スキンケア

唇のほくろが気になった時には|病気の可能性や消す方法はある?

ほくろは、できている箇所によりチャーミングポイントにもなりますが、それが唇となると気になってしまいます。今回は、唇にほくろが出来る原因や消す方法を紹介していきます。病気の可能性についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

唇のほくろがコンプレックスになることもある

女性たるもの、顔にあるほくろにコンプレックスを感じる人は少なくありません。特に、唇にできているほくろは、化粧を施したピンク色の唇の演出を邪魔してしまい、肩を落としてしまうことがあるでしょう。気持ちが暗くなり、いっそのこと取り払ってしまいたい思いが芽生えてくる可能性もあります。

この記事では、唇にできているほくろに特化し、できる原因は何か、そしてできないようにするための予防策を提示しています。また、ほくろを消す方法も詳しく解説していきますので、唇のほくろが気になっている人は、必見のコンテンツです。それでは、唇にあるほくろが持つ大きな意味を紐解いていきましょう。

唇にあるほくろの意味

まずは、ほくろとは何者なのか、ほくろの正体についての知識を深めましょう。普段の生活で常に目にしているほくろは、実は皮膚における良性の病変であると定義されています。

ほくろには先天性のものと後天性のものがある

ほくろには、生まれたときからあるものと成長過程で出てくるものがあります。生まれつきある先天性のほくろは、個人差があるものの1.5㎝と大きなものも存在します。逆に、後天性のほくろは、比較的小さなものが多くみられます。これら2種類のほくろは、皮膚構造上においての違いはありません。

医学的名称は「母斑細胞母斑」または「色素性母斑」

ほくろは、母斑細胞という細胞が集まってできた良性の皮膚病変です。その医学的正式名称は「母斑細胞母斑」もしくは「色素母斑」といいます。メラニン色素を含んでいることが多いので、褐色や黒色、時には青色のものが多くみられます。また、皮膚と同じ肌色をしているほくろの存在も確認されています。

唇にほくろができる原因

唇にほくろができる原因として、以下の3点があげられます。紫外線をはじめとする外部からの刺激が、主な原因です。

唇に紫外線を浴びている

皮膚の細胞には、メラニン色素という紫外線に反応して黒くなる色素が含まれています。このメラニン色素は、紫外線により皮膚のメラノサイト(メラニン色素を多く持っている細胞)が活性化し、増殖すると体外に排出できなくなります。するとメラノサイトが集まり、そこにメラニン色素が沈着することにより、ほくろが形成されます。

外部から刺激を受けている

唇が頻繁にこすれたり、強く圧迫されたりする刺激が加わると細胞が傷つき、ほくろができます。例えば、以下のようなことが外部刺激として挙げられます。

  • きつい下着や靴などで、皮膚がこすれる
  • 体の同じ部分に、熱や重量が常にかかる
  • メイクをする際、肌をスポンジやブラシでこする

なお、メイクをする際に肌荒れや吹き出物ができている場合には、刺激が加わりやすくなるため特に注意しなければなりません。

ターンオーバーが乱れている

肌のターンオーバーが乱れるとメラニンを排出しにくくなり、ほくろが増える場合があります。睡眠不足や肉体的・精神的ストレス、偏った食生活などには気を付けましょう。いずれも自律神経やホルモンバランスの乱れにつながります。この乱れが新陳代謝を滞らせ、結果としてメラニンを排出しにくい原因となってしまいます。

唇のほくろが病気によるものであることも

ただのほくろだと思っていたが、実は病気だったという事例が多くみられます。早期発見のため、病気の可能性があるほくろの特徴は、心に留めておいてください。

病気の可能性のあるほくろの特徴

病気とは、皮膚がんの1種である「悪性黒色腫(メラノーマ)」です。悪性黒色腫(メラノーマ)を疑うポイントとしては、以下の5つがあります。これらの中で4つ以上が当てはまる場合は、悪性を疑う必要があると考えてもよいでしょう。

  • 形:ほくろは円形や楕円形であるのに対し、メラノーマは整った形をしていない。
  • 境目:ほくろはくっきりしているのに対し、メラノーマはギザギザ、ぼんやりしている。
  • 色:ほくろは均一であるのに対し、メラノーマはむらがある。
  • 大きさ:ほくろは6ミリ以下であるのに対し、メラノーマは6ミリ以上ある。
  • 隆起:一部のほくろは隆起するが、メラノーマは進行すると隆起する。

上記の条件に加え、つまむとしこりがあったり、出血するなどという症状が見られたら要注意です。放置しておかず、迅速な対応を心掛けてください。なお、上記の条件には当てはまらないものの、新しくできたほくろがだんだん大きくなっていく場合は、注意深く以後の動向を観察しましょう。

