適性を見極める!在宅ワークに向いている人、向いていない人の特徴
在宅ワークは、簡単ではない!
自宅で仕事をしている、と聞くと「私にでもできそう!」と思いませんか?自分の都合を優先しながら働けそうとも、つい考えてしまいますね。
実は在宅ワークは、それほど簡単なものではないんです。他の仕事と同様に向いている人とそうではない人もいるでしょう。今回は、在宅ワークに向いている人、向いていない人の特徴をご紹介します。
在宅ワークに向いている人「コツコツ作業が大好き」
在宅ワークの内容にもよりますが、自宅が職場となった場合、通勤時間が発生しません。自由にシフトを組んでいいからこそ、時間管理も実は難しいのです。ライターの場合は、さらに毎日が同じことの繰り返しです。コツコツとした作業が好きでなければ、できません。
誰かが時間管理をしてくれるわけでもなく、誰かが自分の努力を側で見てくれているわけでもない。困ったときに相談できる上司や先輩もいない。それでも、コツコツと毎日、確実に作業を進められる人こそ、在宅ワーク向きです。
在宅ワークに向いている人「エンドレスな日々になっても問題がない」
職種にもよりますが、ONとOFFを気にしていると、かえって毎日を過ごしにくくなってしまいます。たとえばライターを例に説明すると、ライターにとって情報収集も仕事の一環です。
自分はOFFのつもりで過ごしていても、何かのきっかけでネタを見つけたり、気づきがあったりするなら、それはもはやONの世界です。恋人と一緒にいても、仕事に関するヒントがあれば、すぐにそのアイデアを持ち帰る……。そんな日々がエンドレスに続いていきます。
そもそも仕事も、納期を終えても、すぐに新しい仕事がはじまりますから、何をもって「終わり」とするのかも少しずつ分からなくなってきます。想像以上に自由業というのは、ハードな世界でもあるのです。
在宅ワークに向いていない人「オフの時間を優先しすぎる」
在宅ワークという認識を誤ると、なかなかお仕事も依頼してもらえなくなります。
突発的に依頼がきたら、迷わず彼氏とのデートよりも依頼を優先させる。そのくらいの覚悟とやる気を見せなければ、なかなか残り続けていけないでしょう。それくらい、どの世界も激しく、とくに自宅で仕事ができる在宅ワークは競争が激しい世界でもあるのです。
オフをつくらない、と決める必要はありません。ただ、自分の予定を依頼者に対して押し付けすぎると、他の在宅ワーカーへと仕事が回ってしまう可能性はあります。
在宅ワーク=楽しく働ける、というのは大きな勘違いです。ただ内向的で会社勤めが疲れてしまう、あるいは、持病があり、なかなか毎日、定時に出社するという働き方が難しい人にとっては、可能性のある新たなひとつの働き方です。
果たして自分自身が本当に在宅ワークに向いているのかどうかをじっくりと考えながら、それでもスタートしたい場合は、まずは環境を整えることからはじめましょう!