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「足つぼマッサージ」正しい押し方。足先が全身をキレイにしてくれる

健康・運動

サロンに行くときは施術のタイプを確認しよう

体に不調があったりだるさを感じたときは、即効性のある足つぼマッサージはいかがでしょうか。しかし、実際サロンに行くときの選び方や、施術のタイプがよく分からない人が多いのが現実です。

施術にはタイ式や英国式、台湾式などがあり、どのタイプが自分に合っているのかを知ることで、効果的な足つぼマッサージが分かります。さっそく施術のタイプを知ってサロンに行ったり、自宅で足つぼマッサージを実践したりして、生活に取り入れてみましょう。

リフレクソロジーという考え方

リフレクソロジーという言葉はよく耳にしますが、実際どのようなことを行っているのか分からない人が多いようです。リフレクソロジーがどんなものかを知って、足つぼを効果的にマッサージしましょう。

Reflex(反射)+Logy(学問)

「Reflexology(リフレクソロジー)」は反射を意味する「Reflex」と学問を意味する「Logy」を組み合わせた単語です。リフレクソロジーの考え方では足裏に人間の全身に効くつぼがあるとされていて、その足裏のつぼの位置を表した図を「反射区」と読んでいます。

反射区は利用することで、健康な身体を手に入れようという考えのもと、発展したのがリフレクソロジーです。反射区には人間の内蔵部分にいたるまでのつぼが描かれているため、押したときに痛いと感じる場所があれば、自分はそこに該当する部分が不調なのだということも分かるのです。

足の裏は第2の心臓

心臓から送り出された血液は全身にくまなく行き渡りますが、心臓から足の下までは遠いためスムーズに流れにくくなっています。その問題点を解決するために人間の体は、足の筋肉を使うことによって、心臓まで血液が戻るように働きかける仕組みをもっています。その働きかけを行うために足裏は全身のつぼもあり「第2の心臓」といわれる所以となっています。

足つぼマッサージをする際には、重力で血液が下半身に溜まりがちになるのを、足つぼを押して心臓まで戻すということを意識することが重要です。血液が正常に循環していないと、冷え性やさまざまな症状が出てしまうため、毎日継続して行うことをおすすめします。

頭から腰までがリンクしている

反射区を見ると、人体模型のように足裏のつぼが頭から腰までリンクしていることが分かります。つま先が頭部と考え、そこから足裏の真ん中あたりが腰までとなります。

心臓のつぼはやはり左足にしかなく、胆嚢や虫垂は右足にしかないのが特徴です。そのため足裏で大体の臓器を分かりやすく把握でき、押すことができます。今一度、反射区をよく見てみてください。そして自分が不調と感じている箇所や臓器のつぼがあるのかを確認しましょう。

個性が分かれる足つぼマッサージ

世界にはさまざまな種類の足つぼマッサージがあります。その違いを理解することで、自分に合った足つぼマッサージが見つけやすくなります。同じ足つぼマッサージでもここまで違うのかと驚くでしょう。

足底療法として知られる中国式

足裏の反射区を指の腹など使って押すことで刺激を与え、足の指まで全体的にほぐす「中国式」は、足底療法ともいわれ、足つぼを押して病気を治す方法です。リラクゼーションとは目的が違い、医療として用いられています。

中国式はポピュラーな足底療法ですので、受けたことがある人が多いのではないでしょうか。慣れるまでは痛いと感じることがありますが、繰り返しているうちに効果が出てくると、あまり痛みを感じなくなります。

痛いほど効くとされる台湾式(官足法)

東洋医学をベースとしていて、世界最古の健康法といわれているのが「台湾式」。東洋ではもともとつぼを押して痛みを感じるほど効いていると考えられています。そのためより強く刺激を与えるために棒などを使用して刺激することが多いです。

反射区に痛みを感じたらなにかしら異常がある証拠で、さらに痛みを加えることで治療をします。痛いのが苦手な人には向いていない施術ですが、目の覚めるような激痛が好きな人には高い人気を誇っています。

