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行動心理学の使い方とは?その勉強方法を知って暮らしを豊かにしよう

なんとなく、相手が嘘をついていると確信できるときがあります。何の確証もないのに嘘だと分かる。そんな瞬間こそ、相手の「嘘」のサインを無意識にキャッチしている瞬間です。行動心理学が使えれば、こうして暮らしをより豊かにできるかもしれないのです。

行動心理学を自分の人生に活かそう

私たちの人生において、人付き合いは欠かせない要素です。そんな人付き合いには、常にさまざまなトラブルがついてまわるものといえます。人付き合いに悩むことが減れば、どんなに気持ちが軽くなるか分かりません。

行動心理学では、人間の基本的な心理を学びます。それによって、人付き合いを自分の有利なほうへ、大きく変えられるのです。ぜひ行動心理学を学んで、人生をより楽しんでいきましょう。

行動心理学の概要とポイント

行動主義か心理学行動分析学を示す

行動心理学には、主に2種類あります。まずは、行動主義心理学です。行動主義心理学は、心理学におけるアプローチの一つです。科学的な視点で、人間の行動を研究して心理を見つけるという手法です。

行動主義心理学では、「人間に自由な意思は存在せず、遺伝と環境のあらゆる組み合わせによって、行動は決定される」という主張が多くなっています。つまり、私たちは自分の意思で行動しているわけではなく、受け継いだ遺伝と、その場の環境に合った、パターン化した行動をしているだけというものなのです。

それに対して、心理学行動分析学は、心理学における基礎といえる「精神分析学」を提唱した、フロイトやユングに対抗して発表されました。人間や動物が、さまざまな場面で見せる行動を分析して、その統計から行動を予測するというものです。

ちなみに、心理学行動分析学とは造語で、厳密には「行動分析学」と呼びます。これはバラス・スキナーが、新行動主義心理学を改革して、新たに築いた心理学の一つになります。

客観的に観察できる行動のみに着目する

行動心理学では、人の行動のみに着目していく必要があります。さらに主観的な視点は排除して、まさに行動そのものだけを観察していくのです。たとえば、ある刺激を与えたときの反応。熱いものに触ったときに、反射的に手を離して、後ずさりしてしまうなど。こうした行動を、客観的に着目していくことこそ、行動心理学といえます。

私たちは普通に生活している中で、なかなかその行動のみに着目するということは、難しくなっています。どうしても主観的な見方が入ったり、感情が入ってしまうからです。行動心理学においては、こうした当事者視線を入れず、あくまでも第三者の視点で見ていくことが大切です。

恋愛や仕事に活かせる行動心理学の知識

つり橋効果

行動心理学を勉強したいという人の多くは、その技術を、恋愛や仕事に活かしたいと思っていることでしょう。行動心理学を勉強すれば、さまざまな場面における、相手の感情を紐解くことができるからです。

そんな行動心理学の中でも、比較的有名なものが、「つり橋効果」ではないでしょうか。つり橋効果は、恋愛感情がない相手でも、一緒に危険なつり橋を渡ると、好きになってしまうというもの。

このつり橋効果とは、私たちが感じる「恐怖」と「恋愛」感情が、非常によく似ていることから起こります。恐怖を感じても恋愛感情を抱いても、私たちはドキドキします。つり橋効果では、恐怖のドキドキ感を、恋愛感情のドキドキ感と錯覚することなのです。

初頭効果

初頭効果とは、最初に受けた印象が最も印象に残り、後々まで大きな影響をもたらすというもの。最初にいいことを伝えておくと、後に悪いことを伝えても、あまり悪いことに聞こえないともいえます。

たとえば「ここは大変リラックスできるけれども、危ないところがあります。」と伝えられたとしましょう。私たちの頭では「リラックスできる」という印象が強く残り、「危ない」という解釈が、通常の危機感よりも大幅に軽減されてしまうのです。

これはいわば、第一印象にもつながってくるもので、第一印象が非常によければ、後々までその印象がいい影響をもたらしてくれるのです。

単純接触効果

単純接触効果とは、ザイオンス効果とも呼ばれるものです。これは接触回数が多ければ多いほど、親近感や好意を抱くようになる、というもの。

たとえば何かを買おうとするとき、全く無名のものよりも、CMなどでよく目にしている商品を買いたくなるものです。それと同様に、恋愛の場面においても、相手と長時間一緒にいるよりも、会う回数を増やしたほうが、好意を持ってもらいやすいといえます。

