毛穴落ちにもう悩まない。ファンデーションをうまく使えば解決
ファンデーションを使用して毛穴が目立ってしまう
ふと鏡を見ると、顔に目立つくらいの毛穴が出てきたり鼻のあたりの毛穴に黒いブツブツが。毛穴を隠すためにファンデーションを重ね塗りしているけど、逆に目立ってしまうなどの悩みは誰にでもあります。さらに重ね塗りをすると化粧崩れをしやすくなり、毎日化粧することがストレスになってしまいがちです。
隠したいのに隠れない毛穴。手穴が目立つことで老けた印象になってしまいます。そもそも毛穴がどうして目立つのか、さらに化粧で毛穴は隠せるのかについて詳しく見ていきましょう。
ファンデーションが毛穴落ちしてしまう原因
毛穴落ちが突然気になったという人も多いと思いますが、毛穴落ちはなぜ起きてしまうのでしょうか。ここでは、その原因について詳しく掘り下げていきます。ぜひチェックしてみましょう。
毛穴落ちにはふたつの原因があった
皮脂の分泌が原因の開き毛穴
毛穴が開いてしまう原因の1つは皮脂の分泌です。皮脂の分泌は肌を守るために必要なものですが、過剰に分泌された皮脂が外に出ようとすると量が多いので毛穴が大きく開いてしまうのです。皮脂が過剰に分泌されるのはストレスが溜まったり、食生活が乱れたり、洗顔のしすぎが原因です。
特に頬や鼻に開き毛穴は起こりがちで鏡で見るとすぐにわかるくらいです。開き毛穴をそのままにしておくと皮脂に汚れが詰まって新たな肌トラブルになってしまいます。
老化が原因のたるみ毛穴
毛穴が開くのにはもう1つ原因がありそれは肌の老化です。年齢を重ねるうちにコラーゲンなどが衰えて肌の弾力が失われていき、肌はたるんでいきます。このたるみによってできる毛穴をたるみ毛穴といいます。このたるみ毛穴は肌がたるむことで毛穴が引っ張られて、毛穴が縦長の楕円形に広がります。
たるみ毛穴が進むと毛穴どおしがくっついてどんどん広がっていきます。たるみ毛穴は老化だけではなく、睡眠不足、食生活の乱れなどでも原因で起こります。
毛穴落ちとは違う毛穴浮き
角栓が酸化している黒ずみ毛穴
皮脂や古い角質、ホコリ、汚れなどが混ざって毛穴に詰まったものを角栓と言います。黒ずみ毛穴はこの角栓の酸化が原因で起こります。日中紫外線を浴びると角栓の酸化しやすいので、黒ずみ毛穴になりやすくなります。そのままにしておくと、紫外線などの影響で色素沈着し、シミになる恐れもあるのです。黒ずみ毛穴は、特に鼻周辺は皮脂の分泌が盛んなので目立ちますので気になるという人も多いのではないでしょうか。
皮脂が詰まってる詰まり毛穴
詰まり毛穴は皮脂が毛穴に詰まっている状態です。皮脂が詰まるのはいろいろな原因があります。まず肌の乾燥。肌が乾燥すると皮膚が硬くなり、毛穴の伸縮力が低下して中に汚れや余分な皮脂が排出できなくなり毛穴に皮脂が詰まります。
また古い角質やメイクの汚れが肌の表面に残っていると、毛穴に詰まり角栓ができる原因に。さらに皮脂が過剰に分泌されると角質と混ざって、毛穴に詰まりやすくなります。
毛穴落ちを対策するメイク方法
毛穴落ちをしないためには、スキンケアやメイクのときにコツが必要です。予め知っておくと毛穴落ちを防ぐことができ、綺麗な肌を保つことができます。
スキンケアの方法
毛穴落ちしないために肌のベースとなるスキンケアの方法を伝えます。まず手を洗い、洗顔料を良く泡立ててなでるように洗います。ぬるま湯ですすぎ残しがないように丁寧に洗い流します。洗顔後は必ず化粧水、乳液をつけて保湿しましょう。洗顔後すぐに化粧水をつけないと肌は乾燥してしまいます。乳液は肌の状態によって量を調節しないと油分が多くなってしまいます。
スキンケアのあとは乾くまで待ってから化粧をするようにしましょう。乾く前だと化粧がだまになり、化粧崩れの原因になります。
フェイスパウダーを使う
化粧仕上げにフェイスパウダーを使うことで、毛穴など気になる部分を防いで綺麗な肌になります。フェイスパウダーはファンデーションの一種で油分が少なく皮脂や汗を吸収して、テカリを防止してくれ、さらに紫外線を反射する製品も。油分が少ないので洗顔料で十分落とせます。
そのつけ心地は軽く何もつけていないかのような感覚です。フェイスパウダーはラメ入りの物もあり、ラメが光って毛穴を飛ばしてくれる効果も。肌に塗る時はパフを使用すると厚塗りの原因になり毛穴を目立たせてしまうので、ブラシを使い薄く肌にのせていきます。
ファンデーションはパウダータイプがオススメ
毛穴対策には肌の密着度が高いリキッドタイプを選びがちですが、毛穴に中にはりこみ毛穴を目立たせる恐れもあります。またリキッドファンデーションは油分が多いので、皮脂が過剰分泌していると化粧崩れになりやすいです。パウダーファンデーションは薄づきで肌にフィットするので化粧持ちも長時間します。