弱すぎず強すぎずのタイ式

強い刺激を与える「台湾式」と、後述するソフトな「英国式」のちょうど中間くらいの刺激を与え、心地よい痛みを特徴としているのが「タイ式」。タイ式マッサージでは「セン」と呼ばれるエネルギーラインが体内に10本の通っていると考えられています。そのエネルギーラインをほぐすことで自然療法を行っています。

足裏のつぼだけではなく、天然のオイルを使ってリラックスさせながらふくらはぎや膝の下部分まで丁寧にマッサージしてくれるので、女性からの人気が高いマッサージです。

ストレス解消向けのドイツ式(マルカート方式)

「ドイツ式」の発案者であるマルカート女史。彼女が「リフレクソロジーの母」と呼ばれるアメリカのイングハム女史に弟子入りしたことがきっかけとなり、ドイツにマルカート方式が広まりました。昔から医療機関や薬を頼らない傾向にあるドイツでは、この足つぼマッサージはすぐに受け入れられました。

ドイツ式は手の親指部分を使い独特な動きをし、強い刺激はあまり与えずリラックスさせた状態でマッサージします。疲れた身体を癒してストレス解消につながります。

痛くない英国式

「ドイツ式」と同様にリラックスしながらマッサージを受けられる「英国式」は、刺激が怖い人などにぴったりです。アロマの香りを焚いたり、セラピーミュージックをかけて行うため、マッサージを受けていると眠くなる人も多いです。指の腹を使って行うフィンガーウォークや、サムフォーク方式で心地よいマッサージが受けられます。

刺激が好きな人には物足りないかもしれませんが、リラックスできて疲れも取れますので仕事の帰りなどに受けてみてはいかがでしょうか。

足つぼマッサージの効果

足つぼマッサージは健康によいとされていますが、実際にはどのような効果があるのでしょうか。第2の心臓と呼ばれる足裏を刺激することで発揮される驚くべき効果をみていきましょう。

血流やリンパの流れの改善

足裏を刺激することで血流がよくなり、脚の付け根などにあるリンパのたまりがちな老廃物を排せつしてくれます。また、女の人に多い冷え性にも効果的です。

不調を感じるときに足裏を触ってみるとゴツゴツと固い印象がありますが、それは老廃物がたまっている証拠です。リンパの流れを改善し、老廃物を体外に出す効果が期待できます。

緊張した筋肉をほぐす

普段仕事から帰ってきたときは知らず知らずに筋肉が緊張しているため、リラックスすることができません。次の日に持ち越さないように凝ってしまった筋肉をほぐすことが大切です。

足裏のつぼをマッサージすることで全身の筋肉の緊張がほぐすことで、血行促進につながり、体をリラックスした状態に導きます。

内蔵の機能の改善

足裏の反射区は人体の臓器についてこと細かく描かれています。自分が気になるところがすぐに分かるので、どのつぼを刺激すればいいかが見つけやすいという特徴があります。

不調な箇所のつぼを刺激すると、始めは痛く感じるかもしれませんが、つぼを押していくことで徐々に改善されていきます。また、自律神経も整えてくれるので視床下部に働き、臓器や消化器官などの免疫力がアップになります。

ストレスの解消

ストレスの影響が出やすい臓器といえば「胃」ですよね。よくストレスで胃に穴が空いたなどといった話を耳にします。

自律神経は、緊張の神経「交感神経」とリラックスの神経「副交感神経」の2つで成り立っていています。交感神経が突飛してしまうとストレスにつながります。足つぼマッサージは神経をリラックスさせる効果があります。お気に入りのアロマなどでリラックス効果をアップさせるのもおすすめです。

足つぼマッサージの注意点

足つぼマッサージが体によいからといって、誰でもよい効果があるわけではありません。マッサージをすることが悪影響となる人や状況もあります。注意するポイントを知り、効果的な状態でマッサージを実践するようにしましょう。

やってはいけない人

足つぼマッサージを控えた方がいい人とはどんな人でしょうか。詳しくみていきましょう。

足を怪我して治療中の人

ケガをしているときはアルコールは控えてくださいとよくいわれます。足つぼも血行をよくする作用があるため、ケガをした部分に血液が集まってしまい、完治するのが遅くなってしまう可能性があります。特に、ねんざや打撲、火傷などの場合は注意が必要です。

