1週間でダイエットは可能?今日からできる痩せやすい体を作る方法
1週間で痩せることはできるの?
ダイエットを計画している人は、できるだけ早く結果を出すために短期間でのダイエットを考えることが多いです。1週間で短期ダイエットできるのなら、ゴールが近いので頑張れそうですよね。
短期ダイエットは取り組みやすいのですが、注意しなければリバウンドしてしまうリスクも高いです。1週間ダイエットでも気を抜かず、健康と美容を意識してダイエットを成功させましょう。
1週間で得られるダイエット効果
実際に1週間で体重を減らしても、見た目の変化といった劇的な効果を得ることは難しいです。しかし効果的にダイエットを行うことで体脂肪を減らし、きれいなボディラインへと変化させていく土台を作ることができます。
1週間ダイエットを無理に行うことで、自分の体に健康被害が出てしまってはまったく意味がありません。脂肪を1kg減らすためには、7000kcalを消費しなくてはなりません。1週間食事制限をしても、ようやく脂肪が1kg~1.5kg減るくらいです。仮に食べないことで体重が減ったとしても、大部分は体内の水分が減ったことが要因です。これは決して「痩せて」はいないので食事や水分を取ればすぐに元に戻り、むしろ前よりも体重が増えてしまうこともあります。
1週間という期間だけで結果を得ようとするのではなく、まずは痩せやす体を作るという意識で始めてみましょう。
1週間ダイエット成功の秘訣は食事制限と運動にある
1週間ダイエットの効果を得るためには、食事制限はもちろん運動や生活習慣を見直す必要があります。どれか1つだけではなく、食事、運動、生活習慣の要素を総合的に整えていくことがリバウンドを起こさない秘訣でもあります。
食事制限や運動にはさまざまな方法があるため、自分に一番合うものを選ぶようにしましょう。1週間だけではなく数カ月を見越して、無理のない続けられそうなものを選ぶことが成功のポイントです。
1週間で効果が見込める食事ダイエットの方法
1週間で効果的に成果を出したいのであれば、食事の見直しはとても重要です。しかし食事制限はやり方を間違えると体に悪影響を及ぼすだけでなく、リバウンドのリスクを高めることにもなります。自己流ではなく、きちんとした手順やポイントを抑えてから始めることが大切です。
1日の摂取カロリーの目安
ダイエットの基本的な考え方は摂取カロリー<消費カロリーです。人には基礎代謝という、何もしなくてもカロリーを消費していく代謝があります。基礎代謝は20代を超えたところで徐々に減っていき、18歳~29歳では基礎代謝は1120kcalとなります。ここに生活代謝という日中の活動によりカロリーを消費する代謝を合わせたものが、1日の消費カロリーとなります。
1日の摂取カロリーは目安として、デスクワーク等あまり運動量がない人は約1300kcal、動き回ることが多い人は1600kcalが理想的です。この時摂取カロリーが基礎代謝量を下回らないように注意しましょう。エネルギー不足を招き十分な活動ができなくなり、体調を崩す恐れもあります。
普段座りっぱなしの人は消費カロリーが少ないため、運動をして筋肉量を増やすとダイエットへの近道となります。
1食置き換えダイエット
1食を低カロリーなものに置き換えるだけで、1日の消費カロリーをぐっと抑えることができます。置き換えダイエットにも多くの種類があるため、取り入れやすいものから始めみると良いです。
脂肪燃焼スープ
燃焼系スープを取り入れることで体内の脂肪を燃焼させ、エネルギーを放出しやすい環境にしてくれます。辛いものを過剰に摂取してしまうと胃を壊してしまうので、適量を摂取することがポイントです。スープに入れる食材によってダイエット効率をよくさせるので、意識して取り組んでみましょう。
食材は脂肪燃焼効果の高いものを選ぶとより効果的です。野菜は季節によって異なりますが、なるべく体を冷やさないものが良いです。根菜類を基本として、暑い時期でも温かいスープを食べるようにしましょう。さらに代謝アップでき、脂肪燃焼効果も高められダイエットを効率よく進めることができます。また、タンパク質が含まれる豆腐や鶏むね肉なども入れると栄養面でも充実させられ、食べ応えのあるスープになり置き換えとして最適な1品になります。
