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「薬剤師を辞めたいと思ったとき」どのような行動をとればよいのか

薬剤師は「なりたい職業女子部門」で常に上位にくる職業です。しかし、難しい勉強をして晴れて薬剤師になったものの、現実とは違うという声も多数あることが現実です。薬剤師を辞めたいと思った理由をあげ、どのように対処すればよいかを学んで行きます。

薬剤師を辞めたいときどうする

薬剤師の仕事は国家資格が必要になり、調剤技能や医薬品などを専門的に取り扱う仕事です。薬剤師になってからの仕事にも、さまざまな種類があります。薬剤師の約56%が薬局、約19%が病院や診療所、約15%が医薬品関係で働いているようです。

誰にでも取得できる簡単な資格ではなく、苦労して薬剤師になったけれども、辞めたいと思うときもあるでしょう。理由はさまざまですが、すぐに辞めてしまうのではなく、一旦立ち止まってよく考えてみても遅くはありません。

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薬剤師を辞めたい理由

薬剤師までの道のりは遠く、やっと就けた職業だったはずなのに、いざ仕事をしてみると理想と現実のギャップが大きく戸惑ってしまうかもしれません。どのような現実が起こり得るのかを、知っておくことも必要です。

人間関係が難しい

ドラッグストアなどの薬剤師は、女性の多い職場環境のため、女性特有の人間関係があることは仕方がないことでもあります。蔭で悪口をいわれたりすると、辛くなってしまうことも当然です。

とくに、新人で入社したときには上下関係が厳しく、体育会系のような状態に、疲れてしまう人も見受けられます。

職場の人が年配の女性が多いと、噂話に花が咲き、一度目をつけられてしまうと大変です。人間関係が悪化してしまうことは、最初の印象が決め手になってくるのです。

患者さんの役に立つために仕事をしにきたのに、人間関係でうまくいかなくなることは、とても寂しいことです。

給与が少ない

病院薬剤師は、初任給が低いといわれています。また、調剤薬局の場合は昇給がほとんどないため、給料面での不満の声があがってしまうことは当然です。

民間の病院での平均初月給は、20万~25万円程度といわれていて、年収は300万~350万円が相場です。人の命を守る仕事でありながら、意外に給与が少ないことに驚きます。

職場での人間関係もよく、仕事にやりがいを感じているのに、給料だけが不満だという人もたくさんいます。給与が上がることはあまり見込めず、薬剤部長などの役職に就かなければ、それほど給与がアップしないのです。

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仕事で大きいミスがあった

病院勤務での薬剤処方で大きなミスをしてしまうと、患者さんの生死にかかわりかねない仕事です。そのため、多くの人に叱られて自信を失くしてしまったり、職場が合わないと感じてしまったりするかもしれません。

とくに、忙しすぎる病院などでの勤務は、その分ミスも多くなりがちです。患者さんへの対応もおろそかになり、クレームになってしまったという話もよくあることです。

職場環境がよくない

薬剤師に限ったことではありませんが、忙しいと有給休暇はおろか休みさえまともに取れない職場も中にはあります。そういうケースの場合、時間外労働もあり、残業手当すべてが給料に反映されない場合が多く見受けます。

また仕事内容が多すぎて、時間内に終わりきらないため、始業時間よりも早く出社しなければならないことも、ざらにあります。いわゆるブラック企業というものは、周りがなにもいえない状況のため、そのまま働き続けることになってしまいます。

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薬剤師を辞めたいときにすべきこと

辞めたいと感じたときに、まずは行動を起こしていく勇気も必要となります。辛い環境の中での職場は、自分自身がどんどんマイナスの方向に行ってしまうからです。

まずは上司に話してみる

そもそも現場を知らない上司は頼りになりませんが、現場にあまりいない上司は、どのようなことが起こっているのかを知らない可能性もあります。

よって相談できそうな上司であれば、人間関係や仕事量のことなど、困っていることを正直に話してみることも改善の方法の一つかもしれません。

それでも改善しないようであれば、次のステップを考えてみましょう。上司が部下を守れない職場は、この先も期待が持てないからです。

調剤薬局への転職を考える

病院勤務の方で、仕事量と仕事のプレッシャーが負担に感じているのであれば、調剤薬局のほうが向いているかもしれません

また病院では夜勤がありますが、調剤薬局では夜勤がないため、自分のプライベートはしっかり保てます。17時30分が定時のところが多いため、サラリーマンと同じ時間帯が多いようです。

また、調剤薬局は患者との距離も近く、自分が人のために役立っているという実感が持てます。そのため、病院勤務のときよりも、やりがいを感じられる人も多いようです。プライベートは持てますが、給料はさほど高くないことが特徴です。

ドラッグストアへの転職を考える

病院や調剤薬局に比べると、ドラッグストアは給与が高いです。ドラッグストアで働く薬剤師の平均年収は、なんと約700万円です。調剤薬局が約530万円なので、その差は歴然です。

しかし、仕事内容が薬の処方よりも、接客やレジ打ちの業務のほうが多くなってしまいます。

またドラッグストアのほうが、勤務時間が長くなるということもあります。8時間労働は当たり前で、残業もあるということも頭に入れておきましょう。最近のドラッグストアは、かなり利益をあげているため、営業時間も9時から22時まで伸ばしているところも出てきています。

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薬剤師を辞めたい想いを叶える職業

薬剤師から転職した人はとても多く、転職してよかったと思える人がたくさんいます。薬剤師からの転職が多い職業をいくつかピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。

治療の説明をする治験コーディネーター

治験コーディネーターは、病院で患者さんに治療の説明をし、患者さんの不安を軽くする相談役として、患者さんのケアをする仕事です。看護師や薬剤師の資格を持っている人が、治験コーディネーターとして働いている場合が多いです。

薬剤の知識や新薬の理解も早いため、治験コーディネーターには薬剤師が向いています。また、チームワークが必要なので、任務が無事に終了したときは、スタッフ同士の達成感を一緒に味わえて、やりがいがかなりある仕事です。

MRとして製薬会社へ就職

MRは製薬会社の営業や広報で、医師や薬剤師に商品の説明をして販売する仕事です。薬剤師の資格は必要ないのですが、薬剤の知識を活用できるため、とても重宝されます。

年収も、平均が約730万円とかなり高額で、薬剤師でさらに収入アップを目指すのであれば、おすすめの職種です。薬のスペシャリストとして、さらに高みを目指せます。

薬の問い合わせを受けるコールセンター

製薬会社の薬の問い合わせ窓口として、電話で対応をするコールセンターの仕事は、薬剤師の経験が役立ちます。福利厚生が手厚く残業はほとんどなくて、長期休暇も取りやすいことが特徴です。

コールセンターの仕事は、子供が生まれたあとに、育児などで大変なときや体力がなくても、できる仕事といえるでしょう。また、新薬などが次々と発表されるため、研修や勉強会など頻繁に行われます。そのため、常に新しい情報を手に入れられます。

薬剤師を辞めたい気持ちをよく考えよう

薬剤師ではなくても、仕事をしているときには「辞めたい」という気持ちが、出てくることは誰にでもあります。しかし、毎回仕事が変わるごとに、「辞めたい」と思ってすぐに辞めてばかりいると、その先の楽しいことに出会う機会が少なくなってしまいます。

薬剤師は、通常6年制の薬学課程を卒業して、試験を受けなければ取れない国家資格です。その苦労を捨ててまで辞める必要性があるのか、じっくりと考えてみてからでも遅くはありません。

自分なりに、しっかりした道が持てるのであれば、転職して新しい道で活躍していきましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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