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ミシン台はどう選ぶべきか。気をつけるポイントと自分に合う種類とは

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ミシン台はどう選んだらいいか知りたい

ミシン台を選ぶときは、自分がどのような頻度でミシンを使うのかなど、今後のミシンを使うプランに合わせることが大切なポイントです。それと同時に、どこに置きたいかを決めて、置くスペースのサイズを測っておきましょう。

ミシン台にも種類があり、選び方は人それぞれです。別の用途でも使えるテーブルにするのか、スペースに余裕がないのでなるべくコンパクトなものにするのか、収納付きのミシン台にするのかなど。場合によっては、置くスペースがなければミシン台を購入せずに今あるテーブルで代用するという選択肢も出てくるかもしれません。

ここでは、自分に合うミシン台の選び方、ミシン台の購入の際に気をつけること、DIYでミシン台を作る方法などをまとめています。ミシン台の購入を検討している方は参考にしてみてください。

ミシン台の選び方

ミシンを使う頻度などを考えながら、どのようなミシン台を使ったらよいかをイメージしましょう。

本格的にやるなら専用のミシン台がいい

本格的にミシンを使いたいなら、専用のミシン台が便利でおすすめ。ミシンがスムーズに使えるように考えられているミシン台は、ミシン本体だけでなく、裁縫道具、糸、ボビン、生地などのグッズがたくさん収納できるスペースがあります。部屋の中にミシン専用コーナーを作りたい方におすすめです。

ただし、専用のミシン台はスペースを取ってしまうのが唯一のデメリット。置くスペースが少ない方は、折り畳み式の机もチェックしましょう。価格は一般的なテーブルよりも少し高めですが、快適に作業するにはあったほうがよいです。

頻繁に使わなければワークテーブル

毎日のように使うのであればミシンの道具などを身近に収納できる専用テーブルが便利ですが、ミシンを頻繁に使わなければワークテーブルでもよいでしょう。ワークテーブルなら選択肢が多く、折り畳み式などのコンパクトになるものがあるので、収納スペースに限りがある方にもおすすめです。

ミシン作業以外にも、アイロンがけ台として、PCデスクとして、勉強机としてなど、さまざまな用途で使えます。価格は大体2万円以下で、1万円を切るほどにお値打ちなものもあるので、「リーズナブルな価格で手に入れたい方」、「他の用途と兼用で使いたい方」、「省スペースになる折り畳み式を求めている方」は、ワークテーブルを検討しましょう。

滅多に使わなければ家にあるダイニングテーブル

滅多に使わなければ、わざわざミシン台やテーブルを用意する必要はありません。その場合は、家にあるダイニングテーブルをミシン台代わりに使いましょう。兼用にすれば場所も取らず買い足さなくてもよいです。

ダイニングテーブルに限らず、ちょうどいい高さのテーブルが家にあれば活用しましょう。ただしポイントがあります。ミシンを使っているときには、縫う音が大きくて気になるものです。振動が音の原因になるので、振動を減らすために足が太いテーブルを選ぶとよいです。さらに、テーブルが重いほど安定感が出るので、重量も確認しましょう。足が太くて重量があるテーブルであれば、振動がなくなり快適に使うことができます。

ミシン台にはどんな種類がある?

ミシン台には種類があるので、以下を参考にして自分好みのミシン台を選びましょう。

ワークテーブルのミシン台

ワークテーブルのミシン台であれば、ミシン台としてだけではなく作業台としても使えます。ワークテーブルであれば選択肢が広いので、置くスペースに合う好みのサイズのテーブルを選ぶことが可能です。

大きなサイズのワークテーブルを選べば、ミシンを置いたままにすることもできます。残りのスペースでアイロンがけをしたり、手縫いをするスペースとして活用したり、勉強机など全く別の用途でも活用できるので便利です。小さなワークテーブルの場合は、別の用途でも使いたい場合にその都度ミシンを収納する必要があります。

折り畳み式のミシン台

折り畳み式のミシン台は、使っていないときは天板を折り畳むとコンパクトになるので場所を取りません。置くスペースに余裕がない場合におすすめです。

折り畳み式のミシン台は、キャスター付きで楽に移動できるものが多く、使い終わったら天板を折り畳んでからコロコロと動かして邪魔にならない場所に置いておくこともできるので便利です。チェアも折り畳み式のものにすれば、収納がさらにコンパクトになります。

収納付きのミシン台

ミシン台専用として販売されているものは、ミシンや糸やボビンなどの細かいものを収納できるチェストや棚などが付いているものも販売されています。収納付きのミシン台は、必要なものや専用のものをしまっておくことができるので使い勝手がよいです。

