生活雑貨

帆布トートバッグの特徴と選び方。おすすめとお手入れ方法をチェック

丈夫で使いやすいと評判の帆布(はんぷ)トートバッグ。素材が同じでも、触ってみると厚みや手触りがそれぞれ違い、選ぶのが難しいアイテムでもあります。帆布の特徴を知り、お気に入りの逸品を見つけてください。正しいケア方法も併せて覚えていきましょう。

帆布トートバッグが欲しいが選び方が分からない

普段使いに最適で、素材感が楽しめる帆布のトート。実際にいざ選ぼうとすると、その種類の多さにおどろいてしまいます。大きさ、形、色、そして生地の厚さ。好みや使用シーンに合わせ、さまざまな選択肢があります。

帆布トートの特徴や選ぶときのポイントを押さえ、おすすめのバッグを参考にして、自分にとって「使える」トートバッグを探してみてください。

帆布トートバッグの魅力

合皮や革とはまた違う、帆布ならではの魅力を知りましょう。

丈夫で気兼ねなく使える

文字通り「帆布」は、かつて船の帆に使われていた、とても丈夫な布です。軽くて、当然水に強く、濡れても染みにくいという性質があります。綿や麻など、天然の素材をより合わせた強い糸で平織りしているため、厚みのある摩擦に強い布地です。

帆布を使用した鞄は、通気性と耐久性に優れているため、傷や劣化を気にせずに日常使いできるのがメリット。鞄のほか、靴や油絵のキャンバス、テント、野球のベースなど、丈夫さや耐久性が求められる場面で、帆布は幅広く使用されています。

エイジングを楽しめる

エイジングとは、経年変化のこと。帆布は、使い込むほどに独特の味が出てくるという特徴があります。レザーと比べ、比較的早くエイジングが進むのも帆布の魅力のひとつです。

帆布の経年変化を「エイジングキャンバス」と呼びます。最初は硬くハリのある生地ですが、使用していくうちに馴染み、色にも変化が現れます。色が褪せていくもの、濃くなっていくものなど、染色や加工の方法でエイジングも様変わりします。経年変化にこだわりたいなら、エイジングキャンバスについても事前にリサーチしておきましょう。

帆布トートバッグの選び方

欲しい機能を絞ってから探すと効率的。お気に入りのひとつを見つけやすくなります。

帆布ならでは生地の厚さを選ぶ

帆布は、使用されている糸の太さによって1~11号に分けられ、番号が小さいほど糸が太くなり、生地が厚くなります。基本はJIS規格によりますが、メーカーオリジナルの号数が使用されていることもあります。「糸が太い」とは、「より合わせる糸の数が多い」ということになります。

実例として、11号帆布では2本の糸を1本に、2号帆布では7本の糸を1本により合わせて使用します。経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の太さが違う号数もあります。また、糸が変わると、生地の厚さだけでなく風合いも変わるため、好みの号数を見つけましょう。鞄に多いのは4・6・8・9・10・11号です。

大きさを選ぶ

小さめのワンマイルトートバッグと呼ばれるものから、ノートパソコンが入るビジネス用につかえるようなもの、さらにはちょっとした旅行にも使える、大きめのバッグまで。いろいろな種類の中から、用途に合わせたものを選びましょう。使用シーンを想像して、バッグに入れたいものを考えると、自然と必要なサイズが分かります。

形で選ぶ

トートバッグには「横型・縦型」「マチが広い・狭い」「開口部留め具あり・なし」「底鋲(そこびょう)あり・なし」「内ポケットあり・なし」といった選択肢があります。

出し入れのしやすさなら横型、電車などで邪魔にならない形なら縦型。留め具はファスナーかマグネットか、何もなしか。荷物の量で必要なマチの広さは変わります。底鋲があると自立しやすく、荷物を衝撃から保護できます。機能と同じくらい、デザインも重要です。用途や好みで選びましょう。

帆布トートバッグおすすめ

個性豊かな、おすすめトートバッグが勢ぞろいです。

ARTS&CRAFTS エイジングキャンバス/2WAYトート

定番のBASIC TOTEをひと回り小さくし、ショルダーベルトを付けた2WAYタイプのトートバッグ。メイン素材のキャンバスは6号帆布を使用し、チェストナット(栗)とミモザから抽出される「ベジタブルタンニン」で染めています。
ベジタブルタンニン染めは、ヌメ革と同じく経年変化で色が濃くなってくるのが特徴。使い込むほどに味わいが出て、育っていくキャンバスです。サイズはW300×H300×D200mm。内ポケットはファスナー1つ、オープン2つ。開口部はボタン留めのベルトです。

TAKEYARI 2号帆布トートバッグ横型

タケヤリだけの特厚2号帆布を採用した、トートとショルダー2WAYの大容量バッグ。サイズはW340×H285×D160mm、持ち手の高さは120mm。本体は、デニムのような色落ちが楽しめるコットン100%。持ち手は牛革、ショルダーベルトはPUレザー(合皮)です。価格は23,000円。

カットオフ(切り放し)の縁は、使い込むことでフリンジ調に変化します。ステッチでほつれは止まり、使い手によって違う、世界にひとつしかない形に。ショルダーベルトは裏表で柄が違い、ファッションに合わせて変えることができます。