仕事の場面でも、もちろん同じ効果が得られます。営業で契約を結びたいときなどは、何時間も粘って交渉するよりも、何度も足しげく通って会う回数を増やしたほうが、契約につながりやすいといえるのです。

返報性の原理

返報性の原理とは、何かをしてもらったときに、お返しをしたくなる気持ちのことです。何かよくしてもらったときほど、相手には何かしらで感謝を表さないと、申し訳ない気持ちになってしまいます。

プレゼントをもらったら、何かしらお返しをする。たくさん丁寧に接客してもらったら、買う予定ではなかったとしても買いたくなる。無料のプレゼントをもらったら、何かしら追加で買いたくなる。これらは、返報性の原理によるものなのです。

人間は誰かに何かをしてもらったら、それに対する何かお返しをしないと、気がすまないものといえます。つまり、恋愛においても仕事においても、先に相手にたくさん親切にしておくといいのです。すると、相手も何かお返しをしたいと考えて、いい結果が生まれやすくなります。

カリギュラ効果

カリギュラ効果とは、禁止されるとつい興味が湧いてしまうことをいいます。「あけたらだめだよ」と言われれば、どうしてもあけたくなる。「ここを見るのだけは禁止」と言われれば、ちょっとでも覗き見したくなる。これがカリギュラ効果です。

カリギュラ効果は、人から制限をされることに、反発したいという気持ちです。どんな人にも備わっているもので、効果はかなり大きいといえます。これは、使用する場面をかなり選ぶ方法です。しかし、適切な場面で使うことで、恋愛でも仕事でも効果的となります。

ハロー効果

ハロー効果を利用すると、さまざまな物事の評価を、よい方向へ引っ張れます。ハロー効果は、あらかじめ提示された条件によって、それよりあとの行動による評価に、大きな影響を与えることをいいます。

これは光背効果ともいわれ、さまざまな場面で利用できます。先に「こんなすごいことがありますよ」と伝えておけば、あとからの説明もすべて納得させられます。

たとえば仕事においては、「わが社では○○という賞を受賞しています」と、先に提示しておきます。すると、その印象はずっと続き、そのあとのセールス全てにおいて、よい印象を持ってもらえるものなのです。よい印象を持ち続けてもらえれば、それだけ売上にも結果が出てくるといえます。

コンコルド効果

コンコルド効果は「サンクコスト効果」とも呼ばれるもので、投資の中断を嫌がる心理のことです。いままで投資した時間やお金などは、ぜひ結果として残したいものです。結果もなしに中断するということは、大変苦難をともないます。

たとえばゲームなどで、課金をしてどんどんステージを進めたとします。しかし、途中でまたお金が必要となり、その先へ進めないとなると、課金を辞められなくなります。これは、今までの課金をむだにしたくないからで、これこそコンコルド効果なのです。

恋愛や仕事においても、コンコルド効果は有効です。これまで継続してきたことを、中断せざるを得ない状況を作ることで、よい結果を求めやすくなるのです。

ピグマリオン効果

ピグマリオン効果とは、期待された通りの行動をしやすいという心理をいいます。教師期待効果とも呼ばれ、期待されるほど結果を残しやすいといえます。

「君はもっとよい成績を残せる可能性を秘めている」といわれれば、成績がどんどん上がるようになります。これは相手に、無意識に働きかけることによるもので、相手は無意識によい成績を残せるように努力するのです。

相手に対しては、もちろん効果的なピグマリオン効果ですが、自分自身に対しても有効です。自己暗示もそうですが、自分自身に期待をすることで、努力を続けられるのです。また、恋愛や仕事でも、ピグマリオン効果は非常にいい結果を生み出します。さりげなく多用していけば、相手をどんどんいい方向へ導けるでしょう。

バンドワゴン効果

人は、周囲の人と同じ行動をしたいと思ってしまう心理を、バンドワゴン効果といいます。行列のできるお店は、おいしいに違いないと思って、つい列に並んでしまう効果のことです。

また「みんな持ってますよ」といわれると、自分も欲しくなることもバンドワゴン効果です。そして、道端で大道芸をやっていて、誰も見ていなければ立ち止まりにくく、たくさんのお客さんが見ていれば、自分も見に行きたくなるのです。

