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アロマセラピストになりたい人必見|仕事内容や有効な資格の詳細

日本でも一般的に普及しているアロマテラピー。アロマテラピーの知識を身につけてアロマの専門家になりたい、という人が増えています。今回は、アロマセラピストになるための方法や、資格の種類などについて解説していきます。

アロマセラピストになるにはどうすればよいのか

アロマオイル(精油)を使って、マッサージを施したり知識を伝えるようなアロマセラピストを目指す人が最近増えています。ヨーロッパ発祥のアロマセラピーは、人間の身心がやすらぐように働きかけるという特徴があります。

ここでは、アロマの専門家である「アロマセラピスト」になるために、どのようなことをすればいいのかについて詳しくみていきます。アロマセラピストの仕事内容や、どのような資格があるのか、そして勉強の方法などのについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

アロマセラピストとは

ここでは、アロマセラピストについて掘り下げていきます。アロマセラピストはどのような仕事なのか、またどのような人に向いている仕事なのか、などを理解しておきましょう。

香りのスペシャリスト

まずは、アロマセラピストについて詳しくみていきましょう。

アロマセラピストという職業は、実は明確な定義がありません。「アロマテラピーに精通した資格を保持」していたり、「アロマオイル (精油)を使ったトリートメントができる人」のことを指します。日本国内においては、アロマセラピストの名前が付いた資格を保持している人に対して使われています。

つまりアロマセラピストは「香りでひとを癒すスペシャリスト」ということです。 

人を癒すことが好きな人に向いている

アロマセラピストを仕事は、どのような性格の人が向いているかについても注目してみましょう。アロマセラピストは精油を使って人を癒す仕事ですので、自然療法に興味がありアロマトリートメントの手技に長けている人が向いているといえます。

また、アロマセラピストは、マッサージをして人に直接触れる仕事です。このことからカウンセリングや対話などで、相手の状況や気持ちを冷静に分析できる能力も必要になります。

アロマテラピーの施術を受ける人は、心や体が疲れていたり不調を感じている人がほとんどです。そういったお客様に対して、細かな気配りや温かい言葉や態度で接することができる人がアロマセラピストに向いているといえるでしょう。

アロマテラピーについて

アロマテラピーとは精油(香り)を用いて、香りを鼻から取り入れたりオイルと共に肌に添付をして施術をする自然療法を行う方法です。気分や精神のリフレッシュやリラクゼーションなどに役立てる方法として、ヨーロッパでは昔から取り入れられてきました。

ここでは、アロマテラピーを行う際の正しい使い方や注意事項、またアロマオイルの正しい扱い方などについて触れていきます。 

基礎となる精油

アロマテラピーでは精油と呼ばれるオイルを使って施術していきます。精油とは、植物から抽出した天然のオイルで有効成分が高濃度に含まれています。芳香性が高い天然のオイルで別名「エッセンシャルオイル」とも呼ばれています。

精油は天然の花や葉、果皮、根などから抽出されます。これらを蒸したり、皮を搾ったりなどして作られますが、原料となる大量の植物からほんの少しのオイルしか採れない貴重なものです。

例えばラベンダーオイルの場合、花や穂100~200kgから1kgの精油しか採れません。ローズオイルの場合は、1kgのオイルを作るために花が3~5トンも必要となります。  

自然療法のひとつ

アロマテラピーの考え方を詳しくみていきましょう。アロマテラピーは自然療法の一種で、薬や手術ではありません。アロマテラピーの香りなどによって、人間に本来備わっている自然治癒力や免疫力を高めることを目的としています。

自己免疫を高めることで健康の維持や健康状態を改善していくという療法体系がアロマテラピーです。精油を使って施術することで人間の心身のバランスを整えて、健康維持や美容、ストレスケアに役立てます。

アロマテラピーの資格について

現在、アロマテラピーやアロマセラピストの資格にはどのような種類があるのでしょうか。日本においては、2019年現在アロマテラピーの国家資格はありません。ここでは、民間のアロマテラピーの主な資格をご紹介していきます。