妊娠中の人

つわりを軽減させるつぼもありますが、つぼを刺激することで子宮を収縮させてしまう可能性があります。妊娠中は母子ともに体の機能が著しく変わるときなので、刺激を与えないほうがよいでしょう。

生理中の人もなるべく避けたほうがよいでしょう。子宮のつぼを押してしまうと必要以上に出血量が増えてしまい、貧血を引き起こしてしまう可能性があるためです。

熱がある人

足つぼを押すことで血行がよくなり、一時はポカポカした状態になります。
しかし、そのあとは湯冷めをしたような状態になるため、体調が悪化してしまう可能性があります。また、疲労感も出やすいため熱があるときは避けたほうがよいでしょう。

病み上がりの人

病み上がりは体調が万全な状態ではありません。つぼ押しをすることで病がぶり返してしまう恐れがあります。無理に健康になろうと体が頑張ってしまうために、ついていけず疲れだけがたまってしまうのです。病み上がりはおとなしく安静にしていましょう。

避けるタイミング

足つぼマッサージには適していないタイミングがあります。よりマッサージの効果を得るためには、次のようなタイミングは避けましょう。

食後1時間は避ける

食事をしたあとは胃が消化活動に入り、全身の血液が胃に集まってきます。食後すぐにつぼを押してしまうと血液が循環してしまい、胃の消化活動が弱くなってしまうので消化不良を起こす可能性があります。つぼ押しの際は胃や腸が整った状態で行うのがベストです。

飲酒した後

血行がよくなって体内にあるアルコールが体全身に回るのが早くなるため、必要以上に酔いが回ってしまい危険ですので避けましょう。また、飲酒したあとにマッサージを行うと血行がよすぎて心臓の鼓動が早くなり体調が悪くなる可能性があります。

マッサージ前に足を温める

できれば入浴後などが体が温まっているためベストですが、マッサージ前に足湯などでもOKです。マッサージ前に体を温めることによって筋肉が弛緩され、血流がより流れやすいために老廃物が出やすくなります。

体が温まっているときは足裏も柔らかくなっていますので、押す指も足裏に入りやすくつぼをしっかりと刺激してくれます。また、体温をさらに上げてくれるためダイエット効果にもつながります。

揉むときはクリームかオイルを塗る

自宅で足つぼマッサージするときはマッサージによる摩擦を防ぐために、クリームかオイルを塗ることをおすすめします。また、足裏は乾燥しやすいため保湿効果もありますので、つぼ押ししながら潤いのある足裏が手に入ります。お気に入りの香りのオイルを毎日気分によってつけるのも、リラックスできて疲れが癒されます。

オイルなどを足裏に塗る際は、指で押すとあまり力が入らなくなる可能性があります。もう少し刺激が欲しいという人は足つぼ用の棒などを購入してみてはいかがでしょうか。

1回30分前後を目安に

基本的には1回につき30分がベストといわれています。長時間同じところを刺激するとかえってストレスになってしまう場合があるからです。疲れの場所を1カ所押すのであれば20?30分がよいでしょう。そしてできれば毎日継続するようにしてください。継続すればするほど効果はでやすくなります。

足つぼを押すときに息をゆっくり吐いて、戻すときには息を吸うことを意識をしてください。痛みを感じると呼吸が止まりがちですが、脳に酸素が届かなくなるので必ず深い呼吸をするようにしましょう。

マッサージ後は水分補給を

水分補給といってもせっかく温まっている身体に冷たい水をいきなり流し込むことは、身体をいじめているようなものです。マッサージ後は体内の臓器が吸収しやすくなっていて、とても活発になります。1番のおおすすめは体温と同じくらいに温めた「白湯」です。白湯がたまった老廃物を尿として排せつしてくれます。

お茶などでもよいのではないかと思われるかもしれませんが、お茶にはさまざまな栄養分が入っているために肝臓や腎臓の負担がかかってしまいます。最初は飲みにくいと感じますがなるべくコップ1杯の白湯を、ゆっくりと時間をかけて飲むようにしましょう。

