冷え性の女性におすすめの靴下とは?上手な選び方と重ね履きのコツ
冷え性の女性が履くべき靴下はどんなタイプか
足先が冷えてなかなか寝付けないような経験をされている女性は多いです。季節を問わず寒暖差が大きな環境や生活習慣などが理由で、血行が悪くなり足先に血液がいかないケースがでてきます。
そんな足先の冷えを解消するには適切な靴下を選んで履くのが効果的です。冷え性の女性にうってつけの暖かくなる靴下の選びかたやおすすめをみてみましょう。
冷え性の方に向けた靴下の正しい使い方と選ぶポイント
冷え性対策に靴下を履くにはいくつかのポイントが存在します。
靴下の重ね履きは3枚まで
足先が冷えるからといって、靴下を5枚も6枚も重ね履きしている方もいますが、これはあまり意味がありません。重ね履きの何が重要なポイントかというと、空気の層を作り、適切な足の保温することが大事です。
このため靴下は2枚もしくは3枚程度で重ね履きで十分。これ以上履くと逆に血行を阻害したり、汗を蒸発できないため逆に冷えを生んでしまうケースもあります。
適切なサイズの靴下を2枚か3枚重ね履きするようにし、できたらそれぞれ1枚ずつ空気の層ができるように選ぶのがベストです。そのため内側には5本指の空気を通すような靴下を、外側には空気を通さないような素材のものを選びましょう。
靴下のサイズはゆったりめを選ぶ
次に大事なポイントが靴下のサイズで、おすすめは足に靴下の跡が残らないような締め付けのゆるいものを選びましょう。締め付けのきつい靴下を選ぶと、足先の締め付けで血行が悪くなり、足の血流が滞ります。結果として、冷え性の症状を悪化させるだけになるので、締め付け感のある靴下は冷え性にはよくないです。
レッグウォーマーのような着圧タイプのものもありますが、足の大きな血管を締め付けてしまうため、むくみや冷え性の症状になってしまうので注意が必要です。靴下は適度な締め付け感のあるものよりややゆったりめのものを選ぶようにしましょう。
就寝時の靴下は逆効果になる場合も
就寝時に足先が冷えて寝付けないという理由で靴下を重ね履きする方も多いとは思いますが、おすすめはできません。
理由は寝ているときには自然な血流の循環が起こって体温を維持しており、締め付けのある部分に血流が滞りやすいこと。できるだけ就寝時は靴下を履かないようにし、布団などで調整するほうがよいです。
湯たんぽや足先に毛布を重ねるなど、いろいろ靴下を履かなくても足先が冷えないようにする方法はあります。
どうしても足先が冷える場合には、血流を滞らせないような靴下を1枚履くようにしましょう。この場合も締め付けのきついものではなく、普通に立ったらずれ落ちるぐらいゆるい靴下を選ぶとよいです。
重ね履きをするときの注意点とポイント
重ね履きをするときには注意点とポイントに気をつけないと逆に足先が冷えるかもしれません。
素材に注意する
空気の層を作り、自然な熱で足先を温めることが大事なポイントですが、注意しなくてはいけない点があります。
これは同じ素材の重ね履きで、絹と絹だと空気の層ができなくて、温められた空気が逃げていくこと。また綿と綿の場合には空気の層が何層にもできて温められすぎてしまうので、汗をかき逆効果です。
理想的なバランスは内側の靴下には絹を、外側の靴下には綿を履くことです。
通気性のよい絹が汗を逃がし、綿が汗を吸うので長時間の重ね履きでも暖かい状態を維持しやすくなります。3枚重ねる場合には外側には空気を逃がさないものを、内側には通気性のよい素材を組み合わせると効果的です。他には履くだけで空気の層になってくれるウールなどの素材もあるので、それぞれの素材を組み合わせて上手に履いてみましょう。
汗をかいた靴下は取り替える
足裏には汗腺が多く、少しでも熱を持つと汗をかきます。汗をかくこと自体代謝をしているので、悪いことではありません。
しかし放置していると熱を奪って冷えを起こしてしまうこともあります。こうなると逆に温めるどころかかえって足元を冷やしてしまうことになるので、汗をかいたら靴下を取り替えることがおすすめ。
重ね履きをする場合には汗をかくペースが速くなるので、少なくてもお昼休憩のときに取り換えるなどして対応したいです。
このケースでは全ての靴下を履きかえることをおすすめします。汗の乾いたあとには老廃物もあるので、においのケアなどの面から最低2セットもっておき、汗をかいたら履き替える癖をつけておきましょう。
