資格・語学

中国語検定の4級を受験しよう。1回で合格するために必要なこととは

中国語は国連で公用語として認められる世界言語の一つです。母語としている人は約13億人いるといわれ、世界最大の話者のいる言語となっています。しかし日本では、中国語を話せる人材が少ないのが現状です。中国語を習得し、スキルアップを目指しましょう。

中国語を習いたい

海を越えた隣の国、中国。近年経済大国としてその発達はめざましいものです。中国の人口は約13億人ともいわれ、その他にも世界中に中国語を話す華僑、華人とよばれる中国系の方々が多くいます。中国からの観光客も多くなり、この機会に中国語を学習しようという方が増加しています。英語と異なり中国語のできる人材は少なく、中国語を学ぶことで国際的なスキルアップが可能になります。

中国語検定4級について

語学の学習には目標が必要です。身近な目標として中国語検定の資格取得を目指してみましょう。

中国語検定4級の試験内容

一般財団法人日本中国語検定協会が開催する中国語の検定試験。試験は年3回行われ、準4級から1級まで6段階に分かれています。試験の内容はリスニングと筆記が出題され合格基準点は4級は60点です。リスニング、筆記どちらも合格基準点に達することで合格となります。

試験の流れはリスニング試験、筆記試験の順番です。リスニング試験の開始時刻までに試験会場に入室できなければ、試験が終了するまで入室することはできません。その場合、リスニング試験は不合格となります。そして、試験の最中には写真による本人確認も行われているのです。
【参照URL:http://www.chuken.gr.jp/tcp/grade.html 】

4級の合格率は約60%

中国語検定の難易度は一定していません。2017年に行われた第91回の合格率は66%、第92回は60%、第93回は52%となっています。受験者の半数が合格している試験ですが、きちんと学習しないと簡単に取れるというわけではない比率ともいえるのです。
合格するにはリスニング、筆記の両方で60点以上の点数をとる必要があります。
【参照URL:http://www.chuken.gr.jp/tcp/data/results.html 】

中国語検定4級一発合格に向けて

中国語検定を受験するのであれば、一発で合格したいものです。そのためには効率のよい学習を心がけなければなりません。

十分な勉強時間を取る

中国語4級の目安としては、中国語の基礎を身に付けた簡単な会話なら可能なレベルです。合格するには基盤を習得するまでに時間がかかるので、しっかりと濃い学習を必要とします。学習時間の目安としては4級の場合、学習時間は平均週1回の学習で3カ月から半年程。時間にすると120時間から200時間の学習が必要です。

4級の試験に合格するには約800語から約1,000の単語を覚えることが必要といわれています。そのためには単語を丸暗記するのではなく、文脈や例文として覚え、覚えた文章の一部を別な単語で言い換えてみることも有効な方法です。

リスニングと筆記対策をする

中国語検定はリスニング試験と筆記試験があり、両方とも60点以上が合格ラインです。リスニングは二種類に分かれています。まずは質問を聞いてその答えを選択する選択問題と、長文を聞いて答えを選択する問題です。やさしい会話の問題が出るので、簡単な会話が聞き取れるように発音やイントネーションに慣れておく必要があります。

筆記試験の対策としては、文法についての学習をしながら過去の問題などを実際に解いてみることです。そして、練習問題を解いたら必ず復習しましょう。正答しなかった問題についてはその問題が自分の弱点なので、文法の学習をしっかり行います。過去問題をできるだけ解くことで、どのような文法が出題されるのかが把握できるのです。

筆記対策は万全に

筆記試験の文法対策として大切なのは、文法の教科書を暗記する事です。短い文章の中に一つの文法のルールが載っている例文を暗記します。例文がたくさん掲載されていることがありますが、一つの文法に対して一つの例文を暗記。日本語をみて中国語で話すことができ、書くことができるようにきちんと覚えましょう。