人と同じ行動をするということは、人間にとって大きな安心感となります。これは、マーケティングにも広く活用されている効果で、「人気No.1」といわれれば、それをつい手に取ってしまうというものです。仕事においても、実績をしっかりと伝えることで、業績を伸ばしやすくなるといえます。

行動心理学の人付き合いへの応用方法

相手のしぐさや表情から意味を読み取る

行動心理学は、ぜひ人付き合いへ応用していきたいものです。そんな応用の第一歩は、他者理解となります。他者理解とは、読んで字の通り「相手のことを理解する」ということ。相手のしぐさや表情から、思っていることや言葉の本当の意味を読み取るのです。

人は、どんなに隠していても本心が体のどこかに現れてきます。つまり、しぐさや表情に注意を払っておけば、相手の本心を見抜けるといえるのです。しかし、しぐさや表情は、あからさまに分かるようなものではありません。本当にちょっとした反応、一瞬のしぐさに、本音が隠されています。

これを見逃さずにキャッチして理解することが、行動心理学の応用となるのです。たとえば、人はその場から去りたいときに、無意識に足が出口の方を向きます。この仕草を見逃さなければ、相手を嫌な気持ちにさせることはありません。むしろ、「気が付く人」という印象を持ってもらえるのです。

このように、行動心理学は人付き合いに、広く活用できます。人の悩みの大半は、人付き合いにあるといわれますが、この人付き合いを、根本から変えることもできるといえるのです。そして、自分に有利な人付き合いを展開して、対人関係での悩みを、大きく軽減させることも可能です。

相手にしてもらいたいことを増やす

相手にしてもらってうれしいしいことは、自分が相手にしても、喜ばれることが多いものです。人は、自分にとってよいものは、何度でも繰り返してしまうといわれています。これは、正の強化と呼ばれ、上手に活用できれば、大きな影響力があるものなのです。

たとえば、子供は親に褒められたことを、何度も何度も繰り返して褒められようとします。これこそ正の強化で、褒められたいがために、何度も同じことを繰り返すのです。これは、子供に限ったことではありません。大人でも、自分にメリットがあるものに対しては、何度も繰り返したくなるものです。

相手にしてもらいたいことを、自分から率先して増やしていくことは、相手に対していい影響を与えます。すると、いつしか自分にもその効果が返ってくるのです。返報性の原理も相まって、相手にしたことは、自分にもお返しがくるわけです。

人付き合いにおいては、両者が対等で、お互いにメリットがある関係がベストです。そんな関係を築くためには、相手にしてもらいたいことを増やしていくといいのです。

相手にしてほしくないことを減らす

相手にしてほしくないことは、どんどん減らしていきましょう。相手にしてほしくないことは、してもらいたいことに比べて、断然多くなります。

しかし、人間の心理的には、嫌なことをされたら、同じような行動で返したくなることもあります。たとえば、ものを貸して、一向に返ってこないということがあった場合、悔しくて、自分も同じような行動をとりたくなってしまうこともあるのです。

ただし、ここで同じ行動をしていては、これはただお互いによくない関係を、深めるだけになってしまいます。早かれ遅かれ、この関係は崩れて疎遠となることでしょう。

そのため、相手にしてほしくないことは、自分から率先してしないようにするのです。すると自然に、相手もこちらがしてほしくないことを、しないようになってきます。これは、必ずそうなるとはいえませんが、確率的に高いといわれているのです。これは負の強化と呼ばれ、正の強化とは逆のものとなっています。

自分の行動の意味を読み取る

人付き合いを円滑にするためには、相手のことばかりを気にすることはよくありません。当然、自分自身のことも、しっかりと顧みることが大切です。意外に自分自身の行動は、見えていないという人が多くいます。無意識のうちに、行動している部分も多くあるものですが、さらに習慣化した自分の行動は、なかなか客観的に見ることが難しいものなのです。

しかし、自分の行動の意味を読み取ると、自分の中の知らない一面を発見できます。しかもそれは、自分の本音だということも少なくありません。人間の意識の大部分は、無意識であるといわれています。そのため、自分でも気づかない部分に本音があるということは、珍しいことではないのです。

多くの人は、自分の無意識の中にある本音にも、気付いていないことが多いです。無意識は、あくまでも本人が意図していない行動なので、自分自身で知ることはなかなか難しいといえます。そこで、行動心理学が役に立つのです。

