手のシワを減らすために必要なお手入れ方法とは?ネイルが似合う手に
手のシワを薄くする方法を紹介
顔と同様に常にむき出しになっている手にも、念入りなケアが必要です。顔には日焼け止めを塗るのに、手には塗っていないという人も多いのではないでしょうか。手も紫外線を浴びれば日焼けしますし、肌にはダメージを負っています。
毎日の基礎ケアをするのと同じように、手もきちんとケアしていればシワは防げます。年齢を重ねると手にもシワは増えますが、ケアしていればいくつになっても美しい手でいられます。
まだ若いのに手のシワが気になるという人は、手が乾燥している可能性が高いです、水仕事なども乾燥の原因になりますが、ケアのポイントを知っていれば、手のシワを改善したり予防したりもできます。
手にシワができにくくするポイント
手にシワができる原因がわかれば、対処してシワをできにくくすることは可能です。手のシワの原因と対処法を見ていきましょう。
紫外線から守って
手にも日焼け止めを塗る
顔と同じように手も紫外線の影響を受けやすいという意味では同じです。顔に日焼け止めを塗っていても、手に紫外線を浴びてしまえば、光老化の影響を受ける可能性もあります。手も紫外線を浴びれば肌が乾燥して、シワができやすくなってしまいます。
紫外線対策には日焼け止めが一番、基礎ケアをするとき手にも日焼け止めを塗る習慣を付けるといいでしょう。今はそんなに手のシワが気にならないとしても、紫外線のダメージは蓄積されるので、5年後や10年後に後悔しないためにも、早い段階から手のケアを意識しましょう。
紫外線が強い季節は数値の高いものを、それ以外の季節も数値が低い日焼け止めを使うことで、手のシワを防げます。
外出の際はグローブを装着
手に日焼け止めを塗っていても、手を洗えば日焼け止めの効果は薄れてしまいます。数値と外出時間にもよりますが、日焼け止めの効果は1日中続くわけではないので、外出の際はUVカット効果のあるグローブを装着するといいでしょう。
日焼け止めも塗っておけば、ダブルで紫外線をブロックできます。道路を歩くとき、自転車に乗るとき、車の運転でも知らない間に手は紫外線に晒されています。グローブをしていれば、紫外線を浴びてもグローブと日焼け止め効果で、肌の乾燥を防げます。スプレータイプはシュっとひと吹きするだけでいいから、外出先でも使いやすいです。
UVカット効果のあるグローブも、効果は永久的ではありません。使用頻度にもよりますが、洗濯することでもUVカット効果は弱くなるので、1年~2年おきに新しく買い換えるといいでしょう。
水を使った後はきちんとふき取る
手を洗ったとき水気が残っていると、乾くときに潤いも一緒に逃げてしまいます。水仕事をした後も手についた水分は残さないようしっかりと拭き取っておきましょう。
手を拭くときも、タオルやハンカチええゴシゴシ擦ると、摩擦で刺激を与えます。必要上の刺激も乾燥の原因になることを覚えておいてください。指の間も丁寧に拭き、完全に水気を残さないようにすることが大切です。
可能なら水仕事をする際、ゴム手袋を使いましょう。濡れるのを防げますし、洗剤を使うような場合にも手荒れも防げます。ゴムが肌に合わない場合は、ゴム手袋の下に使い捨てのビニール手袋や、木綿の手袋をしておくとかぶれにくくなります。
ハンドクリームを塗っておくと、保湿成分が浸透しやすくなり水仕事をしながら手のパックができて便利です。
ハンドクリームのおすすめをご紹介、理想の手を目指して輝く女性に
化粧水やクリームを塗る
お風呂上がりは顔と同様に、手も乾燥しやすい状態です。水仕事の後は注意していても、お風呂上がりは油断しやすいので必ず手もケアしてあげてください。水気を優しく拭き取ったら、基礎ケアで使う化粧水や乳液を手になじませるだけでもOKです。
ハンドクリームもいいですが、基礎ケアの前にハンドクリームを塗ってしまうと、顔につくのでおすすめできません。最初に基礎ケアで化粧水や乳液を付け、その後にハンドクリームで念入りなケアをするといいでしょう。
お風呂上りはハンドマッサージ
お風呂上がりは手も柔らかくなっているので、ハンドクリームが浸透しやすいです。ただハンドクリームを付けるだけよりも、マッサージをプラスすると、血行が促進されハンドクリームの浸透がアップします。手や指先の血行も良くなるので、お風呂上がりはハンドマッサージを習慣にするといいでしょう。
