一人暮らしに必要な初期費用とは?その詳細を知り計画と準備をしよう
一人暮らしに必要な費用は一体いくらなのか
これから一人暮らしをするならば、まず一人暮らしにどのくらい費用がかかるかを考えなくてはなりません。最初に生活に必要な物は何か、それにどのくらいお金がかかるのかなどを計算する必要があります。
それだけでなく、一人暮らしをするためにはまず住む場所を決めなくてはなりません。
住む場所にかかる費用が初期費用の中で大きなウエイトをしめます。そして引っ越し費用も必要です。一人暮らしをするために、必要な平均の初期費用を知って、早めに心づもりをしておきましょう。
一人暮らしに必要な月々の費用
一人暮らしに必要な月々の費用には、
・食費
・光熱費
・通信費
・交際費
・日用品費用
などがあります。それぞれの内訳はどのくらいかかるかを知るための目安です。
家賃
家賃はピンからキリまでありますが、目安として収入の三分の一以内にすることが望ましいとされています。例えば、手取りが15万円の場合は50,000円以下、24万円の場合は80,000円以下までに抑えると、他の生活費が圧迫されなくてすみます。
20代の平均家賃は、首都圏の平均家賃が約7万円、関西の平均家賃が約5万8,000円、東海の平均家賃が約5万4,000円という結果が出ています。
全国の平均家賃は約6万6,000円です。首都圏に住む場合は、給料が高いですが毎月の家賃も高めです。
食費
食費は外食することが多い場合と昼は手作り弁当で自炊している人とでは10,000円~20,000円ほど食費に差があります。総務省家計調査2017を見ると、女性の1カ月の食費にかける平均費用が約35,000円で、男女合わせた平均食費は約40,000円で、一人暮らしの人が食費にかけている費用が30,000~50,000万円です。
一般的に食費にかける費用は、おおよそ給料の20%以内です。食費は手取りが15万円なら約30,000円で、手取りが25万円なら約50,000円までなら食費に回してもいいことになります。食費を理想の15%まで抑えるには、外食をかなり減らし、3食とも自炊をすることで10,000円ほど抑えられます。
光熱費
光熱費には水道代、ガス代、電気代が含まれます。一人暮らしの場合、それぞれ合わせて平均で10,000円ぐらいが目安です。電気代とガス代は平均して約7,000円が目安ですが、エアコンを使っている人はそれだけで8,000円ほどに跳ね上がります。夏は1、2度あげ、冬は1度下げるだけで電気代が下がります。
ガス代はプロパンガスより都市ガスの方が高くつきます。家探しのときに都市ガスかどうかも確認が必要でしょう。水道代は2カ月分をまとめて請求するのが一般的で平均して約3,000円です。ただ、毎日湯船を貯めてたっぷりのお湯で風呂に入る人は水道代が5,000円くらいになることもあります。
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通信費
通信費用は平均11,000円と高めです。なぜなら、家ではパソコン通信のネットの回線費用とプロバイダ―費用、携帯やスマホといったモバイル機器の通信費用がかかるからです。ネット回線では、モバイルルーターで持ち運びができるポケットタイプのものがあり、引っ越しのときの工事が不要です。
モバイルルーターを使用するネットワークは、まだつながらない地域もありますが、都市圏ではほぼつながります。月の費用は光回線とそれほど変わらないので、一人暮らしをする人は住む場所でモバイルルーターがつながるかをレンタルできるプロバイダーで試すといいでしょう。
スマホや携帯の通信料をもっと安くしたいなら、ドコモやau、ソフトバンクなどから格安スマホに切り替えると3,000~5,000円ほど安くなります。モバイルルーターや格安スマホに乗り換えることで1カ月の通信料が8,000円ほどになり約3,000円の節約ができます。
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交際費
一人暮らしをすることで、交際の幅が広がります。仕事上のつきあいや恋人とデートする費用、友人と付き合う費用など平均で約10,000円ほどかかっています。つきあいは一人暮らしを楽しむために欠かせません。
恋人や友人との付き合いのときは、ケーキやコーヒーを買って家に招待すると外食をするより節約できるかもしれません。
恋人とのデートをする際はできるならおしゃれをしたいですね。おしゃれにかかる費用はあまり削りたくないですね。おしゃれにかかる費用の平均は約20,000円で、男女ともにおしゃれにかける費用は高めです。
節約するなら、購入を年に季節の変わり目のみなどに決めて購入するとか、若い人が手ごろな値段で購入できるセレクトショップで買うといいでしょう。
日用品費