アロマテラピーの資格を扱う機関

アロマテラピーの資格を取り扱っている機関の主なものをみていきましょう。主な機関は「IFA」「IFPA」「ISA」「AEAJ」「JAA」などがあります。  

IFA国際アロマセラピスト連盟

「IFA国際アロマセラピスト連盟」は1985年にイギリスで設立された、世界で最も歴史あるプロフェショナルアロマセラピストの団体です。IFAの資格取得の難易度は高いです。取得までに時間と費用がかかりますが、世界で通用する国際ライセンスの一つです。

世界で通用する資格のため、将来の就職や開業、またキャリアアップの強い武器になります。将来セラピストとして独立を考えている人にお薦めです。海外で勉強しなくてもハイレベルかつ本格的な「英国式アロマテラピー」を学ぶことができる点も魅力です。

 IFPA 国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟

「IFPA 国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟」は、その審査の厳しさから、アロマテラピー業界において、世界最高水準の協会と位置付けられています。

IFPAは英国慈善団体で人間の健やかな心身を大切にするという信念を基盤にしている団体です。IFPAの試験に合格すると、IFPA正規会員になることができ、申請の認可がでるとIFPA認定アロマセラピストと呼ばれるようになります。

日本アロマ環境協会(AEAJ)

「日本アロマ環境協会(AEAJ)」は、環境大臣の許可を受けた公益社団法人で、国内では最も受験者が多いことでも知られています。会員数は5万人を超え、日本以外にも拠点があり世界最大規模の協会です。

アロマの資格の中で最もメジャーな『アロマテラピー検定』など、知名度の高い資格試験を主催しています。

日本アロマコーディネーター協会(JAA)

「日本アロマコーディネーター協会(JAA)」には、アーユルヴェーダに関する検定などがあり、より専門的なアロマテラピーの知識を学べるコースを実施しています。全国の会員数は2万人を超え、加盟校は1,000校以上ある日本有数の団体です。

コースは『アロマコーディネーター』資格をはじめ、通信講座や在宅で受講できる資格や検定が多いという特徴があります。バラエティーに富んだ資格があることも魅力です。

勉強の方法はさまざま

アロマテラピーの資格を取得するためには、その知識や技術を身に付ける勉強をする必要があります。毎日忙しい人も多い中で、どのような勉強の方法があるのかについてみていきましょう。

アロマテラピーの資格をとるための勉強方法には、「独学で学ぶ」「スクールに通学して学ぶ」「通信講座で学ぶ」などがあります。資格を取得することで、アロマテラピーに関する知識が深まり実践力もアップします。

独学で勉強する場合は、公式テキストなどの書籍で知識を学びます。アロマテラピー検定は過去の出題問題を公開していませんのでテキストの問題を繰り返し解くことが大切です。

また実践のために、入門セットなどを購入し自分で香りの違いを覚えることがおすすめです。

アロマセラピストまでの道のり

アロマセラピストになりたいと希望しているならば、仕事に就くまでの道のりはぜひ知っておいた方がよいでしょう。ここでは、アロマテラピー関連の資格を取得するときの詳細とその後のステップアップなどについてみていきましょう。

アロマテラピー検定を受ける

アロマテラピー検定はアロマの数ある資格の中で、最も有名で人気が高い資格です。この検定には1級と2級があり、アロマに関する知識のマークシート方式と香りの実技で試験をします。年齢、経験などの制限がなく受験ができ、独学でも合格を目指せる検定です。

アロマテラピー検定の合格率は90%と高いこともポイントです。この検定は、アロマテラピーの基礎知識や実践方法を身に付けたい人にお薦めです。なお、試験の実施は年2回で全国34都市で実施しています。

スケジュールと費用を確認

アロマテラピー検定試験は年に2回行われます。毎年5月と11月に全国で34都市で実施されます。1級、2級ともに受験料は6,480円(税込)です。また、1級と2級を併願することも可能で、その場合の受験料は12,960円(税込)です。