鍋ダイエット
鍋ダイエットは、燃焼スープ同様に食材に気をつけることで、食べ応えのある置き換えメニューになります。炭水化物を抑えた食材を入れることで、たくさん食べても痩せられるメニューとして活用できます。
野菜だけではなく、鶏肉や魚など脂肪燃焼効果の高いタンパク質を使い、味付けは濃すぎないように注意して調理しましょう。
スムージー
スムージーは、生の野菜を1度にたくさん摂取でき、おいしく取り入れられるのが魅力です。加熱するとビタミンなどの大切な栄養素が破壊されてしまいますが、生で取り入れることで栄養素をそのまま取り込むことができます。野菜の酵素をしっかり吸収できるため、ダイエット効果や美容と健康にも最適です。効果を出したいという人は、夜に置き換えて利用してみましょう。
自分で作る場合は、食材により栄養面をカバーでき、かつ甘さの調整もできるため自分好みに仕上げられるという魅力があります。今では市販のラインナップも多いため、自分で作るのが難しい人にも取り入れやすい置き換えダイエットと言えます。
糖質制限ダイエット
糖質制限ダイエットは、食事の制限ではなく糖質をカットすることで痩せやすい体へと導くことができます。糖質制限されている食べものが増えているので、スーパーやコンビニでも手軽に購入できます。食べることが好きな人は、糖質制限されているものを選んで食べることで、ダイエット効率を高められます。
糖質制限ダイエットとは
糖質制限をすることで、体に脂肪を蓄積させにくい体に導くことができ、ダイエットをスムーズに進められます。ダイエット中はお菓子はNGというイメージがありますが、糖質制限されているお菓子であればダイエット中でも食べることができます。糖質が制限されているとカロリーも低くなるので、糖質制限されているものであれば多少食べ過ぎても太りにくく、痩せやすい体へと改善させられます。
玄米やライ麦パンがおすすめ
ダイエット食材は、玄米やライ麦パンは太りにくく痩せやすい体質に導きます。玄米は炭水化物でもミネラルが豊富に含まれており、老化予防にも良い作用があります。ライ麦パンは、小麦粉に含まれるグルテンが含まれていないため、太りにくく痩せやすい体に改善できます。グルテンが含まれていると、太りやすく生活習慣病のリスクが高くなり、体に脂肪をため込みやすい体になるので、グルテンフリーのライ麦パンはおすすめです。
おかゆ断食
おかゆ断食は、胃腸を休めて消化吸収力を高める効果が得られます。胃腸のサイクルが悪く、便秘ぎみという人は、おかゆ断食がおすすめです。おかゆの中に食材を含めても良いのですが、入れすぎは注意です。ダイエットはもちろんのこと美容と健康にも良い効果が得られます。
おかゆ断食とは
おかゆ断食もおすすめの方法です。おかゆにすると、お米に十分な水分が含まれ消化吸収力がよくなり、胃腸に負担をかけにくくなります。おかゆに野菜を入れることで、食物繊維も一緒に摂取できることになります。
おかゆでも玄米がゆがおすすめで、6倍に膨れるため食費の節約にもつながります。玄米ご飯や玄米がゆは、抗酸化作用があり若返りの成分があるため、綺麗にダイエットをしたい人はもちろんのこと健康維持にも良い効果があります。
便通も整う
水分が豊富にふくまれているため、消化しやすく便秘も改善されていきます。胃腸が正常に働くので、しっかりとデトックスを排出できる体になり、老廃物をためない綺麗な体へと導きます。おかゆは消化されやすくすぐにお腹が減るというイメージがありますが、柔らかいおかゆでもよく噛むことがポイントになります。
噛むことで満腹感が出るため、食べ過ぎを抑制しながら胃腸に優しい食事をすることができ、ダイエットの効率を高められます。
8時間ダイエット
8時間ダイエットはアメリカで流行っているダイエット方法で、短期間で効果が得られると話題の食事ダイエットです。
8時間ダイエットの効果
きちんと時間さえ守れば、食事制限なしにダイエットが簡単にできます。1日のうちに16時間も胃の中になにもない状態が続くため、胃腸機能が改善したり消化機能が良くなると言われています。
8時間ダイエットの方法
1日に食べていいのは8時間だけ、つまり8時間のうちに3食すべて終わらせるのがルールです。例えば朝7時に朝食を食べたら、15時までにすべての食事を終わらせます。守るのは時間だけなので、8時間のうちなら何を食べても良いのが最大の特徴です。