日用品費用には平均して約3,000円くらいです。いつも使う日用品には、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、洗剤、シャンプー、リンス、石鹸、タオル、スポンジな細々としたものがあります。一度買うとしばらく使えるので、毎月の費用はそれほどかかりません。ただし最初は、これらの生活必需品をすべてそろえなくてはいけないので、ある程度の費用がかかります。
賃貸物件に引っ越しする際に必要な費用
賃貸を借りるには、初期費用として
・礼金
・前家賃
・共益費
・管理費
・仲介手数料
などが必要です。実際にどの程度の金額が必要かにてついてみてみましょう。
物件により違いますが、敷金は一般に0~2カ月分が必要です。敷金とは、退去するときに部屋が汚れていたり壊れていたりすると修繕が必要です。
その費用や家賃が納められないときのために、最初に預ける費用です。その賃貸物件を退去する際は、敷金で汚れている場所や壊れている場所を修繕します。
そして、修繕費用以外の余った費用が戻ってきます。修繕する必要がないなら、そのまま借主へ返されます。家賃滞納をした際は、敷金から出して足りない分に充足します。
礼金
礼金とは、入居の際に賃貸物件の家主に謝礼という意味で支払いで、家賃の0~2カ月分を支払います。敷金と違い、礼金は退去したとしても戻りません。公営住宅は敷金のみで礼金は取っておらず、最近は一般の賃貸物件でも礼金をとらないところも増えています。
インターネットではさまざまな物件を比較できるので、それらを比較して礼金なしのところを捜すことができます。前もって情報を得ることで初期費用を安く抑えられます。
前家賃
前家賃とは、翌月分の家賃を契約をするさいに前払いすることです。つまり、契約する当月の家賃と翌月の家賃を支払います。
入居が月の途中なら、家賃と共益費、管理費の合計を日割りして住む日数分の家賃を支払います。契約月が3月で住み始める日が4月1日であれば、契約時の前家賃は4月分の1カ月分です。
仲介手数料
不動産業者は借主と家主との間に入る業者で、物件の紹介を行い、鍵を開けて部屋を案内し、契約手続きを行います。仲介手数料は、契約をするときに不動産業者が仲介する手数料として支払い、法律で定められている費用が原則家賃の0.5カ月分です。
また、家主の承諾があれば上限最大で1カ月分と決められています。ただし、仲介手数料には消費税がかかります。仲介手数料は、不動産業者との交渉で安くできる場合も。例えば、広告費つき物件とか不動産業者や他のところでも手数料を得ている場合などは、仲介手数料を安くしてもらえることもあります。
管理費と共益費
管理費や共益費は、共同設備の修繕や管理にかかる費用、賃貸物件の事務費用などに使われる費用で、どこの賃貸物件でもあります。一般に管理費や共益費にかかる費用は家賃の5~10%です。共益費や管理費は毎月必要で、家賃と一緒に引き落とされます。
火災保険費
火災保険費用は、火災があったときに建物や家具にかけている保険のことで、一般に不動産業者が指定していることが多いです。保険料は、賃貸物件が建物の構造がコンクリート製マンションか鉄骨の建物か木造かによって違いがあり、高い順に木造構造、鉄骨構造、コンクリート構造です。
集合住宅よりも一戸建ての方が保険料が高く、火災保険料は木造一戸建てが一番高いです。平均的な平米数で火災、落雷、爆発のみの火災保険の相場は、一般的な木造住宅が年に7,000円~10,000円、鉄骨住宅が年に4,000円~6,000円、マンションは年に4,000~5,000円です。
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鍵交換費
契約をするさいに鍵交換費を求められることがあります。それは、前の入居者が鍵をまだ持っていて、その鍵で入る可能性があるからです。特に、女性の場合は鍵を交換をしてもらった方がいいでしょう。鍵の交換は、一般的に借主が負担することが多いです。
鍵の交換費用として、作業料金が8,000円ほどでさらに出張費がかかります。そのため、鍵交換には通常の鍵だと20,000円くらいでオートロックだと20,000~30,000円ほどかかります。
保険会社利用費
賃貸物件では、連帯保証人や保証人の契約ができない場合に保証会社を利用することができます。家賃が滞納した場合は、保証会社がかわりに立て替えて支払います。保証会社を立てる場合は、契約のときに保証会社への初回保証料を支払います。
初回保証料は家賃の20~100%とその契約する内容によって差があります。例えば、家賃が60,000円の物件で共益費や管理費が5,000円とします。保証率が60%とすると、65,000円×0.6=39,000円なので、初回保証料は39,000円です。
賃貸を借りる時の主な諸費用 | |
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項目 | 料金(目安) |
