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嫌いな人への対処法!無視も避けることもできない人との付き合い方

夢にまで出てくる職場の嫌いな同僚。避けることも無視もできず拒絶反応を起こしそう。気になる態度は無関心を装っても関わらないではいられません。嫌いな人がいない人なんて存在しません。消すことのできない苦手な人との付き合い方について考えてみました。

誰かを嫌いだと思うことは悪い事ではない

職場やご近所、友人の中に苦手な人や嫌いな人は存在しますか。家族の中に話をするのも嫌なほど避けている人がいるケースもあるでしょう。誰かを嫌いと思うことは決して悪いことではありません。きつい言い方をされたり、無神経な行動、考え方を押し付けられたりしたら、嫌な気分になるのは当たり前のことです。

関係を絶つことができればよいのですが、そうはいかない状況もあるでしょう。嫌な気分が繰り返されれば、相手のことを嫌いになっても仕方がありません。自分が我慢すればと抱え込んでしまうほうが、心の安定に悪影響を与えてしまいます。

だれしも嫌いな人苦手な人はいる

子供のころの嫌いな人といえば、意地悪をされたり乱暴な子だったりしたものです。直接的な原因やわかりやすい理由で、好きな人と嫌いな人を区別していました。「あの子はつまらないから嫌い」というような感情もありましたが、実質的には嫌いというよりも意識の外にいて気にならないことが多かったものです。

大人になると表立って意地悪をされたわけでなくても「嫌いな人」や「苦手な人」は、誰にでも存在します。職場でストレスを67%の人が感じ、ストレスの原因のトップが「人間関係」という調査結果も出ています。大人になり、生活の場が広がればそれだけ多くの人と関わりを持ちます。その中にはストレスを感じる苦手な人が存在することは、避けることができません。

距離感が苦手だったり、話し方や話の内容が受け入れられないなど、特定の個人に苦手意識を持つことは、大人であれば当たり前のことと理解しましょう。それは、自分自身の「自我」がしっかり確立している証ともいえます。

行動や言動を否定されれば、嫌な気持になるのは当たり前のことです。自分自身が「良い」と思ってめざしている行動や考え方と違っていたり、「良くない」と考えて、気を付けていることを近くで目にした時、心が否定の方向に動いていると考えてみましょう。

「自我」が存在する限り、どうしても自分と合わない人がいるのは当然のことなので、自分を責める必要はありません。

【参照リンク:エン派遣「仕事のストレスアンケート」

嫌いな人への対処法

嫌いな人が存在することは当たり前のことと理解しても、ストレスを感じたり不愉快な気分になるのは避けたいものです。心の安定を保つため嫌いな人への対処方法を考えてみましょう。

まず初めに認識しておきたいこと

嫌いな人とどう向き合っていくかを考える前に、最初に心にしっかりと留めておきたい事があります。人間関係においての基本ですので、親しい友人との関係にも役立つことです。

相手を変える事はできない

きつい話し方が嫌だったり、無責任な行動が苦手だったり、馴れ馴れしさや上から目線が我慢できないケースもあるでしょう。「もう少し○○だったらよいのに」とか「○○してくれたら」と考えてしまいますね。残念ながら、人間関係において「自分を変えることはできても、人を変えることはできない」のが現実です。

仕事上の手順や業務の仕方であれば注意や指導はできますが、他人の性格を変えることはできません。たとえ注意をしたところで、反発を買い、かえって関係を悪化させてしまうことも。問題解決のために自分が変わるといっても、嫌いな相手のために自分を偽って合わせることではありません。心の持ちようを変えることを考えましょう。

人はそれぞれ違い受け入れていく事が大切

別々の家庭で育ち、異なった生活環境で生きてきた人が、自分と同じ考えや同じ趣向を持っているわけがありません。違うのが当たり前であって、同じであることのほうがすごいことだと考え方を切り替えましょう。

人は自分自身の考え方に近い人や同意してくれる人には安心感を感じます。意見を否定されたり衝突する人に出会うと、不安感や苛立ちを感じるのも正常な反応です。

そんな時こそ、自分とは違う考え方や新たな発見のチャンスと前向きにとらえましょう。自分と違う考え方を否定するだけでは、何も学ぶことはできません。違う考え方に同意はできなくても違いを受け入れることはできるように努めましょう。

何も得られるものがなくても、ただ否定するのではなく「ああいう言い方や考え方しかできない人なんだな」と余裕を持ち、心の距離を取るように自分自身の受け止め方を変えることをおすすめします。

嫌いな理由を明確にし改善方法があるか考えてみる

嫌いな人がいても関わらなくてよかったり、無視ができるような関係ならばよいですが、どうしても付き合いを続ける必要がある場合もあるでしょう。そんな時は改善方法を考えることも大切です。

嫌いな理由をはっきりさせる。

まず最初に行うことは、嫌いや苦手と思う理由を明確にしましょう。

  • 自分に対しての話し方
  • 態度の悪さ
  • 仕事に対しての無責任さから自分の作業が増える
  • 性格的に無理
  • 自分勝手な発言
  • 上から目線でバカにしている
  • 愚痴や悪口を聞かされる
  • 考え方を押し付けてくる
  • 無神経