自分の新たな本音を知ることは、自己理解につながります。相手を知ろうと悪戦苦闘する前に、まずは自己理解をする必要があります。一番身近な存在である「自分」のことさえ理解できなければ、相手のことは本当の意味で理解できません。そこで、まずは自分自身を見つめ直してみるとよいでしょう。

イライラしたときにとる行動を決める

人付き合いというのは、どうしてもストレスが溜まるものです。人それぞれに価値観が違い、それぞれに考え方も違うので、円滑にストレスなく、関係を築けることのほうが少ないといえます。そんな人付き合いを円滑にするためには、ストレスを上手に発散していく必要があります。

ストレスは、受けてしまうことは仕方ないことです。どう頑張っても、ストレスを受けずに生きていくことは、不可能といえるのです。そこで、イライラしたときにとる行動を、決めておくと便利です。イライラしたら、迷わずこれをやると自分の中で決めておけば、ストレスはその場で軽減させられます。

たとえば、深呼吸は大変有効です。また10数えるという方法も、イライラしたときには効果的です。こうして、自分の中である程度のルールを作っておくことで、イライラは大幅に減らせます。イライラしてしまっても、それをストレスとして残す心配も少なくなるのです。

そして、イライラをおさめられれば、いつでもより冷静な思考を維持できます。イライラしてしまうと、どうしても判断に、私情が入ってしまいます。行動心理学を効率的に実践するためにも、イライラは自分自身で、しっかりと制御していく必要があるのです。

行動心理学から学ぶアメとムチの使い方

アメを与えて行動を増やす

行動心理学を深めていくと、アメとムチの使い方が、非常に大きなポイントといえます。アメとムチとは、場面によって、甘い顔と厳しい顔を使い分けるというものですが、まさにこれが、人との関係に大きく影響してくるのです。

まずは、何よりもアメをたくさん与えることが大切です。相手と仲良くなって、いい関係を築くためには、この「アメ」が欠かせません。最初は、どんどんとアメを与えて関係を深めていきましょう。アメを与えるということは、正の強化といえます。どんどんと褒めることで、相手はとてもいい気分になることでしょう。すると、自然に相手も自分のことを褒めてくれるようになります。

この両者の関係は、互いにいい影響を与え合っているといえます。お互いに、正の強化を深めているのです。これこそアメの最大の効果で、これによって、よりよい関係を作っていくことが可能なのです。

ムチを取り除いて行動を増やす

アメをたくさん与えたら、次はムチを取り除いた行動を増やしていきます。ムチを取り除いた行動とは、自分がしてほしくない行動を、減らしていくということになります。ムチとは、相手に対する厳しさです。しかし厳しさは、ときに相手に不快感を与えてしまいます。

そこで、まだ関係が深まっていないときには、ムチを取り除いた行動が大切なのです。これは「負の強化」に当たり、相手にしてほしくないことは、自分からしないようにすることになります。負の強化も、互いの関係を深めるために、不可欠な要素といえそうです。

ムチを与えて行動を減らす

ムチを与えて行動を減らすことを、「正の罰」といいます。これは、相手の行動に対して、厳しさを与えることともいえます。

たとえるならば、何かができなかったから、罰ゲームをやらされるというようなものです。アメばかりを与えていても、なかなか長続きするいい関係はキープできません。ときには、こうした正の罰を与えることも、大切なのです。

これによって、自分と相手の間には、独自の秩序が生まれます。そして、今までよりもスムーズで、快適な環境で付き合えるようになるのです。

アメを取り除いて行動を減らす

「正の罰」と反対に、「負の罰」というものが存在します。これは、相手の行動によって、減ってしまう行動のことを指します。たとえば、相手が自分との約束の時間に、遅刻してきたとしましょう。ここで、アメを取り除いて、「タイムアウト」とします。その日の約束は、全てなかったことにするのです。

すると相手は、自分との約束をしないようになってきます。これが負の罰です。つまり、相手にも自分にもよくないことは、相互的にしないようにしていくのです。

行動心理学を学ぶ4つのメリット

自分をよく見せることができる

行動心理学を学ぶことには、四つの大きなメリットがあります。行動心理学を網羅していると、自分が他人にどう見られるのかを把握できます。また、どのように行動すれば、相手がどう思うのかも、ある程度は予測できるようになるのです。

こうしたテクニックを駆使することによって、自分をより良く見せられるようになります。相手に好感を持ってもらいたいときの行動。相手に、こうして欲しいというときの行動など。これを言葉で表そうとすると、とても大変なものです。

