【塩抜きダイエット】の魅力や簡単おすすめレシピを紹介
塩抜きダイエットは短期集中で行うことがポイント
ダイエットは継続して取り組むからこそ効果を実感できるイメージがありますが、塩抜きダイエットは逆です。3日間以上行わず、短期間で集中して取り組むことで効果を得ることができます。
3日以上塩の摂取を控えると、塩分の長期欠乏により命にも関わるため目安は1~3日間として計画を立てて取り組むことが大切です。
塩抜きダイエットは、短期間でも効果が得られるとして注目されているダイエット法の一つです。
健康や美容への意識の高い方にとって、素晴らしい効果を得られるため、取り組み方や詳しいレシピを知ることで、すぐにスタートできます。厳しいトレーニングをすることなく、気軽に始められるので早速取り組んでみましょう。
気になる塩抜きダイエットの効果
体内の余分な水分の排出を促す
普段取りすぎている塩分を抜くことで、むくみ解消効果が期待できます。ダイエット=脂肪減少をイメージしやすいが、塩抜きダイエットは余分な水分の排出をするため、むくみ症状が気になる人にとってよい効果が得られます。
体内に余分な水分があると、上手く流れず脂肪も蓄積され、巡りの悪い体になってしまいます。
そのため、冷え性の症状に悩まされる場合も多く、暑い季節でも薄着が出来ないという方は多いです。しかし、体内の余分な水分を排出できると血行が改善され、むくみや冷えといった症状も改善が見込めます。
便通をスムーズに
アデステロンという物質が分泌され、カリウムを体外に排出させる働きがあります。体内のカリウムが減少することで腸周辺の筋肉の緊張もほぐれ便が出やすくなり、便秘の改善が期待できます。
ダイエットをしてもお腹周りの脂肪が落とせないという方にもおすすめです。
便通がよくなると腸内環境も整ってきます。日々の便通サイクルも調うため、リズムよくお通じが出るようになり、気持ちもスッキリとしてモチベーションも安定します。無駄な水分が排出されることで体が軽くなり、疲れにくくなります。
肌トラブルの減少に一役買う
塩分の摂りすぎでターンオーバーが乱れがちになります。ターンオーバーが乱れているとシミやそばかす・シワ・くすみなどの肌トラブルを招いていると考えられ、塩抜きをすることで、ターンオーバーの働きを促し、肌トラブルの軽減に結びつきます。
余分な水分が排出されると、次第に透明感のある肌に改善されていきます。また、肌のトーンも明るくなり、化粧のりもよくなります。
外から化粧をして隠すのではなく、体の内側から改善されるため、素肌に自信を持てるようになることも、得られる効果の一つです。
塩抜きダイエットのやり方
味付けで塩を使わない
塩だけでなく、醤油や味噌・ソース・ケチャップ・サラダドレッシングを摂取しないことを心がけましょう。
生姜・にんにく・ハーブ類・酢・レモン・ごま油・オリーブオイル・えごま油を利用し味付けします。外食やテイクアウトなどの料理は塩分が多く含まれています。
ダイエット中は自宅での調理がポイントになります。スーパーのお惣菜もNGです。
つい、いつもの調味料を使ってしまうという方は、ダイエット期間中は調味料を別の場所に置くなどして対策を取るとよいでしょう。
カリウムを積極的に摂る
カリウムは野菜や果物に多く含まれているため、積極的に摂取しましょう。野菜や果物に含まれるカリウムは、体内の塩分を排出働きがあります。
また、塩抜きダイエット中は、普段果物を食べないという方でも、積極的に取り入れるようにしましょう。缶詰などではなく、加工されていない状態のものがよいです。
野菜は生でも加熱してもよいのですが、塩分が入らないように注意して、そのままの味を楽しむ気持ちで食事しましょう。そのままの味を楽しみたいなら、果物がおすすめです。
水を多く飲む
1日あたり1.5リットル~2リットルを目安に水分を摂りましょう。体内にある余分な水分の排出を促すため、水分の摂取は必須です。
水分といっても、ジュースなどの果糖類ではなく、水またはお茶にすることです。スポーツドリンクも糖分が多く含まれるため、ダイエット中はおすすめできません。