8時間ダイエットの注意点
8時間のうちに何を食べても良いのですが、暴飲暴食は何事にも良くありません。綺麗に痩せるためには栄養バランスが大切です。また食事をしない間の水分はジュースのような糖分の多いものは避け、お水や白湯を飲むようにしましょう。
最初は食事のリズムが取れずに、16時間という長い時間にイライラしてしまうかもしれません。その場合はストレッチやお風呂タイムなどで食とは違うことに意識を向けるのがおすすめです。
ダイエット中の食事で気をつけたいこと
ダイエット中は普段以上に食事に気を配る必要があります。間違った食事制限では痩せるどころか、逆に太りやすい体を作ることにもなりかねません。食事の時間や食事内容などの注意点をまとめてみました。
寝る2時間前には食事を済ませる
夕食は、就寝2時間前には済ませられるようにしましょう。寝る時間が遅いという人は、最低でも7時前に済ませることです。夜は体が休もうとするため、胃腸の働きが遅くなります。遅い時間に食事をすると胃腸に負担がかかり、消化しにくく体内に老廃物が蓄積されていきます。
また、3食の食事の間隔は4~5時間空けるのが理想です。あまり時間が空き過ぎてしまうと、体が飢餓状態となり次にいつ栄養が入ってくるか分からないので脂肪などを溜め込もうとします。胃は食べ物を消化するまで4~5時間ほどかかるため、その間隔で食事をすれば飢餓状態にはならず脂肪を溜め込もうとしなくなります。
食べるときは野菜から
食べる順番でもダイエット効果に違いが出ます。食事の際はこの順番を意識することで太りにくい体を作ることができます。
食べる順番
食べる時は、まずは野菜などの食物繊維、次に肉や魚のタンパク質、最後にご飯などの炭水化物という順番にしてみましょう。
ご飯からいきなり食べてしまうと、血糖値が急激に上がりインスリンが多く分泌されます。インスリンは摂取した糖分を脂肪に変えてしまうため、血糖値をコントロールしインスリンの分泌を抑えることはダイエットにおいてとても重要です。また野菜から食べ炭水化物を最後にすることで糖分の摂りすぎを防ぐこともできます。
野菜から食べるメリット
食物繊維の多い野菜は、しっかり噛まないと飲み込めません。噛む回数が増えれば増えるほど脳の満腹中枢が刺激されてお腹がいっぱいになり、食事量を抑えることができます。また野菜を多く摂ることで便秘解消にもつながります。
水分を十分に取る
水分をしっかり取り入れることも大切です。水分の量も体重に反映されるので、できるだけ水分も取らないようにするという人もいますが、これでは体の巡りが悪くなる原因となり、体の巡りが悪くなります。代謝も悪くなるため、水分はきちんと摂取しましょう。
取り入れる水分は糖分の多いジュースではなく、水またはお茶にしましょう。スポーツドリンクも糖分が多いため、ダイエット中に飲むと逆に太ってしまいます。ダイエット中は炭酸飲料も避けて、水またはお茶にして飲みすぎないように適量を取り入れましょう。
寝起きや空腹時にコップ一杯の白湯を飲むことも良い方法です。冷たい水を飲みがちですが、お湯にすることで体内の血行がよくなり、老廃物を流せるサイクルにしてくれます。空腹時に飲むことで胃を温められ、満腹感が得られ食べ過ぎを抑制できます。
調味料に気をつける
調味料は食材ではないので、好きなだけ使っても良いと思っている人もいます。しかし、ものによってはカロリーが高いものや糖質の高い調味料もあるので注意しましょう。調味料は少なめにの薄味になるようにすることでダイエットを成功させやすくできます。短期間だからこそ、調味料にも注意して食事をしてみましょう。
糖質の多い調味料
ダイエット中は、糖質の多い調味料を控えるように心がけましょう。調味料でもカロリーがあり、かけすぎてしまうとダイエットの妨げとなります。ソース、ケチャップ、みりん、ルーなどは糖質が多く含まれるため、控えるか量を減らすなどして調節することが大切です。
食べる量を抑えても、調味料のかけすぎにより思ったより体脂肪が落ちないということが起こります。減量もしにくくなるため、使用する調味料も注意してダイエットを進めていきましょう。
ダイエットにおすすめの調味料