この場合も水気をしっかりとふき取りましょう。マッサージは力を入れず、優しくしてください。指の付け根から爪に向かって片方の指でさすったり、軽くつまんだりします。爪は左右を軽く押さえてからパッと離すと血行が良くなり、手がポカポカとしてきます。
食べ物でも対策する
ハンドケアもハンドクリームだけでなく、カラダの内側からケアすると効果を実感しやすくなります。食事で摂る栄養は、ハンドケアにも有効です。手のシワを予防するには、ケイ素を摂取しましょう。シリカとも呼ばれる成分で、小麦やじゃがいもに多く含まれています。ただし小麦じゃじゃがいもは糖質が多いので、摂り過ぎないよう注意してください。
あまりメジャーな食材ではありませんが、キビにはより豊富なケイ素が含まれています。玄米にはキビが含まれているので、主食を玄米にするのもいいでしょう。食事では十分に補えないようなら、サプリメントでも代用できます。
すぐに消したいときはメイクアップ
今ある手のシワをなんとかしたいというなら、メイクで目立たなくする方法があります。顔のシワと同じように、コンシーラーやファンデーションを使えば、手のシワを目立たくするという応急処置ができます。
BBクリームはカバー力が高いので、薄づきでもきれいに隠せておすすめです。ハンドケアをしながら、今あるシワをなんとかしたいときに活用できます。
寝るときは手袋を着ける
顔と同じで、手も寝ている間に分泌される成長ホルモンによって、シワを改善しやすくなります。寝る前にたっぷりのハンドクリームを塗って、手袋をはめたまま寝ましょう。手袋によりハンドクリームの成分が浸透しやすく、乾燥を防ぐので朝起きたときは手がしっとりしています。
専用のハンドクリームと手袋も販売されていますし、木綿の手袋を使ってもいいでしょう。ハンドクリームは少し油分が多く、ベタつくくらい濃厚なものがおすすめです。手袋をするので、ベタつきは気になりません。
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ハンドマッサージのやり方
ハンドマッサージをするなら、リンパマッサージを取り入れるといいでしょう。リンパマッサージというと難しいイメージですが、とても簡単で短時間で終わるので毎日続けやすいです。
ハンドクリームをたっぷり付けて、両手を肩位の高さにあげましょう。心臓位より上ならOKです。そのままの位置で指の関節や付け根のツボを押し、手のひらのツボも押していきます。
ツボの位置はあまり気にせず、気持ちいいと思えるところを指圧してください。仕上げにグーとパーを数回繰り返して、指先の血行を促進させましょう。
手のシワのクリームについて
手のシワ対策には、ハンドクリームがおすすめです。状態別におすすめのクリームを紹介します。
保湿成分配合を使用
手荒れを防ぐだけなら、ワセリンでもいいのですが、シワ対策には保湿成分が必要です。ワセリンは水分が蒸発するのを防げますが、保湿成分ではないのでシワには不向きです。ヒアルロン酸やコラーゲンといった保湿力の高い成分を配合したハンドクリームを選んでください。
小ジワに特化したクリーム
手のシワも顔と同じよういに、小ジワの段階で適切なケアをすればそれ以上深くしてしまうことはありません。手のシワも深く刻み込まれると、簡単には改善できないので早めに対処しましょう。
小ジワには手のキメを整える成分を配合した、小ジワの特化したものがおすすめ。手だけでなく目尻や首にも使えるものは、幅広く使えて便利です。
荒れた手でも使えるタイプ
乾燥がひどく、ヒビやあかぎれが出来ていると、普通のハンドクリームではしみて使えないことがあります。手荒れがひどい場合は、薬用ハンドクリームを選ぶといいでしょう。
手も乾燥していると、肌のバリア機能が低下するので、刺激に弱くなります。市販のものでは合わないなら、皮膚科で処方してもらうことも可能です。
手のお手入れをして若返ろう
若い人でも手がシワシワだと、実年齢よりも老けて見えてしまいます。手が汚いと人前に出すのが恥ずかしくて、ネガティブ思考になりがちです。水仕事をする人は手が荒れやすく、乾燥しやすいのでシワもできやすいです。
しかし気にしているだけでは解決になりません。顔と同じように手もケアすればシワを防げますし、人前に出ても堂々としていられます。美しい手を手に入れるには、毎日のケアを取り入れてください。