ガーランドの作り方と飾り方を覚えて、自分だけの素敵な空間を作ろう
ガーランドでおしゃれにひと工夫してみよう
インテリア雑誌などでも、最近よく目にする機会が増えてきたガーランド。インテリア好きの女性が増えている中、ガーランドが注目されています。可愛らしい布や小物を使って沢山並んだ姿は、どんな空間でも雰囲気を明るく変身させてくれます。また、自分の部屋のアクセントとして、イベントの装飾として、それぞれの暮らしに取り入れる人が増えています。
ガーランドはアイディア次第でとても手軽に手作りすることも可能です。ガーランドを使ってインテリアにひと手間くわえて自分だけのお気に入り空間を作りたい、ただ、どうやって作ったらいいのか分からない、そんな悩みや疑問を持っている人も多いはず。ガーランドの材料や作り方を覚えて、自分だけのお気に入りの空間をガーランドで演出しましょう。
ガーランドとはどんなもの
おしゃれな壁かざりとして人気
ガーランドとは、もともと名誉や勝利の印として付ける花輪や花冠の意味で、花や葉っぱをつなげて飾りを作り、壁やドアなどの上へ装飾しました。現在では、花や葉っぱ以外にも紐にオブジェを取り付けて、インテリアの飾りにしたものをガーランドと呼んでいます。
ガーランドとして一般的なものは、三角形の旗をあしらったフラッグガーランド、そのほか、ドライフラワーや写真、布などを使ったさまざまなガーランドがあります。また、100円均一の材料などを使って手軽に手作りすることもでき、室内インテリアの一つとして人気が急上昇しています。
イベントの装飾品として使われる
ガーランドは、飾り付けの装飾品さえ用意できれば、誰にでも簡単に手作りすることができます。また、イベントの装飾品としてもよく使用され、結婚式やハロウィン、そしてクリスマスなどのシーンに合わせて使うことができます。ガーランドには色々なアイディアがあります。例えば、旗を用いたフラッグガーランドは、シーンに合わせてメッセージや文字を書き込んで飾りつけすることができます。
また、写真を利用してガーランド的な表現をすることで、大切な思い出を飾ることができます。その他にも、折り紙や布、チェーンやビーズなど、さまざまな素材を使うことで、ライフイベントの大切なシーンに合わせて空間を彩ることができます。
キャンプなど屋外でもかざられる
ガーランドは主にインテリアとして室内を装飾することが多いですが、最近はキャンプなどで屋外でも飾り付けをして楽しむ人が増えています。お洒落なキャンプサイトにこだわりがあったり、キャンプをしながら家族と一緒にガーランドで楽しみたい、またいつもと少し雰囲気を変えたいなど、理由はさまざまです。
キャンプ場でも、テントや屋外をガーランドで飾ってアウトドアを過ごすのも、キャンプサイトが華やかになり素敵です。
通販でお気に入りをみつける
最近は多くの通販サイトで、手作りのガーランドが販売されているため、自分のお気に入りのガーランドを探すことができます。多くのクリエイターにより、個性的で魅力的な作品が展示されているため、楽しみながらガーランドを選ぶことができます。
作ってみたい気持ちはあるけど、時間がなかったり作ることに自信がなかったり、突然のパーティーで急に必要になった際などは、通販サイトで好みのガーランドを見つけるのも便利でしょう。また、展示されている作品を参考にして、自分で手作りしてみるのも楽しいかもしれません。
ガーランドを作ろう
ガーランドとは、連続するオブジェを紐に並べて付ける装飾のことを呼び、一般的なものに、フラッグガーランドという、逆三角形の旗をあしらったものがあります。さまざまなシーンのパーティーや、お洒落キャンプにも欠かせないアイテムとして人気のガーランド、作り方はとても簡単なので誰でも手軽に作ることができます。また、準備する材料についても、余った布や100円均一などを利用して、簡単に揃えることができます。
最低限に必要な材料は
パーティーやキャンプ場などでガーランドを飾るだけで、特別な空間や個性を出すことができるため、ガーランドを自分でも手軽に作りたい人も多いはず。もしかしたら、材料をたくさん揃える必要があるのかと悩んでしまいそうですが、意外にも身近な物だけでガーランド作りに必要な物を揃えることができます。
ガーランドに最低限必要な材料は、好みの布(余った布でOKです。)、紐、ボンド、型紙用の厚紙、ハサミ、チャコペンなどです。わざわざお店へ買いに行く必要はないので、まずは身の回りにあるものを利用してガーランド作りに挑戦しましょう。
シンプルな作り方は
ガーランド作りの中で一番シンプルな「フラッグガーランド」の作り方をご説明します。
- 準備した厚紙で型紙を作った後、型紙を生地の上にのせて型をとっていきます。型紙は正方形でも二等辺三角形でも、好みの形を作ります。
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型がとれたら、型に合わせて布を切ります。
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切った布にボンドを塗り、紐を挟むようにして付けていきます。そして、この作業を続けていきます。紐に旗がたくさん付いた「フラッグガーランド」の完成です。
無料のフリー素材を使う
ガーランドの作り方は、誰にもできるのでとても簡単です。例えば、文字を使いたい場合、インターネットから無料でテンプレートをダウンロードすることができ、好きなガーランド素材を印刷して、切り取ったガーランドのテンプレート素材を紐で繋ぐだけで作ることができます。
印刷する用紙などは、ペーパークラフト用の厚めのプリンタ用紙が適していますが、ない場合は一般的なコピー用紙に厚紙を貼っても使うことができます。無料のテンプレートには、あらかじめメッセージに必要な文字がセットになっていたり、必要な文字や記号だけを選んで印刷できるガーランドもあるので、ガーランドを使うシーンや、場所の広さなどを考えて、好みのガーランドを選びましょう。
