電動チェーンソーを選ぶときのポイントをしっかり押さえておこう
自分に合った電動チェーンソーとは
趣味でDIYを始めてからというもの、すっかりとはまってしまって、誰でも簡単にできるようなDIYでは物足りないという人も多いのではないでしょうか。DIYブームの流れで、ホームセンターなどでもDIY特設コーナーが設けられるなどしており、初心者でも使いやすいさまざまなチェンソーも販売されています。
また、使いやすくカットされた木材は、ホームセンターなどで簡単に手に入れることができますが、本格的なDIYなどの物作りが好きな人にとっては、木材をカットすることから始めたいと考えている人もいることでしょう。ここでは、電動チェンソーの購入を考えている人へ、失敗しない自分に合った電動チェンソーを選ぶ時のポイントや使い方などをみていきます。
電動チェーンソーを選ぶ時のポイント
電動チェンソーは、初心者用から林業などの業務用まで、さまざまなメーカーから発売されています。しかし、業務用のような本格的なものでなくても、自分がこれから作りたいものに対して、自分が使いやすい電動チェンソーを選びたいものです。ここでは、電動チェンソーを選ぶ時のポイントをみていきます。
用途に合わせた刃のサイズを選ぶ
電動チェンソーは、ハンドルや燃料タンク、エンジン部分の「本体」と、実際に木材などをカットする「カッティングアタッチメント」から構成されています。その中でも、カッティングアタッチメントである「刃」は、カットする対象物によって、サイズも違ってきます。
例えば、25cm未満の小型サイズのものは軽作業向きで、25~40cmの中型サイズのものはパワーがあり、40cm以上の大型サイズのものは大木が切れるという特徴があります。作業目的に合わないサイズの刃を使うと危険を伴います。したがって、作業目的などに合わせて刃のサイズを選ぶようにしましょう。
使いやすい動力を選ぶ
電動チェンソーの動力は、「電動式」か「エンジン式」、「充電式」の三種類があります。初心者向けには電動式が使いやすいといわれており、音も静かで排気ガスを排出しないという特徴があるので、住宅街でも騒音を気にせず使うことができます。
また、大木を切ることができるほどパワーが強いエンジン式は、音が大きく排気ガスを排出するため、主に業務用などに使われています。さらに、最近は、軽量で持ち運びがしやすい充電式も流通しています。
扱いやすいハンドルを選ぶ
電動チェンソーのハンドルには、二種類あります。比較的軽量でコンパクトタイプの電動チェンソーでは、本体の取り外しが可能な「トップハンドル」が採用されていることが多く、細かい作業にも適しています。
一方の「リアハンドル」は、ハンドルを持ったときに安定しやすいという特徴があるので、大木をまっすぐきれいに切ることができます。また、リアハンドルは、初心者でも使いやすく、大掛かりな作業にも向いているといわれています。このように、ハンドルの種類によって特徴があるので、自分の使いやすいハンドルを選ぶようにしましょう。
安全面の機能が充実している
いうまでもありませんが、電動チェンソーを使うにあたっては、危険が伴います。電動チェンソーの安全対策として、チェンソーを一定時間使っていないと、自動でチェーンの回転を止める「チェンブレーキ」や、エンジンをすぐに止めやすいように電源の位置を使いやすい場所に設置するなど、さまざまな対策がされています。
その他には、スイッチを押していないと作動しない機能がついている「ロックオフボタン」などがあり、チェーンソーを安全に使うために適宜改良がすすめられています。
女性にもおすすめの電動チェーンソー
作業目的や扱いやすさなどを考慮して、電動チェーンソーを選びましょう。ここでは、女性でも軽くて使いやすい電動チェンソーをみていきましょう。
女性でラクラクガーデニング「充電式枝切り丸鋸」
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女性でも軽々持てる電動チェンソーです。剪定はさみでは難しい枝でも、余裕でカットでき、充電式のためコードレスで使用できます。見た目も優しい感じのデザインで、女性でチェンソーが欲しいという人におすすめできます。安心の二重安全スイッチが採用されており、万一の誤作動を防いでくれます。1.2kgと軽量で持ちやすく、安全面においても安心できるため、女性に最適のチェンソーです。
【2018最新型】YARD FORCE 高枝2WAYチェーンソーPro
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07B2T4R1V” title=”【2018最新型】YARD FORCE 高枝2WAYチェーンソーPro(軽量コンパクト小型ハンディチェンソー)ポール装着型高枝切りソー兼用2WAY式)】 + 保護メガネ・軍手・標準付属 チェンソーオイル+食べて元気モリモリ黒にんにく+便利な土のう袋2枚+折りたたみノコギリ+ロープ10m+チェンソーの刃用サック付セット”]
