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夫婦が納得できる小遣い制の採用方法を知ろう|管理の仕方のコツとは

夫婦のお金に関しては、話し合いと互いの理解が重要です。でも、どのような点について話し合えばいいのでしょうか。将来の貯蓄のためにも、お互いに不満が生まれない夫のお小遣いの決め方や、お金の管理のコツについて知っておきましょう。

夫のお小遣いをどう考える

家計の話をした時、夫婦間でも考え方のすれ違いが生まれるとトラブルや喧嘩のもとになります。夫のお小遣いについて考えた時も同様で、お互いが納得した金額を設定し、円満に話し合いを進めたいものです。

夫婦の数だけ収入やお金の使い方がありますが、夫が1カ月に使える金額はどのくらいが妥当なのでしょうか。自分の家庭のお金の使い方を考えた時、よその夫婦のお金事情も参考にしてみるといいでしょう。

さまざまな家計の管理の仕方のメリットやデメリットを理解し、自分達夫婦に合ったお金の使い方を探ってみましょう。そのうえで、夫のお小遣いの設定金額も検討してみてください。

さまざまな夫婦のお金事情

夫婦のお金の事情は、親しい友人であってもなかなか聞きにくいことです。夫のお小遣いが一般的にはいくらほどなのかも知りたいかと思いますが、まずはよその夫婦達がどのようにお金を管理しているのかを見ておきましょう。

どちらが家計を管理するか

2014年にオリックス銀行が行った「家計管理の実態に関するアンケート調査」(※)によると、家計の管理を妻が行っているという家庭は56.2%、夫が行っているという家庭は29.3%、2人で共同で管理しているという家庭が13.8%という結果が出ました。

【参照:http://www.orixbank.co.jp/news_archive/141107.html

妻が家計を管理する場合

妻が管理すると、家計管理の時間がとれることや、食事や生活に関する家事を主に行う妻の方が、費用を細かく把握できるというメリットがあります。

一方、夫が自分で稼いだお金を自由に使えないことや、生活が圧迫されたときに妻のお小遣いを後回しにするというデメリットもあります。

夫が家計を管理する場合

自分で稼いだお金の用途が明確になり、お小遣いも自由に設定できます。妻の方は、毎月決まった額の生活費を渡してもらうので、1カ月の生活費の使い道の予定を立てやすいというメリットがあります。

一方、食品の価格高騰など予期せぬ出費が続くとき、夫がお金の管理をしていると咄嗟の対応が難しいという点や、自由に設定していた夫のお小遣いの内訳が不明瞭なため、不満を抱えた妻とのトラブルに発展しやすいというデメリットもあります。

収入や家族構成によって変化する

妻、夫、どちらが管理してもメリットやデメリットが挙げられますが、どちらが管理するかは働き方や収入、家族構成によっても変化してきます。

夫だけが働いて妻が専業主婦の場合、管理はどちらかがするという家庭が多いです。

共働きの場合は夫婦それぞれに収入があるため、それぞれが別の財布を握ってお金を管理する家庭もあれば、夫婦で話し合いをして収入や家事分担に応じた生活費を出し合ったり、通帳を1つにまとめてしまいどちらかが管理するなど、様々な方法があります。

収入が多ければ、それだけ収入からお小遣いに当てられる割合も多く設けられます。しかし、子供がいる家庭の場合、いくら収入が多くても子どもの将来のためにお小遣いは抑えるという考えの家庭もあります。

いずれにしても、夫婦間でよく話し合い、共通の考えをもつことが大切です。

お小遣い制を採用するパターン

お金を管理している妻が、毎月決まったお小遣いの額を夫に渡すという方法です。

妻がお金を管理するので決められた予算内でやりくりがしやすいほか、お金の管理が苦手な夫の場合は毎月の自由になる金額が決まっているため、使いすぎないという点で管理がしやすいです。

必要に応じてお金を渡す都度渡し

お小遣い制ではなく、夫がお金が必要になった時にお金を渡す、都度渡しを採用している夫婦も多いです。お金を管理している妻が、夫が何にお金を使っているのか分かりやすいという点で妻に不信感が生まれにくく、無駄遣いが減るので家計も引き締まります。

一方で、管理されている旦那の方が息が詰まってしまい不満が生まれるので、上手くやらないと長続きしないということがあります。

夫が妻に家計を先渡しするパターン

夫が家計を管理している場合は、お給料が出たら毎月の生活費や妻の小遣いを妻側に渡します。

夫は稼ぎの内訳が明確になり管理がしやすいですが、妻の側は夫の収入やお小遣いの内訳が分からないので、不信感を抱くことがあります。

別々に財布の管理をするパターンも

共働きの場合、無理に家計を1つにせず、収入や家事分担の割合を考慮した上でお互いに必要な生活費を出し合い、貯蓄や財布の管理は別々にするという方法を採用している家庭が多いです。

