仕事の悩み

ストレスとうまく付き合う意味とは|乗り越えるために理解を深めよう

日常生活でよく耳にする言葉「ストレス」。普段何気なく使う言葉ですが、そもそもどんな意味なのか、ストレスっていったい何なのかあなたはわかりますか?ストレスのことを知れば、ストレスとうまく付き合っていけるかもしれません。

私たちが普段使っているストレスって?

普段私たちが何気なく使っている「ストレス」という言葉。あなたはこの言葉を聞いてどんなイメージがわきますか?きっと悪いイメージがぽんぽんと出てきたのではないでしょうか。

あなたは「ストレス」のほんの一面しか知らないかもしれません。「ストレス」とはいったい何なのか。その本当の姿を知れば「ストレス」に対する考え方も接し方も変わるはずです。

ストレスの本当の意味

あなたはストレスの本当の意味を知っていますか。普段何気なく使っている言葉ですが、ストレスとは何かと聞かれても答えられる人はそう多くないのではないでしょうか。まずはストレスとはいったい何なのかを知り、向き合ってみましょう。

実際は意外と知らない

実はストレスという言葉はもともと工学の世界の用語でした。物に外から力を加えるとそれに反応し、元に戻ろうとする力のことを応力=ストレスと呼びます。この言葉を人が感じる不快な刺激に対して使うようになったのです。

ストレスの原因

では人のストレスは何故起きるのでしょうか。ストレスにはたくさんの種類があります。例を挙げると天候による環境的なもの、病気や睡眠不足、不安や悩み、人間関係。

このようなネガティブなイメージのものがストレスの原因のしては思いつきやすいですが、実は進学や結婚、そして出産など本来嬉しいはずの出来事もストレスの原因になりうるのです。このように私たちは日々ストレスを受けながら生活をしているんですね。

ストレスには2種類ある

そんな悪いイメージが強いストレス。実は良いストレスと悪いストレスの2種類あるのをご存知でしたか。

良いストレスとは、夢や目標など自分を元気づけてくれたり、これからもっと頑張るぞとやる気を出させてくれるもの。先ほどの例だと結婚や進学などがこちらですね。

悪いストレスは、皆さんもよく知っているものですね。やる気がなくなったり、嫌な気分になったり、自分自身にも、もしかしたら周囲にも悪影響を与えてしまうものかもしれません。どうせ感じるなら良いストレスを感じながら日々を過ごしていきたいですね。

ストレスが体に与える影響

ストレスが体に心に与える影響は様々です。人によって症状も違います。

自分にはどんな影響が出て、どんな症状が現れるのか。それを事前に知っておきましょう。

ストレスが原因で起こる症状

ストレスが原因で起こる症状にはどのようなものがあるのでしょうか。例を見てみましょう。

精神的なものでは、些細なことでイライラする、情緒不安定になる、無気力になるなどがあげられます。身体的なものでは、眠れない、朝起きられないといった睡眠障害。食欲不振や暴飲暴食、女性なら生理不順などもある。行動的なものでは、ぼーっとしたり、遅刻や早退が増える、言葉遣いが暴力的になる、引きこもりがちになるなどがあります。

身に覚えのあるものもあるのではないでしょうか。このように色々な形で、身体がSOSを出してくるのです。

ストレスが原因で起こる病気

ストレスが強くなると、今度はそれが原因で心や体が病気になってしまうこともあります。例えば、片頭痛や緊張型頭痛、体がふわふわするようなめまいなどはストレスが関係していることが多いようです。またぜんそくやアトピー性皮膚炎等のアレルギーの病気も、ストレスによって起こりやすくなったり悪化したりと影響することがあります。

ほかにも下痢や便秘、更年期障害、心の病気では、うつ病や不安症(不安障害)など様々な症状が現れて病気へとつながっています。なにか調子が悪い、おかしいと感じたら早めに原因に向き合って対処してあげるのが大切です。

ストレスが溜まりやすい人

悪いストレスは無いに越したことはありませんが、実際生活をしていてそうもいきませんよね。しかしストレスの溜まりにくくすることはできるかもしれません。どういう人がストレスが溜まりやすいのでしょうか。

一般的によく言われるのは、真面目、責任感の強い人、めったに怒らない人、人に言いたいことが言えない人などのようです。我慢をしてしまったり、高いポリシーがある人はストレスが溜まりやすいのかもしれません。

ストレスを感じやすい人と感じにくい人

ストレスは感じやすい人と感じにくい人もいます。いったい両者では何が違うのでしょうか?最初から感じるストレスが少なければより良い生活を送れる気がしますよね。傾向を知り、考え方を変えればストレスを減らせるかもしれません。

ストレスを感じやすい人は、2パターン。1つは、先ほども出てきた真面目で競争心の強い人。例えば、育児書の通り完璧にしなければと思うお母さん。このタイプの人は他人にも自分にも厳しく、イライラしやすいのです。