塩抜きダイエットでも、体質改善や味覚の改善が期待できますが、本格的に取り組みたい方は質の良い水を摂り入れると、より一層効果を得られます。
水道水ではなくミネラルウォーターにすることで、塩抜きダイエットで得られる効果をしっかりと実感できます。
塩抜きダイエットでのおすすめレシピ
メインに魚のホイル焼き
【材料】
・白身魚(真鱈、舌平目等) 一切れ
・人参・えのき・玉ねぎ・レモン等の付け合わせ野菜 適宜
・胡椒・オリーブオイル 適量
【作り方】
1.野菜を適当な大きさに切る
2.ホイルの上に材料を乗せ、オリーブオイル・胡椒をかける
3.ホイルを包み、トースターで20分焼く
塩抜きレシピでも、満足できる一本です。タンパク質と野菜をバランスよく摂れ、薄味で素材本来の味も楽しめるため、健康への意識も高められるメニューです。鮭でもよいのですが、塩味が強いものもあるため白身魚がおすすめです。
主食にさつまいもご飯
【材料】
・サツマイモ 1本
・米 2合(洗ってざるに上げる)
・酒 大さじ2
・黒ゴマ 適量
【作り方】
1.通常通りにお米をとぎ、水を入れる
2.1に酒を加え、サツマイモをのせ、スイッチオン
3.炊き上がったら、サツマイモをつぶしながら全体を混ぜ、お茶碗によそい、黒ごまをかける
大人も子供も喜んでもらえる一品です。いつものお米とぎにひと手間加えるだけで、サツマイモご飯の完成。サツマイモはカリウムが豊富に含まれているため、体内の水分を適度に排出させ、むくみ解消効果が期待できるメニューです。腸内環境もよくなり、家族みんなが健康になれます。
スープものであさりのクラムチャウダー風
【材料】
・アサリ 150g
・じゃがいも(小) 3個
・人参 1/4個
・玉ねぎ 1/4個
・しめじ 1/2パック
・ニンニク 1片
・オリーブオイル 大さじ1
・昆布出汁 1カップ
・白ワイン 1/4カップ
・豆乳 1カップ
・パセリ 少々
【作り方】
1.あさりは砂抜きをし、野菜は一口大・ニンニクは粗みじん切りに切る
2.鍋にニンニクとオリーブオイルを入れ、香りが出るまで温め、あさりを入れる
3.白ワインを入れて、蓋をして蒸し、あさりの口が開いたら、じゃがいもと人参を投入する
4.昆布出汁を入れ、10分ほどコトコト煮込み、残りの玉ねぎ・しめじも加え、さらに5分煮込む
5.お皿に入れ、最後にパセリをかければ完成
無塩でも、アサリのだし汁が効いているので満足できる一品です。豆乳のクリーミーさや玉ねぎの甘み、ニンニクのコクも効いて、何杯でも食べたいと思える仕上がりです。クラムチャウダーは、味が濃くなりやすいですが、昆布出しが入ることで物足りずまとまった味になります。
サラダは手作りバルサミコドレッシングで
【材料】
・バルサミコ酢 大さじ4
・オリーブ油 大さじ4
・砂糖 大さじ4
・レモン汁 大さじ1
・胡椒 小さじ1
・にんにくのすりおろし 小さじ1/2(お好みで)
【作り方】
1.鍋にすべての材料を混ぜ、沸騰しないように温める。(砂糖が溶ければOK)
2.冷ます。
3.好みの野菜にかけて召し上がれ
市販のドレッシングは、添加物や塩分が豊富に含まれているので、塩抜きダイエット中に欠かせないドレッシングです。野菜にもお肉にも相性がよく、いつものメニューをさらにおいしく食べることができます。
酸味が足りない場合はレモン汁をプラスします。1週間分作り置きするなど、塩抜きダイエット以外に活用しても健康的なドレッシングになります。
塩抜きダイエットを今週末にでもトライしよう
塩抜きダイエットをすることで、体内の余分な水分が排出され、老廃物が溜まりにくい綺麗な体に改善できます。痩せやすく太りにくい体に導くことが出来ますが、長期間の取り組みはNGとし、3日間という短期間集中して取り組みましょう。
使ってよい調味料を準備することで簡単にスタートできます。塩抜きダイエットをすることで、本来の味覚を取り戻し、健康的な体へと改善できダイエットしやすい体になります。