自己責任で財布を管理しなければいけない一方、好きなようにお金を使えるので、ストレスがない方法です。

しかし、夫婦で使い方や貯蓄について話し合いをしておかないと、一方が貯蓄をしていなかったり、収入が少ないのに生活費を多く負担している、もしくは収入に見合った生活費を出しているのに家事分担の割合がおかしいなど、不満を抱いたりトラブルに発展することがあります。

夫婦間でしっかり意見をすり合わせておきましょう。

お小遣い制を採用するメリット

様々な夫婦のお金の管理の仕方がありますが、どれもメリットやデメリットがあります。お小遣い制を採用しようと考えている方は、そのメリットを確認しておきましょう。

貯金がしやすくなる

夫婦どちらかがお金をまとめて管理するので、世帯収入や保険、ローンなどの金額がすべて明確になり、お金の管理がしやすくなります。

そこから決まった額のお小遣いを渡すので、毎月きっちり決まった額の貯金を貯められます。

無駄遣いを減らせる

お小遣い制を採用すると、決まった額の中でやりくりをしなければいけなくなり、買い物の時には本当に必要なものなのか取捨選択をするようになります。

結果、無駄遣いを減らすことができるのです。浪費の原因となるギャンブルや、衝動買いも減らすことができます。家の中に不要なものが増えなくなり、快適に暮らせるというメリットも生まれます。

お小遣いの範囲でなら自由に買い物できる

お小遣いという限られた金額の中でということにはなりますが、相手の許可を得なくても自分の意志で自由にお金を使うことができます。

その都度、必要な金額を渡す方法だと、相手に許可を得なければならず、時には難色を示されることもあるでしょう。相手のお金の使い方に口を出したくもなるので、それがお互いにとってストレスになってしまいます。

お小遣い制ならストレスが溜まらず、自分で好きなようにお金を管理できます。大きな買い物がしたいというならなおさら、お小遣いのなかでも節約してやりくりをし、購入するので妻から口出しされることもありません。

お小遣い制を採用するデメリット

お小遣い制にはメリットがたくさんある一方で、デメリットもいくつか挙げられます。どちらも踏まえた上で、お小遣い制を採用するか決めたいところです。

夫のモチベーションが下がってしまう

稼ぎ頭が夫の家庭の場合、妻に財布を管理させて自分はお小遣い制だと、その金額に納得ができないこともあるでしょう。

いくら頑張って働いてもお小遣いの額に変化がないと、仕事や家族サービスなどのモチベーションが下がってしまいかねません。

使い道の分からないお金が出やすい

小遣いの範囲内で自由にお金を使えるので、ストレスなく過ごすことはできる反面、夫婦間でのお金の使い道について情報の共有がしづらくなり、使い道が分からないお金が発生することがあります。

お小遣いの範囲では自由にと考える反面、配偶者が無駄遣いをしているようであれば、管理している側には不満が生まれてしまうこともあります。

それらを踏まえたうえで、小遣い制にするかどうか決めましょう。

夫のお小遣い金額の相場は

お小遣い制を検討している方にとって、よその夫婦のお小遣いの金額の相場はとても気になるかと思います。人それぞれではありますが、おおよその相場は知っておきましょう。

男性会社員全体のお小遣い平均額

新生銀行が行った「2017年サラリーマンのお小遣い調査」(※)によると、男性会社員の平均のお小遣いは約3.7万円という結果が出ています。

全体の結果はこのようになっていますが、未婚や既婚、子あり子なし、年齢などもバラバラなので、次の見出しからは詳細な情報を紹介していきます。自分の家庭に近い情報も参考にしてみましょう。

共働きの家庭のお小遣い平均額

夫婦共働きの家庭の夫のお小遣い平均額は、子供のいない家庭では42,116円、子供がいる家庭では30,083円という結果が出ています。

子供の養育費や進学費用の貯蓄のことなどを考えてなのか、子供がいる家庭とそうでない家庭では12,000円ほどのお小遣いの差があることが分かります。

妻が専業主婦かパートの場合

妻が専業主婦かパートの家庭の夫のお小遣い平均額は、世帯の収入も少なくなるため、子供がいない家庭では31,977円、子供がいる家庭では32,254円という結果が出ています。