パウダーファンデーションを塗るだけでは、毛穴落ちすることもあり、毛穴を隠すために厚塗りになってしまうことがあります。化粧下地で毛穴を埋めるパテのようなものを使用すると、毛穴が隠れるのでパウダーファンデーションを薄く塗っても毛穴を気にすることはありません。
綺麗な肌のベースを作る為の下地について
肌にファンデーションを塗る前に、ベース下地の化粧品をぬることが必須ですが、それはどうしてなのでしょうか?ベース下地の効果について理解しておきましょう。
肌を整えてくれる
基礎メイクに欠かせない化粧下地。化粧下地はスキンケアの後、化粧前に塗るものです。しかし化粧下地を塗るのが面倒でスキンケア直後そのままファンデーションを塗る人もいます。
化粧下地にはさまざまな役割があり、例えばファンデーションのノリを良くし、綺麗に塗れるメリットも。肌の凸凹を埋めて、さらに肌色を明るくし肌を綺麗に見せてくれて、コントロールカラーと一体になったものもあり、肌色を調整することができます。
ファンデーションの持ちを長続き
ファンデーションを塗ったら化粧崩れが起きやすいですが、化粧下地を塗ればファンデーションの持ちを長続きさせる効果が期待できるのです。また下地を使用することで皮脂を抑えて、ファンデーションをしっかり密着させ化粧崩れを防ぎます。
下地は毛穴の余分な皮脂を抑えてテカりを抑えてくれるので、長時間化粧直しをする必要がなくなります。化粧直しの回数が減れば、肌への負担も減り、一石二鳥といえるでしょう。
肌を守ってくれる
化粧下地はファンデーションとちがって、外からの刺激から肌を守ってくれる役割があります。ファンデーションは肌に負担になる添加物が含まれていて、スキンケアのあと直接ファンデーションを塗ると肌にトラブルが起きますが、下地がそれを防いでくれます。
下地には含まれている成分によっても役割はちがうことを知っていますか。乾燥肌の人はコラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分が含まれているものは、肌の乾燥を防いでくれます。また紫外線対策も兼ねたUVケア下地もあり、肌を紫外線から守ってくれてる効果も。さらに化粧を落とす時に落としやすくして、肌を傷めません。
化粧が崩れた時のメイクの手直し方法
お化粧を直すときには、どのような点に注意したらよいのでしょうか。毛穴落ちしないためのポイントについてみていきましょう。
ファンデーションの厚塗りに注意する
化粧が崩れてきた時注意をしないといけないことがあります。面倒なので崩れてきた化粧の上からファンデーションを重ね塗りする人もいませんか?このように重ね塗りすると厚化粧になってしまい、さらに化粧崩れをひどくしてしまいます。また毛穴やシワなどを目立たせてしまい、老け顔に見えてしまう恐れもあるのです。
面倒ですがファンデーションを塗り直すときは、一度余分な皮脂をティッシュなどで軽く抑えます。その後化粧水や美容液などのスキンケアで肌を整えます。スキンケアが乾きファンデーションを塗ると、厚塗りになる心配なく化粧直しができます。化粧水や美容液などのスキンケアは旅行用の小さな容器に移し替えておけば持ち運びが便利です。
ブラシを使ってメイクを綺麗に直す
化粧直しをする時パフを使ってファンデーションを塗ると厚塗りになる恐れがあります。化粧直しの方法としてブラシを使う方法も。ブラシを使うと、パフとちがって軽いつけ心地でムラがなく化粧直しをすることができます。またパフでは出せない透明感のある肌に仕上げてくれる魅力も。デメリットは外出先で化粧直しをする時は少し荷物になることです。
さらに化粧直しの場合、ファンデーションよりもフェイスパウダーを使用すると微粒子がキメ細かなので、透明感のある肌にしてくれ、朝の化粧したときと同じ仕上がりになるのでおすすめの方法です。
毛穴落ちを防いで綺麗な肌を作る
毛穴落ちにならないためには、まず毛穴を増やさないことが大切です。間違ったスキンケアをしていたり、食生活が乱れていたり、寝不足になっていたり、こういった生活習慣を見直す必要があります。またストレスも毛穴の原因になってしまうので、自分に合ったストレス発散方法を見つけましょう。
老化が原因で開いた毛穴は、ヒアルロン酸などの成分が含まれた基礎化粧品が有効です。顔のたるみや乾燥を改善し、毛穴を増やさないように防ぐ効果も期待できます。できてしまった毛穴は、あきらめなくても化粧で隠すことができます。化粧下地をうまく使えば、毛穴落ちしない綺麗な肌を作ることができ、毛穴落ちに悩む毎日に別れを告げられますね。目指せ、美肌美人。