リビングダイニングテーブルの選び方。自分好みの部屋を目指そう
選び方を工夫してすっきりとした部屋に
リビングダイニングテーブルは、選び方次第で部屋の使い勝手や雰囲気が変わります。特に天板の形状は、重要なポイントです。
部屋の広さに合わせたテーブルの選び方、部屋の雰囲気に合うテーブルの選び方、家族構成に合わせたテーブルの選び方など、選ぶ際に注目するポイントはいくつかあります。以下では、ダイニングテーブルを販売しているおすすめのお店も記載しているので、そちらも参考にしながら選び方を工夫して、すっきりとした部屋を目指しましょう。
ダイニングテーブルの種類
ダイニングテーブルの種類は、いろいろあります。天板の形状は、スクエアタイプ、丸タイプ、楕円タイプ、丸角タイプなどが一般的です。天板が小さめのカフェタイプもありますし、デザイン性の高いものを選ぶ場合は、これらに当てはまらない形状もあります。
さらには、定番の4本足、1本足と足の形状もさまざま。4本足は安定感があることが魅力で、1本足はチェアを自由に配置できる点が魅力です。数は少ないのですが、2本足のタイプもあります。ラック付き、引き出し付き、天板伸長式、バタフライ式、天板昇降型など、機能性を高めたテーブルも多いです。
レイアウトのコツ
リビングダイニングテーブルは置き方が重要なポイントなので、レイアウトのコツをつかんでおきましょう。
壁につけてスッキリと広々した部屋に
スクエアや丸角タイプであれば、壁につけることで、スッキリと広々とした部屋になります。カフェカウンター風にすると、広さもおしゃれも両方ともばっちりです。
これは一人暮らしの方におすすめのレイアウト。壁につけると、チェアは一つかニつくらいしか置けなくなるので、大家族の方には使い勝手が悪くなります。しかし、一人暮らしであれば大丈夫。友人などを招いたときには、テーブルを壁から離し、移動させればOKです。
移動して使うことも想定するなら、テーブルを移動して4人掛けくらいで使えるように、部屋のスペースを空けておく必要があります。
丸いテーブルは配置場所に注意
丸いテーブルは見た目はかわいくてよいのですが、デッドスペースができないように、配置場所に注意が必要です。スクエアタイプと比べるとおさまりが悪いという点や、天板が狭く感じるというデメリットがあります。
しかし、デメリットばかりではありません。丸いテーブルは、人との会話が弾みやすいというメリットがあります。曲線ならではの柔らかい印象が、部屋の雰囲気を優しくしてくれることもメリットです。狭い部屋にはあまり向きませんが、リビングテーブル兼用のダイニングテーブルとして、レイアウトするなどの工夫をして置くこともできます。
部屋の広さで選ぶ方法
部屋の広さに合わないテーブルを置くと、部屋が狭く感じてしまったり、使い勝手が悪くなったしります。部屋の広さに合わせて選ぶ方法も学びましょう。
6畳~7畳のテーブル選び
6畳~7畳の部屋は、一人暮らしには多い広さです。一人暮らしであれば、それほど大きなテーブルは必要ありません。また、ソファと一緒に置くことは厳しいということも、頭に入れておきましょう。
おすすめのテーブルのサイズは、80cm×80cmサイズです。このサイズであれば、一人暮らしであれば十分でニ人でも使えます。ソファが一緒に置けないという点と、リビングテーブル兼ダイニングテーブルとして使用することを考慮すると、ローテーブルを選ぶという選択肢もありです。
8畳~9畳のテーブル選び
8畳~9畳の部屋の場合は80cm×80cmサイズなら、ソファが置けて移動もしやすいレイアウトになります。ソファをダイニングテーブルのチェアとして使用することもおすすめです。その場合は、1本足のダイニングテーブルを選ぶとよいでしょう。
また、昇降式のテーブルであれば、ソファとの高さのバランスも合わせやすくなって便利です。8畳~9畳であれば、大きなダイニングテーブルを置くよりは、天板が小さめのテーブルのほうが圧迫感がなく、広々とした部屋に見せられます。
10畳~11畳のテーブル選び
10畳~11畳の部屋であれば、1m超サイズのテーブルを置いたとしても、余裕が出てくる部屋の大きさです。家族連れでも余裕があり、4人掛けや5人掛けのテーブルを選んでも置けるでしょう。
ニ人暮らしなど家族が少なければ伸長式のテーブルを選ぶことで、普段はニ人掛けで使用し、人を招いたときには大きく広げて使うという方法もあります。壁際にベンチを置いておくと、来客があったときにすぐに使えて便利です。