敷金 | 一般に0~2カ月分 |
礼金 | 家賃の0~2カ月分 |
前家賃 | 契約する当月の家賃と翌月の家賃 |
仲介手数料 | 原則家賃の0.5カ月分 |
共益費・管理費 | 家賃の5~10% |
火災保険料 | マンションは年に4,000~5,000円 |
カギ交換 | 作業料金:8,000円+出張費 |
保証料 | 初回保証料は家賃の20~100% |
引っ越し費用
一人暮らしの家電類はコンパクトなので、持ち出ししたい物以外は新居で揃える方が引っ越し費用がかさみません。衣類など小物類は段ボールに収まる量だと宅配で送ることができます。自分でレンタカーを借りて運ぶなら、軽バンで6,000円~、ドライバンで15,000円~とかなり費用が抑えられます。
業者によって名称が違いますが、ボックスに入るだけの量の単身パックを利用すると10,000円~で、単身引っ越しminiサービスなどを利用すると13,000円~の料金で引っ越しができます。平均して、オフシーズンだと近距離で約3万5,000円、長距離で約7万円です。
繁忙期だと近距離で約5万円、長距離で約8万5,000円です。業者を利用する場合は、それぞれの業者の見積もりをとるといいでしょう。
▼さらに詳しい解説はこちら
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引っ越しする時に揃えたい家具
一人暮らしをする時に、これは必要だと思われる家具は寝具やテ―ブル、椅子、机、ライトなどです。自宅になければ、引っ越し先で購入してもいいでしょう
寝具
寝具はベッドか布団類です。部屋がワンルームのところも多く、ベッドが邪魔になることもあります。ベッドは折りたたみにするとコンパクトに片づけられます。また、折りたたみだとマットや布団もかびにくいです。折りたたみベッドは平均で10,000~20,000円かかります。
それ以外に布団一式は、家から持ってくるか新しく購入する必要があります。購入する費用としては、マットレスが約13,000円~、掛け布団が約10,000円~、シーツが約3,000円、枕が約3,000円で、寝具にかかる費用は約40,000円です。
テーブル
一人暮らし用のテーブルはコンパクトで、費用は平均3,000円~7,000円で購入できます。特に通販だと自分で組み立てるので安く購入できます。ローテーブルは部屋が広く見えて、動かしやすくコンパクトで一人暮らしにむいています。最初は必要なテーブルだけ買って、ソファーを後から購入してもいいでしょう。
椅子
椅子の相場は3,000円~5,000円です。高いテーブルなら椅子が必要ですが、ローテーブルなら椅子は必要ありません。椅子は折りたたみ式か机と合わせた椅子を購入した方が机の高さに合わせやすいです。椅子は店舗で座ってから決めることがわかりやすいですが、ネット通販を利用するなら高さの調節ができるものを選びましょう。
机
ノートパソコンならテーブルでもできますが、デスクトップパソコンなら机が必要です。システムデスクなら、本だなと机、椅子がセットになって平均1万円ほどで購入できます。省スペースを利用して使えるので、ワンルームでも狭く感じません。部屋の大きさや間取りを考えて、その中にうまく入る机を買う必要があります。
ライト
賃貸では、ライトはトイレや洗面所、風呂、玄関などは備えつきのところが多いですが、部屋の証明はついていない所が多いです。照明は平均で省エネタイプのLEDシーリングライトでも約5,000円ほどなので、ワンルームなら1個か2個買えばいいでしょう。
引っ越しする際に揃えたい家電製品
引っ越しする際に、これだけは揃えたい家電製品が冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器、掃除機、洗濯機です。それぞれの家電製品がいくらぐらいするかみてみましょう。
一人暮らしにいい冷蔵庫を選ぶ際にはワンドアより冷凍庫と冷蔵庫が分かれている2ドアの方が、冷蔵商品に霜がつかなくてすみます。どちらかを開けるので、電気代もワンドアよりかかりません。さらに、霜取りがついている間冷式の冷蔵庫がおすすめです。
直冷式だと霜がつくので霜取りが大変です。冷蔵庫の多くが上部が耐熱天板になっていて、電子レンジなどを置くことができるようになっています。その点も購入時に確認しましょう。冷蔵庫の大きさは、100~200ℓで自炊が多い人は200ℓの冷蔵庫を選ぶといいでしょう。
一人暮らし用の冷蔵庫の値段は平均約2万7,000円です。
電子レンジ
今では電子レンジが欠かせない家電製品となっています。お菓子作りが好きで、調理もレンジでするという人はオーブンレンジがいいですが、一般に温めや解凍くらいしか使わないなら、電子レンジ機能のみでいいでしょう。
