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珪藻土のバスマットで快適なお風呂へ。選び方と手入れのコツ

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人気のバスマットの選び方や手入れ方法

お風呂あがりを快適に過ごすための必需品であるバスマットは、頻繁に変えるものではないのでこだわって選びたいもの。昔ながらのタオル地のバスマットでも、毛足が短く硬めのタイプが好きだったり、毛足が長くフワフワと包まれる感じが好きだったり。また、吸収力抜群で簡単に洗えるマイクロファイバーも人気が高いです。

但し、毛足が長いタオルやマイクロファイバーだと洗濯はできても、絡まった毛やホコリを取るのが大変だったり、中まで乾きにくく匂いやカビが発生することも。そんな悩みを抱える人に注目を浴びているのが、珪藻土のバスマットです。

珪藻土を使ったバスマットはどんなものか

珪藻土は藻の化石で吸水力が特徴

珪藻土(けいそうど)とは、珪藻という植物性プランクトンの藻が、化石となり海底や湖底に沈殿してできた堆積物です。藻の化石には、マイクロメートル単位のとても細かい孔(あな)が無数に空いており、この孔が表面についた水分を吸収します。そして表面が乾燥すると、今度は吸収していた水分を放湿します。

まるで自分で呼吸しているかのような、この吸水力と放湿力のおかげで、珪藻土のバスマットは濡れた足を瞬間的にさらさらにするだけでなく、バスマット自体もすぐ乾くのです。

汚れたら軽くやすりでこするだけ

珪藻土のバスマットは、今までのタオルやマイクロファイバーでできたバスマットと違い、洗濯不要で毎日使うことができます。使い終わったら倒れないよう立てかけて、陰干しするだけと、お手入れが簡単な点が特徴。バスマットを立てかけて両面の風通しをよくするだけで、しっかりと乾くことができ、雑菌の繁殖を防ぐことができるので長持ちします。

それでもやはり、珪藻土のバスマットを使っているうちに、少しずつ吸収力は落ちて、色もくすんできます。その時には、洗剤で洗ってはいけません。洗剤が孔をふさぎ、更に吸収力が落ちてしまいます。

このように汚れてきた場合は、表面をヤスリで軽く削り取ります。最近では珪藻土バスマットを購入する際に、専用のヤスリが付いてくる場合も多くなりましたが、もし別に用意する場合は300番~400番程度のヤスリを使用するとよいでしょう。もちろん削りカスは、布でふき取るか掃除機でしっかりと吸い取ってくださいね。

また、珪藻土バスマットは、陶器のような質感で思わぬ衝撃で欠けたり、割れたりすることがあります。そんなときでもすぐに諦めずに、少し加工してみましょう。少しの欠けなら、ヤスリで削ると目立たなくなります。大きく割れてしまったときは、玄関などの除湿・消臭剤として活用もできます。

選び方のコツ

脱衣所の広さとサイズのバランス

珪藻土のバスマットは板みたいに硬く割れやすいので、使用する場所は限られてきます。まずは使用する脱衣場の状況を確認しましょう。

まずは、珪藻土のバスマットは衝撃に弱いので、ドアの開閉でぶつからないか、安全に立てかけて干す場所があるかを確認します。また、大きくなるほど強度が弱くなり割れやすいという傾向があるので、迷った場合は小さめのサイズを選ぶのがおすすめです。

また、珪藻土のバスマットは硬くて平らな場所で使用するように作られています。たわみやすい床や滑り止めのマットなど数ミリの段差でも、硬い珪藻土のバスマットには負担となり、欠けたり割れたりする場合があるので、しっかりと確認しておきましょう。

当然ながら、従来のバスマットみたいに、クルクルと丸めたり畳んだりすることはできません。脱衣所に洗面台や洗濯機がある場合は、珪藻土の大きさが邪魔にならないか確認しておくと、更に安心です。

色を確認して汚れが目立たないもの

以前は、四角くシンプルなデザインが多かった珪藻土のバスマットですが、最近では、円形やオリジナルの形、地模様が彫られていたり、イラストが印刷されていたりと、さまざまなデザインから選ぶことができます。

イラストがプリントされている部分は、着色料により吸水しない可能性もありますので、素材を確認しておきましょう。また、地模様やイラストが彫られているものは、溝に汚れが溜まりやすく、こまめに掃除が必要な場合がありますが、オリジナル感あふれる自分好みのデザインを選ぶことができます。

昔ながらのシンプルな四角いバスマットは一見地味ですが、どんな雰囲気の脱衣所でもマッチしやすく、立てかけて乾かす際には他の形よりも比較的倒れにくく丈夫というメリットもあります。

また、汚れが目立たないという点では、色も重要です。珪藻土のバスマットは着色されているタイプもありますが、プランクトンや堆積された場所の水など、本来の土の色だけで作られているタイプも多く販売されています。

