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「独身女性の気持ちと実態」結婚願望や幸せを得る方法は人それぞれ

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独身女性にも様々なパターンがある

厚生労働省の調査によると、女性の社会進出や、育児環境の問題などから、生涯未婚率は年々上がり続けています。「独身女性」といっても特徴はさまざま。人間性や生活スタイル、結婚や出産に対しての考え方も異なります。それぞれ独身女性のリアルな気持ちや実態を知り、独身女性の将来について考えてみましょう。

30代独身女性の特徴

30代独身女性は、仕事が充実し、独り暮らしが楽しいと思って日々生活しています。比較的、出産や結婚など周りの環境の変化が激しい時期ですが、自分は自分と、自立している考え方をもっている人が多い傾向にあります。

1人の女性としての自立

自立した女性は、仕事をしながら食事や洗濯などの家事もそつなくこなし、一人で生活をやり抜く力があります。独り暮らしにも慣れ、自由をしっかり満喫。毎日の生活スタイルがルーティン化され自分のペースも確立しています。誰にも合わせることなく思い通りに過せる日常が、だんだん楽に感じてきます。

休日の過ごし方もある程度パターン化され、充実した時間の使い方ができます。習い事や趣味で自分を高めるだけでなく、ネイルやエステなどでの外見磨きも怠りません。30代の独身女性は、自由に使える時間とお金があり、オンオフの切り替えがしっかりできる人が多い傾向にあります。

仕事にやりがいがある

30代で仕事をしている女性は、ある程度経験を積み、仕事に対し面白さを感じはじめているころ。仕事の要領をつかみ、人間関係が安定して、精神的に落ち着く時期でもあります。残業や、取引先との付き合いなどで毎日が忙しく、恋愛より仕事という考え方をもっている人が多い傾向にあります。

また、女性の社会進出から、女性が役職に就くことも増え、キャリアアップを目指す人も多く、今は仕事第一という人も少なくありません。任される仕事も増え、毎日やりがいを感じながら働いています。

楽しめる趣味がある

独身女性は、趣味などをもっていて、自分の時間を自分のために有意義に使います。例えば、運動の好きな人だと、ジム通いやヨガ、ゴルフやテニスなど。芸術系の趣味だと陶芸や読書、絵や写真など、内容は人それぞれですが、自分の好きなことをして充実した時間を過ごすことができます。

趣味のある独身女性は、趣味でそれなりに気持ちが満たされるため、一人でもとくに寂しさを感じることはありません。ペットを飼っている女性も同様です。自分とペットとの時間を楽しんでいるため、気持ちは十分満たされています。

芯が強い

ある程度の苦労を経験してきているため、精神面が鍛えられ、自立しているのも特徴です。目標もしっかりあるため、なかなか人の意見に流されるようなことはありません。こういった女性は独立心も強く、何事も人に頼らず、できるだけ自分で解決しようとします。

仕事に対してもプライベートに対しても、憧れる自分像が存在し、常に完璧であることを好みます。そのため、他人に隙を見せないようになり、より自分を繕ってしまう傾向にあります。

40代独身女性の特徴

キャリア女性が多く高収入で、貯金や資産形成などをおこない、ある程度余裕のある生活を楽しんでいます。恋愛や結婚願望については、強気な人と消極的な人で大きく二分化される傾向にあります。

男性に対しての理想が高め

恋愛に対しては、ある程度経験や知恵を積んだ分、慎重になる傾向にあります。付き合うなら、次は失敗はしたくないというのが本音。男性に対して求める条件やこだわりが増える一方、自分自身はまったく妥協しないため、理想がどんどん高くなってしまいます。そのため、たとえご縁があっても、もっといい人がいるはずと考えてしまい、出会いを逃すことも少なくありません。

なかには、次付き合うなら結婚前提と決めつけ、付き合う前から交際の先にある結婚を視野にいれ、男性選びをしてしまう人もいます。年収は数千万円以上・役職がついている人・身長は180cm以上・長男はダメなど、男性に求めるこだわりがどんどん細かくなり、恋愛から遠ざかっていく傾向にあります。

金銭面での余裕がある

キャリアアップを繰り返し、年収もアップ。将来や老後を見越して貯金や財産づくりなど、資産形成がしっかりできている人が多い傾向にあります。とくに結婚願望のない人は、マンションの購入を検討したり、保険をグレードアップしたりと、20代や30代にくらべ、お金の使い方が変わってきます。

