いくらのカロリーとは|ご飯との相性抜群でも食べすぎはNG

ダイエット

いくらのカロリーはどのくらいなのか

ちょっとしたお茶受けにも、軽く腹ごしらえをしたい時にもあると便利ないくらは、日本人に最も好まれている食材の1つですが、カロリーはどれくらいあるのでしょうか。普段は何気なく食べているいくらですが、知っているようで知らないいくらに関するとっておき情報です。

いくらやいくらを使った料理のカロリー

1食分のいくらのカロリー

いくらとすじこの違いがいまいちわからないという人のために、少しだけ雑学披露しますと産卵前の鮭の卵をばらばらにして塩漬けまたは醤油漬けにしたのがいくらで、かたまりのまま塩漬けにしたものはすじこと言います。いずれにせよ塩分が高いですから食べ方に注意が必要です。

気になるカロリーですが100gあたり272キロカロリーで、意外とカロリーが高い事になります。

いくらの軍艦巻き1個分のカロリー

にぎり寿司でも特に人気が高い軍艦巻きは、いくらと海苔の磯の香りと真珠のように光沢のある卵が、すし飯の上にこんもりと乗っているのを見るたびに、贅沢な気分にさせてくれます。

一貫あたりの米の量が約15gでいくらは10g程度ですが、使用されている海苔の量も含めて28gとしてカロリーは55キロカロリーになります。

ちなみにほたてのにぎり寿司は41キロカロリーです。

いくらのおにぎり1個分のカロリー

いくらをおにぎりにして食べる事もあるでしょう。その場合握り飯に使われるご飯がおおよそ110gあり、中に入れるいくらがおおよそ8gですから一個のおにぎりで平均208キロカロリーになります。

ちなみにコンビニでもお馴染みのたらこ握りでは198キロカロリーですから、いくらの方が若干高カロリーという事になります。

カロリーを見る限りいくらのおにぎりはダイエットに向いていない食材に思えてしまいます。

いくら丼1杯分のカロリー

贅沢の極みとも言えるいくら丼はたびたびメディアでも取り上げられ話題になりますが、もし食べる機会に恵まれたらいかほどのカロリーになるのでしょうか。

店により分量がまちまちなのですが、どんぶり一個につき100gのいくらを使ったとして、酢飯をご飯茶碗一杯分より若干多めの260g使えば、1杯分のカロリーは701キロカロリーになります。

いくらがダイエット食材に向いている理由

不飽和脂肪酸が代謝を良くする

海産物の多くに含まれるDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸はいくらにもあります。不飽和脂肪酸は新陳代謝の活性化や血行促進に効果的です。

ダイエットに励む人に特にオススメです。精神面や記憶機能への優れた機能も知られています。カロリーは高いもののいくらはダイエット食材としておすすめです。

たんぱく質が筋肉を作る

いくらにはタンパク質の量が肉類よりも多く含まれており、動物性タンパク質を抑制しながうら良質なタンパク質を補給したい時にはもってこいの食材です。

特に運動を通してのダイエットを目指すなら筋肉増強や疲労回復効果のあるいくらはおすすめです。食べる量に注意すればダイエット中でも食べて大丈夫です。食卓にあげたい食材です。

ダイエット中の栄養補給になる

いくらに含まれる栄養素は不飽和脂肪酸やタンパク質だけでなく、ビタミンを多く含む他美肌効果のあるカロチノイドやレシチン、カルシウムおよびタウリンも豊富ですから、抗酸化を推し進め脂肪燃焼や老化防止にも役に立ちます。

とかく栄養不足になりがちなダイエットをも力強くサポートしてくれます。

糖質量が少ない

魚介類は肉類や穀類のよう炭水化物を含んでいませんから、当然ながら糖質もほとんどありません。

ちなみにいくらの糖質量は100gあたり0,2gです。数の子と同じ量であり、最も糖質が多いものでもキャビアの1,1gですから糖質制限を受けている人はいくらを含め魚介類を積極的に摂取しましょう。

ビタミンb2が脂肪の代謝を助ける

いくらはビタミンを豊富に含む栄養豊かな食材ですが特にビタミンB2は浄化作用に優れていますから、体内に入り込んだ老廃物をきれいに除去し脂肪の付きにくいからだをつくります。したがって肥満予防に最適です。

いくらのダイエットを意識した食べ方

脂っこいものを食べる時に食べる

食べたいものを我慢するのはとても辛いですし、無理なダイエットは長続きしません。そのような時に助けとなるのがビタミンB2です。

人間が人間らしい生活を送るために重要な役割を持っていますが、特に脂肪がつきにくい体を作る上で有功です。

ご飯を生野菜に置き換える

いくらをたっぷり食べられるいくら丼はとてもおいしく贅沢な一品なのですが高カロリーになってしまうのが難点です。

そこでご飯の部分を野菜に変えて食す事をおすすめします。豊富な栄養成分の多くをいくらから摂取し食物繊維を野菜から摂取すれば、大変栄養バランスに優れた食事になります。

ご飯を食べたいなら酢飯にする

ご飯が大好きな日本人の多くはいくらをご飯と一緒に食べたいと思っています。それなら酢飯と一緒に食べるのはいかがでしょうか。

お酢にはクエン酸が豊富に含まれていて脂肪を燃焼してくれますから、ダイエット中の人にはオススメの方法です。

白米を玄米に変える

いくらそのもののカロリーが低くても塩辛い醤油タレなどをたっぷりかければ、ご飯を多く摂取する事になります。

意外と腹持ちが悪い白米に変えて玄米と一緒に食べる事により、腹持ちも良くなり食べ過ぎを解消できますから全体のカロリーはぐんと減ります。

ダイエットに使ういくらの選び方と注意点

合成調味料や甘味料が含まれていない

なかなか見つけるのが難しいかもしれませんが、いくらをダイエットで使うなら合成調味料や甘味ができる限り少ない天然ものがおすすめです。

これらはいくらを大量に摂取してもらうために加味されているものですから、食が進みますし糖質量の増大にもつながりますからおすすめできません。

保存料が含まれていない

保存料が含まれていないものは日持ちしないですから、数日で食べる事が推奨されています。その分だけ栄養成分そのままに摂取する事ができ、新鮮で安心のおけるいくらを楽しめます。

酒やみりんを使わないシンプルな味付け

市販のものは大量に売りたいという思惑と万民に受ける必要とあって、かなり濃い味付けになっているケースがほとんどです。

それでは過剰に食べてしまいかねません。年中食べるものではないですしダイエットを考えるなら、シンプルな味付けがオススメです。

アニサキスに気をつける

いくらを含めて魚介類に寄生する寄生虫というのもあって、それがアニキサスです。誤って食べてしまうと体調不良を引き起こしますから、できる限り新鮮なものか冷凍保存されているものがオススメです。

ダイエットに適したいくらを選ぼう

長らくいくらは高カロリーだからダイエットには向かないと理解されてきました。

しかしそうではなくダイエットに最適な天然ものを撰ぶのと同時に、シンプルな味付けを心がける事で、いくらのおいしさを心ゆくまで堪能できます。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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