自分がないとはもういわせない!劇的に変化してみんなを驚かせよう
自分がない自分を変える方法は?
自分について、なんとなく漠然と考えていたときに、自分はもしかしたら「自分を持っていないのでは」と思ったことがある人も、多いのではないでしょうか。「自分がない」とはどのような人を指すのか、また、どのようにすれば自分を持てるのかを探っていきます。
さらに、自分を持っていないと感じている人は、一体なにが原因でそう感じてしまったのかを、同時に見ていきましょう。人から「もっと自分を持ったら?」といわれてしまった人は、今からでも遅くはありません。自分を最大限にいかして、楽しい生活を送りませんか。
自分がない人の特徴とは
自分がないといわれている人には、共通することがあります。なぜ、自分がないと思われているのかを、客観的にみて考えていきましょう。
優柔不断な人
選択肢などがあっても、自分で決められずに周りの意見に合わせてしまい、自分の意見がないため、自分がないと思われやすいです。優柔不断な人は「なにが食べたい?」と聞かれてもすぐに答えられず、相手に合わせるつもりで「なんでもいい」と答えてしまうのです。
自分のことをよくわかっていないために、本当になにがしたいのかわからないということもあります。そのため、相手に協調してしまい、結果的には合わせてしまう形になっていくのです。また、優柔不断な人は優しい人が多く、相手のことを余計に考えてしまう人もいるようです。
八方美人な人
八方美人という言葉は、昔ではよい意味に使われていましたが、今ではあまりよい意味では使われなくなりました。自分で考えを持たず、なにに対してもイエスで済ませたり、自分の意見よりも周りの機嫌を取ったりするための行動をしてしまいます。八方美人の特徴は「人によく見られたい」という気持ちのあらわれで、誰に対しても同調してしまうのです。
そのため、他人からの信頼があまりなく、相談ごとなども持ちかけられたりはしないでしょう。また、周囲からいいように使われてしまったり「あの人は断ったりしないので、面倒な作業を任せよう」などと思われてしまう危険性があります。八方美人は優等生に多いタイプで、結局は自分が損をしてしまうのです。
自分の意見をいわず無口な人
無口な人とというのは、単に喋りたがらないという人もいますが、喋りたいけれど、自分の意見に自信がないという人もいます。いろいろと考えてはいるのに、他人の意見のほうがよく思えてしまい、発言せずに無口になってしまうのでしょう。また、話の流れを変えたくないという人も、無口になってしまいます。
喋らない人は、なにを考えているのかわからないけれど、周りの行動に合わせてついてきているため、不思議な人と見られるかもしれません。ときには「相手にばかり考えさせて、自分は楽をしているのでは」という気持ちにさせてしまうのでしょう。あまりにも自分の意見をいわない人は、周りからお荷物なイメージがついてしまう可能性があります。
自分を持ってる人の特徴とは
自分をしっかりと持っている人は、どのような人を指すのか見てみましょう。自分と比較をしてみて、どこが違うかを学んでいきます。
自分の信念を持っている
自分を信じて、周りに流されずに自己主張できる人は、自分を持っています。しかし、周りと強調できずに頑固といわれることもありますが、毎日メリハリのあるライフスタイルを過ごしています。自分の気持ちを大切にして、嫌なものは嫌という主張がしっかり伝えられる人です。
とくに、日本人でも海外で活躍をしている人などは、しっかりした主張がないと流されてしまうため、信念を持った人が多いです。自分に自信があるからこそ、さまざまな発言ができ、相手を納得させられるだけのパワーがあります。自分に自信があり余裕があるからこそ、人にも優しくできるのでしょう。
決断力がある人
すぐに決断ができるということは、常になにかを考えていて、日常で起こりうるシチュエーションにも、即座に対応できる能力が鍛えられているためです。一方、決断力がない人の特徴は、優柔不断でもあるので、自分がどの道を選べば得をするかを、ものすごく考えてしまうのでしょう。このように決断力がない人は、損得を考えすぎる傾向にあります。
決断力がある人は、迷っている時間を無駄にしたくなく、目標や目的に対して、すばやく判断できるということもあります。自分の損得をあまり考えずに、周囲のことを考えて行動すれば、おのずと答えはすぐに見つかります。たとえ判断が間違っていても、自分で解決できるという自信があります。
自分がない人になった原因は
生まれて間もないときは、同じスタートラインに立っていたのに、環境や人との関わりで性格も変わってきます。自分がない人になってしまった原因を探ることで、改善していける道が見つかるでしょう。
嫌われたくないという思い
自分の意見を言うことで、相手に嫌われるのではないかと思い込んでいる人は、とても多いです。しかし、それは自分が傷つきたくないと思っていて、過去にもそのようなことで、傷ついてしまったことが原因でしょう。相手のことを思うのではなく、自分が傷つけられたくないと、殻に閉じこもってしまったのです。
殻を破ることは大変なことですが、相手のためを思って意見を言わなければ、このまま周囲の目は、あなたを自分がない人と見たままで、終わってしまうかもしれません。しかし、本人はしっかりした意見を持っているのに、とてももったいないことです。人というのは、言葉でしっかり伝えないと、相手に伝わらないこともあるのです。