身近なものでガーランド作り
自分の好みにアレンジする
家にあるもので、手軽にガーランド作りに使えそうなものといえば、ペーパーナプキン。同じ紙類では、折り紙もありますが、和風な柄の折り紙で作るガーランドは和風テイストに、ペーパーナプキンは独特の温かみと、カラフルなポップさから、洋風テイストな雰囲気を演出することができます。ペーパーナプキンをアレンジしたガーランドを作ってみましょう。
材料はペーパーナプキン(大)、ボンド、麻紐、ホッチキス、ハサミ。
- ペーパーナプキンは大きめのものを4種類ほど用意します。ナプキンは1/4にハサミでカットし、さらに1/4をたてに3等分して切り、ペーパーナプキンで短冊を作ります。
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切ったペーパーナプキンは、何重かに重なったままの状態で輪っかを作ります。重なった部分をホッチキスで留めてできた輪っかに新しい短冊を通し、さらに輪っかをホッチキスで留めて、同じ作業を繰り返し、好きな長さになれば完成です。
100円均一を活用する
ガーランドの材料は、100円均一などで売られている物を活用して作ることもできます。例えば、セリアの折り紙や、ペーパーチェーン用にカットされている折り紙、ペーパーナプキン、色画用紙など、さまざまな素材を100円均一で手軽に購入してガーランドを作ることができます。折り紙やペーパーナプキンなどを使って、お子さんと一緒にガーランド作りを楽しむのもいいかもしれません。
100円均一を賢く活用することで、誕生日会やお祝いなど、さまざまなシーンに応じて素敵な空間を演出することができます。しかも、材料費も安く抑えることができので、色々な種類のガーランド作りに挑戦することもおすすめです。
通信販売を活用する
大きなイベントや大切な日はもう少し手の込んだガーランドで演出したい人には、通信販売を活用するという方法もあります。100円均一や家にある身近なものを使ってガーランドを作るのもいいですが、クリスマスやハロウィン、誕生日や結婚式など、大切な日にはもう少しだけ彩りのあるガーランドを飾りたいもの。
自分では手作りするのは難しくても、通信販売の手づくりキットは簡単に組み立てられるので、さらに華やかで非日常的な空間を作ることができます。
ガーランドに使えるおすすめアイテム
観葉植物を飾ってみよう
最近は、観葉植物をガーランドに活用する人も増えています。特に、フェイクグリーンと呼ばれる人工観葉植物や造花を使ってガーランドに取り入れます。普通の観葉植物を飾り付けると、時間が経つにつれて葉っぱや枝などが枯れてしまい、長い間はインテリアとして楽しむことができません。また、生きた植物だと、水やりや肥料、防虫や湿度管理など、色々と手間がかかってしまいます。
しかし、最近は本物そっくりな人工観葉植物も増え、生きた植物と同じような感覚でインテリアとして楽しむことができます。観葉植物などの緑は、部屋にゆとりや安らぎを与えてくれるので、興味があればぜひガーランドとして取り入れてみましょう。
着なくなった洋服をアレンジ
クローゼットなどにしまってある、着なくなった洋服や古着などをアレンジして、ガーランドとして楽しむことができます。もう着ない洋服でもお気に入りの服だと、なかなか捨てることができないという人も多いかもしれません。しかし、自分の古着をリメイクすることで、愛着を持ってガーランド作りを楽しめ、さらに自分だけの個性ある空間を作ることができます。
その他にも、シミや汚れが付いてしまったランチョンマットや、身近にある布を少しでも集めておき、それを活用して作るとカラフルなガーランドができます。例えば、お子さんの小さくなった洋服や、カラフルなプリント生地で作るのも楽しめますので、捨てられない洋服や古着があれば、ぜひ作ってみましょう。
落ち葉やドライフラワーで
そもそもガーランドとは、花や葉っぱなどの自然素材で作られました。そして、名誉や勝利の意味を込めて、壁やドアへ花輪や花冠を紐で飾り付けし、もとはナチュラルガーランドが主流とされていました。ガーランドを作る際に、季節の花をドライフラワーにしたり、葉っぱや好みの植物を使いボタニカルガーランドにして楽しむのも素敵でしょう。
例えば、紅葉が進む時期などは、子供と一緒に拾った落ち葉でガーランドを作るのも楽しそうですし、花や葉っぱなど、少しでも自然な素材を部屋の中に飾ることで、温もりが出て暖かい雰囲気になります。落ち葉などは、四季それぞれ違った雰囲気を楽しめ、インテリアとして取り入れる時に、季節の変化も一緒に感じることができます。
ライトをつけてイルミネーションに
部屋のインテリアとして、ムードのある空間の演出に欠かせない間接証明。小さな光のイルミネーションや、デコレーションとしても一年中楽しむことができるガーランドが増えています。例えば、電飾と呼ばれるシンプルなものから、花形や星などをモチーフにしたもの、籐やファブリックなど自然な素材で作られたものなど、バリエーション豊かなで楽しいデザインを多く見ることができます。
イルミネーションタイプのガーランドが増えた理由として、省エネで熱がこもらない、安全なLED電球が主流になったことから、ガーランドのデザインや素材の幅も広がったと言えます。
お気に入りのガーランドを部屋にかざろう
ガーランドは、パーティーや特別な日のために壁や窓を装飾したり、記念撮影のスパイスに活用したりと、さまざまなシーンの思い出を演出してくれるための人気素材です。また、ガーランドは特別な日のためだけでなく、自分だけの大切な空間を身近なものを使って簡単に演出することができます。
色々な素材を使って、自分だけのお気に入りのインテリアとして楽しんだり、家族や友達と一緒に素敵な空間を共有したりと、その時々に合わせたガーランドを使い、日常生活を豊かなものにしましょう。