• HOME
  • 結婚
  • 婚約指輪の予算相場や、失敗しない選び方

婚約指輪の予算相場や、失敗しない選び方

結婚

婚約指輪を買いに行こう

婚約指輪は、これからの人生を共にする二人の愛の証。結婚情報サイトのアンケートによると、婚約指輪はカップルで買いに行くという人が65%を超えるという結果でした。そして、お店に足を運ぶ前に結婚情報誌や結婚関係のサイトなどで下調べをしていく人が多くなっています。では、婚約指輪の下調べをするときに、どのような事を調べておくとよいのでしょうか?後悔しない満足のいく婚約指輪を選ぶためのポイントを順に見ていきましょう。

婚約指輪の選ぶ基準

相場は10万円から30万円

婚約指輪選ぶときにまず知っておきたいのが指輪の値段。相場はどのようになっているのかを見ていきましょう。次の結果は、公式結婚情報サイトが行った購入金額のアンケート結果です。

10万円未満:8.8% 10~20万円:26.7% 20~30万円:17.4% 30~40万円:16.9% 40~50万円:10.8%  60万円以上:14.7%

婚約指輪を購入した、20代から40代の男性に購入価格を調査したものですが、もっとも多い価格は10万から20万です。婚約指輪は月収の1か月くらいのものを選ぶ人が多いようです。

また、年齢別のデータからは次のようなことが分かりました。

20代では、30万円までが50%を占めています。30代では、30万円前後が多くの割合を占めています。また、40代では30万~50万までの占める割合が他の年代より多くなっています。

厚生労働省の賃金に関する調査によると、年代別の賃金の平均は「20代は約20万円、30代は28万円、40代では38万円」となっています。

これらのデータから年齢層や収入により婚約指輪の購入金額が変わってくることが分かりました。一方、60万円以上は20代では約12%、30代では約14%、40代では約19%と年齢層を問わず高額帯の割合はアップしていることがわかりました。

「婚約指輪は月給の3か月分」といわれていた時代もありましたが、現在は変化しつつあることがわかります。

ブランドで選ぶ

まず、高額な買い物である婚約指輪で重視したいのはブランドです。有名ブランドには歴史があり、長年の信頼を大切にしているので、品質に対する安心感があります。また、接客でも購入者の希望を引き出してくれるための知識も豊富です。二人の愛の証である婚約指輪の購入。お気に入りの店で経験豊かな店員さんと共に婚約指輪を選び購入することは、気持ち良く婚約指輪を選ぶ上で大切なポイントです。

では、人気のブランドにはどのようなものがあるでしょうか?

I-PRIMO(アイプリモ)

ブライダル雑誌などの人気ランキングでよく目にするブライダルリング専門店です。石の買い付けを自社でおこなう品質へのこだわり、オリジナルデザインなど、種類も充実しています。コーディネーターによるサポート、アフターサービスもしっかりしているところは、ブライダルリング専門店ならでは。コストパフォーマンスの高いブランドです。価格は17万3000円から。

Cartier(カルティエ)

1874年にパリで創業以来、多くの国の王室御用達です。ハイクラスジュエリーとしての品格があり、女性なら一度は身につけてみたい美しさです。老舗のハイクラスジュエリーですが要望にも対応してくれ、価格は20万円代からと幅広い価格帯の商品があります。

Tiffany & Co.(ティファニー)

1837年、ニューヨークで創業。オードリーヘプバーンの「ティファニーで朝食を」にブルーボックス。ティファニーとその名を聞くだけで女性の胸をときめかす歴史ある名門のブランドです。世界中でクオリテイーの高さは認められています。こちらも、ハイクオリティーブランドですが、20万円代から多くの価格帯のものがあります。

MIKIMOTO(ミキモト)

ミキモトというと、真珠のイメージがありますが、ジュエリーの技術の高さは世界でも認められています。今では、パリ、ニューヨークといった確かなブランドだけが店を構えることが出来るエリアに軒を連ねています。日本人のきめ細かい仕事がジュエリーの高品質の信頼を得ています。価格は20万円代から。

LAZARE DIAMOND(ラザール ダイヤモンド)

1903年ニューヨークで創業以来徹底したクオリティーを追及するブランド。原石の調達を自社でおこない、加工一切も自社でおこなっています。『世界三大カッティングブランド』と称され、ダイアモンドの美しさに徹底的にこだわっています。王族にも会いされてきた輝かしい歴史あるブランドです。洗練したトップブランドですが、こちらも20万円台から購入できます。