金銭面で余裕があるということは、他人に頼らなくても生活ができるということ。贅沢ができる環境で、欲しいものがすぐ手に入り、行きたいレストランや旅行先があれば多少金額がかかっても、自分へのご褒美と称し、自分のお金で行くことができます。経済的に安定している女性は、ある程度の欲が満たされ、今の生活スタイルに十分満足しています。

恋愛にはネガティブ

年齢による肌や体力の衰えから、20代や30代のころと比べ、自分自身に自信がなくなる人もいます。こういった人は、恋愛に対して臆病になってしまい、なかなか自分から踏み出せなくなり、自ら恋愛から逃げてしまう傾向にあります。「どうせ自分なんか」と考えも卑屈になり、年々恋愛をすることに抵抗を感じてしまうようになります。

40代は、周りの環境の変化から、若いころのように紹介が頻繁にあるわけでもなく、気づけば既婚者ばかり。待っていてもなかなか出会いには巡りあえません。かといって、結婚紹介所への登録や婚活イベントなどに参加し動いてみても、すぐに相手がみつかるというわけでもありません。年齢とともに恋愛を諦めてしまう人が多いのも現状です。

20代で一生独身希望の人

20代後半は、ある程度仕事も落ち着き、少しずつ経済的にも安定。子どもを産むことにも適した年齢で、まさに結婚適齢期です。若者の結婚離れには、この時期に結婚願望が芽生えないことが理由の一つにあるようです。

周りの環境から勉強

周りの取り巻く環境に、結婚トラブルが多いほど、結婚に対し夢がなくなります。浮気や離婚、嫁姑問題など、結婚することで引き起こされるトラブルを耳にするたび、結婚は面倒で束縛されるものという悪いイメージが大きくなります。こうして、幻想の世界だった結婚が、どんどん現実的なものへと化していき、結婚願望がなくなっていきます。

また、周りに独身女性が多いほど、結婚願望はうすれていく傾向にあります。男性並みにバリバリ働きキャリアを積み、毎日が充実している独身女性の先輩は、20代の女性の目にはキラキラしてうつり、憧れを抱くようになります。自分の周りの既婚者と独身者をくらべ、自分なりにメリットやデメリットを考え、自分が目指す女性像をつくりだします。

早めの将来設計

20代で生涯独身を考えている人は、将来や老後のための資産形成がしっかりできている傾向にあります。一人で暮らしていくのに一番の不安といえば、金銭的な面です。20代のうちから、保険や投資などを利用し賢く資産を増やしている人は、金銭面で人に頼る必要がありません。

こういった20代は、30代・40代・60代・老後のシミュレーションがしっかりできています。生涯独身であることを前提に、将来設計をします。ここに急な結婚や出産というイベントが飛び込んでくると、せっかく考えた将来設計が崩れてしまいます。そのため、いい人が現れても、好きという感情だけでは動けず、結婚に対して慎重になってしまいます。

結婚したいと思える相手がいない

自立している女性が増える一方、男性への期待度が低くなり、結婚に対してのメリットを感じなくなります。そもそも結婚とは、結婚したいと思う相手がいないとはじまりません。結婚したいと思う相手には、自分にない魅力を感じたり、包容力や安心感を抱くものです。自立している女性は、今の仕事や生活にある程度満足し、自分への評価も高いため、男性に対しそういった感情はなかなか芽生えません。

「この人のためにご飯をつくってあげたい」や「この人の身の回りの世話をしてあげたい」という、「尽くしてあげたい」という感情が男性に対しうすいのも、結婚願望を低下させる要因になっています。出会う相手にもよるのかもしれませんが、そもそも結婚願望が低い人は、自ら出会いを求めようとしません。

独身でいたい女性の理由

独身でいたいと考えている女性には、それぞれ理由があります。独身でいることのメリットや本音を知り、独身女性の実態を探っていきましょう。

今の生活に満足している

独身でいたい理由の一つに、今の生活に不便がなく、それなりに充実しているため、一人でも幸せを感じていることがあります。仕事も順調で経済的にも安定、家事も問題なくこなし、休日は自分磨きに費やす。それに加え、健康で交友関係も広いとなると、孤独を感じることもないため、今更環境を変える必要がありません。

また、一人で過ごす生活に慣れ充実すると、今の安定している生活を壊したくないと考えだします。そうなると、一人でいることが好きになり、恋愛することが面倒になってきます。今の生活に満足するほど、独身でいたい、このままがいいという気持ちが高まります。

とにかく気楽でいたい

独身生活は、誰にも縛られることなく、自由に時間を使うことができます。例えば休日、趣味を満喫したり、買い物に出かけたり、家でまったり過ごしたり、時間をどう使おうと自由です。時間が自由に使えることは、気持ちにゆとりができ、日頃のストレス発散につながります。