自分に自信がない
自分に自信がないと、なにも発することができません。自信がないということは、同時に自分自身を理解していないということなので、結果的に相手に合わせてしまうのです。そうなってしまうと、周囲のイメージは「自分を持っていない人」ということで認識されてしまうので、ますます発言力が失われてしまいます。
自信をつけるためにはたくさん傷つき、失敗を重ねながら初めて成長していき、自分というものがわかるのです。なにもしてこなかった人は、ただ傷つきたくないからということで、自分に対しても甘やかしているのでしょう。
自分で考えることをしない
一番よくないことは自分で考えずに、人に任せるということです。今までの暮らしの中で、自分の考えを人に話したりすることがなくても、周りに合わせることで先に進んでいたため、考えなくてもよいと思っているのでしょう。そうなってしまうと人に依存していかないと、生きていけなくなってしまう危険性があります。
自分にとって楽な道ばかりを選択すると、将来的にも自分自身が成長できなくなってしまいます。誰かがいないと、退屈な毎日をただ過ごして、時間がだけが無駄に過ぎてしまいます。人が作ったレールの上をただ歩くことには、やりがいが感じられません。「なにがこの先起こるかわからない」というくらいのスタンスで構えていないと、万が一トラブルになったときに対応ができなくなります。
自分がない人から卒業する方法は
自分がないと思っている人でも、ほんの少しだけ意識を変えれば改善できます。どのようにすればよいのかをいくつかまとめてみたので、参考にしてみてください。
自分を知ること
一番重要なのは、自分という人間は、一体どのような人なのかをよく考えてみることです。
長所と短所を考えてみる
自分の長所と短所を考えることで、自分の性格を見直せます。短所がすべて悪いわけではなく、見直すことによって、長所につながることもあるのです。コンプレックスは、誰にでもあるものです。コンプレックスを長所に変えられれば、自分に自信が持てるようになります。
長所は簡単に出せますが、短所の場合は本人の深層心理で、自分自身も奥深くに隠しているところもあるでしょう。現実逃避をよくする人にとっては、嫌な気持ちになりますが、勇気を出して進んでみてください。その一歩が、意外にすんなり受け入れられるものかもしれません。
目標や夢を見直す
自分の好きなことや、やりたかったことなどを思い返してみることによって、目的や夢を持てます。そこに向かってなにをすればよいか、なにを勉強すれば目標が達成するか考えてみましょう。また、夢を現実にする前に諦めていた場合は、その原因も同時に探ってみてください。「今の自分なら成功できるかもしれない」という気持ちも大切なのです。
そうすることで、毎日の退屈な生活がガラリと変わり、やらなくてはいけないことがたくさん増えます。やりがいも見出せて、自分の意見も言えるようになるはずです。目標がある人というのは、それに向かってまっすぐ進み、クヨクヨ悩んだりしません。そして、毎日キラキラと輝いていけて、周囲もあなたに一目置くことでしょう。
いろいろなことに挑戦する
挑戦するということは、どのような困難があっても、成功に向かって進むという覚悟が必要です。成功するためには、24時間では時間が足りないというくらいになってくるはずです。
自分が考えた行動をする
最初の一歩として1日の始まりに、小さなことでもよいので「これをしてみたい」という願望などを描いてみてください。自分で決めて行動することによって、自分の意思を貫けます。小さな成功の積み重ねによって、自分が成長していくことを実感でき、自信がついてくるでしょう。
また、人に対してもほんの少しだけでもよいので、自分の意見を言うように努力していきます。最初はそれに対して、一喜一憂するかもしれませんが、慣れてくると自分の気持ちを伝えることが、上手になってきます。
失敗を恐れずにに行動する
人は失敗した経験を、忘れないといわれています。一度失敗したことで怖くなり、自分から動くことをしなくなってしまうのです。自分がない人は、失敗を恐れて行動ができません。失敗したあとに、最初の一歩はなかなか踏み込めませんが、失敗してもよいという思いを持つようにしましょう。
また失敗してしまったら、笑ってやり過ごせるようなメンタルを、作り上げていくことが重要です。失敗と成功の繰り返しで、自分に自信が持てるようになり、成長したと自覚できるでしょう。自信がついたときには「あのときなぜあんなにクヨクヨしていたんだろう」と笑い飛ばせる日がきっときます。
自分を見つめ直し自分を持ってる人になろう
自分を持っている人は、とても魅力的に見えます。自分のことはあまりわからないという人は、自分のことを客観的に見られない人なのかもしれません。しかし、それは努力することで改善されるので、自分がないと自覚している人は、成長できるチャンスがあります。
自分が、どのようなことで喜んだり悲しんだりするのかを、紙に簡単に書き出していくことも一つの方法です。自分に対して、さまざまな質問を問いかけてあげるだけでも、自分が見えてくるのです。早速、今からでも周囲を驚かすくらいの大変身をとげましょう。