電子レンジ機能のみなら、平均で1万円くらいで捜すことができます。多機能の電子レンジだと2万5000円くらい、オーブンレンジだと3万5,000円くらいしています。電子レンジは冷蔵庫の上に乗せられるように、冷蔵庫の天板の大きさを測ってから購入します。スリムな冷蔵庫の場合は電子レンジが大き目だと乗らない可能性があります。
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炊飯器
ガスで鍋でご飯を炊くことは減り、ほとんどの人が炊飯器を使っています。忙しい人にとって炊飯器は予約ができて、帰ったら湯気が立ち上るご飯ができ上っていると有難いですね。一人暮らしには1.5合炊きの炊飯器がありますが、少し大きめの3合炊きくらいが友達が来た時でも2人分炊けるので使いやすいです。
炊飯器には白米、玄米、おかゆ、無洗米など炊き分ける機能がついています。忙しい場合は、無洗米機能がついていると、すぐにスイッチを入れて炊き上げられるので便利です。マイコンジャーの中には銘柄によって炊き分ける機能もついている炊飯器があります。
内窯によっても炊き上げが違うので、それらの点を踏まえて、1万円ほどの値段で高い機能がついている炊飯器が選ぶことがポイントです。お米はタッパーやペットボトルで保存すると、すぐに計って炊くことができます。
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掃除機
掃除機を選ぶときは吸引力がいいものを選びます。吸引力はWで示され、ラベルとみるとわかります。目安として紙パックの掃除機は約500W以上、サイクロンの掃除機は200W以上だと吸引力が高いと言えるので、W数の高いものを選びましょう。
掃除機の値段はピンからキリまでありますが、一人暮らしだと、スティックタイプの掃除機が場所をとらないのでおすすめです。スティックタイプはサイズがスリムでコードレスもあります。掃除機の相場は平均8,000円~9,000円ですが、安いのであれば3,000円から高いのは50,000円ほどの掃除機もあります。もし部屋に置く場所があるなら、普通のキャニスタータイプの掃除機はきれい好きの人に向いています。
洗濯機
一人暮らしの洗濯機は平均30,000円くらいの全自動洗濯機を購入している人が多いです。ドラム式の洗濯機は50,000円ほどでありますが、ドラム式洗濯乾燥機は13万円~18万円とかなりコストがかかります。最近はコインランドリーが増えてきたので、洗濯をコインランドリーでするなら、洗濯機を購入する必要はありません。
洗濯機を選ぶときは、コストを考えるなら縦型の洗濯機で乾燥機がいいでしょう。数日ためて洗濯してもいい6kgくらいの大きさの洗濯機が適しています。ドラム式はコストはかかりますが、洗いでもすすぎでも水道水をあまり使いません。
初期費用の相場は家賃の6カ月分
引っ越し費用、揃えたい家具や家電製品をすべて合計した初期費用は約17万6,000円~約19万3,000円で、それに家賃が60,000円、敷金と礼金のそれぞれが家賃の1カ月分、共益費6,000円、前家賃2カ月分+共益費、仲介手数料0.5カ月分+消費税、鍵交換が2万円、火災保険が2年で2万円とすると、不動産の初期費用は31万8,400円で、家賃のだいたい5.5カ月分です。
もう少し、初期費用を抑えたい場合は、直接家主と交渉して礼金を安くしてもらうことです。5月や6月に残っている物件で、家主も早く借り手をつけたいと思っているかもしれないため、安くしてくれる可能性があります。あるいは、家電製品が揃っている物件を選んで初期費用を抑えることができます。
初期費用を抑えることのできる物件
初期費用を抑えることができる物件として、敷金や礼金が不要になるフリーレント物件があります。さらにフリーレント物件は入居してから1カ月から3カ月ほど家賃が無料になります。なかには6カ月間無料という物件もあります。
ただ、フリーレント物件は、立地や設備などの条件が悪い場合があったり、一定の期間内に解約をしたい場合違約金が発生することがあります。さらに、フリーレント期間の家賃に相当する分全額を請求されることがあります。
また長く住む場合は、家賃が高くなるのでかえって損をすることもあります。フリーレント物件を契約する際には、一定期間内に退去する際の違約金などについて尋ねておくといいでしょう。
一人暮らしするために必要な初期費用は一般的に家賃の6倍
初めて一人暮らしを始めるときに考えるのは、初期費用がいくらかかるかということです。初期費用は、一般的に家賃の6倍以上かかると言われており、30万円~50万円ほどかかります。
初期費用を抑えるためには、家主と交渉して礼金を下げてもらうように交渉したり、広告付き物件なら不動産業者に交渉して仲介料を下げてもらう交渉ができます。
また、家電製品がある賃貸物件を探すとかフリーレント物件を探すなどで初期費用は抑えられます。これから一人暮らしをする可能性がある人は、初期費用を捻出するために早めから計画的にお金をためておきましょう。