12畳~13畳のテーブル選び
12畳~13畳の部屋の場合、大きめのテーブルとソファが置けて、レイアウトも自由自在です。子供が二人できたとしたら、12畳以上は欲しいという声は多く、まだ家族構成が少ないうちから、広めの部屋に住んでいる方もいます。
部屋をスッキリと見せたいなら、壁際に4人掛けのテーブルを置いたり、キッチン横にテーブルを置くとよいでしょう。来客が多い方は、4人掛けの伸長式で6人掛けになるタイプのテーブルを選ぶこともおすすめです。
部屋の雰囲気で選ぶ方法
テーブルのサイズの選び方がわかったら、部屋の雰囲気で選ぶ方法も知っておくとよいでしょう。
目指しているインテリアで選ぶ
目指しているインテリアがあれば、それに合うテーブルを選ぶことが大切です。例えば、カフェ風インテリアや西海岸風など、やりたいインテリアが決まっていれば、その雰囲気を壊さないようなテーブルを選びましょう。
インテリアを気に入っているテイストでそろえたとしても、テーブルがそのテイストに合っていなければ、すべてが台無しになってしまいます。テーブルは部屋の中でも特に存在感があるので、選び方には注意が必要です。そのため、目指しているインテリアと同じテイストのものを選ぶか、もし見つからなければ色をそろえるなどして、部屋の雰囲気を壊さないようにしましょう。
部屋の見せ方で選ぶ方法
例えば、狭い部屋を広く見せたいなら、白い色で統一することをおすすめします。このように、部屋の見せ方で選ぶ方法もあります。
部屋を広く見せたい場合は、テーブル以外の家具やインテリアにも気を配る必要があります。色がバラバラだと、ゴチャゴチャして部屋が狭く見えてしまうので、色選びは重要なポイントです。また、背が低い家具で統一することも、部屋を広く見せるコツです。
家族構成で選ぶ方法
家族構成を考えて選ぶことも重要です。一緒に暮らしている人数に合わせて、テーブルを選ぶコツを知っておきましょう。
一人暮らしの選び方
一人暮らしの場合は、天板が小さなテーブルがおすすめ。こだわりが少ないのなら、カフェテーブルでもOKです。恋人や友人を招くことを想定するなら、幅と奥行きがそれぞれ最低80cm以上あるテーブルが理想です。スクエア型でも円形でも同じで、最低80cmくらいで一人~ニ人が座れるサイズだといわれています。
このサイズがあれば、ダイニングテーブルとして使用しないときは、パソコンを置いて作業したり、新聞や雑誌を広げてたとしても、窮屈な感じはしないでしょう。
ニ人暮らしの選び方
同棲や結婚が始まったら、80cm×80cmのテーブルがおすすめです。そのため、現在は一人暮らしだったとしても、将来を考えてカフェテーブルなどの小さなテーブルではなく、少しだけ余裕のあるサイズを選んでおくという選択肢もあります。
ニ人暮らしであれば、カフェテーブルでは狭くて使いにくいので、80cm×80cmサイズ以上のテーブルを選んだほうがよいです。部屋が狭い場合は、このサイズのテーブルを壁につけて使用するなど、レイアウトに工夫をするとよいでしょう。
3人~4人暮らしの選び方
3人~4人暮らしの場合、最低でも100cm~120cmサイズのテーブルが必要です。また、使い方によっては、もう少し大きくてもよいでしょう。
3人暮らしの場合は80cm×100cmくらい、4人暮らしの場合でニ人ずつ対面で座るなら、120cm×80cmくらいが理想のサイズの目安です。円形テーブルの場合は3人でも4人でも同じく、100cmくらいのサイズのテーブルであれば、快適に使用できます。
5~6人暮らしの選び方
5~6人暮らしとなると、160cm以上の大きなテーブルが理想です。しかし、部屋の広さとの兼ね合いもあるので、難しい場合は子供と大人のテーブルを分けるなどの工夫をしてもよいでしょう。
5人暮らしでスクエア型のテーブルを使用する場合、横にニ人ずつお誕生日席にニ人座るという構図か、横にニ人と対面して3人座るという構図になります。この場合は160cm×80cmくらいあることが理想ですが、部屋の省スペース化のために、誰も座っていない一辺を壁付けするという手段もありです。
6人暮らしでスクエア型のテーブルを使用する場合、横に2人ずつとお誕生日席に対面してニ人座る構図と、横に3人ずつ座る構図のどちらかになります。どちらにしても、160cm×80cmのサイズであれば快適に使えることでしょう。横に3人ずつ並ぶ構図であれば、だれも座っていない一辺を壁付けすると部屋を広く使えます。