4℃ BRIDAL(ヨンドシーブライダル)

ファッションジュエリーとしても人気のブランド4℃ですが、その技術はブライダルジュエリーとしても洗練されています。シンプルなデザインなだけ技術の高さは際立ち、ハイクオリティーな仕上がりです。付け心地もよく長く愛用したくなるブランドです。価格は16万円から。

カラット数よりデザイン重視

婚約指輪をスムーズに選ぶためには、デザインを重視するのかダイヤにこだわるのかなど、何を重視するかをあらかじめ考えておくことが大切です。

ジュエリーショップ『トレセンテ』、トレンド情報誌サイト『マイナビウエディング』のアンケート結果によると、両方のアンケート結果の6割以上の人たちが、デザイン重視という結果が出ています。では、デザインには、どのようなものがあるのでしょうか?婚約指輪には基本の形というものがあります。デザインの形は石の大きさや配置によって次のように分けられます。

ソリティア

婚約指輪の定番。1粒の宝石(ダイヤが多い)のみをセットしたもの。立て爪で留めるデザインが人気です。アームのデザインで個性を出すことが出来るので、アームのデザインも豊富です。石がポイントとなるためダイヤの品質にこだわる人も多い。

メレ

中心となる宝石の周りにデザイン名のメレと呼ばれる0.03カラット以下の小粒のダイヤを配置したデザイン。メレダイヤの配置の仕方によってアレンジが豊富に選べるのでセミオーダーでオリジナルを作ることもできます。

パヴェ

パヴェとはフランス語の「敷石」という意味。アームにメレダイアを並べた豪華な見栄えのするデザインです。中央に大きめの宝石をセットすることもできるほか、メレダイヤを敷き詰めるデザインにもできます。

エタニティ

同じサイズのカットダイヤをアームに並べたもの。『永遠の愛』を表現するデザイン。アームを一周して終わりのない愛を表現したフルエタニティとハーフエタニティがあります。

デザインも重要ですが、ダイヤの品質もやはり婚約指輪選びには欠かせない重要な要素。そこでダイヤについても見ていきましょう。

ダイヤの品質を決めるのは、「4C」という4つの要素によって決まります。

Cut(研磨)

研磨の状態を示すもので、最高のEXCELLENT・VERY GOOD・GOOD・FAIR・POORまで5段階に分かれています。

Color(色)

無色なほど良いとされランクが落ちるほど黄色が濃いくなります。最高ランクDEF(無色)・GHIJ(ほとんど無色)・KLM(わずかな黄色)・N-R(薄い黄色)・S-Z(黄色)5ランクに分かれています。

Clarity(透明度)

最高ランクFL(鑑定士が10倍にしても無傷と認める)・IF(10倍でも微少。無傷に近い状態)・VVS(10倍にしても発見困難な傷がある)・VS(10倍にしてVVSより発見しやすい傷がある)・SI(10倍だと発見できる傷がある)・I(肉眼でもわかる傷がある)6段階に分かれています。

Carat(重さ)

カラットは大きさでなく、重さの単位です。重さ0.2グラムの石を1ct(カラット)と言います。大きさにすると、1ctは約6.5mm、0.2ctは約3.8mmになります。

結婚情報誌ゼクシィのアンケートによると、購入した婚約指輪のダイヤは0.2~0.3ctが37.1%、0.3~0.4ctが26.2%と、全体の3分の2の人が、0.3ct前後のものを購入しています。

ct数アップをすると、予算も大幅にアップを考えなくてはいけません。おおよその目安として、0.3ctの指輪でば30万、0.5ctでは50万、1ctでは100万といわれています。

このように、ダイヤの品質というのはこれらの要素があわさって決められています。どこを重視してどこを妥協するかというのも判断のポイントです。知識として頭に入れておいた上で実際のジュエリーを見ると、それぞれの要素の違いが実感できるでしょう。気になるポイントというのは人によって違いがあるので、判断基準を理解したうえでお店に足を運んでください。

また、ジュエリーショップにはダイヤの品質を保証する鑑定書があるので、来店の際には確認しておきましょう。

予算ありきより希望とすり合わせ

ここまで読んでいただいて、婚約指輪を選ぶには多くの選ぶためのポイントがあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。これらのポイントをふまえて婚約指輪を選ぶのですが、後悔しない選択をするために、また予算オーバーをしないためには次の順に進めていくことよいでしょう。