マッサージ後にやってはいけないこと

足つぼマッサージの直後に次のようなことをすると、体調を崩す恐れがあるので注意が必要です。

マッサージ直後の入浴

足つぼマッサージによって血流がよくなっている状態です。そのタイミングで入浴してしまうと血行がよくなりすぎてのぼせの原因や、気分が悪くなってしまう可能性がありますので避けましょう。

マッサージ後の入浴は、立ちくらみやめまいを起こすこともあります。お風呂場などで転倒してしまい大事故になりかねませんので、マッサージ前に入浴するようにしてください。

お酒での水分補給

マッサージ後の水分補給にお酒を代わりに飲む人がいます。喉が乾くので気持ちは分かりますが、アルコールが必要以上に肝臓や腎臓に負担を与えてしまいますので避けましょう。マッサージ後は血流がよくなっているために、いつも以上に酔いが回りやすくなって、悪酔いしてしまう可能性があります。

台湾式足つぼマッサージのやり方

台湾式はつぼを押しながらずらすという方法を取るために、サロンでやってもらうとかなりの激痛が走ります。自宅でやるときは自分で力を調整できますのでチャレンジしてみましょう。

ポイント

刺激が強いのが好きな人は台湾式の足つぼマッサージがおすすめです。支える手とつぼを押す手を使い分けるのがポイントです。ピンポイントでつぼを刺激するために強い痛みがありますが、次第に慣れてくるため心地よくなります。

強い刺激のときは呼吸が忘れがちになるため、意識して呼吸をするようにしてください。また、かなりの摩擦がかかりますので、必ず足裏には滑りやすくなるようにクリームやオイルを塗るようにしましょう。

押し方

つぼを強く押すには親指をくの字に曲げて、つぼを斜め方向の外側に向かって押します。そうすることであまり力を入れなくても強い刺激が与えられます。
サロンでは棒を使うところはほとんどありませんが、素人にはつぼに強く刺激を与えるのが難しいので、足つぼ用の棒を使用してもよいでしょう。マッサージするときは中国医学に基づき左足に心臓があり、血行がすぐによくなるため左足からマッサージをします。

英国式足つぼマッサージのやり方

英国式は台湾式とは真反対で、リラックスを優先にしたマッサージです。そもそも痛みに強い東洋人とは違い、西洋人は痛みに弱いとされたため生まれたためかもしれません。リラックスを優先したい人は英国式のやり方を身に付けましょう。

ポイント

指の関節はあまり使わずに指の腹を使ってつぼを押していくのがポイントです。その際も必ずクリームなどを塗ってすべりをよくしておきましょう。

自分の好きなアロマを焚きながら行うことで、よりリラックスした状態になります。つぼを強く押すことはせずに、そのまま寝てしまうのではないかというくらい心地よい刺激なのが特徴です。

押し方

英国式の押し方には次のような種類があります。

サムウォーク

親指の第一関節を曲げてつぼに押し当て、そのまま親指を伸ばしたり曲げたりしながら前進していきます。力を入れずに反射区を全体を押すことができる基本の動きです。

ピボッティング

バスケットのピボットのように、親指の腹で一点を押し当ててそこを中心に回っていきます。ピンポイントでつぼを押したいときにはこの方法を取ります。

スライディング

親指の腹を足裏に当てて、そのまま離さずに横にスライドさせていきます。老廃物を出したいときに取る方法です。

症状に対応した反射区

さまざまな症状に合わせてつぼを刺激してみましょう。毎日行うことで自然と改善されていきます。

デトックスしたい場合

体の老廃物を体外に排出し、デトックスしたい場合には次の反射区を試してみましょう。

つぼの場所

膀胱と腎臓の反射区を押し、その間に通っている尿道を刺激します。膀胱のつぼは、両足裏の土踏まずのあたりにあります。足裏の中心より1cmほど上の位置です。腎臓のつぼは両足裏の内側にあり、かかとより少し上の膨らんでいる部分です。膀胱と銀蔵をつないだラインが尿道ラインとなります。