結婚してしまうと、自由に使える時間はグッと減ります。基本自分のことは後回しになり、子どもや旦那様の身の回りのことが優先になります。自分のこと以外でしないといけないことが増え、一日が終わるのもあっという間。独身女性には、その生活が息苦しく我慢の連続に見えてしまいます。誰にも合わせることもなく、気楽に生活している今が幸せに感じます。

子育てをしたくない

子どもが苦手で子育てする自信がない人は、結婚願望もうすれ、生涯独身を選びます。ニュースなどで最近話題の保育園や幼稚園の待機児童問題、虐待、イジメ、教育資金の準備など子育ては苦労と悩みの連続です。子育てに対し、辛いイメージしかもてなくなると、子どもを育てる自信がなくなり、だったら結婚しなくていいという考えに落ち着いてしまいます。

子どもと結婚は、なかなか切り離すことができません。結婚してしまうと、たとえ子どもをつくる気がなくても、周囲は結婚の次は子どもというプレッシャーを与えてきます。結婚にはいろいろなカタチがありますが、本人たちの考えだけを貫くのは、なかなか難しいものがあります。そのため、子どもはつくらないと決めている人は、独身者が多い傾向にあります。

共同生活に向かない

他人との生活は、自分優先ではなく、多少の我慢が必要。独り暮らしに寂しさを感じず、満喫している独身女性は、人に合わせる生活を好みません。独り暮らしのときは、自由だった帰宅時間や寝る時間、食事の時間や休日の過ごし方などが、共同生活をすることで縛りがでてきます。また、テレビのリモコンの取り合いや、喧嘩した後など、日々の細かい部分も譲り合いが必要になってきます。

結婚生活は、二人で足りない部分を補い合い、支え合うもの。それを必要としない独身女性にとって、共同生活は、ストレスでしかありません。独り暮らしの気楽さを知ってしまえば、共同生活にはなかなか踏み切る気にはなりません。

家事が嫌い

共同生活をすると、他人の家事が増えるため、家事が苦手な独身女性は結婚願望があまりありません。独り暮らしのときは、したくない時はしない、と自分のペースでこなせていたものが、共同生活ではそういうわけにはいかなくなります。例えば食事。独り暮らしのときは、何日かコンビニが続いても何とも思わないですが、共同生活になると、多少の栄養バランスや品数を考えなくてはなりません。

掃除や洗濯も休日まとめてしていたのに、共同生活では汚れや洗濯物は倍の量になるのでこまめにしなければなりません。たとえ家事分担制にしたとしても、家事の量は増えます。家事が苦手な独身女性とって共同生活は、ただただ面倒なことが増えるものでしかありません。

親戚関係の付き合いをしたくない

結婚すると、親戚づきあいが増え、独身時代ではしなかった苦労をしなくてはなりません。嫁という立場は、お正月やお盆などで、相手方の実家に帰省した際、食事の準備や掃除などお義母さんの手伝いをしなければなりません。自分の親ではないため、やり方も味付けも異なり、合わせるのに大変気をつかいます。

親戚づきあいは、相手の両親だけではありません。相手に祖父母や兄弟、甥や姪がいれば、入学式や七五三、クリスマスや誕生日などイベントごとも増えます。その都度、お祝い金やプレゼントの用意、ご挨拶やお礼などが必要になります。結婚は、夫婦間だけの問題ではなくなります。気をつかうこと、やることが増える結婚にメリットを感じない独身女性も多いようです。

結婚したい独身女性の気持ち

独身女性の中には、結婚がしたい独身女性も存在します。そういった女性は、結婚したくない女性とは違い、結婚に対してプラスのイメージを持っています。

大好きな人と一緒にいたい

結婚願望がある独身女性は、人生のパートナーをみつけ、生涯好きな人とずっと一緒にいたいというのが本音。ずっと一人で生きていく強さもなく、結婚することで幸せになれると信じています。パートナーができることで、一生一緒にいてくれるという心強さや、経済的に余裕ができるという安心感が生まれます。大好きな人と一緒に過ごし、毎日の暮らしをより充実させたいというのが本当の気持ちです。

結婚願望の強い独身女性は、自然な出会いを待っててもなかなか訪れないことを知っています。結婚紹介所の登録や、お見合いパーティーへの参加など、婚活イベントには積極的に参加します。結婚したい独身女性は、結婚という夢を叶えるために、外見磨きや料理教室に通うなど、努力を惜しみません。