検定試験のための勉強期間は2週間~3カ月とみておきましょう。

【参照リンク:https://www.aromakankyo.or.jp/licences/calendar/

ステップアップする

アロマテラピーの資格には種類がたくさんありますが、資格の内容も初心者向けのものから上級者向けのものまでレベルが違うものが多様にあります。ここではその中の一例をご紹介していきます。

最も人気がある検定のAEAJの資格『アロマテラピー検定』は誰でも受けられる検定試験です。これに合格した後には、AEAJの会員向けの上のレベルの検定『アロマテラピーアドバイザー』があります。

そしてさらに上級者向けの試験で専門家された検定の、『アロマセラピスト』『アロマテラピーインストラクター』『アロマハンドセラピスト』があります。

アロマセラピストのお仕事

長い時間をかけてやっと「アロマセラピスト」の資格を無事に取ることができたら、次はどのようにしてアロマセラピストとして仕事をしていくのかについて考えましょう。

前もってさまざまな仕事について知っておくと、資格取得後に効率よく仕事に結びつけることができます。

サロンの開業や講師

アロマテラピーの勉強をして資格を取った後には、具体的にどのような形でアロマセラピストとしての仕事が可能となるのでしょうか。現在の日本では、次のような仕事をしている人がいます。

まず、アロマテラピーのサロンを自分で開業する方法です。スクールなどで実践を経験していると、実際に仕事で施術をするときに役立ちます。また、自分で開業する以外にも既にあるアロマサロンへ就職をするという方法もあります。

さらに、アロマテラピーを教えているスクールの講師として就職する方法や、アロマオイルなどを扱っているアロマショップに就職して販売時にお客様にアドバイスをするなどの活かし方もあります。

きらきらと輝く女性たち

多くの女性たちがアロマテラピーのもつ魅力に惹かれ、勉強をして資格を仕事に活かす人が増えています。好きからスタートして、資格を取得するなどで自分のステップアップさせる女性も多くなっています。

資格を取るには、費用も時間もかかります。しかし、20代や30代から勉強して資格を取得し、転職や開業をしている人が多い資格です。自分が好きなことを仕事にできることは、より一層女性を輝かせます。

アロマテラピーにより他の人を癒せる、とても魅力的な仕事です。他人を癒すことで、アロマセラピスト自身も幸せを実感できるという相乗効果も期待できます。

自宅でセルフトリートメントができる

アロマテラピーを勉強して資格を取ると、仕事だけでなく自分自身の生活にも香りを取り入れることができます。正しい知識を持っていることで、自分や家族、友人などの体調に合わせたトリートメントを行うことができます。

例えば、体調や好みの香りの精油を使って、手作りの化粧水やクリームを作ったり、ルームスプレーなどもつくって普段の生活の中で使用できます。

海外でのアロマテラピーを体験しよう

元々、アロマテラピーはヨーロッパを中心に発達し、日本にも伝わりました。古くから薬の代わりとして使われていたヨーロッパにおいては、アロマテラピーの位置付けが全く違います。日本でアロマテラピ-を学んだ後に、海外に行きアロマテラピ-の体験をするのもおすすめです。

イギリスでは、アロマテラピ-はホスピス(ターミナルケア)やリハビリなどの分野でも活用されています。医療の代わりに用いられる代替医療としての位置が確立しています。

またフランスでもアロマオイルは治療目的で研究されていて、薬局でもアロマオイルが販売されています。医療面の臨床データが豊富で、施術には治療資格が必要となります。

その他、ドイツやベルギーなどでもアロマテラピ-が盛んで、街にさまざまなショップがあります。

知識を身につけアロマセラピストを目指そう

アロマセラピストは、精油を用いて心身をリラックスさせたり、心身のバランスを整えて健康維持や美容に役立てる自然療法です。ヨーロッパでは古くから盛んでしたが、近年は日本でも手軽に精油が手に入るようになり、広く親しまれています。

アロマセラピストになりたいと考えている人は、アロマテラピーの知識や技術を専門的に広く身に付ける必要があります。自分の将来のステップアップにアロマセラピストを目指して、より人生を豊かなものにしましょう。


LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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