食欲を抑える場合どうしたらいい?覚えておきたい行動パターン
食欲を抑えるには
あまりお腹がすいていなくても、なぜか食べたくなってしまうことがありませんか?目の前で誰かが何かを食べていると、つい自分も欲しくなってしまう。我慢すればするほど、食べたい気持ちは増してきます。食欲を抑えるためにできることを考えてみましょう。
食欲を抑える行動
食べたい気持ちに取りつかれてしまった時、いかにその気持ちをコントロールするかがポイントとなります。無理なく食欲を抑えるためには、食べたい気持ちを忘れる方法がおすすめです。身近なところにも、こういったことができる方法があります。
歯磨きをする
毎日食後に歯磨きをすることが習慣化されている場合、自身の脳に食事の終わりを告げることができるため有益な習慣と言えます。そうすることで、「もっと食べたい」という欲を無理なく抑えることができます。
また、歯磨きは多少手間ひまがかかる行動です。せっかく歯磨きをしたのに、また何か食べてしまい再度歯磨きをするのは面倒に感じるもの。こういった理由を活かして、歯磨きした後に不必要に食べることを避けることができます。
メンソール入りのリップクリームを塗る
あまりお腹がすいていなかったのに、どこからか美味しそうなにおいがしてきたために食欲が刺激され、結果的に食べてしまった。あなたにも、こんな経験があるのではないでしょうか?嗅覚によって食欲が上がることもよくあります。
しかしながら、反対に嗅覚を活かして食欲を抑制することもできます。おすすめなのがメンソールの香り。メンソールには、食欲を抑える効果が期待できます。身近なものとして、メンソール入りのリップクリームがあります。簡単に食欲を抑えることが可能なため、是非試してみてください。
十分な睡眠をとる
夜遅くまで働いたり勉強して頑張っていたのに、どういうわけか以前よりも太ってしまったといった経験があるのではないでしょうか?反対に、規則正しい生活を送り、早めに眠っていた方がむしろ体がすっきりとしていた。意外に思うかもしれませんが、実は睡眠不足もまた食欲がアップしてしまう理由になる場合があります。
なぜなら、しっかりと睡眠が摂れないと、食欲が増すホルモンが増加してしまうからです。その為、お腹がすくことが多くなってしまいます。できるだけ早めにベッドに入りしっかりと睡眠時間を摂るようにしてみましょう。こうすることで食欲を抑えることができますし、頭もすっきりします。
適度に体を動かす
ダイエットしたい方に適度な運動が勧められるのは、カロリーを消費することができるからといったことだけではありません。必要以上に、食べたいという気持ちを抑えることができることも大きなメリットです。
ほどよい運動を取り入れるようにすると、無駄に食べることを避けることができます。お腹がすいていることを忘れることができるからです。また、ストレス解消に何か食べるといった習慣を改善することもできます。
お風呂に入ってみる
必要以上にお腹がすいて困った時は、お風呂に入るのもおすすめです。お風呂に入ると、血の巡りが良くなります。こうすることで、無理なく食欲が収まります。ストレス解消にもつながりますので、食べてストレス解消することもありません。
可能であれば、良い香りがする入浴剤やボディソープなどを使用するのも良いかもしれません。良い香りで優雅な気持ちになれば、食べたい気持ちが抑えられ、代わりにもっと綺麗になりたい。綺麗な人でありたいと思えてきます。
気持ちの悪くなるようなものを見る
視覚を利用して、食欲を抑える方法もあります。ホラー映画などを観ると、かなり不快な気持ちになりますが、気が付けば食べたい気持ちが忘れられているといったことが少なくありません。同じように、気持ちが悪くなる映像を観ることで食欲を抑えることができます。苦手でない方は、こういった方法を一度試してみてはいかがでしょうか?