唇のほくろに異変を感じたらすぐに皮膚科へ

皮膚がんなどの病気の場合、早期発見が非常に重要になります。ゆえに、ほくろが増えたり大きくなったりしていないかなど、日頃から自分でチェックすることを習慣にするべきでしょう。また、唇にできているほくろに異変を感じたら、すぐに皮膚科へ行ってください。

なお、皮膚がんの種類の1つである悪性黒色腫(メラノーマ)は、他部へ転移する可能性が高い危険ながんです。その25%以上は足の裏に発症しているとされていますが、顔面に症状が現れることも十分に考えられます。20~40代で発症することもあり、あらゆる年代での注意が必要です。

唇にほくろがあるのはラッキーなことかも

ほくろ占いによると、唇のほくろは一般の人よりも美味しいものを食べる機会に恵まれていたり、言葉で何かを伝えたりするのが上手なようです。このように、口に関連することに恵まれている場合が多いといわれています。

幸運を引き寄せやすいと言われている

唇周辺のほくろには、仕事運や金運、恋愛運などのバランスが整っている意味がこめられています。さらに、幸運に恵まれる人が多いため、貴重なほくろだといえるでしょう。

上唇にほくろがある人

自分の望みをかなえるため、あらゆることに積極的に挑戦する姿勢が強い傾向にあります。この積極的な面は、社会活動や仕事においての成功をもたらします。さらに、上唇にほくろがある人は異性にモテる人が多いのが特徴です。性格も、肉食系の人が多いでしょう。成功する人材に多いほくろなので、幸せな人生を過ごせるはずです。

下唇にほくろがある人

唇の下にほくろがある場合、その人はアプローチをするよりも待つタイプです。愛されることに幸せを感じる人が多いでしょう。自分から積極的に行動することはあまりなく、相手からのアクションを待つという受け身体質だといえます。待っていれば、ぐいぐいと引っ張ってくれ、深く愛してくれる相手と出会うことができるはずです。

セクシーで魅力的な女性に見える

唇のほくろは、目元のほくろのセクシーさに負けないくらい魅力的です。大人っぽい雰囲気の顔をしている人はもちろん、可愛らしい顔立ちの人も唇にほくろがあると、自然と色気を醸し出します。唇はよく動く箇所でもあるので、話しているだけでセクシーさは増していくでしょう。

リップなしでも唇がぼやけない

リップをしていない顔は、ぼんやりとして全体が老けたように見えてしまいます。薄い顔ゆえに血色の悪さが引き立ってしまい、驚かれることがあるかもしれません。しかし唇にほくろがある場合は、リップがもし取れてしまったとしても唇にポイントがあるため、顔全体が引き締まります。

逆にリップをすることにより、見え隠れするほくろが魅力を放つこともあります。リップを施さなくても良し、施せばなお良し、というようにメイクの面でも非常に魅力が映える唇のほくろは、あると羨ましがられるほくろの1つといっても過言ではないでしょう。

唇のほくろがどうしても気になる場合には

唇のほくろが気になって仕方がないという場合には、思い切ってほくろを取り除いてしまうことも、選択肢の1つです。

ほくろを除去する

ほくろを除去する方法は、大きく2つあります。切開する方法と、蒸散させる方法です。

レーザーでほくろを蒸散させ除去する

皮膚の中にたっぷりと含まれている水分に反応して熱を発し、ほくろを一瞬で蒸発させて除去するという炭酸ガスレーザーを使用した除去法は、非常におすすめです。この方法は、おおよそ2~3分で終了し、痛みもほとんどありません。診察、麻酔、ほくろの除去、術後ケアなど全てを含めると、30~40分ほどで終わります。

病院により、除去できるほくろの大きさは変わるものの、約1~5㎜あるいは7㎜ほどまでのほくろであれば除去できます。平べったい形状のほくろだけでなく、盛り上がっているほくろの除去も可能です。費用は、皮膚科や美容外科によりますが、だいたい1個(1㎜)につき4,000~10,000円ほどが相場でしょう。

ほくろを切除して除去する

メスやレーザーによって切開して除去する方法は、ガスによりほくろを蒸散させる除去法とは違い、病理検査ができます。ほくろの実態を確実に診断してもらえることは、大きなメリットだといえるでしょう。この方法は縫合や抜糸が必要になるため、全てが終了するのに1日は見ておいてください。

麻酔が必要で、切開に伴う縫合や後日の抜歯をしなければならない切除法と、色が確実に消失するまで数回の施術を行わなければならない蒸散法は、それぞれに一長一短です。ほくろの除去施術は、自分に合っている方法はどれかをしっかりと検討してから、行うようにしましょう。

