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恋愛離れはどうして起きる?その心理と改善策とは

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恋愛離れが社会的に問題になっている

恋愛や結婚は本来個人の自由意志にもとづくものであり、社会的な力によって強制されるべきものではありません。

しかしながら、若者の恋愛離れがこのまま長期的なスパンで改善されなければ、かねてから懸念されている少子高齢化がよりいっそう速いペースで進行し、国としての競争力にも影響が出てしまう、という試算が出されています。

若者の恋愛離れの現状を分析しつつ、今後につながる解決方法をまとめました。

恋愛離れの現状

マッチングアプリやSNS全盛の時代。一見すると、若者の出会いのチャンスは格段に広がっているように思われます。しかしながら、データを具体的に見ていくとむしろ年々若者の恋愛離れが進行しており、この傾向は将来にわたってもつづくだろうと考えられています。

果たして本当に、日本の若者の恋愛離れは進んでいるのでしょうか。また、恋愛離れが進むと国のレベルとしてどのような悪影響が生じるのでしょうか。若者の恋愛を社会学的な視点から見ていきましょう。

データから見る恋愛離れ

若者の恋愛離れを社会学的にとらえる場合、まずは具体的なデータから分析していく必要があります。恋愛という現象を数値的に考えることによって、年代別の交際人数や結婚願望の変化など、日本という国が今後どのような方向に動いていくか、ということが具体的に見えてきます。

公的に発表された統計データを参考にして、現代の若者のライフスタイルを概観していきましょう。

20代の男性の3人に1人が交際経験がない

20代男女の恋愛観を調査したあるアンケートによると、およそ30%の男性が女性との交際経験がゼロである、とこたえています。一方、女性の場合は15%程度にとどまり、若者に限定すると男性のほうが恋愛に対して奥手である、という背景がうかがえます。

平均データで見ると、20代までの交際人数は男性で2.62人、女性で3.41人という結果となり、ここでも男性のほうが恋愛に対してやや消極的である、という時代の風潮が感じられます。

一方、ひとりあたりの平均交際期間は男女ともに2年以上となっており、交際経験のある男女の場合は比較的交際期間が長く続きやすい、という傾向があるようです。

データの見方によって異なる

ここまで見てきたように、表面的な統計データのみを素直に解釈すると、現代の若者は恋愛に対して興味関心を失っているように考えられるかもしれません。

しかしながら、統計データにはさまざまな顔があり、数字の見方をほんのわずかに変えるだけでもデータのもつ意味がまったく違ってきます。

たとえば、現代の若者の間では「異性との友情も成り立つ」という価値観が主流になっており、それらの要素を考慮に入れていない、つまり「異性=恋愛」というスタンスに立ったアンケートでは結果として交際経験ゼロとこたえる男性の比率が増えてしまいます。

もうひとつ注目しなくてはならないのが恋愛の二極化です。「交際経験あり」という男女の比率のみを見ると時代を問わず20%をキープしており、現代の若者だけが極端に恋愛離れを起こしている、と断定することは難しい状況にあります。

ただ、恋愛が比較的に容易な環境にあるいわゆる「リア充組」と恋愛には縁が薄い「非リア充組」の差が極端に開いているというのは事実であり、モテる人はますます恋愛をエンジョイし、モテない人は出会いのチャンスさえもつかめない、という社会的背景をうかがい知ることができます。

社会的に見る恋愛離れ

マクロ的な視点で考えた場合、個人の恋愛もまたひとつの社会現象としてとらえることができます。若者の恋愛離れを社会学的に見た場合、どのような社会的背景が浮かび上がってくるのでしょうか。

簡単につながりを持つことができる

昔と今で決定的に違うのは、出会いを求めるためのトータルコストです。バブル時代より前の日本では、若い男女が出会いを探すためには合コンやクラブなどの社交場に出かけるか、知り合いに紹介してもらうか、というぐらいしか方法がありませんでした。

しかしながら、スマートフォンが普及した現代ではマッチングアプリやSNS上でコミュニティをもつことで出会いのチャンスを広げることも可能になり、恋愛へのハードルそのものはかなり下がっていると見ることができます。

今後、日本でもマッチングアプリがさらに浸透すれば恋愛のトータルコストがさらに下がり、若者の恋愛離れにも歯止めがかかるかもしれません。

不況による低収入化

恋愛離れが進みつつあると言われる現代にあっても、多くの男女が本音では「恋愛したいけど、今はその余裕がない」と思っているようです。

大人の恋愛ではデートにもそれなりに費用がかかりますし、その先の結婚を意識するのなら長期的に安定した収入がどうしても必要になってきます。

20代の非正規雇用が増えつつある現代の日本では、かつてのように「若いうちにパートナーを見つけて数年で結婚」という流れが難しくなっており、こうした社会的背景が少子高齢化の進行にも影響していると考えられています。

男性と女性の考え方の変化

「草食男子」が今や日常語として定着した現代では確かに、女性に対してガツガツとアプローチをする男性は少なくなりました。

一方、女性のほうは意外と「恋愛関係では強くリードされたい」という願望をもっていることが多く、なかなか積極的にアプローチしてこない草食男子に物足りなさを感じている、というのが現状のようです。

恋愛離れを解決するためには

日本としての将来を考えると、恋愛離れをたんに個人の価値観の問題として片づけてはいけない現状があります。

また、個人レベルでも、なかなか恋愛ができない現状から抜け出すためにはどのようなアプローチが考えられるのか、具体的に見ていきましょう。

お見合いをする

結婚に結びつく出会いを求めているのであれば、お見合いが有効です。お見合いというといかにも古典的なように感じられるかもしれませんが、「プロフィールをもとに相手のことを知っていく」という点ではマッチングアプリなどとも共通しており、今になってまた少しずつお見合いの良さが見直されているようです。

自分の時間を楽しむ余裕を身につける

恋愛しているからリア充というのはいかにも差別的であり、現実に即した物の見方とは言えません。カラオケ、映画、スポーツジム。最近ではひとりでも充分に楽しめるレクリエーションが増えていますので、恋愛のみに固執するのではなく、自分自身の時間を楽しめる余裕を身につけることによって人生の幅が広がり、人脈も自然と充実してきます。

無理に解決する必要はない

今の時代、「恋愛は若者の特権」という時代ではありません。個人の価値観が多様化している現代においてはむしろ変わるべきは社会のほうであり、「恋愛経験がないことは決して恥ずかしいことではない」という新しい考え方を定着させることで個々人がよりいっそう自由に人生を選択できるようになります。

「リア充の呪縛」から解き放たれることこそが恋愛や結婚とニュートラルに向き合うためのアプローチなのかもしれません。

自分らしい恋愛をすることで良い人生を送る

若者の恋愛離れは正確に言えば恋愛の二極化であり、恋愛願望をもつ男女の比率は実はいつの時代もそれほど大きく変わりません。

SNSやマッチングアプリの普及により恋愛のスタイルが多様化している現代はある意味で、自分らしい恋愛を楽しむためのチャンスが無限に広がっている時代であると言えます。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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