食欲が出たときに食べてもいいもの
どうしてもお腹がすいて我慢できない時は、食べるものを吟味しましょう。カロリーが少なめなものを選ぶようにするのも良い方法ですし、よく噛んで食べるような食材もおすすめです。
水分の多いきゅうり
お腹がすいて耐えられない時におすすめしたいのはきゅうりです。きゅうりは、低カロリーが魅力の野菜です。手軽に食べることができますし、調味料を使用せずに食べられるのも良いところ。軽く塩を振るだけでも、美味しく食べることができます。
また、ほどよく歯ごたえがありますので、しっかりと噛んで食べることになります。これもまた、少量でお腹が満たされる良い点です。
時間を掛けて食べるするめ
ダイエットを成功させたいと思った時に、よく噛んで食べるものが勧められます。なぜなら、たくさん噛まなければ食べられないような食材は、少量でもお腹がいっぱいだと認識しやすいからです。
するめも、そんなメリットが大きい食べ物です。硬いですから、何度も噛むことになりますし、もちろん美味しいところも魅力です。するめであれば、仮にたくさん食べるとしても量が知れていますので、安心して食べることができることでしょう。
栄養価の高いバナナ
食欲が出た時に甘いものが食べたいと思ったら、バナナを選ぶのも良い方法です。バナナには、カリウムが豊富に含まれていますので、むくみ対策にも良いと言われています。また、食物繊維もたっぷりと含まれていますし水分も多いので、便秘対策にもおすすめの食材です。
甘みが強いですから、満足感も得られるはず。よく噛みながら、たっぷりの水分と一緒に食べるようにすると、更にお腹を満たせます。
低カロリーのおから
おからを使って作られているおかずやお菓子なども、よく目にしますが、おからには多くの魅力があるからです。低カロリーで、食物繊維が多いところもメリット。もちろん、美味しいことも人気の理由です。
おからを食べるときは、たくさん水分を摂るようにすると、更にお腹がいっぱいに感じやすくなります。さまざまなレシピがありますので、飽きにくいところも良いところ。アレンジしながら試してみてはいかがでしょうか?
飲み物を飲むなら炭酸水を
普段、水をたっぷり飲む習慣がある方でも、たまには別のものを飲みたいと思うこともあるのではないでしょうか。この場合、おすすめしたいのが炭酸水です。ただし、糖分が含まれているようなものではなく、カロリーゼロのものを選ぶことがポイントです。
また、甘みが全くない炭酸水を飲むのも良いでしょう。飲み始めは、少々物足りないと感じるかもしれませんが、慣れてくれば十分美味しいと感じられるようになってきます。
生活習慣を変えよう
ダイエットを成功させるために、上手に食欲をコントロールしましょう。同じ食べるといった行為をするにしても、ちょっと工夫をすることでダイエットを目指すことができます。規則正しい生活をするのも良い方法。早めに眠って、十分な睡眠時間を摂り、心身共に理想的な状態で一日をスタートさせたいものです。
食べる順番を考えて食べる
意外にも、同じ時間に同じ量の食事を摂ったとしても、食べる順番が違えば結果にも違いが出てきます。ダイエットを目指している方は、一番最初に野菜を食べるようにしてみましょう。その後、たんぱく質を豊富に含んでいる肉や魚、卵といったおかずを食べて、一番最後にご飯を食べるようにします。こうすることで、血糖値の上昇が穏やかになります。
また、最初に野菜やおかずを食べることにより、ご飯やパンなどの炭水化物をたくさん食べることを避けることができます。逆に、最初に炭水化物を摂るようにしてしまうと、血糖値が急激に上がってしまいますし、つい炭水化物を食べ過ぎてしまいます。
ですから、食事をするときは必ず最初に野菜。そしておかず。最後にご飯を食べるようにしてみてください。また、食事の際に温かいスープやお茶などを一緒に摂るようにすれば、満足感を得やすくなりますし、時間をかけて食べることになりますので、食べ過ぎを防ぐことができます。
食物繊維をしっかりとる
日本人が一日に必要とする野菜の量は、350グラムだと言われています。しかしながら、野菜不足の人も多く、この量を摂れていない人も少なくありません。その為、食物繊維が不足している人もいます。積極的に野菜を食べるようにすることも必要ですし、食物繊維をしっかりと摂るようにすることも大切。
食物繊維は、血糖値の上昇を穏やかにする効果があると言われています。少量でも、満足感が得られやすいのも魅力。他にも、便秘対策が期待できるのも良いところです。