「もぐさ」を使ったお灸でほくろを除去する

もぐさを使用したお灸によりほくろを除去する方法は、民間療法として伝わっており、近年インターネット上で注目されています。ガスレーザーによる蒸散法や、レーザーやメスによる切開法よりも手軽に行えて痛みもありません。また、医院に出向かなくても自宅にて除去を行えることは、大きな利点だといえます。

ただし、この方法にはヨモギから作成したもぐさではなく、特別なもぐさを使用しなければなりません。さらに、専門家である鍼灸師でさえも携わったことがない人が多いというのが現状です。いずれにせよ、顔にするお灸は相当な危険が伴います。興味がある人は、経験のある鍼灸師に詳細を問い合わせてみてください。

リップメイクでほくろを隠す

リップメイクをすることにより、唇のほくろを隠すのも1つの手段です。下地からしっかりと丁寧なリップメイクを行い、唇のほくろを目立たなくさせましょう。ヌードリップに直接ルージュを乗せるとルージュが落ちやすくなり、まだらになって唇のほくろが逆に目立ってしまうからです。

そしてもう1つ大切なのは、食事の後などにはきちんと直すことです。リップメイクを長持ちさせるためには、汚れを唇に残さないようにしましょう。ちなみに、唇にあるほくろをはじめ、色の悪さに悩んでいる人は少なくありません。

ゆえに、ほくろ隠し専用のリップもたくさん市場に出ているので、一度調べてみることをおすすめします。また、正しいリップメイクの手順を以下に記載したので、ぜひ参考にしてください。ベースづくりがほくろ隠しの重要なポイントとなります。

  • ベースを唇にも軽くのせて伸ばす
  • リキッドファンデーションも唇にも伸ばす
  • コンシーラーを唇の上にも薄く伸ばす
  • パウダーものせる
  • 下地リップを塗る
  • ルージュをブラシを使って丁寧に塗る
  • 仕上げにグロスで艶と輝きをプラスする

なお、唇だけに視線がいくことがないよう、アイメイクなどもしっかりと施してください。顔全体のバランスを考えながらメイクをするよう心がけましょう。

唇のほくろを予防するには

普段の生活の中に、唇のほくろを予防できる策は潜んでいます。ぜひ参考にしてください。

紫外線対策は入念に行う

紫外線を浴びることにより、メラノサイトが活性化しメラニンが過剰に作られるため、ほくろができてしまいます。紫外線は冬でも降り注いでいますので、1年を通しての対策を徹底してください。なお、曇りの日だとしても、晴天時の約6割の紫外線が放たれています。

ゆえに、UV効果のあるリップクリームを塗るなどして、しっかりと紫外線対策をおこないましょう。そして、週1~2回は唇の保湿用クリームなどで優しくケアしてください。ちなみに、ラップパックでのスペシャルケアもおすすめです。

外部刺激から唇を守る

唇を噛む、触る、皮をめくるなどの刺激を与えないように注意しましょう。噛んだり触ったりという行為はほとんどが無意識に行っていることが多いため、意識してやめるようにするべきです。逆に、乾燥して浮いてきた皮をめくるのは意識的な動作なので、今すぐに禁止することをおすすめします。

また洗顔やスキンケアの際には、唇を優しく扱うようにしてください。指先を使うよりも、手のひらという面を使うことにより、刺激を和らげることができます。また、メイクをする際も、柔らかいスポンジやブラシを使用しましょう。刺激を与えることは、肌の老化にもつながります。

ホルモンバランスを整えて代謝を促す

ほくろができることを防ぐには、ほくろの原因となるメラニンを排出させなければなりません。それには、肌のターンオーバーを活性化させるため、成長ホルモンの分泌を促す必要があります。成長ホルモンは睡眠時に分泌されますが、眠りが浅かったり短時間の睡眠の場合には、十分な成長ホルモンが分泌されません。

よって、寝る前の生活スタイルの改善を試みましょう。パソコンやスマートフォンを見るのを控えたり、アルコールやカフェインを避けるなど、工夫してみてください。それと同時に、バランスのよい食事や意識的に身体を動かすことなどを心掛け、肉体的・精神的なストレスを溜めないようにするべきです。

気になる唇のほくろには自分に合うケアをしよう

悩みの種である唇のほくろには、自分に合っている方法でケアをしましょう。検討を重ね、くれぐれも慎重に試してみてください。そして、これ以上ほくろを増やさないための心がけは、ほくろができにくい体質へと導いてくれ、さらに美容と健康にもつながります。早速、今日から始めてみることをおすすめします。


LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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