仕事は理不尽ばかり?辛くなったら実践したいストレス発散法
理不尽続きで仕事を辞めるか辞めないか迷ったら
仕事をする上で、理不尽なことを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。理不尽ばかり続き、そろそろ我慢も限界で、毎日職場に行きたくない、もう辞めたい、そう思っている方もいるかもしれません。
でも、勢いで仕事を辞めてしまうと大変になるのは自分自身。まずは辞めたい原因となっている理不尽に対するストレスを減らしていくことから考えてみましょう。溜まっているストレスを上手に発散する方法を身に付けることで、仕事への不満も上手に解消していくことができるかもしれません。
仕事で理不尽な上司や先輩の3つのタイプ
仕事で感じる理不尽は、上司や先輩から受けるものが大半じゃないでしょうか。直接顔を合わせる機会が多いため、理不尽によるストレスが蓄積しやすいです。では、上司や先輩に理不尽を感じるときはどのようなパターンがあるのでしょうか。
その日の気分で言う事が違う
昨日言ってたことと今日言ってることが180度違うなど、意見がコロコロ変わる上司もいることでしょう。わからなくて質問したら「そのくらい自分で考えなよ」と言われたり、自分で考えて行動したら「なんで聞かないで勝手にやるの」と言われてしまうケースもあるようです。結局どうしたらよいのか分からなくなってしまい、理不尽さを感じている方もいることでしょう。
無理難題を押し付けてくる
普通であれば1週間かかるはずの仕事を「3日でやっておいて」と言う上司というような無理難題を押し付けてくる上司もいることでしょう。その無理難題に応える為に夜遅くまで残業し、その分の残業代を申請すると「残業しすぎだ、減らすように。」と指導されるケースもあるようです。上司が原因で残業時間が多くなっているのに残業代を申請するなと言われ、憤りを感じている方もいることでしょう。
相手の意見を全く聞き入れてくれない
プライドが高く臨機応変に対応ができない上司は、相手の意見を全く聞き入れてくれないという場合が多いようです。固定観念が強く、絶対に「自分は正しい」と思っています。そして自分の非を認めないので、間違いを指摘すると怒ります。
よくあるケースとしては、相手が思っていることを勝手に決めつけ、それに対して弁解すると「言い訳をするな」と怒り、全く聞き入れてもらえないというものです。もう何を言っても無駄だと諦めてしまっている方もいることでしょう。
仕事で溜まるストレスに負けない方法
一旦は受け入れつつも心の中で受け流す
なぜ理不尽にストレスを感じてしまうのかというと、それは心が理不尽を拒否してしまうからです。心が理不尽に対してエラーを出すから、その処理にエネルギーが必要になってしまいます。
そこで、一度理不尽の存在を認めましょう。人と人が関わっていたら、どうしても理不尽は生まれてしまうものです。その一つ一つを全部抱えて拒否していたら膨大なエネルギーが必要です。
まずは「理不尽はしょうがない」と思って一旦受け入れ、そのまま心の中では受け流してしまいましょう。波に逆らうのではなく、波にただようように意識することで、気持ちが楽になるかもしれません。
同じ思いの同僚と協力して抗議してみる
理不尽な上司に対抗しようとしても立場の差があります。しかし、複数人で対抗してみたらどうでしょうか?あなたが感じている理不尽は、他の同僚も感じている可能性が高いです。
一人で言ったら一蹴されてしまうことも、複数人で言ってみたら話を聞いてもらいやすくなります。何よりも、一人より複数人の方が心強いです。一人で抱え込んでしまっていることも、何人かで共有できればその分気持ちが軽くなりますね。一度思い切って同僚に相談をしましょう。心強い味方が見つかるかもしれません。
仕事でミスをしても深く落ち込まない
仕事でミスをしたら当然ですが怒られます。一人で抱え込みやすい方はここで、「わたしは仕事ができないんだ」といった自己否定に入ってしまうようです。
しかしそのように自己否定を続けると、過度なストレスが心にかかってしまい仕事のパフォーマンスが下がります。そしてまたミスを繰り返し、怒られるという悪循環ができてしまいます。
そうならない為にも、仕事のミスで深く落ち込まないことが重要です。そして、ミスをしてしまう自分を受け入れて欠点をカバーする方法を考えましょう。欠点をカバーすることでミスが減り、上司に怒られることも減ります。
言われたことは記録して証拠に残す
上司や先輩など、立場が上の人が相手では理不尽だからといって反抗することは難しいです。結局、立場が下の理不尽を受けている側が折れるケースが多いようです。
そういった理不尽に対抗する為には「証拠を残す」という方法があります。上司が言うことを録音したりメモをとったりして証拠を残すことで、その証拠は自分を理不尽から守ってくれる武器になることでしょう。
パフォーマンス力を身に付ける
無理難題を押し付けてくる理不尽な上司は、それを上回るパフォーマンスを見せつけて見返すという思いで仕事をするようにしてみましょう。
理不尽で急な仕事も、相手を見返してやるぞ 、という思いで手早く処理してしまえば、相手も見返せてさらに仕事の評価も上がり一石二鳥です。
意識を別に集中させてストレスから一旦目をそらす
与えられる理不尽を全部受け止めてしまう方は、理不尽に耐えられなくなってしまうことが多いようです。全て受け止めているのはエネルギーの無駄使いです。誠実な相手には誠実な思いで受け止めるべきですが、理不尽な相手は受け流すようにした方が効率的でストレスが減ります。
相手の理不尽を受け流すのに有効な方法は、意識を別に集中させることです。理不尽な言動は真剣に受け止めなくてよいのです。理不尽な怒りをぶつけられ、受け止める素振りを見せつつ頭では今日の仕事を頑張ったご褒美を考えましょう。
別に楽しいことでなくても、簡単に集中できることなら何でもいいんです。例えば、相手の靴の汚れや裾のほつれに意識を集中してみましょう。相手の理不尽なんてどうでもよくなります。
理不尽なことでイライラした時の対処法
相手の立場になって考えてみる
相手に理不尽に叱られたとき、「このやろう」とイライラする前に「自分の仕事に落ち度がなかったか?」「不快な態度をとってなかったか?」と一度相手の立場になって考えてみましょう。
そこで自分で改善できる点が見つかれば、改善に努めましょう。そうすることで相手との関係も改善に近づき、より働きやすい環境へと変化していくこともあります。
ストレッチなどで体を動かしてみる
イライラしたときは軽く体を動かしてリフレッシュしましょう。簡単なストレッチや、少しお散歩するだけでも頭も体もリフレッシュすることができます。隙間時間を有効利用して、イライラを対処しましょう。
ストレス発散は意外と簡単。自分にあった方法でイライラを解消しよう
理不尽なことがあっても上手く対処していこう
理不尽なことがあっても、自分でうまく対処していくことが、ストレスを溜めない秘訣ともいえるでしょう。相手としっかり向き合うことも大切なことですが、今後の仕事をよりやりやすくするためにも、ちょっとした工夫をして、過ごしやすい職場に近づけるようにしてみましょう。