ポイント

膀胱から腎臓までの尿道ラインを指の腹や、関節を使って押しながらスライドさせていきましょう。老廃物がたまっていると顔色も悪くなり、身体のいたるところが不調をきたしてしまいます。ここを刺激することで根本的に健康な身体になっていきます

肩こりの改善

肩こりの改善に効く足つぼはどこにあるのでしょうか。

つぼの場所

肩こりに効く僧帽筋は首の反射区を押すことで、肩こりが根本的に改善されます。僧帽筋のつぼは、両足裏の親指の内側から小指の外側の付け根にあります。デスクワークが多い人はとくにおすすめです。

ポイント

親指から小指に向かってつぼを押していきましょう。足の皮があるため少し強めに押していくのがポイントで、少し痛いかなというくらいにグリグリと押していきます。僧帽筋は肩こりに直結しているので、即効性があるので肩こりがひどい人は毎日継続して行いましょう。

便秘の解消

便秘の解消に効果のある反射区もあります。

つぼの場所

小腸と大腸の反射区を押すことで便秘が解消されます。小腸のつぼは、かかとの近くの土踏まずの広い範囲に当たります。大腸のつぼは、小腸のつぼをぐるっとコの字に囲むように左足から右足につながっています。

ポイント

小腸を刺激するには右足の小指側から下から上に向けて、押し流していくイメージで押していきます。次に足裏を横切るように押し流していきましょう。

左足は土踏まず辺りを内側から外側に、真横に横切るように押し流していきます。次に下に行き、外側から内側に真横に押し流します。コの字を描くイメージで強めに押していきましょう。とくにかかとや土踏まずの部分は皮膚が硬いため、指の関節を使ってみてください。

冷え性の改善

特に女の人の悩みに多いのが冷え性。冷え性を改善する効果のある反射区はどこにあるのでしょうか。

つぼの場所

冷え性の改善には、頭と心臓のつぼを押します。頭のつぼは親指の腹の部分にあります。心臓のつぼは左の足裏だけにあり、薬指から下にまっすぐ下りてきた土踏まずのより2cmほど上にあります。

ポイント

心臓は全身の血液を送り出す働きがあり、血液循環をスムーズに行うのにとても重要です。そして、心臓を動かすという指令を脳から送り出すため、心臓と脳のつぼを押すことで冷え性改善につながります。

頭のつぼは固かったり冷えていたりしているときが多いため、少し強めの刺激を与えましょう。親指の関節を使って少しズラしながら行うとよいです。心臓部分も少しだけ刺激を与えるために、指の腹を使って行うようにしてください。

生理痛の改善

生理痛に悩む女性必見の反射区もあります。改善に効果があるとされているのでぜひ試してみてください。

つぼの場所

太陽神経叢(たいようしんけいそう)と、生殖器の反射区を押します。太陽神経叢は両足裏の中指からまっすぐに下に下りていった、土踏まずのすぐ上の部分にあります。生殖器のつぼは両足裏のかかと部分一帯にあります。

ポイント

太陽神経叢を親指の腹で少し強めに3秒間ゆっくり押して、3秒かけて戻すのを10?15回ほど繰り返しましょう。イタ気持ちい所で止めておきます。太陽神経叢は別名「湧泉(ゆうせん)」といわれており、生理痛の他にも自律神経を整えてくれる効果もあります。

生殖器のつぼはまんべんなく揉みほぐし、柔らかくなるまで繰り返し行います。かかとは固くなりがちですので、毎日継続して行うことで少しずつ生理痛が改善されるでしょう。

好転反応と呼ばれる現象

好転反応には個人差があります。さまざまな症状が出るので、最初は驚くかもしれません。好転反応の症状を知ることで、よい状態になりつつあることを理解しましょう。

揉み返しとの違い

揉み返しは傷ついた筋肉の修復時に起こるものですが、人間の体は繊細にできているため、無理なマッサージを行うと筋肉が傷ついてしまいます。修復するために筋肉はさらに太い筋肉を作ろうとし、以前に比べて固い筋肉ができ上がってしまうのです。そのためマッサージをするときに、さらに強い力を入れなくては刺激を感じなくなるという悪循環を招くことにつながります。