ダイエット中におすすめの調味料として、代謝を上げるトウガラシや栄養価抜群のミソ、便秘やむくみを解消するオリーブオイルなどがおすすめです。もちろん過剰摂取は体にとってよくありませんが、適量を取り入れることでダイエットの効率を高めてくれます。
オリーブオイルも普通の油も一緒だと考える人も多いですが、体内に入ってからエネルギーに変換するか脂肪に変換されるか大きく変わります。オリーブオイルは高めですが、ダイエット中は口に入る食材や調味料にもこだわると、結果として繁栄されやすくなります。
アルコールを控える
ダイエット中はアルコールを控えましょう。アルコールは体内の水分を排出させ、食欲を増進させます。ダイエットではなく健康を意識している人は、多少のアルコールであれば健康に良いとされていますが、飲みすぎはNGです。ダイエット中のアルコールもNGなので、普段からアルコールを飲んでいる人は我慢しましょう。
どうしてもお酒を飲まないとストレスが溜まると言う人は、糖質が含まれていない蒸留酒の焼酎やウイスキーが良いです。日本酒やビールには糖質がたくさん含まれているので、控えるようにしてください。
また炭酸類も控えることをおすすめします。炭酸は二酸化炭素なので、体内の酸素の量を減らしてしまいます。健康上は問題はありませんが、ダイエットには不向きで効率を下げてしまいます。ダイエット中のアルコールと炭酸類は控えましょう。
揚げ物は1週間のうち1回以下にする
ダイエット中の揚げものは控えましょう。良い油を使用すれば、エネルギーに変換されやすく上手に消化できるのですが、通常の油を使用している場合は控えたほうが良いです。また、多少の油は健康にも良いのですが、食べ過ぎは最もよくありません。
少量の揚げものであれば良いですが、大根おろしなどを一緒に食べることでカロリーの吸収を抑制させ、満腹感を得ることができます。揚げものは絶対にNGというわけではありませんが、使用する油や食べ過ぎに注意して、頻繁に食べるのではなく、1週間の食事に1回は含めても大丈夫です。
食事を抜くのはご法度
ダイエットで大切なことは、食事を抜かないことです。短期間のダイエットで効果を出すためには、食事を抜くしかないと思っている人は多いのですが、食事を抜くことでリバウンドしやすく、栄養不足状態が続き健康を損なう危険性が出てきます。
また極端に食事制限をすると、かえって甘いものが欲しくなり、食欲に歯止めがきかなくなってしまう恐れがあります。食べたい欲求に負けてしまえばダイエットは失敗につながってしまいます。
食事は抜かずに、栄養バランスを考え低カロリー食材を選んで食べるようにしましょう。少ない量でも良いので、必ず食事はすることです。しかし、栄養が偏っていてはダイエット効果が薄れてしまうため、栄養管理ができない人は、サプリメントを活用するなどしてダイエットの効率性を高めて取り組んでいきましょう。
ダイエットをサポートしてくれるサプリメント
偏った栄養バランスをカバーできるようなサプリメントを3つご紹介していきます。糖分を抑えることで痩せやすい体質になるので、体内に吸収しないサプリメントもおすすめです。
メタバリアS (14日間トライアルパック)
FUJIFILMから発売されているメタバリアSは、食事で摂った糖分や脂肪の吸収を抑えてくれる働きがあります。サラシア由来の「サラシノール」という成分が配合されていて、糖を分解する酵素があり血糖値の上昇を抑えてくれるのです。
糖を吸収される前にブロックしてくれるのですが、吸収されなかった糖はビフィズス菌の餌となり、腸内環境を整えてくれます。便秘がちな人も飲み続けることで便秘解消につながるでしょう。サプリの大きさは一般的なものに比べて小さいため、とても飲みやすいのが特徴です。
極潤凝縮生酵素 ダイエットサポートプラス 382種の酵素配合 60粒 約30日分
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382種類の酵素をギュッと濃縮していて、ソフトカプセルを採用しているので生きた酵素がそのまま腸に届きます。さまざまなダイエットを試してきてもダメだという人にもおすすめです。コスパも良いので毎日続けていくにはお財布に優しいサプリと言えるでしょう。
