「逆プロポーズ」を成功させるには。オススメな言葉や方法を知ろう
女性からの逆プロポーズを成功させる
「お互い結婚を考えていても、いい年になったけど彼はまだ結婚を意識していないようだ。いっそ自分から思い切って行動に起こそうかな。でも、女性からのプロポーズなんてあまり聞かないし、実際どうしたらいいんだろう。」
こんなことを考えて悶々としている女性はいないでしょうか。多くの女性にとって結婚はなるべく若いうちにしておきたいものでしょう。彼との交際も順調で、生活も安定してきた30代前後の女性なら尚更です。世の中で逆プロポーズを成功させた先輩の女性達は、どのような言葉で彼の心を動かしたのでしょうか。逆プロポーズをする際のコツをみてみましょう。
逆プロポーズの現状と男性の意見
一昔前は、逆プロポースなんてとんでもない、という意見が主流でしたが、最近の傾向はどうも違うようです。一体最近のプロポーズを巡る状況はどのように変化しているのでしょうか。そして女性からの積極的なプロポーズを男性はどのように思っているのでしょうか。
逆プロポーズは増えている
女性の社会進出と晩婚化が進む近年では、女性の方から男性にお願いするいわゆる「逆プロポーズ」は増加の傾向にあります。その背景として、女性の社会進出に伴い強まってきた男女平等の価値観や、「草食男子」などに代表される消極的な男性が増えてきたことが背景にあると考えられています。
男性は逆プロポーズをどう考えるのか
積極的に求婚する女性を男性はどのように考えているのでしょうか。結論からいうと「アリ」です。
ある意識調査で男性に逆プロポーズは有りか無しかを尋ねたところ、8割以上の男性は女性からの逆プロポーズはアリだと考えているとの結果が得られました。理由としては、プロポーズは必ずしも男性からしなければならない訳ではないという意見や、女性からの愛情を感じることができて嬉しいといった意見がみられます。
プロポーズを受ける側の男性にも昔ながらの「女性は男性が守る」とか「男性がリードする」という感覚は薄く、かわりに男女平等の価値観が根付いているということが分かります。
逆プロポーズを成功させるためには
逆プロポーズをしてもおかしくない時代になったとはいっても、まだまだ女性側からのプロポーズは定着しておらず、どうすればよいのか迷ってしまう方が大勢いるのか現状です。プロポーズを成功させるためには事前に準備が必要です。
まずは自分の気持ちを整理
基本的なことですが、プロポーズとは相手と一生暮らして行きたいという告白です。一時の焦りや恋愛感情でプロポーズをしてしまうと、自分も不幸になるし相手にも多大な迷惑をかけてしまいかねません。
相手に告げる前にまずは自分が本当に本当にこの人と結婚したいのか、今がベストなタイミングかなど、一度立ち止まって自分の気持ちや状況と向き合ってみましょう。
相手の意思を見極める
彼がプロポーズをしてこないのは、ただ単に優柔不断で言い出せないだけなのか、それとも本当に結婚の意思が全くないのでしょうか。プロポーズの前段階として、自分だけではなく相手の考えの見極めも、ある程度は必要になります。
男女平等になったからといっても男性の中にはまだまだ家庭を持って家族を養うという意識が強く、結婚にプレッシャーを持っている場合も多いようです。なかなかプロポーズが無いのも、ひょっとしたら彼の方でもプロポーズをするタイミングを伺っていたり、人生設計がしっかりしているからこそ今は行動に起こさないのかもしれません。
責任があるからこそ躊躇してしまう男性がいる一方で、プロポーズの際に一番困ってしまうのが結婚の意思がない男性です。このタイプの男性に逆プロポーズすることはとても辛い結果に終わる可能性がありますが、彼との関係に白黒つけてスッキリとしたいのであれば、思い切ってみるのも一つの手段です。
ベストタイミングを狙う
自分の気持ちを整理し彼の様子も確認したら、次はプロポーズするのにベストなタイミングを検討しましょう。男性は仕事や趣味など何かに集中していると結婚のことまでは考えることができません。男性が結婚を意識しそうなベストタイミングを見極めましょう。
例えば、仕事が無事成功を収め昇進したり収入が安定したとき、男性は自信を持つことができ家庭を持つ心の余裕ができます。そんな時こそ結婚を囁いてみては如何でしょうか。
そして、あなたというパートナーの必要性を感じている時。これも絶好のチャンスです。体調を崩したら看病してくれた、一緒に居て安心して和んでいる時、このような時彼はパートナーに対して有り難みを感じているはずです。