おすすめのダイニングテーブル
おすすめのダイニングテーブルを厳選しました。省スペースでも使いやすいタイプや大きさのテーブルです。
ニトリ ラフィネDBR TB-212
ニ人暮らしにピッタリのおしゃれなデザインです。円形が部屋を優しい雰囲気に演出しつつ、足はスチールでクールでモダンな雰囲気。ナチュラルモダンで、ほかのインテリアとも合わせやすいです。
90cm×90cmのサイズなので、一人暮らしでは余裕を持って使用できる大きさ、ニ人暮らしでも窮屈さはなく、快適に使える大きさだといえます。安定感のある4本足で、チェアは4方向どこでも置くことが可能です。
【参照リンク: https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/TableChair/DiningTable/4008026s?ptr=item 】
無印良品 リビングでもダイニングでもつかえるテーブル
リビングでもダイニングでも、兼用で使えるテーブルです。シンプルなウッド製なので、木のぬくもりが優しく、ナチュラルで落ち着いた雰囲気になります。
サイズは150cm×65cmなので、3~4人暮らしでも余裕を持って使える大きさ。そして高さが60cmとやや低めなので、リビングテーブルとしても最適です。チェアもテーブルに合わせて低めのものを選びましょう。テーブルが低めだと圧迫感がなく、部屋を広く見せられます。
【参照リンク:https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738727798?searchno=13 】
フランフラン アルパ ダイニングテーブル
カントリー調にもクラシック調にも合う、かわいくておしゃれなデザイン。心地よい木のぬくもりが魅力で、ナチュラルテイストの部屋にも合わせやすい、天然色を生かしたカラーリングになっています。
脚の部分の美しい曲線美が目を引くエレガントなデザインで、都会的でモダンな部屋でも、女性らしいクラシカルな部屋でも相性抜群。また、足裏部分には、高さが調節できるアジャスターを装着していることもうれしいポイント。フローリングでもラグを敷いた場所でも、がたつきがなく快適に使用できます。
【参照リンク:?http://www.francfranc.com/shop/g/g1108030056802/ 】
IKEA ドロップリーフテーブル
来客時にスペースが広げられるバタフライテーブル。長さの最小は74cm、最大138cmと、用途に合わせてテーブルの長さが変えられます。
普段はニ人暮らしにおすすめのサイズで、カップルのダイニングにもピッタリです。来客時には最大に広げれば、4人掛けテーブルになります。コンパクトでスッキリとしているので、設置場所を選ばず、レイアウトしやすいです。
【参照リンク:https://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/00206807/ 】
フジファニチア ダイニングテーブル
シンプルながらも丸みのあるデザインがおしゃれで、さりげなくセンスの良さを醸し出します。ナチュラルでシンプルな木製なので、ナチュラルテイスト、和風テイスト、和モダンなどの部屋の雰囲気にピッタリです。
シンプルなので、ほかのインテリアの邪魔をしないデザイン。しかし地味な印象ではなく、デザイナーズ家具っぽい曲線美が目を引くテーブルです。飽きることのないデザインなので、一生ものとして長く愛用するつもりで選んでもよいでしょう。その場合は、将来の家族構成も考えて大きめサイズを選ぶことをおすすめします。こちらのテーブルは、5種類のサイズ展開があります。
【参照リンク:https://tabroom.jp/table/dining-table/itm0012484/ 】
自分に合わせてテーブルを選ぶ
テーブルを選ぶ際には、まず部屋の広さや家族構成に合うサイズのテーブルを探すことが第一。しかし、テーブル選びのコツは、サイズに気をつけることだけではありません。部屋の雰囲気に合うテーブルを選ぶことも大切なポイントです。
部屋に合うサイズがわかったら、部屋やインテリアの雰囲気に合うデザインやカラーのテーブルを見つけましょう。また、テーブルを壁付けして部屋を広く見せるなど、レイアウトに工夫することも大切です。自分に合うテーブルを選び、自分好みの部屋を目指しましょう。