家族を持ちたい

結婚をして、子どもを産み、幸せな家庭を築きたいという独身女性も少なくありません。とくに周りに結婚して幸せそうな人がいると、家族をもちたいという気持ちが大きくなり、結婚に対してのイメージもよくなります。家族が増えるということは、コミュニケーションが増え、笑顔が増えるということ。食事のときも、テレビを見ているときも、何にもしてないときも、家族がいると楽しい時間になります。

家族をもつことは、自分の居場所を得ることにつながります。早く結婚して家族を持って落ち着きたいという独身女性は、安心感ある生活に憧れを抱いています。

出産して子育てをしたい

子どもが好きな女性は、自分の子どもが欲しいと思うのは当然のこと。好きな人と結婚し、その人の子どもを授かることが、女性にとって一番の幸せだと思っています。とくに30代、子どもがほしい独身女性は、出産のタイムリミットを考え、結婚をいそぐ傾向にあります。35歳を過ぎると、高齢出産となり、流産の確率などが一気に増えだします。

流れに身を任せこのまま仕事中心の生活を送るのか、真剣に婚活するのかによって、40代の生活環境が異なります。子どもが好きな女性は、なるべく早く結婚し、子どもを授かり、親に孫の顔をみせて親孝行したいというのが本心です。

独身女性が結婚できない理由

ここでは、独身女性が、なかなか結婚できない理由を探っていきます。独身女性の特徴の共通点がわかってきます。

自立し過ぎている

独り暮らしが長すぎて、自分で何でもできてしまうため、人の意見を取り入れにくく、プライドが高くなっている傾向があります。また、しっかり自立できている女性は、経済的にも安定し、日々の生活費はもちろん、老後のための資産形成もしっかり管理できています。人に頼る必要のない女性は、隙がなく、独身でも大丈夫そうにみえてしまいます。

男性からすると、守ってあげたいという気持ちが掻き立てられないため、結婚相手として選ばないというのが本音。結婚相手には、外見だけではなく、内側からにじみ出る優しさや母のような安心感、家庭的な雰囲気のある女性を好みます。自立しすぎている女性は、そういった女性と真逆にいると勝手なイメージを持たれがち。自立心がありすぎることが、結婚相手がみつからない原因かもしれません。

相手への理想が高い

年々結婚相手へ求める条件が高くなり、結婚を遠ざけている可能性があります。自分では理想は低いと思っていても、「この年で失敗したくない」「失敗できないという」気持ちから、年収や容姿が自分の理想と合致するか、いつの間にか男性を品定めしてしまっています。

男性を見るとき、長所を見つけるのではなく、短所を探しがち。相手を評価する前に、まずは自分自身を客観的評価をする必要があるかもしれません。結婚は、条件重視ではなく、相性や価値観が合う人を選ぶことが、長い結婚生活を送るコツ。それが、幸せな結婚生活につながります。

過去の自分にしがみついている

過去の恋愛経験をいつまでも引きずっている人は、結婚に対してマイナスなイメージがあり、結婚になかなか踏み切れません。例えば、過去の恋愛経験で嫌な思いをした人は、自分には男性を見る目がないと思い込んで、男性に対して消極的になりがち。また、周りの噂にすぐ流されてしまう人も、人を信じ切ることが出来ず、心のそこから恋愛を楽しむことができません。

逆に、過去に付き合った人が自分の理想通りの人で、別れてしまったことを後悔している人は、常に前の彼と比較してしまうため、出会いを無駄にしている可能性があります。その時の自分と、今の自分は年齢も容姿も状況も変わっています。ある程度柔軟にならないと、結婚は遠ざかるいっぽうです。恋愛経験が豊富な女性ほど、比較するものが増えてしまい、結婚相手を決めることが出来ない状況にあります。

自分の年齢

40代になると、30代ほど結婚を焦らなくなります。それは、出産のタイムリミットが関係しています。子どもが欲しいから結婚したいと思っていた女性は、出産が難しい年齢になると、結婚に対して求めるものがなくなります。とくに40代半ばを過ぎると、出産を諦め、一生一人で生きていくという選択をする人が多くなります。

出産を諦めるということは、女性にとってはそれなりの覚悟が必要です。子どもを諦めると決めると、結婚したいと思っていた気持ちが、いっきになくなります。

我が儘で強気

自己主張が強く、強気な性格の女性は、男性から結婚相手として好まれません。独り暮らしが長くなるほど、こだわりが強くなり、人のために自分を犠牲にすることが許せません。譲り合いができないため、相手は一緒にいると息苦しくなってしまいます。