一方の好転反応は、体が新しい姿勢や状態を受け入れようとするときに起こるものです。眠気やだるさなどを感じるケースが多いですが、症状がよい方向に向かっている表れですので経過を見守りましょう。

頻尿などがでる「反応」

解毒作用のようなものが働くため、体内にある老廃物を出す力が強くなっている状態です。老廃物を出す力が弱いと尿などの排せつも自然と回数は減ってしまいます。

自己治癒力もアップするため下痢などの症状も起こる可能性がありますが、回復に向かっている証拠ですので足つぼマッサージを継続していきましょう。

倦怠感がでる「過敏反応」

足つぼマッサージにより血液の浄化がすでに始まっているため、倦怠感が出るときもあります。長年身体が不調だった場合は、時間をかけて臓器がその不調に合わせて動いています。

そのため改善に向かうときには一次的に、臓器がアンバランスな状態になってしまいますので、だるくなったり眠気など起こる場合があります。これを不調と感じ足つぼマッサージをやめてしまう人もいますが、せっかく改善に向かっているので間違えないようにしましょう。

吹き出物などの「排せつ反応」

身体の中をきれいな状態に浄化しようと働くため、デトックス作用で汗や皮膚などに症状があらわれます。とくに女性は吹き出物やニキビなど肌の調子を整えようとしているため、急激に増えてしまう可能性があります。

一時的なものですので吹き出物がなくなったら、内側からきれいになった証拠なのです。効果のある化粧水などを使用したときでも、同じ好転反応が出る場合もあります。

発熱や腹痛などの「回復反応」

体内の汚れた血液が外に排せつする際に、どうしても身体中を一度回ってから出るため、身体に異常が発生してしまう可能性があります。全てデトックスされたときは身体が調子よくなってくるのが分かるでしょう。

発熱や腹痛は身体の中をきれいにするために起こることですので、風邪を引いたと勘違いしてしまう人も多いようです。

好転反応への対策

よい方向に向かっているとはいえ、好転反応には不快感を感じる症状が多くあります。どのような対策をとればよいのでしょうか。

水分を多めにとる

早めに老廃物を排せつするために、なるべく水分は常温の水か白湯で2L飲むように心がけましょう。水を飲むときは一気に飲むのではなく、こまめに摂るようにしてください。

入浴時に汗を出す

半身浴で長めにお湯に浸かり、汗を出してデトックスしましょう。お湯の温度は38℃?40℃くらいが快適に入れますので調整して汗を出すようにしてください。

無理がない範囲で運動量を上げる

ウォーキングに少しジョギングをプラスしてみたり、ジムに行ったときはトレーニング内容をほんの少し増やしてみたりと運動量をあげてみましょう。汗を流して血行をよくします。

睡眠をしっかりとる

上質な睡眠は疲れた身体を回復してくれる働きがあり、人間にとって重要な役割を担っています。寝る前は体や脳をリラックスできる状態に持っていき、スマホなどは見ないようにしましょう。

あると便利な足つぼマッサージグッズ

自分の手だけでは物足りないという人におすすめの足つぼマッサージグッズをピックアップしました。自分に合いそうなものを見つけて購入してみてはいかがでしょうか。

官足棒 (足裏マッサージ棒)

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00BFPRKCU” title=”官足棒 (足裏マッサージ棒)”]

昔ながらの足つぼマッサージ棒です。滑り止めが施されているため手に余計な力がいらず、疲れにくいのが特徴です。とくにクリームを塗った手で棒を持つと滑りやすいのですが、この足つぼ棒は滑りにくいのです。先端が細めになっているため届きにくい反射区にも、しっかりとピンポイントで刺激を与えられます。

どこを押せばよいのかの反射区の絵が付いてきますので、分かたない人でも簡単につぼ押しができます。軽くて小さいので旅行先にも持参しやすく、いつでもどこでもつぼ押しが実現します。

GronG ストレッチボール

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テニスボール2個分の大きさで持ち運びが便利です。ストレッチボールを足裏でつぼをグッと押すようにすれば全体がほぐれます。また、足裏以外にも使え肩こりや、背中にも全身使えますのでとても重宝するでしょう。

