焼スープ
- 水、お茶、麦茶、ブラックコーヒー、炭酸水
- 玄米 8分目
- 野菜は芋、豆、コーン以外の野菜
- 果汁100パーセントジュース
脂肪燃焼スープのストック方法
脂肪燃焼スープは冷蔵・冷凍保存ができるため、時間のあるときに作り置きしておくことが可能です。ただし、特に冷蔵保存の場合は雑菌が繁殖しないよう取り扱いに注意しましょう。
粗熱が取れてから冷蔵庫へ
冷蔵庫で保存する場合は粗熱が取れてから冷蔵庫に入れます。温かいままでは冷蔵庫内の温度が上がり、他の食材にも影響してしまうからです。
冷蔵庫での保存期間は3日間です。状況にもよるので一概には言えませんが、基本的には3日を目安に食べきるようにしましょう。ただし、取り出した際に嫌な臭いがしたり、酸っぱいような味がする場合は腐っている可能性があるので食べてはいけません。
食べる際は必ず再加熱が必要です。
正しい冷凍保存方法
スープを沢山作って冷凍しておけば、時短で手間も省けるのですぐに食べることができ、便利なのでおすすめです。レンジで温め直すだけで、忙しい時でもすぐに食べられます。
冷蔵庫保存のときと同じく、作ったスープはまず粗熱を摂りましょう。その後冷凍用のジップロック等の保存用品に詰めます。1食分から2食分の小分けにしておくと取り出しやすく便利です。
冷凍保存できる期間は2週間から3週間ほどのため、その中で食べきれる量だけ保存しておくのがポイントです。
夜だけ行う脂肪燃焼スープダイエット
1週間という短期集中のプランを組まなくても、夕食を脂肪燃焼スープに置き換えるだけで効果を得ることができます。リバウンド防止という意味でも、長期間続けられる夜だけ置き換えの方法はおすすめです。
脂肪燃焼スープを夜だけ飲む
朝と昼は普通通りに食べ、夜だけスープにします。ストレスなく、ゆるく長くダイエットができるので、短期集中のスケジュールが組めない人にはこの方法が向いています。
7日間3食のスープで短期間に痩せてもリバウンドしてしまっては意味がありません。減った体重を維持していくためには、1週間のダイエットを終えた後の食事が大切です。
夜だけでも続けるとさらに痩せる効果が高まり、リバウンド防止にもなります。その際は、スープと一緒に水分をたくさんとること、炭水化物は食べないよう注意しましょう。
夜の置き換えでも痩せる
夜のみを脂肪燃焼スープに置き換えるだけなので、気軽行えます。夜の消費カロリーが減るので糖質や脂質も抑えられます。急激な体重の変化もなく、栄養のバランスも崩れることがないため、体の健康面から見ても安心です。
脂肪燃焼スープのアレンジ
1週間のトマト味の脂肪燃焼スープに飽きてくることもあると思います。自分なりに工夫をして、脂肪燃焼スープをベースに色々試してみましょう。
カレースパイスを入れてみる
さらさらの軽く振りかけるタイプのカレースパイスを使うことにより、今までのスープをカレースープに変化させられます。
また、カレーには色々な香辛料がミックスされているので、より脂肪燃焼スープの効果が高まります。
キムチで味変
キムチを脂肪燃焼スープに入れてみましょう。ピリ辛の韓国風スープに変化します。唐辛子のカプサイシンや乳酸菌、食物繊維と体を綺麗にしてくれる成分がたっぷり入っているのでダイエット効果もあります。
脂肪燃焼スープでダイエットを始めよう
今話題の脂肪燃焼スープダイエットは、無理な食事制限が不要で、さらに高いダイエット効果も期待できます。元は医療現場で行われていた食事療法のため、体にも大きな負担がなく続けやすいダイエットです。
脂肪燃焼スープを作る際は主にキャベツやセロリなど6種の野菜を使ってトマト味に仕上げますが、味に変化を付けたいときはキムチやカレースパイスを入れるのもおすすめです。保存する場合は必ず粗熱をとって、冷蔵保存で3日以内、冷凍保存で2~3週間以内には食べきるようにします。
1週間のスケジュールを確保できる人は7日間の短期スープダイエットにチャレンジしてみましょう。正しい方法で進めれば1週間で効果を実感できます。スケジュールを立てるのが難しい場合は夜をスープに置き換えるだけでも、時間はかかりますがダイエット効果を得られます。
脂肪燃焼スープで痩せ始めたからといって、そこで油断してしまうとリバウンドの可能性があります。1週間ダイエットを終えた後も、食べ過ぎには注意し、1日のうち1食は脂肪燃焼スープを食べることで痩せやすい体を作っていきましょう。