こういった女性の特徴は、負けん気が強い・自分のペースを崩せない・謙虚さがない・神経質など、自分のルールやこだわりをもっている人が多いです。独り暮らしが長いと、頼れる人はいないという思いから自立心が生まれ、いつの間にか、強い女性になってしまっている傾向があります。

自分から動けない

積極性がなく恋愛に対して受け身すぎる女性は、恋愛の発展速度が遅いため、なかなか結婚にたどり着けません。自分から動けない女性は、傷つきたくないという思いが強く、自分を守りがち。成功するという確信がもてるまで、動くことができません。そのため、アピールもうまくできず、相手の気持ちを動かすこともできません。

男性は、会話がはずみ、笑顔が多く、前向きな考え方の女性といたほうが、居心地がよいです。あまりにも受け身すぎると、自分には興味がないのかなと思われてしまい、相手も壁をつくってしまいます。アピールがうまくできなくても、柔らかく話しやすそうな雰囲気を醸し出す努力は必要です。

自分に自信がない

容姿や過去の恋愛経験から、自分に自信がなさすぎる人は、暗い印象をもたれやすく、近寄りがたい存在になっている可能性があります。自信のない人は、基本人と目を合わせることを避け、うつむき加減。「どうせ自分なんか」という自虐的な考え方の人が多いのが特徴です。笑顔が少なく、常に無表情だと、誰でも冷たい印象を抱いてしまいます。

少し自信をつけるためにも、ファッションやメイクを勉強してみることも大切です。今の自分から脱出するという前向きな気持ちを持つだけでも、醸し出される空気が変わります。

独身女性が抱えている不安と悩み

何でも、いい面と悪い面があるように、独身女性にもいいことばかりではなく、悩みや不安もあります。それぞれが抱く「独身女性の不安」を紐解いていきましょう。

老後の生活

独身女性が最も悩むのが、老後の生活です。何が起こるかわからない老後。とくに金銭面や孤独に関しての悩みは尽きません。老後は、兄弟にはそれぞれの家庭があり、両親もいないということが想像できます。息子や娘、孫がいて楽しそうにしている人をみると、自分の孤独感はより一層高まります。

金銭的な面での悩みは、結構深刻です。独身女性全員がキャリア女性で、ある程度裕福で気楽な生活を送っているわけではありません。資金不足で、一生働いていかないといけない独身女性だって存在します。病気やケガなどで働けなくなったときのことを考えると、不安で押しつぶされそうになります。そうならないためにも、老後のための備えはできるだけ準備しておくことが大切です。

病気になった時の対処

独り暮らしで頼る人がいないと、病院に付き添ってくれる人や、入院時や病気のとき看病してくれる人がいません。大きな病気やケガをして動けなくなってしまったときも助けてくれる人がいないので、ヘルパーさんに頼るしかないため、気持ち的にも金銭的にも負担が大きくなります。

病気になったときは、精神的な支えが必要です。ひとりきりだと、励ましてくれたり、支えてくれる相手がいないため、頑張って治そうという気力がなくなります。元気なときは気楽でいいですが、病気になって弱くなってしまったとき、独り暮らしは孤独を強く感じてしまいます。

頼れる人が近くにいない

独身女性は、地域のイベントや集まりに参加することがないため、周りと接する機会が少なく、近所づきあいもありません。そのため、日々の生活で何かあっても頼れる人が少なく、年々不安な気持ちは増していきます。家族やパートナー以外でも頼れる人がいると、少しでも不安は軽減します。

若いころは何も感じないかもしれませんが、年を重ねるにつれ、頼れる人がいないということは気持ちを心細くさせます。将来のことも見据え、人付き合いは面倒がらず、こまめにおこないましょう。

周りからの誤解

独身女性は、周りから勝手なイメージを抱かれ、誤解を招きやすいことも悩みの一つです。結婚し子どもがいて毎日をバタバタ過ごしている女性にとって、独身女性は憧れ。独身女性にも、それなりの苦労や悩みがあるのに、「一人は自由でいいね」なんていわれてしまうと、言葉につまり笑い返すしかありません。

また、好んで独身女性でいるわけではないのに「なんで結婚しないの」と独身の理由を聞かれるのも、いい気分はしません。独身女性というだけで勝手なイメージを抱かれ、噂されることに、激しいストレスを感じます。

今の自分と向き合い将来を考えよう

結婚をして家族を持ちたい人、一生独身でいたい人、生き方は人それぞれ。どちらの生き方を選ぶにしろ、将来後悔しない方を選ぶことが大切です。一度、自分を客観的に分析して、現状満足しているのかどうか、将来このままでいいのかどうか、自分自身に問いただしてみましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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