軽量でコンパクトに使用できるハンディチェンソーです。便利な機能が揃っており、2WAYタイプです。切り落とした大量のかさ張る枝も、小型のハンディでザクザクカットでき、作業をスムーズに進められます。身長を合わせれば、3mの枝も対応できます。誤作動防止機能が搭載されており、安全面も優れており女性でも初心者の人でも気軽に活用できます。
マキタ エンジンチェーンソー 22.2mL ME230T
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本格的にチェンソーを使用したい人におすすめの電動チェンソーです。軽量タイプなので、女性の力でも十分使用可能です。楽々スタート機能があり、スタータロープを引く力が大きく減少されています。ブレがなく、体にかかる負担も軽減でき疲労感も少なく、作業の効率を高めます。樹木の剪定や薪作りに最適です。
ツムラ 簡単チェンソー目立機 匠 4.0mm&4.8mmセット
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電動チェンソーを簡単に使用したいという人におすすめの商品です。チェンソー本体を左にして、ガイドバーが右になるようにおきます。スイッチは親指で押すと作業がしやすくなります。チェンソーの張りがゆるいと、目立てするときにブレが生じ、確実な正しい目立てができなくなるので注意しましょう。
電動チェーンソーの扱い方
電動チェンソーを使うには、さまざまな危険が伴います。ここでは、電動チェンソーの扱い方を正しく理解して、電動チェンソーを安全に使っていきましょう。
チェーンオイルを入れる
チェーンオイルは、電動チェンソーのチェーンの回転をよくするために使われているオイルのことです。このチェーンオイルを使うことによって、焼け付きや摩耗を防ぐ効果があるため、チェーンソーを使う前にオイルを入れておく必要があるので頭にいれておきましょう。
刃を木に当ててから作動させる
電動チェンソー本体のスイッチを起動させてから木材などを切ろうとすると、ガイドバーの先が木材などに触れてチェンソーが跳ね上がってしまうキックバックが生じてしまう可能性があり、非常に危険です。したがって、安全に使うために木に刃を食い込ませてから、本体のスイッチを起動させるようにしましょう。
太い木は刃の根元を使って切る
電動チェンソーを使って太い木を切るときには、いろいろな方向から、切り目をつなぎ合わせながら切ると切りやすくなります。また、丸太などを切る場合には、木を横に倒して、転がしながら切れ込みを入れていくと切れやすくなるので、太い木に挑戦するときには試してみましょう。
長い延長コードがあると便利
電動チェンソーを使う場所によっては、使う場所の広さに合わせて、延長コードを使用すると作業がしやすくなるので、事前に準備しておきましょう。また、延長コードの他に、高いところを切る時には、脚立なども用意するとよいでしょう。
電動チェーンソーを使う時の注意点
電動チェンソーを扱うには危険を伴います。ここでは、電動チェンソーを使う時の注意点をみていきましょう。
子供の近くに置かない
これは、いうまでもありませんが、電動チェンソーでケガをする危険性があるため、子供の手の届く場所には保管しないことをおすすめします。また、スイッチを入れたまま、電動チェンソーから離れないことも重要です。
長時間使う場合はオイルの残量を確認する
電動チェンソーを長時間使う場合は、チェーンの回転をよくするチェーンオイルの残量を確認するようにしましょう。チェーンオイルは意外と無くなりやすく、チェーンオイルが足りないと、ケガや事故に繋がる可能性もあるので、電動チェンソーを長時間使う時はチェーンオイルの残量に注意する必要があります。
メンテナンスの際はコンセントを抜く
電動チェンソーの刃をメンテナンスする際には、誤って作動してしまっては危険なので、必ず電源を切ってコンセントを抜き、周囲の安全を確認してから作業するようにしましょう。
また、刃以外のメンテナンスをする際にも、燃料に引火する危険があるので、必ず電源を切ってコンセントを抜いてから作業するようにしましょう。
マスクやゴーグルを着用する
電動チェンソーを使う際には、花粉やおが屑が周囲に舞い、アレルギーなどの症状を起こす可能性があります。花粉などが入ってこないように、マスクやゴーグルを使って、対策することが必要です。その他、詳しい注意事項が日本チェンソー協会の公式ホームページに記載されているので、確認してみましょう。
電動チェーンソーを庭の手入れに活用してみよう
最近の電動チェンソーは、初心者でも使いやすいように改良されており、より安全に使うことができるようになっています。しかし、使い方を間違えると重大な事故に繋がる可能性もあるので、十分に注意して使いましょう。
また、DIYだけでなく、ガーデニングなどの庭の手入れにも電動チェンソーは活躍できます。軽量でコンパクトなものであれば保管場所に困ることもないので、自分に合った電動チェンソーを手に入れて、自分好みの庭を手に入れてみませんか。