ハードタイプとスーパーハードタイプの2種類あり、つぼ押しで刺激がもっと欲しい人にはスーパーハードでもよいです。しかし、全身用にするのであればハードタイプで十分効果はあります。

Winterbell ウォークマットⅡ

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00BF5JKIC” title=”ウォークマットⅡ (足踏み健康板)”]

プラスチック製足踏み板で、使用しないときは立て掛けておけるので省スペースがありがたいです。青竹踏みのように、自分で体重をかけて足つぼを押すのでラクにマッサージが行えます。

テレビを見ながらでもできますし、気がついたら乗ってしまっていることでしょう。痛いと思うところをチェックして、自分の不調を知ることができます。

国際若石健康研究会 若石RMR足療ローラー

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B01M1V8B11″ title=”若石RMR足療ローラー 足もみ入門セットつき 国際若石健康研究会推奨純正品”]

価格は90.000円近くし少々高いですが、お年寄りから子供まで幅広く使用できて満足度も高い商品です。力を入れなくても台湾式マッサージのような刺激を得られるため、最初は痛いかもしれませんが慣れてくると心地よくなってくるでしょう。

ローラーがピンポイントにつぼを刺激してくれますので、なにかしながらでもマッサージができます。値段に見合うだけの魅力のある商品なので、一家に1台あってもよいのではないでしょうか。

マッサージ前に塗ってなめらかに

足裏に塗るクリームやオイルにもこだわってみましょう。効果的なものから肌にやさしいものまで幅広くありますので、きっとお気に入りが見つかります。

ジョンソンボディケア リッチスパ

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B01JKV7JVC” title=”ジョンソンボディケア リッチスパ ラディアンスプレミアムローション グレープシード 200g”]

グレープシードオイル配合で血行をよくする他に、カサカサした足裏に潤いを与えてくれます。ジョンソン独自が開発した美容保湿処方で艶がある肌になります。毎日使用して柔らかい足裏になるようにマッサージしていきましょう。

ほんのり香るホワイトグレープの香りが寝る前に塗ると、リラックス効果も出ますので安眠につながります。お風呂上がりの全身ローションとしても使用できますので、お気に入りの香りを身につけてはいかがでしょうか。

オリーブ園 バージンオリーブオイル

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00696O2JY” title=”オリーブ園 バージンオリーブオイル 80ml”]

成分がオリーブ100%でマッサージオイルのほか、乾燥した顔や髪にも使えますので安心です。使用する量は少量で肌がふっくらと潤いを与えてくれますので、コスパがとてもよい商品です。

とくに朝目覚めたときの潤いが実感できて、ずっと保湿効果があるのが特徴です。リピート率も高く口コミ評価がよいので一度使用してみてはいかがでしょうか。

シーブリーズ アンティセプティック

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0016K977U” title=”シーブリーズ アンティセプティック 全身薬用ローション 詰替用 700ml”]

薬用ボディローションなので全身に使え、ハッカオイルやユーカリオイル配合で塗ったときの清涼感が心地よいです。ローションを足に塗ることで清潔感を保ち、足を引き締めてくれる効果がありリフレッシュしたいときや寝る前や出かける前に塗るのがおすすめです。

日焼けしたあとにも熱を持った肌にやさしく浸透し、クールダウンしてその日のうちに肌のダメージを癒してくれます。頭皮にも使用でき頭をスッキリ働かせたいときにつけると効果的ですので、さまざまなシーンに使えます。

毎日続けることで足はどんどん柔らかくなる

足つぼマッサージはやればやるほど効果が表れ、次第につぼを刺激しないと物足りなさを感じる人もいるでしょう。人間の身体は丁寧にしてあげればその分応えてくれます。心と時間にゆとりがあれば、足つぼマッサージだけでなく、ふくらはぎや甲の部分もマッサージしてあげて、日々の疲れを取り除くようにしてください。

足の裏が固いとあまりよい状態とはいえません。足つぼマッサージを行うことで足裏が柔らかくなっていき、体調も改善されることでしょう。足裏はエネルギーが出入りするといわれるほど、とても重要な場所です。足裏を柔らかくしてエネルギーを取り込む力を手に入れましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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