もう1つは、誰からも「いい人だよね」と言われるような人。八方美人タイプの人は本当は思っていることをグッと我慢していることも多く、それがストレスに繋がっているようです。逆にストレスを感じにくい人は、マイペースと言われる人が多いのです。無理せずリラックスして生活ができているのでストレスを自然と受け流せているのではないでしょうか。

すぐには無理でも少しづつ心がけていけば、穏やかな日常が過ごせるようになるかもしれませんね。

恐ろしい「キラーストレス」

「キラーストレス」という言葉を聞いたことはありますか。言葉からして怖いものだとわかりますね。「キラーストレス」とは死に至るほどのストレスのこと指す新しい言葉です。小さなストレスが積み重なり、ストレス反応の暴走により脳細胞や血管を破壊し、死に至らしめるのです。

例えばストレスが原因で肥満や高血圧になり、動脈硬化へ進み脳卒中や心臓発作で死に至る、というわけです。また自殺の原因もストレスによるものが多いですね。これもキラーストレスによるものということになります。

ストレスコーピングとは?

キラーストレスへの対処法として、ストレスコーピングというものがあります。ストレスコーピングとは、ストレスに対する対処行動のことで、つまりストレス解消やリフレッシュなどのことですね。具体的な実践方法としては、3つあげられます。

  • ストレスが起きるにあたった問題点を考える問題焦点型
  • ストレスによって生じた感情をコントロールする情動焦点型
  • ストレスへの認識を変えていく認知的再評価型

問題焦点型は、ストレスの根本をなくすという対処法です。例えば育児を1人ですべてこなすのがストレスになっているなら、夫と分担して負担を減らすなど根本から改善するということですね。

情動焦点型は、友人など誰かにその時の感情を話すことで気持ちの整理や発散をさせるという対処法です。そして認知型再評価型は、ストレスへの見方を変えてみるという対処法です。悪い点だけでなく良い点をみつけて認識を変えていくというものです。

このようにストレスコーピングにも様々なものがあります。すぐに実践できそうなものもありますね。

マインドフルネスとは?

ストレスへの対処のトレーニングとして、マインドフルネスというものがあります。これは1970年代に身体の痛みやストレスから解放される手段として開発されたマインドフルネスストレス低減法から始まり、1990年代にはマインドフルネス認知療法としてうつ病などの認知に関する病気の治療法になったようです。

呼吸、五感に集中し、頭からつま先まで注意を向ける、というトレーニングをすることで「こうあるべき」という思い込みやポリシーを変えていき、「あるがままの自分」を受け入れていくことができるようになると言われています。ストレスを受け流してストレスとうまく生きていこうということですね。

ストレス耐性を知ろう

ストレス耐性とは、どれくらいのストレスまでなら耐えられるのかということです。それぞれ個性があるように、ストレス耐性もみんな差があります。さらに人によって現れる症状もさまざまです。ストレスへの気づき方や、性格、いままでどれくらいストレスを経験しているか、さまざまな要素からストレス耐性がわかります。自分のストレス耐性がどのくらいかを知れば、早めの対処が可能になるので知っておきたいですね。

ストレスを乗り越える

これまでストレスとはいったい何なのかをみてきました。では次にいかにストレスを乗り越えていくかを考えていきましょう。ストレスは現代社会において、避けては通れないものです。またストレスと一概に言っても人それぞれ色々なパターンのものもありました。

確かにそれだけ個々に違ったストレスで悩んでいるなら、対処法もそれぞれ異なったものになるのではないかと思います。しかしストレスを乗り越えてきた人たちは、ストレスのことをただ単に「苦しいもの」と捉えていないことがわかってきているのです。

つまり「意味のある」ストレス、「この苦しみの先に得るものがある」と考えられることが、ストレスを乗り越えていく一番大切なことなのではないでしょうか。

ストレスフリーな生活のために

どうすればストレスを感じずに過ごせるのか、とても無理のように思えますが、要はストレスとは個人の感じ方にとても大きく影響しているのです。つまり何事も思いつめすぎず、ポジティブに考えていくことがとても大切なのです。

心が弱っているなと感じた時には、今どんな状況かな、どうして苦しいのかなと考え、どうすれば感じているストレスを軽くできるのかを考えることが大切です。実際に行動に移せればなお良いですが、見つめなおし一度考えることによって、そのストレスへの見方が変わるかもしれません。

そして深呼吸をして、身体もリラックスさせてあげましょう。規則正しい生活をする、ディスプレイを見すぎない、バランスのとれた食生活、健康的な生活もまたストレスフリーへとつながっています。

ストレスについて知ることができたでしょうか?

これまでストレスについて考えてきました。今までよりもストレスについて知ることができたのではないでしょうか。ストレスとは人によって様々、日常生活のたくさんの場面で直面するものですが、うまくかわしていくことが大切です。

友だちに話したり、気分転換になることをしてみたりうまくストレスと付き合っていきたいですね。そのストレスを乗り越えた先には、何か自分自身をステップアップさせてくれるものが待っているかもしれません。ポジティブにストレスと付き合っていきましょう。


LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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