簡単で正しい化粧直しのやり方|外出中でもスマートにできるコツとは

メイク・コスメ

正しい化粧直しのやり方とは

メイクの仕方をプロのメイクアップアーティストが教えてくれるなら、素人でも女優やモデル並のメイクができるでしょう。

しかしそう簡単にはいきませんし、ほとんどの人はネットや雑誌を参考にした自己流メイクではないでしょうか?

自己流でも満足できる仕上がりなら問題ありませんが、メイク崩れしやすいと手間がかかってしまいます。自己流メイク直しは、崩れる原因を改善しない限り何度も繰り返さないといけません。

どうしたら化粧直しの手間を省けるのか、メイク直しのポイントを知っておけば、煩わしいメイク直しから開放されます。持っていると便利なツールも紹介します。

化粧直しに最低限必要なツール

化粧直しが簡単で且つきれいに仕上げるのに役立ツールを見ていきましょう。

油分を適度に取るティッシュペーパー

皮脂が浮いてくるのは仕方ないことですが、皮脂を取るときあぶらとり紙を使うのはおすすめできません。一見効率よく余分な皮脂を取ってくれるイメージですが、あぶらとり紙は皮脂を取りすぎてしまいます。

乾燥が原因で皮脂の過剰分泌を起こしているなら、あぶらとり紙で皮脂を取りすぎるのは乾燥を悪化させ、余計に皮脂を多くしてしまいかねません。浮いた皮脂を取る際はティッシュペーパーを使いましょう。

ティッシュペーパーでも意外に余分な皮脂が落とせますし、取りすぎないのがポイントです。ポケットティッシュなら持ち歩きしやすいですし、オフィスでも手に入るので便利です。

細かい部分におすすめの綿棒とスポンジ

小鼻の周りやアイメイクを直したいと思っても、ティッシュでは細かい部分まできれいに取り除けません。細かい部分には綿棒やスポンジを使いましょう。綿棒を数本メイクポーチに入れておいても邪魔になりませんし、オイルを染みこませたタイプなら小鼻の周りだけを直したいときにも便利です。

皮脂をオフするにはスポンジも便利です。ファンデーション用とは別に、皮脂オフ用のスポンジを持ち歩くといいでしょう。100均で売っているメイクスポンジも十分使えますし、大き場合はカットして使ってもいいでしょう。

保湿力を高める乳液またはバーム

乾燥が原因で過剰に分泌される皮脂も、メイク崩れの原因となってしまいます。スキンケアの見直しも必要ですが、とりあえずメイクを直すなら、その場で保湿できるアイテムを使うといいでしょう。おすすめは保湿力の高いバームや乳液です。

バームというとリップバームのイメージが強いですが、肌にも使えるバームがあるので探してみてください。コンパクトなケースに入れておけば携帯にも便利です。万能バームならメイク直し以外にも、唇が乾燥しているときにも使えます。

綿棒に付けて使えばアイメイクや小鼻の周りにも使えるのでとても重宝します。乳液も小さいボトルに移し替えて、メイクポーチに入れておくとイザというとき便利です。

ベースメイク直しのやり方

ベースメイクが崩れるとそのままにはしておけません。しかし全部メイクを落としてもう一度最初からメイクし直すには時間がかかりすぎます。簡単にできるベースメイクの直し方をチェックしていきましょう。

パウダーファンデーションで直す

ブレストパウダーならメイク直しが簡単ですが、ない場合はパウダーファンデーションでもOKです。直す前には、余分な皮脂をティッシュで軽くオフしておくことも忘れずに。

スポンジと乳液を持っているなら、皮脂用のスポンジに乳液を含ませてから使えば、皮脂オフと保湿がワンステップで済み時短になります。

皮脂をオフして保湿できたら、上からパウダーファンデーションを重ねましょう。ベースメイクは全体が崩れるということはあまりなく、部分的なことが多いです。この場合は崩れた部分だけオフしてやり直せばOK、境目をぼかせばほとんど目立たずきれいに仕上がります。

クッションファンデーションで直す

クッションファンデーションは保湿力が高く、仕上がりもきれいですが、ベースメイクを直す時にも使えるって知っていましたか?治す前の手順は、余分な皮脂をティッシュオフするところまでは、パウダーファンデーションを使って直す場合と同じです。

余分な皮脂をオフしたら、クッションファンデーションを染みこませたスポンジで、叩き込むようになじませましょう。リキッド状だから乾燥肌の人にも使いやすいですし、メイク直しにも活用できるのでとても便利です。

