独身はメリットだらけなのか|メリットとデメリットを徹底解説
独身人生は楽しくてなにより楽である
独身は自分のために時間を使えてお金も自由に使えるというイメージがあります。家に帰って好きなことを誰にも遠慮することなくすることができます。結婚して他人と住むことを想像しただけで、気疲れしてしまうという人もいますね。
さらに、結婚には親戚付き合いなど厄介なものまでついてきます。独身はそのような厄介のことはしなくてもいいので楽です。しかし、独身は楽で楽しいだけなのでしょうか。独身のデメリットとはいったいどのようなものなのかを理解しておきましょう。
独身女性はなぜ独身を貫くのか
結婚するとお金も時間も自由に使うことができなくなります。独身はお金も時間も自分のためだけに使えるので結婚しなくていいと考えます。
自立し安定した収入があるとしなくても良いと考える
独身女性は好きなときに好きなことができ、友人たちと遊んだりプライベートの充実が計れます。また、食べたいときに食べて寝たいときに寝れたり、ごはんも外食やコンビニなどのお弁当を買ってきて食べればいいので、毎日の献立を考えなくてすみます。
また、テレビも自分な好きな番組をつけっぱなしで見放題。友人に誘われたときには、自分の予定が合うかどうかをチェックするだけですみます。
さらに、自分で稼いだお金も、自由に自分のために使えます。好きな洋服やカバンを買ったり、習い事をしたりと自分に投資することができるのです。
ずっと独身でいることのメリット
結婚すると独身のときの感覚では考えられない問題がいろいろとでてきます。独身生活と結婚生活との違いをまず知っておきましょう。
家庭に縛られないで生活できる
他人と家族になるということがないので、気疲れやストレスがありません。いくら好きな相手と結婚しても所詮は他人です。生活環境がちがう人と暮らすということは我慢が必要です。例えばごはんの味付けですが、味が濃いまたは薄いなどのことで、相手の反応を見て作る必要があります。
つまり、自分の好みよりも相手のことを優先をする生活をしなければいけないことで、ストレスは溜まっていきます。さらに子供ができたときには、自分のことはもっと後回しにしなければいけません。おしゃれも独身生活のようにはできませんし、育児のストレスを抱えることになるので、毎日気が休まる時間がありません。
嫁姑問題が起こらない
独身だと夫婦にならないため、嫁姑問題のような親族関係の煩わしさがありません。どんなに相手を愛していてもその親族とうまくやれるかは別問題です。子供が生まれると特に嫁姑問題が発生しやすくなります。孫のためにと甘やかす姑に対して、嫁は躾のために甘やかすことを嫌がります。
そのために、嫁姑問題に発展してしまう恐れがあり大きなストレスになります。また年末年始に親戚付き合いのために時間とお金を費やすことが増える場合もあります。
仕事とプライベートがとにかく自由
独身だと働いた分すべてが自分の財産ですので、使い道も自由です。エステに行ったり、自分の好きなところに旅行に行ったりなどと、プライベートを思う存分楽しめます。しかし、結婚をすると財産が家族のものとしてまとめられますので、好きに使えるお金が減りやりたいことを諦めることも多くなります。
独身の場合、仕事も誰も気にせず打ち込むことができます。これによりキャリアアップを目指すことができます。しかし、結婚して出産すれば、仕事を再開しても子供の体調や行事で思うように仕事ができなくなり、キャリアアップどころではなくなります。
独身であるが故のデメリット
独身は自由で気ままな生活ができますが、デメリットもあります。メリットだけでななくデメリットも知っておくことが大事です。
自分の生活を1人で養っていかないといけない
配偶者がいないということは、全てのことを自分でしなければいけません。すべての行動の責任は自分で抱え込むことになります。病気になった時も自分でどうにかしないといけませんし、年を重ねるにつれその責任が重くなります。
そして母親になることができません。子供との思い出作りや成長を楽しむ、ということを諦めなけれないけません。また生涯仕事を続けていかなければいけません。もし会社をリストラされたら、結婚をしていれば相手に頼ることができますが、独身の場合すぐに他の仕事を見つけなければ、生活することができなくなります。
万が一のことが起きた時に頼れる人がいない
独身でいると急な病にかかったときには、誰が身の回りの世話をしてくれるのかという問題があります。また亡くなったとき、葬儀や残った財産はどうするのかなど将来の心配もしなくてはいけません。兄弟がいる人は兄弟にあとのことは任せられますが、兄弟がいない場合だといろいろ考えておこなければいけません。
若いときには楽しい独身生活も意、外にも年を重ねるごとに悩みが増えます。
独身は出世に不利になることも
女性も仕事で活躍できる世の中になりつつありますが、それが独身となると肩身が狭い思いをしたりします。独身だから自由な時間がたくさんあると思われて、任される仕事の量が増やされることもあります。
さらに既婚者に比べると、独身者は経験不足と思われることもあるのです。
出産、子育てなどの経験をすると、女性は中身が大きく成長します。独身女性は中身がまだ未熟者だと思われてしまうのです。実際出世している人間は、既婚者が多いのも確かです。
既婚者は家族のために簡単に仕事を簡単に辞められなくなります。会社にリストラをされないように仕事を頑張ることが多いのです。そのため会社に貢献して出世する人が多くなります。
恋愛や結婚で変わること
独身生活では味わえなかった生活が恋愛や結婚すると味わえるようになります。結婚することで新たに得られることや経験などをチェックしてみましょう。
一人ではできなかったことができるようになる
結婚をするということは、決してデメリットばかりではありません。夫婦になることで扶養になれることやマイホームが手に入れることができます。また結婚すると、健康寿命が伸びるとも言われています。
理由はさまざまですが、たとえば相手のためにバランスの摂れた食事を作るようになるので、自然と健康になっていきます。
睡眠も隣に相手がいるだけで安心して深い睡眠になります。さらに子供を授かることで、愛情の変化など今までになかったことを感じられ、自分の親に対する思いも変化します。子供の時は煩わしく思っていた親が、自分が親になることで感謝することが多かったと気づかされます。
これにより、小さなことでも喜べるようになり、自分も成長することができ人間的にも変化してきます。
恋愛結婚という新たな人生設計も悪くないのでは
独身は自由に時間が使えお金も自分のためだけに使えます。また、プライベートの時間も充実確保できます。そして、自分だけのためにおしゃれを楽しむことができます。しかし年齢を重ねていくと、それを楽しいと思わなくなるかもしれません。
結婚にはいろいろ大変なことがあります。しかし悪いことばかりではなく、喜びを分かち合い、悲しみを半分にしてくれるという側面もあります。さらに、出産することで今までの自分とは違う見たことのない自分に出会えます。
独身で気ままな人生もありですが、好きな人と一生生活していくことも悪くありません。女性は出産できる年齢も限られています。年齢を重ねてから子供が欲しくなった場合、諦めざるを得ないことも考えなくてはなりません。
一生独身でいると決めてしまわず、後悔しないためにもう一度結婚のよさを理解し、人生設計を立て直すことも検討してみてはいかがでしょうか。