まず、婚約指輪についての下調べを行ってください。重視したいポイントを中心に婚約指輪について調べていくと、自分が求めるイメージができていきます。そして、そのイメージの指輪の相場感ができればその時点で予算決定をします。ここまでできれば、実際に婚約指輪を見に行きましょう。

予算10万円台でおすすめの婚約指輪

それでは、実際にどのような婚約指輪があるかをご紹介します。いずれも婚約指輪の人気ブランドです。いろんなタイプのものを選びました。

A DEUX アドゥ エンゲージリング 3-13104-0.2ct

アドゥの特色は、有名ジュエラー注目素材のパラジウムを使用していることです。パラジウムはプラチナと遜色ない輝きを放ちながらプラチナよりは硬度が高いので傷がつきにくい金属です。アレルギーも出にくい素材としても知られています。価格は8万円台から。

4℃ BRIDAL アクアニティコレクション

アームのラインが優しく上品な印象をあたえるとともにダイヤモンドの美しさを引き立てます。『ふたりが出会った奇跡とオーロラの神秘的な輝き』をイメージしたデザインです。価格は18万円。

銀座ダイヤモンドシライシ スマイリングチェリー

名前に込められた「スマイリング」は女性のきらきらした笑顔をイメージしたものです。そんな笑顔あふれる愛らしい存在でみんなを幸せにしてくれる花々のイメージを重ねました。「チェリー」には、シンプルな中に凛としたイメージです。価格は19万円から。

予算30万円でおすすめの婚約指輪

10万円クラスより贅沢感のある予算30万円までのおすすめの婚約指輪です。婚約指輪で人気のブランドのなかからいろんなタイプの婚約指輪をご紹介します。

MIKIMOTO DGR-923R

ダイヤの美しさが引き立つソリテールリング。やわらかさをだしたアームのデザインは女性的で優しい印象です。中石のダイヤモンドは0.18~1.25ctと幅広い選択が可能です。価格も20万円台からお求めいただけます。

銀座ダイヤモンドシライシ Plume Cheri

Plume Cheriとは、「羽」の意味を表す「plume」と「最愛の人」という意味をあらわす「Cheri」が合わった言葉です。石座につながるアームの部分に空間をつくることにより、羽をイメージさせるデザインになっています。価格は27万円から。レメありは28万円からです。

GINZA TANAKA コトアコト Pt950 エンゲージリング

「コトアコト」(Cote a cote)とは、フランス語で「寄り添って」を意味します。この言葉に込められたアームのデザインに愛の象徴のダイアモンドが輝きます。この婚約指輪にはこれからの二人のこれからの人生が寄り添い合って輝き続けるようにとの願いが込められています。価格は27万円から。

EXELCO エクセルコ ダイヤモンド ヌーベル マリエ

「ヌーベルマリエ」とは「花嫁」という意味のフランス語です。ブーケを包み込む花嫁をイメージにデザインされました。”愛を込めて贈る光の花束”は永遠の二人の愛となって輝き続けます。価格は29万円から。

EXELCO DIAMOND 公式HPはこちら

憧れのブランドのエンゲージリング

老舗名門の女性憧れのブランドを紹介します。長い歴史の中で多くのストーリーを紡いできたロマンあふれるジュエリーは親子に伝えられる飽きのこない見栄えのする逸品です。

TIFFANY&Co. ティファニーセッティング

創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーはダイヤモンドの美しさを引き立てるためには埋め込んでしまわずに多くの光がとり込めるようにリングから高い位置にセッティングするジュエリーを作りました。ティファニーセッティングはそんなチャールズ・ルイス・ティファニーのこだわりをかたちにしたティファニー至高のでざいんです。このリングは際立つ美しさゆえに130年以上世界中の素晴らしいラブストーリーのシンボルとして愛され続けています。価格は184万円から。

Carrier カルティエ 1895 ソリテール リング

カルティエ1895エンゲージメントリングは1895年以来、愛され続けているソリテールリングです。宝石の女王の一粒ダイヤモンドが、洗練を極めたメゾンのノウハウを伝えます。価格は56万4570円から(0.3ctから)

かけがえのない想いを素敵な指輪に託して

ここまで読んでいただいたみなさんは、婚約指輪購入についてのイメージが湧いてきたのではないでしょうか。婚約指輪についての知識をしっかり学んだ上でお二人の想いを伝えあいえば、納得のいく婚約指輪選びができることでしょう。指輪と共に婚約指輪の購入の過程がが心に残る素敵な思い出となるといいですね。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

プロフィール

関連記事一覧