極潤凝縮生酵素は有機JAS認定のため、安心して飲めます。ダイエットをしながら美しく痩せるためにはたくさんの栄養が必要なので、足りない分はこのサプリで補っていきましょう。
麹とコンブチャの生酵素 30日分
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「こうじ酵素」「コンブチャ」「生酵素」「酪酸菌」「乳酸菌」が配合されている生酵素サプリです。生酵素を作るために48℃以上の熱をかけずに、低温カプセル製法を採用しています。
食事制限をしていると栄養が偏りますが、このサプリで不足になりがちなビタミンやミネラルもたっぷりと補えるのです。ただ飲んだだけで痩せるというわけではないですが、お通じも良くなり栄養不足による肌荒れ改善に役立ちます。
1週間ダイエットにおすすめの運動
食事制限と運動で、ダイエットをさらに効果的なものにしましょう。おすすめの方法をいくつかご紹介します。
無酸素運動と有酸素運動を組み合わせる
筋トレなどの無酸素運動に、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れることで、基礎代謝がアップして脂肪が燃えやすい体質となります。
筋トレを行うと体内の糖がエネルギーへと変化されます。体内に糖が残っていない状態で有酸素運動を行うとエネルギーに脂肪を使うことになるため、脂肪は燃焼されていくことになります。より高い効果を得るためには、30分の筋トレのあとに、有酸素運動を30分~1時間程行うと良いです。
自宅でできる簡単筋トレメニュー
筋トレをすることで、脂肪燃焼効果を高められます。何もしなくてもエネルギーを消耗できる代謝の良い体になるので、筋トレもしっかりと取り入れましょう。
ドローイン
ドローインはいつでもどこでもでき、座っている状態でも寝ている状態でもできるトレーニング法です。初心者の人は寝ながら行うと上手にでき、腹式呼吸の吐くときの動作を特に意識すると効果的です。息を吐くときにお腹に力を入れてへこませていきます。お腹に腹圧をかけ、腹式呼吸に合わせて取り組んでいきましょう。
しっかり息を吐くと、新しい酸素を体内に取り込むことができ自然に代謝もよくなります。座っている状態で行う場合は、姿勢を正して行いましょう。インナーマッスルを自然に鍛えられるため、自然にお腹周りの脂肪が燃焼されやすくなります。
バランスボール筋トレ
バランスボールは、ボールに座っているだけで体幹が鍛えられるアイテムです。ボールを活用した筋トレ法を取り入れることで、楽しく筋トレができ、体に大きな負担をかけずに鍛えられます。
いろいろなトレーニング法があるので飽きずにでき、リフレッシュや気分転換としても活用できます。普段のイスをバランスボールに変えるという方法も良いです。普段の生活に取り入れることで、楽しく筋トレをしながらダイエット効果を高められます。
サイドプランク
サイドプランクは、腹筋、背筋、わき腹を一度に鍛えられ、お腹周りの脂肪燃焼効果を高めます。腹筋をやっているのでサイドプランクは必要ないと思っている人も多いのですが、サイドプランクを行うことでくびれができます。背筋や二の腕にもアプローチでき、体幹、インナーマッスルをしっかり鍛えられる筋トレ法です。
息は止めずに腹式呼吸を意識しましょう。静止している状態で30秒~1分を目安に3セット行います。片方だけではなく左右両方することで、バランスの良いボディラインに変化させられます。
腕立て伏せ
通常のプランクやサイドプランクに余裕が出てきたら、腕立て伏せにも挑戦してみましょう。無理なく自分の素で行いますが、10回を3セットという目安も心がけてみましょう。筋トレは呼吸を止めないで行うことで、柔らかく伸びのある筋肉ができます。
酸素を十分に取り込みながら行うのが理想で、きつくなったら我慢をしないで休憩して大丈夫です。柔らかい筋肉はケガをしにくく落ちにくいため、呼吸を絶やさずゆっくり体を鍛えるという意識をしながら取り組むと効率を高められ、効果を実感しやすくなります。
スクワット
スクワットはカロリー消費量が少ないと思われがちですが、全身運動になります。下半身の強化というイメージが強いのですが、上半身も自分なりにモーションを加えることで、上半身も効率よく鍛えられます。また、インナーマッスルにも刺激が加わり、外側の筋肉だけではなく体の内側の筋肉も鍛えられ、脂肪燃焼効果をさらに高めます。
