こまめに少しずつ!一人暮らし女子のための楽チンお掃除のコツ

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掃除に便利なアイテムやコツで掃除を楽にしよう

散らかった部屋、汚れの溜まった水回りなど、隅々まで掃除をするには時間も労力もかかる…掃除に対して面倒なイメージを持っている人も多いでしょう。

しかし、コツさえ掴めば掃除はそれほど面倒ではなくなります。また、どこから手を付けるべきなのか、どんなアイテムを使うべきなのかを自分の中で整理することで、効率良く掃除を進めることができるでしょう。

場所別の掃除のポイントを紹介

生活空間の全ての場所が、同じ掃除の仕方で同じようにきれいになるというわけではありません。それぞれの場所にはそれぞれに見合った掃除の仕方があり、それを知っておけば無駄な手間を省くことができます。

常に清潔を保っておきたい4つの場所を例に挙げて、掃除のコツを記載していきます。

よく使うリビング

リビングは一番多く時間を過ごす場所の一つです。まずは出しっ放しになっている物や床に置かれている物など、物を片付けることから始めるのがリビングの掃除のコツです。片付けないまま掃除を始めると、何度も物を動かすことになったり、動かした後からまた埃が出て来たりと、時間も手間もかかります。

片付けが終わったら、棚や家具にたまっている埃をハタキを使って落としてから、床に掃除機をかけることをおすすめします。そうすることで汚れが全て床に落ち、掃除機で一掃できます。天井や壁などの汚れも気になる場合は、高い位置から掃除していくと効率良く掃除が進むでしょう。

汚れが頑固なキッチン

キッチンは、水周りと火の周りが主に汚れやすい場所です。汚れやすい上に、なかなか落ちにくい頑固な汚れが発生します。これらをきれいに落とすには、それぞれの汚れに合った掃除の仕方を知る必要があります。

コツとしては、酸性の汚れにはアルカリ性、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使用することです。酸性とアルカリ性は相反する性質を持っており、それぞれに使うことで中和されて汚れが落としやすくなるからです。分類すると、油汚れは酸性の汚れ、水垢はアルカリ性の汚れになります。

以下は、キッチンの代表的な箇所に対しておすすめの落とし方を表にしています。

水垢 食器用洗剤をスポンジにつけてこする。(クエン酸があると便利)
換気扇・レンジフード

(油汚れ)

重曹をふりかけ2?3時間放置。その後、ブラシ等でこすり、お湯で洗い流す。
換気扇のファン・コンロ

(油汚れ)

マジックリンなどの強力洗剤を使う。
冷蔵庫 アルコール除菌スプレーをかけ、汚れを拭き取る。

清潔に保ちたいお風呂場

お風呂場は一日の体の汚れを落とし、疲れを癒す場所でもありますので、特に清潔に保っておきたい場所です。しかし、湿気がこもりやすく、最もカビや垢が発生しやすい場所でもあります。

お風呂場の汚れには、汚れ別に洗剤の種類を変えることをおすすめします。そうすることで汚れが落ちやすくなり、掃除の時間も短縮することができます。

赤カビ バス専用洗剤(バスマジックリンなど)
黒カビ 塩素系漂白剤
水垢 クエン酸など、酸性のアイテム
垢・皮脂汚れ 重曹など、アルカリ性のアイテム

清潔必須のトイレ

トイレを清潔に保つことも、快適な生活を送るためには大切なことです。

酸性のトイレ用洗剤を使うことで大抵の汚れは落ちます。しかし、黄ばみや尿関汚れが頑固な場合は、トイレ用の塩素系洗剤を使うことをおすすめします。それでも落ちない場合は、水に浸したジーンズにクリームクレンザーをつけてこすると効果があるようです。

お掃除便利アイテム

掃除グッズの代表的な掃除機や雑巾といったアイテム以外にも、日々の掃除を楽にしてくれる便利グッズがあります。高価なお掃除家電に手を出さなくとも、ちょっとしたアイテムを使うことで、細かな汚れへの対応や、頑固な汚れを落とすことができます。

使い捨て歯ブラシ

お風呂やキッチンなどの細かい汚れを掃除するのに便利です。トイレの洗浄ノズルを掃除する際にも使いやすいでしょう。わざわざ新品を買わなくても、古くなった歯ブラシで充分です。

ただし、歯ブラシでこすることで傷ついてしまう物もあるので、きちんと確認してから使用することをおすすめします。

モップスリッパ

スリッパの裏がモップになっていて、歩くだけで床の掃除ができるアイテムです。落ちている髪の毛や細かい埃もしっかり取ることができます。また、スリッパ自体が汚れたときは、丸洗いできるタイプがほとんどです。

歩くだけでモップがけができるので、時間のないときや、面倒なときでも、楽しみながら掃除をすることができるでしょう。

履かなくなったジーンズ

頑固な汚れにも、ジーンズならではの生地と、生地の硬さがとても便利です。履いていないジーンズや、裾上げで切り取ったジーンズの生地がある場合は、お掃除グッズとして使ってみると良いでしょう。

ガスコンロや鍋の焦げつきや、油汚れなど、ジーンズを使って拭くことで簡単に落ちるものも多いです。玄関のタイルの汚れも、ジーンズできれいにすることができます。

ただし、ジーンズの色落ちにより色移りしてしまう場合や、生地の硬さによっては拭いた物に傷をつけてしまう場合があります。繊細な物を拭く場合には注意が必要です。

日頃からできること

掃除の負担を減らすためには、日頃から汚さないように気をつけることが大切です。とはいえ、忙しい毎日で、部屋が散らかってしまうのは当然だと言えます。

その場合は、日々の意識を変えることが必要です。この見出しでは、部屋を清潔に保つために日頃からできることは何かを記載していきます。

毎日少しずつ拭くことを癖づける

洗面台やトイレ、キッチンの油汚れなど、使った後は常に拭いておくことを癖づけると、時間のかかる頑固な汚れの発生を防ぐことができます。

例えば、洗面台を使った後は、水滴や歯磨き剤が鏡や洗面ボウルに飛び散っていることがほとんどです。これらを放っておくと、水垢になったり、ウロコと呼ばれる白い斑点が鏡についてしまったりします。

すぐに手が届くところに、拭くための布やティッシュペーパーを置いておき、使用後はすぐに拭くことを習慣づければ、たくさんの時間や労力をかけて掃除する必要はなくなるでしょう。

少しずつ計画的に

休日に部屋の全ての箇所を掃除するとなると、おそらく丸一日かかってしまうでしょう。せっかくの休日が掃除だけで終わってしまうのは、もったいないと感じる人も多いはずです。

そうならないためにも、曜日によって掃除する場所を決めておくなど、少しずつ計画的に掃除をすることをおすすめします。月曜日はトイレ、火曜日はお風呂など、一日に少しずつやることで、まとめて掃除をする負担を減らすことができるでしょう。

毎日少しずつ拭くことで負担は減らせる

なかなか掃除の時間が取れず、頑固な汚れを生んでしまっても、市販のお掃除グッズや洗剤を使うことできれいにすることはできます。しかし、そのためにはたくさんの時間と労力が必要になりますし、その汚れに対峙することを考えるだけで気が重くなってしまうでしょう。

出したら片付ける、使ったら拭くなど、日々の少しの意識で掃除の負担は大きく減らすことができます。清潔で快適な生活のためには、毎日のこまめな掃除を心がけることが大切です。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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