是非、食物繊維を摂れるような工夫をしてみましょう。食物繊維は、野菜などにも多く含まれている他、海藻類やキノコなどにもたくさん含まれています。
いつまでもダラダラ食べていない
ダイエットをなかなか成功させられない人に、時間を決めずに食べる習慣が多く見られます。仮に低カロリーのものであっても、たくさん食べてしまえば、当然カロリーオーバーになってしまいます。また、テレビやネットを観ながら食事をするのも考えもの。こういった習慣は、食べ過ぎにつながりやすい傾向があります。
食事をするときは、食べることだけに集中するようにしましょう。友達と会話を楽しみながら食べるのは良いですが、テレビなどを観ながら食べるのは避けた方が安心です。食事の時間を予め決めておいて、その時間内で食べるようにすれば食べ過ぎを防ぐことができます。
夜は早く寝よう
睡眠不足は、太る原因になりやすいですから、早めに寝てしっかりと睡眠を摂ることが大切。また、遅くまで起きているとどうしてもお腹がすきやすくなります。ですから、早めに眠るようにするのがおすすめです。
特に、深夜に料理画像などを観るのは避けた方が賢明。美味しそうな画像を見ることで、食欲が刺激され食べたい気持ちがわいてきます。テレビ、ネットなどを観るときも、できるだけこういった画像を観ないようにすることも大切です。
食欲に効くサプリメント
ダイエットを成功させたい方は、食事や生活習慣に注意しながら、サプリメントを取り入れてみるのもおすすめです。さまざまなサプリメントがありますので、比較しながら目的に合わせたものを見つけてみてください。
食欲に効くサプリメントの効果
ご存知のように、様々なタイプのサプリメントが販売されています。その中には、食欲に効くようなものもありますので、試してみるのも良いでしょう。血糖値の低下を穏やかにしてくれるようなものもあります。また、満腹感を得られるようなものもありますので、良いと思うものを試してみてください。
ただし、いくら良いサプリメントを取り入れても、たくさん食べたり高カロリーのものをたくさん摂っていては、効果を期待することができません。あくまでも、サプリメントはサポートであることを理解しつつ試すことが大切です。
サプリメントの飲み方
サプリメントを摂る場合、使用方法を守って試すことが大切です。特に飲み方に指示がない場合は、食前に飲んでみるのもおすすめです。食事の前にサプリメントを摂るようにすれば、満腹感を得ることができますので、食べ過ぎを防ぎ、食事の量を減らすことができます。
サプリメントを摂るときは、たっぷりの水で摂るようにしてください。食前に水を飲むことも、食事量を抑えることにつながります。
食欲を抑えるツボ
食べたい気持ちがなかなか抑えられない時は、ツボを押すことで食欲を抑えることができるかもしれません。この方法のメリットは、どこでもできることと、費用もアイテムも一切に不要であることです。もちろん、男女問わずできますので、一度試してみてはいかがでしょうか?
食欲を抑える飢点
食欲を抑えたい時におすすめなのが、耳の真ん中にある「飢点」と呼ばれるツボです。耳の前方部分に少しだけ膨らんだ場所があるはずです。ここからわずか下に下がったところに、飢点はあります。このツボを、無理しない程度の強さで1分間押すと、食べたい気持ちが、すーっと収まってきます。食事の少し前に、ツボを押しをしてみるのも効果的です。
耳には、たくさんのツボが集中してあります。健康や美容に良いツボもたくさんありますので、試してみると良いでしょう。無理をしない程度の強さで押すのがコツです。
手にある3つのツボ
手にも、食欲を抑える効果が期待できるツボがあります。おすすめは、「胃」、「脾」、「大腸区」です。これらのツボは、一線上につながって存在しています。手相に詳しい方ならご存知かと思いますが、これらのツボは、手相の言うところの生命線上にあります。ここを3分程度強めに押してみてください。
注意したいのは、優しすぎるプッシュは、効果がないだけでなく、食べたい気持ちが強くなって可能性があることです。痛くなるまで押す必要はありませんが、少し強めに押すようにしてみてください。
食欲を抑える方法を試してみよう
食欲を上手く抑えることができれば、ダイエットも成功しやすくなります。食べたい気持ちを我慢するのはなかなか容易ではありませんが、色々なコツがありますので、試してみてはいかがでしょうか。その中で、自分に合った方法が見つかれば、きっともっとリラックスしてダイエットを目指すことができることでしょう。
ダイエットは、長期戦になります。理想の自分を目指して、毎日コツコツと続けていきましょう。