嫌だと思う理由はいくつか考えられますが、何が一番嫌なのか、困っているのか、不快なのかを自分自身に問いかけてみてください。

不快な行動の理由を考える

次に嫌いな相手がなぜ不愉快な行動をとるのかについての理由を考えてみましょう。上から目線で話をする同僚は、あなたへのコンプレックスの裏返しかもしれません。彼女自身の恋愛状況が影響しているケースやあなた自身が知らず知らずのうちに、仕事の能力や生活スタイルで優位性を見せつけている可能性もあります。

厚かましく無理な要求をするママ友は、断るのが苦手な人を選んでいるのかもしれません。上司からの叱責は、あなたへの期待感から強い言葉になっていることも。不愉快な行動の理由を考えることで、解決の糸口がつかめる場合があります。

一時的な理由で不愉快な行動をとるケースでは、時間がたてば改善される可能性もあるでしょう。また自分自身の行動を変えれば改善するケースもあります。時間にルーズだったり、だらしないなどの不快な理由が相手のもともとの性格の場合は、こちらの対処で改善できる問題ではないと認識できます。

今後、相手の付き合い方を考える

改善できる方法がわかっても、嫌いという気持ちが変わらないときは、相手との付き合い方や関係性を考えましょう。「きっぱり関係を断ち切りたい」「できるだけ関わりたくない」「いやでも付き合いを切ることができない」「できれば親しく付き合いたい」など自分自身がどんな関係性を望んでいるのかを冷静に考えてください。

嫌いな人との接し方

一度心に「嫌い」という感情が生まれると、消し去るのは難しことです。大人であれば苦手な人との付き合いも避けて通ることはできません。気分を乱されないように嫌いな人との接し方を身につけましょう。

嫌いな人との距離感を変えてみる

まず苦手な人や嫌いな人とは、適度な距離を置くことが一番でしょう。ストレスをできるだけ増やさないためにも、自分に合った距離を探してみることをおすすめします。馴れ馴れしく絡んでくる人には、相手にならず受け流すことも必要です。

極力回数や会う時間を減らしたり、なるべく距離をとったり、二人きりで会わないようにしてください。職場に苦手な人がいるケースでは、関わりを避けることはできませんね。現実的な距離を置くことができない場合は、礼儀は守りつつも他人行儀を徹底し心の距離を保ってください。

嫌いな理由によっては、あえて距離を置かないで入り込むほうがよい場合もあります。人にはそれぞれ心地よい距離間=パーソナルスペースがあります。親しさによって異なるパーソナルスペースを詰められると、苦手意識が生まれる傾向にあります。

相手にズカズカとパーソナルスペースに入られることは苦手でも、自分から距離を縮める時は違和感を感じません。相手に入り込まれる前にこちらから距離を縮め、関係の優位性を握ることができます。

自然に接する事

「嫌い」という感情は、誰もが持つ感情で否定する必要はありませんが、とらわれ過ぎることには注意が必要です。「嫌いな人の言動は納得できない」「好みのものは否定したくなる」など「嫌い」という感情が先入観となって、相手の言葉や行動を正しく判断できないようでは問題です。

「嫌い」という感情を判断に混ぜてしまうと、不自然の行動を取るようになってしまいます。「嫌い」という感情は相手にも伝わりますし、周囲の人にとっても気分のよいものではありません。嫌いな相手にも挨拶をはじめ、最低限のマナーなど態度には注意し、自然に接することが大切です。

嫌いな相手だからと言って嫌がらせはしない

嫌いになった理由が相手の態度や言動など、悪意からくるものと感じたとしても、嫌がらせをすることは厳禁です。怒りからの仕返しは、一時的なストレスの発散になるかもしれませんが、周りからの自分の評価も下がってしまうだけです。嫌がらせをすることに何のメリットもありません。

SNSへの愚痴や悪口の書き込みも、匿名で利用したつもりが本人が特定されたり、取り返しのつかない事態を招くケースも予想できます。嫌いな相手が見ている可能性もあります。

また、特定の人をよく思っていない人とつるんで無視をするようなことは、最低な行為です。子どものいじめと同じで、原因がなんであれ人格を疑う行為と思ってください。

自分のリフレッシュ方法を知る

嫌いな人のせいでイライラが取れなかったり、休みの日も職場での出来事が頭に浮かび気分が滅入ってしまう人は、ストレスを解放する必要があります。いざリフレッシュしようと思っても、何をしたらいいのか、どうすれば気分が晴れるか分からない人もいるでしょう。

普段からいろいろなことに挑戦し、気持ちの切り替えを行いましょう。リフレッシュの方法は人それぞれですが、いやなことを忘れさせてくれる自分に合ったリフレッシュ方法を見つけましょう。

  • 自分だけの趣味を始める
  • 旅行や普段いかない場所に出掛ける
  • スポーツで汗を流す
  • 眠る
  • 動物との触れ合い
  • お風呂に入る
  • 好物を食べる
  • ライブやコンサートに行く