スロウ 2WAY トートバッグ colors 2way tote bag SLOW 49S113F

スロウ トートバッグ 2way tote bag colors 49S113F khaki

スロウ トートバッグ 2way tote bag colors 49S113F khaki

23,100円(10/11 05:46時点)
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旧式力織機を使い、時間をかけて織られた「8号倉敷帆布」を使用。水を弾くパラフィンとオイルを加熱して混ぜ、キャンバス生地に浸透させた「オイルドコットン」は、使い込むほどに独特な経年変化が楽しめます。

前面・背面の両方に、大容量で便利なあおりポケット付き。メインのコンパートメント(収納部分)には、スナップポケット1つ、オープンポケット2つが付いていて、機能性は抜群です。付属革には、フルベジタブルタンニン仕上げの純正ヌメ革を使用。サイズはW330×H360×D135mmで縦長、持ち手の高さは90mmです。

21,000円(税抜き)、ユニセックス仕様で男女どちらにもおすすめです。

6SHiKi(ロクシキ) Earthマルチトート TA-ER005

9号帆布に張りを出すパラフィン(ロウ引き)加工を施し、ハンドルにはヌメ革を使用。持ち手とショルダーの2WAYですが、肩掛けの際に持ち手が邪魔にならない、すっきりとしたデザインになっています。内側には、A4サイズOKの大ポケット1つ、小ポケット2つ、キーリング、ボトルホルダーがあります。バッグ本体はB4サイズまで収納可。

ノートパソコンやお弁当もそのまま入る広めのマチで、使いやすさは抜群。サイズは400×H270×D170mm。18,360円(税込み)です。

【参照リンク:https://store.kurashikihampu.co.jp/products/detail/1969?】

吉田カバン PORTER / CORE トートバッグ

タフな素材感が魅力のオリジナル帆布生地と、クラシカルなデザインを組み合わせて、オールブラックで仕上げた「PORTER CORE」シリーズの2WAYトート。表は4号キャンバス(ウレタンコーティング)、裏は10号キャンバス、ハンドルは耐久性に優れる牛ステア仕様です。サイズはW400×H320×D170mm、開口部はボタン留めのベルト。価格は24,500円(税抜き)です。

倉敷帆布クラシックス Giboshi Tote (ギボシトート)S

光沢があり丈夫なコーマ糸で織り上げた「6号倉敷帆布」と、牛ヌメ革を使用し、帆布でありながらおしゃれで都会的な雰囲気ある、やや小ぶりのトート。腕に掛けても、肩に掛けても様になります。色展開は4色。サイズはW(上部)350(下部)240×H220×D120mm、持ち手の高さは180mm。内ポケットはオープン2つ、ファスナー1つです。開口部は、使わないときは内側に収納できるベルト。価格は13,500円(税込み)。

【参照リンク:https://store.kurashikihampu.co.jp/products/detail/1188

帆布トートバッグのお手入れ方法

きちんとメンテナンスして、長く使っていきましょう。最適なお手入れ方法について詳しくは、商品の説明書きやメーカーのホームページを参照してください。

普段のお手入れはブラシで汚れを落す程度に

防水加工をしているものがほとんどなので、できるだけ水洗いはしないようにしましょう。普段のお手入れは、乾いた布や柔らかいブラシでホコリを落とすくらいでOK。軽い汚れを落としたいときは、水で薄めた中性洗剤(蛍光剤や研磨剤を含まないもの)を布に含ませ、叩くようにして拭き取りましょう。

最後に、固く絞った布で水拭きをして完了です。洗剤が残ると黄ばみの原因になるので要注意です。小さい汚れは、白い消しゴムで消えることも。覚えておくと役立ちます。

水洗いする時は中性洗剤でぬるま湯洗い

汚れが気になる場合、必ず洗濯表示を確認してから、ぬるま湯か水に中性洗剤を入れ、バッグ全体を浸して、押し洗いします。揉んだりこすったりするのはNGです。色移りの心配を避けるため、他のものと一緒には洗わないようにしてください。

汚れやすい持ち手部分だけを洗いたいときや、ひどい汚れがあるときは、ブラシやたわしに中性洗剤や固形石鹸を含ませ、部分的にこすり洗いをします。こすりすぎには注意して、色落ちに気を付けて行いましょう。

洗濯機やクリーニングは避ける

洗いもすすぎも、手で行うのが原則です。洗濯機の使用は、生地への過度な負担になってしまい、風合いを損なってしまうほか、型崩れ、色落ちなどの原因になり得ます。エイジングを楽しむために、あえて洗濯機を使うワザもありますが、それでも脱水はしないほうがベター。クリーニングも、どうしても利用したいなら、鞄専門の業者に依頼しましょう。

風通りの良い場所で日陰干し

水洗いした際は、タオルドライなどで水気を切ってから、シワを伸ばして日陰干しします。雨などで濡れてしまった場合も同様にします。日光に当てると色褪せの原因になるので避けましょう。湿気でカビたり、傷んでしまうことがあるので、バッグ使用後は毎回、荷物を出して中身を空にしてから、風通しのよい場所に保管するようにしてください。

こだわりの逸品からお気に入りをみつけよう

メーカーのサイトを調べてみると、それぞれのバッグにこだわりがたくさん詰められています。そんな中から、自分の求める機能を満たす商品に出会えたなら、正しいメンテナンスを行い、大切に使っていきましょう。

革製品と同様にエイジングで育てることができるのも、キャンバストートの魅力の1つです。愛着の湧く、いいものに巡り合えるように、お気に入りを探してみてはいかがでしょうか。


LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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