5本指ソックスを組み合わせる
5本指ソックスを内側に履き、指をある程度自由に動かすことによって指の付近の筋肉が動き血流を促し、血行がよくなります。また密着度が高いので、より冷えにくく蒸れにくいという性質があり、血流の促進と共に冷えに有効です。
素材は綿のものを選ぶとより効果的で、重ね履きをする際にも足先が冷えにくい構造になり、保温に役立ちます。血行の促進と冷えにくさや蒸れにくさにおいて5本指のソックスを内側に履いておくのは効果的です。
冷え性の女性におすすめの靴下
冷え性対策に特化している素材や構造の靴下を3つおすすめします。
桐灰化学 足の冷えない不思議なくつ下 ハイソックス
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0098FRAHE” title=”桐灰化学 足の冷えない不思議なくつ下 ハイソックス 厚手 足冷え専用 フリーサイズ 黒色 1足分(2個入)”]
断熱エアヒート繊維といういろいろな素材の組み合わせで空気の層を靴下内部(厚みのある5mmパイル)に作り、重ね履きをしているような効果を与えるハイソックスです。靴下の中の構造に細かく細工してあり、靴下を履いている足の温度を魔法瓶のように温めます。色はベーシックに使えるグレーとブラックで、外に見えても気にならないハイソックスです。
サイズもフリーサイズで思ったより弾力があり、締め付けすぎない点も見逃せません。外側には吸湿性の素材を用いており、汗をかいても蒸れにくく、温かさをより維持しやすくなっているもの。履き心地もこのため非常によいという口コミも多く、多くの冷え性の悩みを解決します。
くらしきぬ 内絹外ウール靴下 / 重ね履きセット (M)
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00GJ4MUUE” title=”くらしきぬ 冷えとり靴下 4足セット【日本製】シルクとウールの重ねばきソックス (ベージュ)”]
内側の素材はシルクの5本指ソックス、外側にはウールの理想的な二層構造になっている重ね履きセットです。天然の素材のよさは汗の吸い取り具合が違うと評判。
シルクの素材は内側の重ね履きには通気性のよさ出他の素材を上回ります。ウールの温かなぬくもりは外側の空気を閉じ込め、足先を冷えから守るもの。締め付けもきつくなくMサイズでは22センチ~25センチ対応です。
この靴下にさらにウールの靴下を履くと3枚履いているのに5枚履いているような保温力を発揮します。動かない人はこのように重ね履きしてみるとよいでしょう。白色のシンプルなデザインもどのような服装に合わせやすいです。
hiorie(ヒオリエ) 日本製 冷えとり靴下 内絹外綿ソックス
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00CYBREK2″ title=”hiorie(ヒオリエ) 日本製 冷えとり靴下 内絹外綿ソックス <Mサイズ> 2足セット 5本指+カバーソックス 杢チャコール シルク”]
内側がシルク100%で通気性がよく蒸れにくく、外側に綿100%で吸湿性に優れており、長時間の着用でも足は温かく常に快適に過ごせるソックスです。中間にあたる部分に伸縮糸を入れており、肌に絶妙にフィットします。締め付けもこの伸縮糸の部分だけなのでサイズを間違いなければ大丈夫です。
内側の5本指のソックスは変わりませんが、外側の面のソックスは7種類の色があり、使い分けもできます。
このソックスは冷えに苦しんでいる女性の大きな味方になり、重ね履きをしていますが、外見からもそのように見えないのがよいところです。MサイズとLサイズがあるので、足の大きさに合わせて調整しましょう。
上手に靴下を履いて冷えを軽減しよう
靴下は冷え性の軽減に役立ち、適切な靴下を選択することでより快適に日常から冷えを取り除けます。重ね履きのコツやポイントを押さえ、締め付けの少ないものを選んでみましょう。
おすすめした靴下はどれも冷え性の軽減に役立っています。自分の冷えの状態に合わせて適度に重ねてみるとよいでしょう。上手に素材のよさやメリットを活かして、冷えの軽減に努めましょう。