回数よりも1回1回を丁寧に取り組み、呼吸を止めずに取り組みましょう。使っている筋肉を意識することで、短期間でも体を鍛えられます。全身をバランスよく鍛え、カロリーも消費させたい人はスクワットを取り入れましょう。
おすすめの有酸素運動
有酸素運動もダイエット効率を高めます。無理なく取り組み、ダイエットを成功に導きましょう。
20分以上のウォーキング
ダイエットを成功へと導くためには、有酸素運動をして脂肪をしっかりと燃焼させることが大切です。ウォーキングは体に負担をかけにくく、散歩感覚や気分転換として取り組むことができます。脂肪燃焼効果が出るには20分はかかるため、20分以上はウォーキングする必要があります。
時間を意識しすぎると長く感じてしまうので、20分以上かかる道を音楽を聴きながら歩くというように、気楽に取り組むと楽しく継続できます。専用のシューズやウェアを購入し、自分のモチベーションを高めながら取り組むことも良い方法です。
踏み台運動
踏み台運動は、自宅でできる運動のひとつです。天候に左右されず、思い立ったときにすぐできるという手軽さが魅力です。踏み台運動でも、20分~30分行うことでしっかりとした有酸素運動になり、脂肪を燃焼させられます。テレビを見ながらでも良いですし、好きな音楽を聴きリズムに合わせながら行っても楽しくできます。
呼吸が上がらず、疲れない程度の速さで行うことで、継続して取り組めるようになります。また下半身の強化にもつながるため、腰回りのインナーマッスルにも良いアプローチができ、思った以上にダイエット効果を得られる運動法になります。
ダンスエクササイズ
音楽に合わせてエクササイズをするダンスエクササイズは、DVDなどを見ながら手軽にでき、さらに楽しく体を動かせるため続けやすいのが特徴です。負荷が軽いため運動初心者の方でも始めやすい有酸素運動と言えます。
ダンスエクササイズのDVDは昔のヒット曲を使ったものや、ベリーダンスなど様々な種類があるので好みに合わせて選ぶとより楽しく行うことができます。全身のシェイプアップにも効果があるため、ボディラインを整えたい人に特におすすめです。
痩せやすい体を作るための生活習慣のポイント
痩せやすい体を作るためには、毎日の生活から変えていく必要があります。どのようなことを習慣とすれば良いのかを見ていきましょう。
お風呂では湯船に浸かる
お風呂はシャワーではなく湯船にしっかりと浸かり、汗を出すことが大事です。お風呂に入ることで代謝を高めることができ、1日の疲れを落としやすくできます。体のコリや滞っている部分をやわらげ、血行を促進し体内に血液をしっかりと流すことができます。
ダイエットだけではなく健康維持としても最適なので、毎日湯船に入りましょう。血液の循環もよくなり、体のむくみを解消させられるため、特に下半身をマッサージしながら入るとより効果的です。
7時間は睡眠をとる
人は寝ているときでも、脳や内臓が働いてくれているのでカロリーは消費しています。22時~2時の間は、筋肉や皮膚などの修復をしてくれる「成長ホルモン」が活発になりゴールデンタイムと言われています。よく眠ることで300kcalも消費し、反対に寝不足の人は90kcalもダウンしてしまうのです。
寝不足の人は自律神経が乱れ、甘いものを欲するようになってしまいます。自律神経は幸せホルモンの「セロトニン」の減少によって、バランスを崩してしまいストレスによる暴飲暴食を引き起こす可能性があるでしょう。最低でも7時間は睡眠を取るように心がけてください。
1週間ダイエットの注意点
1週間という短い期間でのダイエットは、体にかかるリスクも大きくなります。健康面、そしてリバウンドのリスクを無理をしないことが何よりも大切です。
1週間で過度なダイエットは避ける
1週間でできるダイエットは限りがあります。ダイエットはできなくはないのですが、過度なダイエットは体に負担がかかり、リバウンドのリスクが高くなります。1週間でも計画を立てて、じっくりと取り組むことにより成果を実感できます。もし、過度なダイエットをしてしまうと、どのような危険があるのかを把握しておきましょう。
集中できなくなる