本来の土色を活かしたものは、汚れが目立たなく、長く使いやすいというメリットがあります。また皮膚が弱い人や合成の着色料が気になる人には、珪藻土本来の色だけで作られたバスマットが安心。

珪藻土のバスマットも白は人気の色ですが、洗剤や血液など汚れが完全に落ちない可能性があります。汚れが目立たないよう頻繁にヤスリをかける必要がありますが、テラコッタ調の白は見た目がとても上品で、部屋を明るく見せてくれる効果もあります。

速乾性や吸水力を確認

珪藻土のバスマットは、基本的には従来のバスマットに比べ価格が高いのが一般的です。安い価格で購入できる珪藻土のバスマットの中には、珪藻土の割合が低く、残念ながら吸水する速さが遅いものも多いので注意しましょう。安い買い物ではないからこそ、できれば店頭のテスターや実験動画などで乾熊での速さを確認してから購入したいもの。

また、合成着色料など珪藻土以外のものが多く含まれると、頻繁にヤスリをかけ続けないと吸収力が落ちやすいタイプや、使用後に足裏がサラサラせず、粉っぽさが残るものも有ります。

おすすめの珪藻土バスマット

DreamMaster(ドリームマスター) 珪藻土バスマット

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B076V6K6Q9″ title=”DreamMaster 珪藻土バスマット お風呂マット 足ふきマット 消臭 速乾 吸水 防カビ 防ダニ ?日本語説明書付”]

初めての人におすすめ、2,000円台とお手頃な価格で購入できるDreamMasterの珪藻土バスマットです。中国製ですが、日本語の取扱説明書とヤスリ3枚が付いています。ロゴが小さく彫られている以外はシンプルな長方形でお洒落です。サイズは60×38×0.9cm。薄さは少し気になりますが、コンパクトながらも普段使いに十分な珪藻土バスマットです。

QTJS珪藻土バスマット

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B06ZY5MY9P” title=”珪藻土バスマット QTJS 速乾足拭きマット消臭速乾 足拭きマット”]

2,000円台で購入できる、試してみたい人におすすめの珪藻土バスマットです。シンプルな四角い形ですが、地模様で可愛い足型が彫られており、お洒落。大きさもレギュラーサイズですが、少し乾きにくいものの珪藻土のみで作られているので、素材重視の人にはおすすめです。

ASUWELL(アスウェル)珪藻土バスマット

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B01BKMD1UC” title=”【日本製】珪藻土バスマット Made in Japan刻印 レギュラーサイズ (57.5cm×42.5cm) 特許取得済み”]

6,000円近くと価格が上がりますが、国産の珪藻土バスマットなら、これくらいが一般的な価格帯になります。サイズは57.5×42.5×0.95cmとレギュラーサイズですが、耐久重量は200kgまでなので、体型を気にせず使用できます。特許製法で、冬でも冷たく感じにくく、消臭・防菌効果も高いので、お洒落だけでなく機能性も十分です。

Rosefray(ローズフライ) 珪藻土バスマット

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0769H9M14″ title=”Rosefray 珪藻土バスマット 速乾消臭防カビ 60×39×0.9cm (Lサイズ)珪藻土 お風呂マット天然素材(ブルー)”]

漂白加工をしていない珪藻土のバスマットです。地模様で彫られているイルカの模様がお洒落。シンプルなデザインなので掃除もしやすいでしょう。1,000円台で購入ができるお手頃商品です。

soil(ソイル) 珪藻土 バスマット

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B008FWK1X6″ title=”soil 珪藻土 バスマット ライト”]

珪藻土といえばsoilというほど、珪藻土グッズの火付け役となったのがsoil。バスマット以外にもさまざまな珪藻土アイテムを販売しているブランドです。吸水スピードは少しゆっくりなものの、お洒落で上品な素材感は、特に女性に根強い人気があります。少し値が張りますが、プレゼントとしてもおすすめです。

Tenswall(テンズウォール) 珪藻土バスマット

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B01LXMAO21″ title=”Tenswall 珪藻土バスマット 風呂マット 足ふきマット 消臭 速乾 防カビ 防ダニ 抗菌 約60cm×39cm JD001W (灰白)”]

シンプルな長方形ながらも、少し大きな角の円みと都会的なデザインのロゴがスタイリッシュの珪藻土バスマットです。2.7kgと少し重めではありますが、漂白加工をしていないので、吸水力も抜群です。こちらもヤスリ付きで2,000円台から購入できます。色違いで販売されているピンクも可愛らしくお洒落でおすすめです。

珪藻土のバスマットで快適な足元

最近注目を集めている珪藻土バスマット、決して安い買い物ではありませんが、吸水力の効果や手入れの簡単さを知れば、長く使えるものです。コスパでは従来のバスマットより、よいものも多いでしょう。毎日使うものですから、見た目も機能も快適に過ごせるものを揃えていきたいですね。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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