しかし、行動心理学を学んでいると、これらを言葉で発することなく、実践ができます。さらに、相手には気付かれることなく、自分の意図を伝えられるのです。

そして、ハロー効果を上手に活用することで、自分の存在価値を、さらに大きいものにみせることもできます。本来持っている自分の力を、余すところなく発揮して他人に魅せるためには、行動心理学が大変役に立つのです。

相手との会話を楽しめるようになる

行動心理学を学んでいると、相手とのちょっとした会話も楽しめるようになります。ただ、言葉のやり取りを交わすだけではなく、相手の表情などから、言葉以上のものを得られるのです。こうなれば、相手がなぜその言葉を選んで伝えてきているのかも、わかるようになってきます。

そして、言葉の本当の意味や、本当に言いたいことも、自然に理解できるようになるのです。人は、自分のいいたいことを、どうしてもうまく相手に伝えられないものです。さらに、人は必要に応じて嘘もつきます。だからこそ、言葉表面だけを見ていても、相手の本心はなかなかつかめないものなのです。

行動心理学の知識があると、こうしてなかなか隠れていて、見ることのできない相手の心を理解できます。すると、会話は言葉以上の楽しみが出てきます。また、相手のことを深く理解できるので、相手も会話しやすくなるといえます。そのため、相手との関係がさらに深まるのです。

知識をビジネスに直接生かすことができる

行動心理学は、あらゆる場面で活用できます。たとえばビジネスの場では、行動心理学を学んでいたほうが断然有利です。相手の心境を深く理解していれば、ビジネスでは優位に立つことができます。

営業ならば、売上をグンと伸ばせることでしょう。事務ならば、相手が求めるものをより早く提供して、自分の評価を上げられます。さらに行動心理学は、人間の基本的な心理に基づくものが多くなっています。そのため、マーケティングの場面で非常に役に立ってきます。

マーケティングが上手な人は、売上はもちろん、さまざまな場面で活躍できるようになります。それは業績だけでなく、自分自身の評価や価値を、飛躍的にアップさせることにもつながってくるのです。

人のやる気を高めることができる

行動心理学の技術を使えば、人のやる気を高めることも可能です。相手の気持ちを汲んで、上手にコントロールしてリードしてあげられるのです。

これは、マネジメントという面において、大変有効となります。部下を持つ上司、マネージャー、または指導者などの立場の人には、とても魅力的な技術です。マネジメントが上手にできれば、仕事においても人間関係においても、プラスの影響が大きくなります。

やる気というのは、人に言われて湧き上がるものではありません。しかしながら、自分一人では、なかなかやる気を出して継続させることも、難しいものなのです。そんなやる気は、行動心理学によってリードできます。そしてやる気があればこそ、さまざまな物事はスムーズに進むようになるのです。

行動心理学初心者におすすめの本ランキング

行動心理学は、人生に大きな影響を与えるといっても過言ではありません。人生を豊かにしたいと思うのならば、学んでいって決して損はないものなのです。そんな行動心理学は、さまざまな文献で勉強できます。中でも、初心者におすすめの本をランキングでご紹介しましょう。

宝島社 植木理恵のすぐに使える行動心理学

「植木理恵のすぐに使える行動心理学」は、テレビでもおなじみの植木理恵さんが著者となっています。基本的な心理術と共に、意中の人に好かれるための恋愛テクニックや、オフィスで好印象を持ってもらうためのテクニックなどが、たくさん紹介されています。初心者でも読みやすく、すぐに実践できる内容が満載な点が魅力です。

宝島社 他人の心がカンタンにわかる!植木理恵の行動心理学入門

植木理恵さんの著書で、「他人の心がカンタンにわかる!植木理恵の行動心理学入門」もおすすめです。相手の行動や言動にポイントを置き、相手の心を読み解いていくための入門書です。

この本では、「相手の言動に注目すれば、相手の本心を知ることができる」ということが、ポイントとして書かれています。たとえば、「やっぱり」が口癖の人は、自分の意見を変えやすいなど、言葉だけで分かる心理術もたくさん記載されています。

そのうえ、右上を見ながら考える人の心理などの、しぐさに着目した心理学も、たくさん載っていることがポイントです。これらは、明日からでもすぐに使えるので、ありがたいです。

