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バスソルトの効果を知ることでお風呂やお部屋を素敵にデザイン

ボディケア

バスソルトを入れるとどんな効果が期待できるのか

バスソルトはたんなるリラクゼーションアイテムではなく、デトックス効果や保湿効果、冷え性の改善効果など、あらゆる健康効果が期待できる美肌商品として知られています。

ここでは、万能リラクゼーションアイテムといってもいいバスソルトの効果効能を最大限に引き出すためのテクニックとアイテムの組み合わせ、使用上の注意点について詳しく解説していきます。

すでにバスソルトを愛用なさっている方も、これからバスソルトを使いはじめようと考えている方も、ぜひ参考にしてください。

バスソルトの種類は大きく2種類ある

バスソルトを実際に使いはじめる前に、まずは基礎知識として大まかな種類を把握しておく必要があります。

バスソルトにはどのような種類があるのでしょうか。また、種類によって効果にどのような違いがあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

天然塩が主成分のバスソルト

バスソルトはもともと、塩を主成分にしているからこの名前でよばれるようになりました。特に、死海などでとれるバスソルトは価値が高く、天然成分が多く含まれていることからスキンケアアイテムとして定評があります。

天然塩由来のバスソルトには基本的ににおいがありませんが、ヒマラヤ岩塩からつくられるバスソルトには硫黄っぽいにおいがついていることが多く、刺激が強いアイテムが苦手な方にはあまり向いていないかもしれません。

エプソムソルトのバスソルト

イングランドのエプソム地方で発見されたエプソムソルトは、硫酸マグネシウムを主成分としているのが特徴です。

また、エプソムソルト由来のバスソルトは水に溶けやすく、低い温度のお湯でも短時間でなじませることができ、美肌効果やデトックス効果を引き出すことができます。

バスソルトの効果

バスソルトをお風呂に入れると、普段の入浴では味わえないさまざまな健康効果を実感することができます。バスソルトによって体感できるおもな効果を具体的に見ていくとともに、それぞれの効果をさらに高めるためのワンポイントアドバイスについてお伝えしていきます。

発汗作用がある

普段の入浴でも大量の汗をかき、全身の新陳代謝を促進することができますが、バスソルトをお湯に適量混ぜることで発汗作用をさらに高めることができ、ダイエット効果も合わせて期待できます。

塩の粒子が汗腺に入り込むことで成分がより浸透しやすくなり、汗を出すための細胞を刺激することで発汗がいつも以上に促されます。

個人差もありますが、一般的には、バスソルト入り入浴法によって普段4倍近い発汗量が見込めるとされており、大量の発汗によってデトックス効果などがよりいっそう促進されると考えられています。

美肌効果が期待できる

塩の粒子には、古くなった角質や皮脂を吸着し、洗い流してくれる作用があり、バスソルトをお湯に混ぜることで肌のターンオーバーが正常化されていきます。

肌のターンオーバーがうまくいくと全身の新陳代謝が良くなりますので、老廃物がすみやかに排出されやすくなり、その結果として常に新鮮な細胞で素肌をコーティングすることが可能になります。

古い細胞がいつまでも体内にとどまらなくなりますので、有害物質による肌荒れやニキビ、吹き出物などが少なくなり、年齢を重ねても健康な肌をキープすることができる、というメリットがあります。

リラックス効果もある

美肌アイテムとして売られているバスソルトのなかには、香りがつけられているものも少なくありません。香りのバリエーションはさまざまですので、自分にとっていちばんリラックスできる香りをピックアップし、気分に合わせて使い分けると毎日にメリハリが生まれます。

マグネシウムの効果にも注目

バスソルトに含まれているミネラルのなかでも、マグネシウムは特に美肌効果と関連性が高く、専門家の間でも注目されています。マグネシウムが汗腺から体内に吸収されると整腸作用を発揮し、消化吸収作用を高めてくれます。

消化吸収効率が高まると必然的に老廃物の代謝も促進され、「古い細胞をすみやかに排出し、新しい細胞を活性化させる」という美肌サイクルをキープしやすくなります。

また、体内から老廃物がなくなることで便秘も解消し、免疫機能も高まりますので、バスソルトは全身のコンディションをととのえる調整役、と考えることもできます。

バスソルトの使い方

バスソルトのおもな種類や効果効能について見てきたところで、ここからはバスソルトのより効果的な使い方についてチェックしていきましょう。

浴槽に入れて使用する

入浴中にお湯に入れて使うのがバスソルトのオーソドックスな使用方法です。バスソルトをお風呂で使う場合の注意点についてお伝えしていきます。

種類によってはガーゼネットに入れると良い

市販で売られているバスソルトには、ごくまれに異物が混入している場合があります。異物といっても、健康に悪影響を及ぼす類のものではありませんが、異物によって浴槽が傷つけられる可能性がありますので、念のためにガーゼネットに入れたうえで使用したほうが安全です。

ぬるめのお湯がおすすめ

バスソルトによって得られる美肌効果は、ぬるま湯でこそ発揮されます。ぬるめのお風呂にじっくりと浸かることによって副交感神経優位の状態になり、血圧の低下作用やリラックス効果をより高めることができます。

目安として、ぬるま湯とは38℃~40℃程度を指し、ゆっくりと肩まで浸かってちょうど良くなる、ぐらいのお風呂のほうが無理なく長く入っていられます。

入浴時間は20分くらいが良い

バスソルトの美肌効果を得るためには、少なくとも10分以上はお湯に浸かっていることが望ましいとされています。

ただ、20分以上になるといわゆる「のぼせ」の症状が出てしまい、脱水症じょっうのリスクが高まってしまいますので、汗がほどよく出てきたあたりをひとつの目安として考えるようにしましょう。

ボディーマッサージにも使用できる

バスソルトをマッサージオイルがわりに使うと、塩のミネラル成分によって肌の調子がととのえられ、全身をリラックスさせながらスキンケアを行うことができます。肌への刺激を最小限におさえるため、バスソルトはできるかぎり粒子の細かいものを選ぶようにしましょう。マッサージの手順は以下の通りです。

  • 手のひらにバスソルトをのせる
  • 水で練ってペースト状にする
  • ボディに螺旋を描くように優しく使用する
  • 最後はシャワーで洗い流す

ルームフレグランスとしても使用可

香りつきのバスソルトを袋などに詰めて部屋の片隅に置いておけば、ルームフレグランスとして室内に彩りを与えることができます。

バスソルトそのものは決して邪魔になるものではありませんので、旅行先や出張先などでも少量のバスソルトを袋に入れておくことで自宅と同じリラックス効果を実感することができるでしょう。

バスソルトで身体と心を温めよう

バスソルトを使うことで、冬場だけでなく、夏場も体を芯から温めてくれる効果があります。お伝えしてきたように、バスソルトは身体を温めてくれるだけではなく、美肌効果やお通じも良くなり免疫力が上がることで全身のコンディションを高めてくれる効果が期待できます。

身体が温まれば、気持ちもリラックスします。自分の気に入った香りのバスソルトを見つけるとよいです。何種類か持っていると毎日その日の気分に合わせてバスソルトをセレクトできますのでおすすめです。バスソルトを使うことでリラックスできるため、気持ちも落ち着き心も温まるでしょう。

市販のバスソルトももちろん効果的ですが、慣れてきたらオリジナルのバスソルトをつくることによって毎日の入浴がより楽しくなります。

バスソルトの種類によって肌への刺激が異なりますので、いくつか試してみて無理なく使えるものをピックアップしましょう。バスソルトで身体と心を温めて、バスソルトライフをぜひ楽しんでみてください。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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