焦らず落ち着いてプロポーズする
逆プロポーズに限らず、何か特別な告白をする時は誰でもドキドキして混乱してしまいそうになります。しかし、そこで焦りのあまりガツガツしてしまったり、脅すようないい方はNG。プロポーズは相手に気持ちが通じなければいけません。心の動揺を抑えて、相手の気持ちや状況をよく考えて、落ち着いてプロポーズするべきです。
心を動かす逆プロポーズの言葉とは
これまで順調に逆プロポーズをする準備を重ねてきました。いよいよ勝負、と行きたいところですが、どのような言葉を使えば彼の心を動かすことができるのでしょうか。ここでは効果的なセリフをいくつか紹介します。これらを参考にして、あなたと彼に合った素敵なプロポーズの言葉を検討してください。
シンプルに伝えるド直球の言葉
まず定番なセリフは「結婚して下さい」。女性からのプロポーズはする方も緊張しますが、される側も驚くものです。ストレートに結婚の意思を伝える言葉は、回りくどい言葉を並べるよりもわかりやすく、真剣な気持ちを理解してもらいやすくなります。まさに告白の王道、シンプル・イズ・ザベストです。
彼をキュンとさせる可愛い言葉
「お嫁さんにして下さい」など、ストレートながらも相手をきゅんとさせる可愛らしい言葉も、男性の心に届きやすいです。女性の場合シンプルすぎる言葉だと少し潔すぎる感じがして、「私が引っ張って行く」という印象を与えてしまう可能性もありますが、これならマイルドな印象になり男性を上手く立てつつ自分の要求を伝えることができます。
幸せを感じさせるほっこりとした言葉
「おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒にいたい」など、幸せが続くことを感じさせる言葉は、二人でごはんを食べているときなど、彼も幸せを感じていそうな場面にぴったりです。二人でリラックスしている時、和んでいるタイミングでのプロポーズを考えている女性には、この言葉をおすすめします。
包容力をアピールする言葉
収入力があったり、家事育児など家庭を積極的に支えることに自信がある女性は、「あなたを幸せにします」というセリフなどはいかがでしょうか。この言葉は、包容力と芯の強さを伝えることができます。少し優柔不断ないわゆる草食系な彼なら、あなたのこの言葉にとても勇気付けられることでしょう。
結婚に対するプレッシャーを壊す言葉
男性が結婚に今一つ踏み出せない理由の一つとして、「俺が家族を養わなければ」、「彼女を不満なく幸せにしなければ」というプレッシャーがあります。そんな様子が伺える場合には、「贅沢はいらない、あなたがいればいい」など、女性の方から相手の結婚に対するプレッシャーを壊す言葉を投げかけてあげることも一つの方法です。
何気なく結婚を意識させる自然な言葉
デートをしている時に家族連れをみて、「あんな家族に憧れる」など自然なシチュエーションで結婚したい気持ちを伝えるのも効果的です。この方法のよい点は、普段からさりげなく「あなたとの結婚を意識しています」という意思表示になるということ。
しかし、このさりげない言葉は下手をすると彼に気がついてもらえない可能性や、結婚を考えていない相手には引かれてしまったり、はぐらかされてしまう可能性があります。残念な結果にならないよう、逆プロポーズの前の観察を入念にしておきましょう。
逆プロポーズの時に贈りたいプレゼント
男性からのプロポーズの場合、ここで婚約指輪を渡すことがよくありますが、女性からの場合にも何か贈物をしても素敵な思い出になります。
財布や時計など普段使いのアイテム
女性の場合、美しいアクセサリーや心のこもった花束などロマンチックなプレゼントを好みますが、多くの男性は実質的なものを喜びます。腕時計や財布、キーケースなどは普段使いでき、結婚後も長く使えるため思い出の品となりますので、男性へのプレゼントにはおすすめです。
名前や記念日などを刻印したアクセサリー
相手がアクセサリーが好きなら、シルバーのネックレスやブレスレットなどにイニシャルや記念日などを刻印してプレゼントするのもよいでしょう。いつも身に付けてもらえば逆プロポーズをした日の思い出がずっと続き、分かりやすい愛情の印となることでしょう。
逆プロポーズで大きな一歩を踏み出そう
今の時代は、さまざまな事情から結婚をためらう男性がいる中、逆に女性からプロポーズをしても全くおかしくありません。互いの気持ちと状況をしっかりと把握したら、思い切って人生の新しい扉を開いてみてはいかがでしょうか。