ナツメ社 今日から使える行動心理学

「今日から使える行動心理学」には、座り方などの基本的なしぐさなどから、本心を探ることを目的として書かれています。さらに、恋愛テクニックやビジネス、そしてものを買うときのポイントなども踏まえて、たくさん紹介されています。

この本においては、人間関係をよりスムーズにするという点に重点が置かれています。行動心理学では、相手の本心を読み解いていきますが、これを人間関係に活かすためのテクニックが、記載されています。

行動心理学というと、「なんだか難しい文章が並んでいて読みにくそう」というイメージがある人も多くいます。しかし、本書では、各章の冒頭にマンガが入っているので、行動心理学初心者でも、抵抗なく読めます。まさに、行動心理学の入門に、ふさわしい一冊となっています。

河出文庫 FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学

映画でよく見かけるFBI捜査官は、「人間ウソ発見器」との異名があるといいます。これは、FBI捜査官が、相手の本心を見抜く能力に優れているからに他なりません。さまざまな事件に立ち向かっていき、たくさんの人のウソに触れるFBI捜査官には、この能力が不可欠なのです。

そんなFBI捜査官に習って、心理学を学んでいくのが、この本です。人間は、どんなに巧妙にウソをついても、しぐさには本心が出てしまうものです。しかし、普通に生活しているうえでは、こうしたしぐさは見落としがちです。

見落としがちな些細なしぐさを見逃さずに、本心を見抜くために活用する技術は、まさに行動心理学そのものです。本書では、ウソを見抜くプロである、FBI捜査官のテクニックを駆使して、行動心理学を学んでいきます。

集英社新書 メリットの法則 行動分析学・実践編

「メリットの法則 行動分析学・実践編」には、あらゆる場面で、メリットを得るためのテクニックが詰まっています。たとえば、恋愛や三日坊主、ダイエットにいたるまで、さまざまなシーンで活用できる行動心理学が載っています。

この本では、あらゆる行動を「好子」「嫌子」「出現」「消失」のキーワードで解析していきます。科学的に心理を読み解いていくこの本は、目から鱗の情報が溢れています。

科学的な視点から、行動心理学を描いた本書は、事例を交えて説明しているので、大変分かりやすくなっています。また、実践的なテクニックも大変多いので、読みながらすぐにでも、実際に活用していけます。

集英社新書 行動分析学入門――ヒトの行動の思いがけない理由

人の失敗などの原因には、心の問題が多くあるものです。たとえば、やる気の有無や、トラウマなど。これらは、失敗の原因として挙げられることはあっても、なかなかその根本の解決には至らないものです。

逆にいえば、この心の問題の解決を図れれば、多くの失敗は乗り越えられるといえます。そんな「心」に着目して、行動心理学を書いているのがこの一冊です。

本書は、行動分析学の入門書として定評があり、日本の第一人者によって執筆されていて、日本では、初の一般用の入門書となっています。この行動分析学は、介護や医療、スポーツや家庭など、さまざまな現場で応用されているものです。そのため、初心者が読んでも、さまざまな場面でためになることは間違いありません。

日本実業出版社 リーダーのための行動分析学入門

リーダーには、部下を束ねるだけの強い力が必要です。部下の本心を交えて、しっかりと理解をしていくことこそ、信頼されるリーダーの条件といえます。

この本では、いかに上手に人を動かすかについて、細かく書かれています。ポジティブな行動マネジメントによって、部下のやる気を高めて職場に活気をもたらすのです。そのための話すタイミングや内容、褒め方や部下の指導方法などが、事細かに記載されています。

仕事をするうえで欠かせない部下は、リーダーにとってなくてはならない存在です。そんな部下を、上手にマネジメントすることこそ、リーダーの大事な仕事となるのです。これができてこそ、仕事はどんどんと業績を上げられるのです。

行動心理学を学ぶ方法

資格取得を目指しながら勉強する

行動心理学を学ぶ方法は、主に四つあります。それぞれの性格やライフスタイルに合わせて、ピッタリの方法を取っていきましょう。まずは、資格取得を目指す方法です。行動心理学には、「行動心理士」などの資格があります。資格を取るためには、当然勉強が欠かせないので、行動心理学を効率的に学べます。

最近では、通信教育やオンラインでの講座なども増えています。仕事で毎日忙しいという人でも、気軽に自分のペースで勉強できるのです。これなら、たとえ不規則な生活の人であっても、コツコツと勉強できるでしょう。