1週間ダイエットは、速く結果を出すために無理をしがちです。そのため、集中力がなくなり疲れやすくなるので、過度なダイエットは避けましょう。特に、短期間で急激なダイエットを考えている人は、レベルを抑えるか期間を長くするかして、体をいたわりながら計画を立てることが大切です。
短期間のダイエットでも、栄養バランスがしっかりとれている場合は良いのですが、結果は大きく変わりにくいです。偏った食事になりがちなので、集中力が分散してしまう症状が出やすいことは把握しておきましょう。
イライラしてしまう
集中力が分散されてしまうため、モチベーションも安定しにくくイライラしてしまいます。お腹が減りやすいので、怒りっぽくなったり喧嘩やトラブルも起こしやすくなります。女性の場合は、生理などのホルモンバランスが乱れやすい時期もあるので、さらに注意しなければなりません。
イライラしてしまい、周りに迷惑をかけてしまう場合は、ダイエットを休憩して気持ちをリフレッシュさせることが大切です。
肌や髪が荒れる
短期間でのダイエットは、精神的にも体へも負担をかけてしまいます。肌に潤いがなくなり、髪もパサパサになりやすく、人によっては抜け毛が増える場合もあります。美しく健康的にダイエットを考えている人は、1週間ダイエットはおすすめできません。
健康も考えている人は、長いスパンでのダイエット計画を立てるか、短期間でも過度になりすぎないプログラムを立てるようにしましょう。体へ負担をかけてしまうと、体は修復しようとするためリバウンドしやすい状態になります。短期間で行う場合は、過度になりすぎないように注意して、自分の肌やヘアケアもしっかり行いながら取り組みましょう。
生理前・生理中は避ける
生理前や生理中のダイエットは避けましょう。ダイエットは、この期間を避けて計画を立て、体調の良い期間を選んで取り組むようにしましょう。生理前や生理中は、女性ホルモンの乱れがあるため自律神経も乱れやすく、体調が崩れやすい時期です。
精神的にも不安定でイライラする時期になので、ダイエットをすることでさらにホルモンバランスが崩れてしまい、体調不良になる可能性が高いので、この時期は避けましょう。体調が悪いときに取り組んでも、ダイエットの効率も悪く失敗する可能性が高いので、ダイエット計画を立てる段階で生理期間を避けるようにしましょう。
身体の不調を感じた場合はすぐにやめる
体調を崩してしまったときはすぐにダイエットを中止しましょう。1週間の短い期間なので、調子の良いときに計画を立て直し、次回へ備えましょう。1週間なので、途中でやめるのがもったいない気持ちもありますが、実は調子の良いときに取り組んだほうが集中でき、ダイエットの効率もよく成功しやすいのです。
体調が悪いときに無理して取り組んでも、良い成果が上げられず、逆にリバウンドしてしまう可能性が高くなります。体調を万全にしてから再びチャレンジすることを考えましょう。
ダイエット後すぐに以前と同じ量を食べない
ダイエット後に注意したいことは、ダイエットが終わったからといって以前と同じ量の食事をするということです。計画していたダイエット期間を終えても、食事は継続して行うことでリバウンドのリスクを回避できます。1週間後になると、非常に痩せやすい状態となっているため、結果として不十分でも痩せやすい体に改善されています。
ダイエットが終わると気持ちも緩んでしまいますが、引き続き取り組むという意識を持つことで、リバウンドしにくく、スタイルをキープできます。ダイエット直後の暴飲暴食や、甘いもの、揚げものなどは十分注意して、普段からも注意することが大切です。
1週間で痩せやすい体質作りをしよう
1週間では劇的なダイエット効果を得ることは難しいですが、取り組みかたによって効果を実感できる人もいます。
単にダイエットをして体重を落とすのではなく、痩せやすい体の基盤を作ることが大切です。太りやすい体の人は、体に老廃物がたまりやすくむくみ体質であるケースが多いです。老廃物を流せる綺麗な体になることで、むくみも取れてスッキリとした体を作ることができるのです。
1週間集中して取り組むことで、体はダイエット効果が表れやすい体に改善されていきます。継続して取り組むことで効果をさらに実感できるため、無理のない計画を立てて取り組みましょう。