クッションファンデーションだけでは物足りないと感じるようなときは、ティッシュオフの後に乳液で保湿しておくといいでしょう。

化粧水ミストとパウダーで直す

メイクを全部落として最初からやり直せれば綺麗になりますが、仕事中や外出先だとそうも行きません。メイク直しを簡単に美しくに仕上げたいなら、ミストタイプの化粧水を持ち歩くといいでしょう。

ミスト化粧水は、メイクを落とさず余分な皮脂だけを落とせます。細かいミストは潤いを与える効果もあるので、乾燥しやすい肌にもおすすめです。メイクの上から使えるのがポイント。

シュッとひと吹きしたら、ティッシュオフするだけで余分な皮脂は取れています。後はパウダーファンデーションを上から重ね、周囲をぼかしてなじませるだけだから、ベースメイク直しでは一番簡単です。

ポイントメイク直しのやり方

ポイントメイクなら、比較的簡単に直せます。オフィスや外出先でもできる簡単な直し方を紹介します。

よれてしまいやすいアイメイク

マスカラやアイラインはよれたり滲んだりしやすいので、アイメイクは崩れやすいと思っておくくらいがちょうどいいかもしれません。崩れやすい反面、意外と簡単に直せるのはメリットでしょう。

アイメイク直しには、綿棒とバームが活躍してくれます。油分を取るためのスポンジがあるとさらに便利です。ない場合はティッシュでオフでも大丈夫です。

綿棒にバームをなじませたら、よれたり滲んだりしている部分を綿棒で優しく拭いましょう。先端が細いので、アイメイクを直すときにはとても便利です。バームは油分を多く含むので、綿棒を使い終わった後もスポンジで油分をオフしておきます。

ムラができやすいリップメイク

唇は皮脂腺がなく、角質層も薄いので乾燥しやすい部分です。口紅をつけていても、乾燥するとムラになりやすいです。お気に入りの口紅も、ムラになると綺麗には見えずがっかりしてしまうでしょう。

リップメイクを直すときも綿棒が役に立ちます。綿棒にリップクリームを付けて、ムラになった口紅を落としていきましょう。バームを使ってもOKです。リップクリームもバームも油分が多いので、口紅を落としながら保湿ができます。

後は上げに口紅を塗り直してもいいですし、グロスだけで仕上げてもムラにならず綺麗に仕上がります。

化粧直しの回数を減らすポイント

化粧直しの回数を減らしたいなら、スキンケアやメイクの仕方を見直すのも大切です。

朝のスキンケアをしっかりする

夜寝ている間も皮脂は分泌されています。乾燥肌の人は乾燥を防ぐために皮脂を過剰に分泌するので、朝は基礎ケアの前に洗顔をしましょう。

 

洗顔料は使わずに、ぬるま湯洗いでもOKです。洗うのが面倒なら、ふき取り化粧水でもいいでしょう。寝ている間の皮脂や汗を落とすのが目的です。

次に化粧水でたっぷりと水分補給をします。表面につけるだけでなく、中まで浸透させるためにハンドプレスをするといいでしょう。

時間に余裕があるならパックもおすすめです。化粧水は少し多めにしますが、油分の多い乳液は控えめにするといいでしょう。

肌の奥まで水分や潤いを届けるイメージで、丁寧なケアを心がけてください。

ベースメイクを薄く重ねる

欠点を隠そうとすると、つい厚塗りになってしまいます。厚塗りするほどメイクは崩れやすくなるので、薄づきになるよう丁寧に塗りましょう。一度に完成させようとすると、分厚くなったりムラになったりしやすいので注意してください。

少量ずつ出して様子を見ながら付けて行くのがポイントです。皮脂をコントロールする下地を使うのもおすすめです。下地を塗っておくと、ファンデーションも薄く済みますし、仕上がりが全然変わってきます。下地は自分の肌質に合わせて選ぶのもポイントです。

正しい化粧直しの方法でいつでも綺麗に

自己流メイクだと、知らずに間違ったメイクをしてしまうことがあります。間違ったメイク法が原因で崩れるなら、メイクの仕方を見直せば、メイク直しの回数も減らせます。季節によってはメイクが崩れやすいこともあるので、メイク直しも正しいやり方を覚えておくと安心です。

少しコツが必要ですが、コツさえつかめば悩みも解消されるでしょう。いつでも綺麗な自分でいるために、正しい化粧直しの仕方を覚えてください。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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