また、資格を取得できれば、知識に博が付くことにもなります。勉強して知識を得た証ともなり、仕事などの場で、より活躍できるようになることでしょう。

資格取得の方法も、最近では多様化してきています。一定の講座を修了すれば、その時点で取得できる資格や、在宅で受けられる資格試験もあります。こうしたシステムを利用すれば、なかなか家を空けられない主婦でも、資格取得が可能です。

また、資格の取得をするためには、ぜひ教育を受ける必要はありません。独学で学んで、資格試験を受ける方法もあります。そのためには、自分自身できっちりと勉強していく必要があります。ただし、コストが断然安く済むうえに、自分のペースで勉強できることがメリットです。資格取得を目指すのならば、自分に合った勉強方法を探していきましょう。

大学で行動分析学を学ぶ

行動心理学の知識を深めたいのであれば、ぜひ大学で行動分析学を学んでいきましょう。大学では、その道のプロフェッショナルが講義をしてくれます。直接その講義を聞くことは、何より一番の学びとなることでしょう。

講義では、一般的な本を読んだり、テキストを読んだりするだけでは、得られない情報をたくさん得られます。また、面と向かって直接話を聞けることは、講義ならではの大きなメリットといえます。特に行動心理学は、人の行動などを読み解いていく学問です。そのため、いくら文字を読んだからといって、実践できるものではありません。

講義ならば、その場での実践をしてくれる可能性もあります。そうして、実践してもらったほうが、学びとしても大変価値が高いといえるのです。

行動心理学関係の本を読む

大学に行く時間はないし、通信教育を受ける余裕もない。そんな人は、ぜひ行動心理学関係の本を、どんどん読んでいきましょう。現在世の中には、数多くの行動心理学関係の本が出版されています。これらを、片っ端から読んでいけば、かなりの知識を手に入れられるのです。

本を探すときには、行動主義や行動分析学も取り入れて読んでいくと、効果的です。また、同じような題名の本でも著者が違えば、もちろん違った知識が記載されています。そんなたくさんの著者の分析が見られることも、本のいい部分です。

そして、通勤の電車内などでも、手軽に読めることが本のメリットです。最近では、タブレットやスマホでも書籍を読めるので、活用していくとよいでしょう。

ちなみに本であれば、本屋やネットで買う以外にも入手方法があります。古本を探してみると、かなりお得な値段で、たくさんの本が手に入ります。さらに図書館へ出向けば、さまざまな専門書を、無料でたくさん読めるのです。コストをなるべくかけずに、行動心理学を学びたい人は、こうした方法も実践していくといいでしょう。

日本行動分析学会の会員になる

心理学も含めて、現在はさまざまな学問が進化し続けています。そのため、どんどんと新しい研究発表がなされているのです。そんな新しい情報を、効率的に手に入れたいならば、日本行動分析学会の会員になりましょう。

日本行動分析学会は、行動心理学を深め、それをさまざまな場面で活用しようとする団体です。活動の場は、医療や教育、福祉などさまざまなシーンとなっています。この日本行動分析学会の会員になると、行動心理学の最新情報を会報で手に入れられます。また、場合によっては、さまざまな活動に参加できることもあるかもしれません。

日本行動分析学会は、入会資格を不問としているので、誰でも入会できます。会費はかかりますが、自分にとっても大変有意義なものになることは、間違いないでしょう。行動心理学は、今後さらにさまざまな場面で、活躍するようになると考えられます。そんな行動心理学の学会の一員になることは、人生においても、大きな財産になる可能性があります。

自分のためだけでなく、誰かのためにもなり得る「行動心理学」。ぜひ日本行動分析学会のことも、調べて検討してみるとよさそうです。

暮らしを豊かにする行動心理学を学ぼう

行動心理学は、人間のさまざまな言動やしぐさを、理解していくものです。無意識のうちに出てくる言動やしぐさは、行動心理学を知っていれば、本心を読み解くカギとなるのです。そんな行動心理学を学んでいけば、人間関係はより円滑になり、仕事や恋愛はうまくいくようになるのです。

また、私たち人間のストレスの大部分は、人間関係のトラブルといわれています。そんな人間関係を、自分の思い通りにできるのですから、ストレスの軽減も見込めるのです。

行動心理学は、私たちがよりよい生活をするための、重要なアイテムともいえます。その強力な武器を手に入れられれば、より充実した暮らしを目指せるのです。ぜひ自分に合った方法で、行動心理学を学んでいきましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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