糸やボビンを小分けに収納できる仕切りが付いているものなど、いろいろな収納付きのミシン台があります。収納できる容量も商品によって違うので、収納を重要視している方は、ミシン台を購入する前にどのように収納したいかをイメージしておくとよいでしょう。

アンティークのミシン台

ミシン台もインテリアの一つにしたいという方は、アンティークのミシン台がおすすめ。凝ったデザインが多く、置いているだけでも雰囲気があっておしゃれです。

アンティークのミシン台といえばアイアン素材の足が多いことが特徴。シンガー社のアンティークは曲線のフォルムが美しいものがあり、ジャノメやリッカー社のアンティークにはモダンな直線的なフォルムのものがあります。最近では、本物のアンティークではなくアンティーク調にデザインされたミシン台が安く販売されているので、好みのデザインと予算とのバランスを考えて選ぶとよいでしょう。

ミシン台を買うときに気をつけること

買ってから後悔することのないように、ミシン台を買う時に気をつけることを確認しておきましょう。

まずは頑丈なこと

ミシン台を買うときには、頑丈かどうかを必ずチェックしましょう。ミシンを動かすと振動があるため、安定感があるものがいいからです。

頑丈なミシン台を選ぶコツは足をみること。足が太いミシン台は安定感があるのでおすすめです。また、ミシン台が重ければ重いほどより安定感が増すので、足が太く重いミシン台であることが理想です。さらに、天板の厚みや素材もよく確認しましょう。すぐに傷になったり割れてしまいそうなものはNG。重いミシンを置いても耐えられる頑丈な天板であることも大切です。

作業しやすい長さにする

ミシンよりも1回り以上大きい方が、祭壇や道具が置けて便利なので、作業しやすい長さにするとよいです。どうしても大きいサイズが置けないのであれば、折り畳み式のものを選ぶなどして対応しましょう。

折り畳み式でも、広げた状態で作業するのにじゅうぶんな長さが確保できていれば問題ありません。大きな布を縫うときもミシン台が小さいと不便です。大きければ大きいほど便利に使えるので、スペースに余裕がある限りは、なるべく大きいサイズのミシン台を選んだほうが、作業はしやすくなります。

自分の身長に合わせた高さにする

自分の慎重にあわせた高さにすることも大切。高さがあっていないと使いづらくなります。理想の高さは「身長×0.25-1+身長×0.183-1」です。
たとえば、身長が158cmの方であれば、「158×0.25-1+158×0.183-1=66.414」となるので、約66cm~67cmくらいの高さのミシン台にするのが理想的。この高さを目安に選ぶと、長時間ミシンの作業をしていても疲れにくいです。

気に入ったものがなければDIYしてみよう

もし気に入ったものがなければ、自分で作ればよいのです。DIYでミシン台を作ることも検討しましょう。

カラーボックスをDIYする

カラーボックスを二つ(収納付きの足)と、好みの板一枚(天板)を用意してDIYをすることで、収納付きのテーブルが完成。この方法であれば、わざわざ別に収納スペースを作らなくても確保できます。

最後にペイントや壁紙シートを貼るなどしてアレンジすれば、自分好みのデザインに仕上げることが可能です。カラーボックスは安く手に入るので、予算が限られている方にもおすすめ。さらに、置きたい場所にピッタリのサイズで作ることができるのもメリットです。

一から設計して自分好みにDIY

DIYに慣れている方なら、一から設計して自分好みにDIYするのもあり。手間はかかるものの、自分好みのものを作ることができるというのは大きなメリットです。

素材やデザインなどの細かい部分も全て自分の思い通りになり、世界に一つだけのオリジナルのミシン台を作ることができます。見た目だけにこだわるのではなく、重いミシンを置いて、さらに使っているときの振動にも耐えられるような頑丈なテーブルにすることが前提だということを忘れないようにしましょう。

自分にあったミシン台を見つけて楽しく作業しよう

自分に合うミシン台を見つけたら作業が楽しくなります。ワークテーブルを選んだら別の用途でも使えて便利、収納付きのミシン台であればミシンや細かいものも収納できてすっきりするなど、どのようなミシン台を選んだとしてもそれぞれにメリットがあります。

収納スペースに余裕がなければ、折り畳み式を選ぶという選択肢もあります。もしくは、DIYで好みのサイズとデザインのミシン台を作るのもよいでしょう。置くスペースが全くないのであれば、今あるダイニングテーブルをミシン台として使用するという方法もあります。

ミシン台を選ぶときには、見た目やサイズにこだわる前に、頑丈なものを選ぶということを忘れないようにしましょう。足が太く重さのあるミシン台を選ぶのがおすすめです。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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