依存しない二人でいたい。自立したパートナーシップを築く方法
自立したままの二人でいたい
お付き合いがはじまっても、自分の世界は崩したくない。彼のリズムに合わせるというよりも、時間があったら会うくらいの自立しない関係が理想的。仕事や趣味など、自分のやるべきことが分かっている女性たちは、自立したパートナーシップに憧れをもつ人も多いでしょう。
彼は彼の世界を大切にしてほしいですよね。今回は、自立したパートナーシップを築く方法をご紹介します。
お互いの拠点をもちながら関係を築く
お付き合いがはじまったら、毎週末会わなければいけない。定期的にお泊りもしなければいけない。それは決して「常識」ではありません。
そもそも彼以外にも大切にしたい時間がある場合、恋愛だけに時間を割いている場合ではありません。いくら彼を深く愛していたとしても、自分の時間が最優先です。
お互いが自立したパートナーシップを築きたいなら、それぞれの拠点をもつのが理想的ではないでしょうか。
一緒の家に住むと、どうしても彼からは「家事をしてほしい」「もう少し片付けてほしい」と、あれこれと注文を受けなければいけません。しかし、あくまでも自分の拠点をもっていれば、どう過ごそうと、それは自由なのです。
自分で稼ぎ、自分でつかう
それぞれが自立するためには、女性側も経済的に自立する必要があります。基本的には自分で稼いだものは、自分のためにつかう。彼ががんばって働いたお金をハイブランドのバッグに費やすのは、自立しているとはいえません。悔しい思いをしながらも自分で働いて得たお金なら、高級バッグをもっていても彼は文句を言わないでしょう。
もし、彼が「それはちょっとお金のつかいすぎなんじゃない?」とか「お金の価値観が違う」と言ってくるなら、彼の方が女性側に依存しています。将来の奥さんにはこうしていてほしい、と勝手な価値観を押し付けていることになりますから……。
お互いに経済的に自立していれば、基本的にどんなものを買おうと相手には関係のないことです。
自分の価値観を押し付けない
ある女性は長く交際していた彼から「子どもは産んでほしい」「親戚とは積極的に交流してほしい」「両親とも仲良くしてほしい」と、あれこれと注文を言われ続けていました。彼女は段々と息苦しさを感じるようになり、彼が自分の価値観ばかりを押し付けている状況が耐えられなくなったのです。
お互いに意見を出し合いながら、妥協案を探すならともかく「自分はこうしてほしい。そうしてくれないなら別れる」と言う人は、とても自立している男性とはいえません。むしろ、相手に依存したくて仕方がないようにも思えます。
自立したパートナーシップを築きたいなら、勝手な価値観を押しつけてくる人よりも「君はどうしたい?」と、意見を聞いてくれる紳士的な男性を選びましょう。
自由に人と交流する
友人の女性は彼と付き合いはじめたときに、元カレについて聞かれ、思わず話したそう。名前や部署までは明かさないように注意したものの、なんと後日、彼から「〇〇の部署の人だよね?」と確認を入れられてしまったのです……。
彼は元カレにとられないようにと密かに調査。知り合いに聞いているうちに相手を特定できた、と笑いながら話していたのをみて、すぐに別れを決意したそうです。
相手を束縛する、あるいは異性との交遊関係を探る……。とても自立したパートナーシップとはいえません。お互いが自立していたいなら、自由に人と交流したって問題はないはず。
誤解されないように線引きしながらも、異性の友人たちと一緒に過ごすのも必要なことです。理由もなく彼女の過去の人たちを調べる男なんて、もってのほか!
自立と共生を意識した、大人なお付き合いを
お付き合いをはじめるとはいえ、お互いにいい大人です。べったりの恋愛ではなく、ひとりの時間を大切にしながらもパートナーシップを築けるのが一番です。
彼ともよく話し合いながら、自立と共生を意識したパートナーシップを目指してまいりましょう!