うつうつとした気分のままでは、感情も悪いサイクルに入ってしまいます。嫌なことはすっかり忘れ、没頭できることを見つけることが大切です。

嫌いな人に感情を支配されない

嫌いな人や苦手な人は、気分を落ち込ませたりイライラさせられたり負の感情を呼び覚ましてくれます。なんのメリットもない負の感情に支配されると、デメリットが多いことを理解しましょう。

嫌いな人とは感情的な会話をしないようにする

仕事上で意見が食い違った時に、激しい議論になることもあるでしょう。意見交換は熱気を帯びても問題はありませんが、嫌いな人との議論は感情が高ぶって口論になってしまう可能性があります。たとえ嫌いな人が失礼な発言をしても、同じような態度で言い返してはいけません。

売り言葉に買い言葉で、嫌いな相手と同じ態度で返すと喧嘩になったり、関係が悪化したりします。乱暴な言葉使いや失礼な発言で相手を怒らせるのではなく、冷静に対応することが大切です。嫌いな人との会話では感情的にならないように注意してください。

嫌いな人のことを思い出さない

嫌いな人から言われたことや、目にした行動を家に帰ってからも思い返してイライラすることはありませんか。嫌いな人がいない状況で、何度もその人を考えて感情を乱されるのは、時間の無駄です。しかも苦手意識や敵対心が増長し、より嫌いになってしまいます。

会えない時間にどんどん好きになって行く恋愛感情と真逆の感情ですね。頭の中で嫌いな人が浮かんだら、意識して切り替えるようにしてください。あなたが嫌いな人のことで腹を立てている時に、その嫌いな人はあなたのことなどまったく考えてはいません。

嫌いな人のために自分の大切な時間を浪費せず、自分のために有効に使いましょう。

嫌いな人に期待をしない

嫌いや苦手といった感情は、相手の行動や言動が自分の判断基準からみると「ずれている」や「間違っている」ことから発生します。「もっと○○してくれたらいいのに」「なぜ○○のようなことをするのか」といった感情は、相手に期待しているといえるでしょう。

期待をすると、相手が思うように行動してくれなかったり、できなかった時に裏切られたような気持ちになって、より嫌いになってしまう可能性があります。仕事がいい加減な人に気分を害されるのは、「できる」ことが前提になっています。

自分にとって当たり前のことが、相手にとっても同じとは限りません。嫌いな人に期待をすることはやめましょう。期待感を持っていると、思い通りにならないと批判的になってしまい、苦手意識を消すことはできません。

対処法が記載されているおすすめの本

嫌いな人との対処法がかかれている本をご紹介しましょう。人気が高く、読みやすいおすすめ本です。嫌いな人との接し方が記載されていて、人間関係に悩みのある人にはぜひ読んでほしい4冊です。

嫌いな奴を消す心理術 神岡真司

消えてほしいと願うほどの嫌いな人を、心の中で嫌いな人を消す技術について記載されています。また、嫌いな相手に心理技巧を及ぼすことでその人にも変化を。自分の心と相手の心を変えることで、快適な生活を送れる方法がかかれています。持ち運びのしやすい単行本(ソフトカバー)です。

「対人関係療法」の精神科医が教える「苦手な人」とのつき合いがラクになる本 

口うるさい親や卑怯な上司、面倒な夫やうっとうしい友人など、できれば距離を置きたい人への上手な対処法が満載されています。苦手な人に振り回されることなく、生きていくためのいろいろな手法を具体的に分かりやすく書かれた本です。

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 jam (監修)名越康文500

SNSやリアルな人間関係での嫌いな人への対処法や、嫌な気持ちになったときの目からウロコの考え方のヒントが記載されています。50万以上リツイートされた話題のコミックで、キャラクターが人間ではなくかわいい猫なのでスラスラ読みやすい一冊です。

「肩の力が抜けた」や「グダグダ悩みむのをやめた 」などの共感の声も多数寄せられています。

苦手な人が気にならなくなる本 山崎洋実

誰もが経験のある職場の人間関係の悩みを解決に導く1冊です。漫画や書き込み式ワークシート、リポートなどで、コミュニケーションについてやさしく解説しています。すぐに実践できる、人との関わりかたが楽になるためのメソッドが満載です。

嫌いな人には冷静に対処しよう

嫌いな人との関係を断ち切ると、かえって別の問題が発生してしまい、一方的に無視できない人もいるでしょう。嫌いな人とできるだけ穏便に、気分を害されることなくうまく付き合うためには、自分の感情をしっかり受け止め、理由・原因についても考える必要があります。

そして大切なことは、冷静に対処することです。誰もが自分のことを完璧とは思ってはいないでしょう。しかし基本的には自分自身は「正しい」「間違っていない」と考えています。お互いが正しいと感じていることでぶつかり合っても、問題の解決には至りません。

状況を冷静に見つめ、自分の感情をコントロールする術を身に着けましょう。嫌いな人のために自分自身が振り回されたり、時間を費やすことのないようにしてくださいね。気分転換を図ってリフレッシュすることも忘れずに。


LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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