意外なことに、子供がいる家庭の方がお小遣い額が多少多いことが分かりました。

※資料参照→http://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2017/170626okozukai_j.pdf

お小遣いの金額を決める方法

夫のお小遣い制を選択した場合、家計の支出を把握し、将来のための貯蓄のことも踏まえて小遣いを決めていきます。夫のお小遣いの額を決めるための具体的な方法を確認してみましょう。

まずは家計の詳細をしっかり把握

月収や毎月の収入など家計全体の詳細を、管理する側だけでなくお互いがしっかり把握しておくことが大事です。

そうすることで、お小遣い制になった夫も納得ができる金額に決まるし、どの程度お金が残り、毎月どの程度の貯蓄ができるのかが分かります。

夫側がお小遣いを増やしてほしい時も、どの部分を削るべきなのか話し合い、夫婦で協力しながら節約ができます。

お小遣いの使い方を話し合う

お小遣いは貰ったけれど、会社の付き合いや飲み会、お昼のお弁当代、資格取得にかかる費用までお小遣いから算出しなければならないのでしょうか。それでは、もしかしたら夫側が納得できないかもしれません。

どこからどこまでをお小遣いで支払うのか夫婦で相談し合い、金額と一緒にその範囲も決めておくと、トラブルを回避できます。

取り決めの後でも、この部分はお小遣いでまかなって欲しい、こちらは家計から出してほしいなど、問題が起きたらその都度話し合いをしましょう。

目安は手取りの10~20%まで

あくまで一般論ですが、お小遣い額の目安としては、手取り収入の10~20%までと決めておくといいと言われています。

その範囲の中で、どこまでをお小遣いでまかなうのか(昼食や飲み会等)ということや、趣味にかかる費用などのライフスタイルを考慮して、金額を調整してみてください。

お金を管理する妻は、そのお小遣いにはどんな使い道が含まれているのかをしっかりと把握しておくと、後のトラブルを防ぐことができます。

定期的に話し合って見直す

収入や支出は変動することがあります。夫のお給料は昇給しているのにお小遣いがいつまでも固定額だと、夫のモチベーションが下がってしまう原因にもなります。

また、物価の値上げや子供の進学などで支出が増えているのに夫の小遣いが固定のままでは、生活を圧迫し貯蓄ができないなどの悩みが出てきます。

お小遣いに関しては、定期的に話し合いの場を設けて見直すことが重要です。お互いが納得した金額を設定できるようにしたいですね。

お小遣い制を成功させるポイント

上記でもありましたが、お小遣い制にはメリットもあればデメリットもあります。夫婦間での話し合いや理解が重要なお小遣い制。成功させるポイントを押さえて、お互いが気持ち良く生活できるようにしましょう。

お金について同じ目標を持つ

貯蓄はお金を使うことを我慢しなければならないため、ただ漠然と行っていてもモチベーションが上がりません。

子供の進学、老後の蓄え、旅行、マイホームなどの様々な目標があるから頑張れるのです。夫婦でお金を管理するのだから、将来どのようにお金を使いたいか目標を共有することが大切です。

一緒に頑張ることで相手の主張もお互い聞き入れられるようになるし、限られた金額の中でやりくりをしなければならないお小遣い制も、納得して受け入れることができるようになります。

お金について隠し事をしない

相手はこんな贅沢をしている、こんな無駄遣いをしている……使用用途が不明なお金がお互いにあると、懐の探り合いになります。どんな詳細なことでも相手に明かすことで、妻にはお金の使い方に関して意外とすんなり受け入れてもらえたり、逆に無駄遣いを指摘してもらうことで夫が気がつけることもあります。

お小遣いになると、限られたお金で我慢をすることになります。自分だけ我慢をしているという気持ちになると、不満が貯まりお小遣い制は成立しません。夫婦間でよく話し合いをし、お金に関することは隠しごとのないようにしたいですね。

現在の手取り、借金やキャッシング関しての情報は特に共有が必要です。都合の悪いことを隠して後からばれてしまった時、夫婦間の信用は一気になくなってしまいます。

お互いに納得できる決め方をしよう

お金に関する話し合いは、夫婦間でも決めるのが難しいことかと思います。

しかし、後からトラブルになって不満がでないようにするためにもよく話し合って、家計の管理はどうしていくのか、お小遣い制を採用するのか、金額はどのようにするのか決めてましょう。

お金に関する嘘や隠しごとは、夫婦の信頼関係を崩してしまう原因になりかねません。必ずよく話し合い、お互いが納得できる決め方をしてください。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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