文法の覚え方

  1. 音声を聞いてシャドーイングを行う
  2. 例文の中国語の部分は隠し、日本語だけを見て言えるか確認。言えない場合は暗記する
  3. 文法を使って自分でも例文を作ってみる

文法のルールが自然と身に付き理解できるようになります。中国語は、日本語にはない発音と声調を習得する必要があります。そのためにはピンインをしっかりと身に付けることが重要です。正しい発音と声調が習得できなければリスニングで聞き取ることは難しくなります。リスニングができなければコミュニケーションも取れないということになるのです。

1958年に制定されたピンインは、中国語で「拼音 pīnyīn」と表記します。中国式ローマ字による発音表記法です。そしてピンインは声調も表しています。イントネーションを表す発音記号といえるのです。発音をマスターするには、自己流で発音せずに口の形を大切に、少し不自然でも基本の形に忠実に毎日発音の練習を行う必要があります。

繰り返しリスニングの真似をする

リスニング対策としておすすめなのは「シャドーイング」です。テキストの音声を聞きながらその音声の真似をして復唱する学習方法。元の音声より0.5秒ほど遅れて聞こえてくる音声を真似して発声する方法です。
最初はテキストを見ながら行いますが、慣れてきたら何も見ないで聞こえてくる音声をそのまま発声できるようになるまで練習します。

シャドーイングの方法

  1. 音だけをリスニング
  2. テキストの内容や意味を理解する
  3. ピンインを見てシャドーイング
  4. 漢字を見てシャドーイング
  5. 何も見ないでシャドーイング

シャドーイングは、語学を習得するうえで効果的なトレーニングといわれています。このとき大切なのは誰かに話しかけているつもりでシャドーイングを行うことです。音声を真似することに集中せずに、目の前の誰かに話しかけるつもりで行うことで、話す力もついてきます。

中国語検定でスキルアップ

中国語検定の資格を取得してスキルアップを目指しましょう。就職や転職に有利になる資格は3級からとなります。まずは4級の資格を取得することがステップアップにつながるのです。

就職や転職に有利になる

中国語検定の資格を所持することで就職や転職の際に有利となります。とくに業務上、中国語が必要となる場合は評価の対象となりキャリアアップにも有利となるのです。英語と異なり中国語を学ぶ学習者の数は少なく、中国語を理解する人材は不足しています。

実際に中国語検定資格を取得して、就職や転職に有利になるのは2級からです。3級レベルはビジネスで交渉したりする実務の範囲は限られる可能性があります。しかし中国語を全く知らないよりは、中国語を話せるので中国に関連した仕事を任せられる可能性はあるのです。

人事評価や配属決定時の評価につながる

経済大国として世界中の注目を浴びる中国。中国語検定の資格を得ることは、人口約13億人という中国の巨大なマーケットで活躍ができるチャンスといえます。

中国語検定は、国内最大の中国語に関する検定なので認知度が高いです。近年、中国に取引先をもつ企業や中国に支社がある企業が増加している現状となっています。中国語検定は企業での採用や配置転換などの際の評価に利用されることが増えているのです。中国語検定の4級は日本企業が主に評価に入れるレベルが3級からなので、それに繋がるための級といえます。

中国語の基盤が身につく

中国語検定4級の資格を取得することは、簡単な中国語での会話は可能となることが求められます。中国語のリスニング問題も試験科目なので、難しい発音などを学習することが中国語習得への第一歩となるのです。中国語検定4級はそのための重要な基盤となります。

中国文化に触れてステップアップ

普段から漢字を使用する日本人にとって、中国語は習得しやすい言語といわれています。日本語と大きく異なるのは発音。日本語の50音に対し中国語は約400音の発音方法があり、「四声」という声の調子で意味が変化します。しかし、文法は日本語よりも比較的簡単です。

中国語を学ぶことで中国の人々の考え方も理解できるようになります。中国は民族も多くそれぞれ独自の文化を持っている国です。中国語を身に付けることで、その文化に直接触れることができます。

 Huluの英語字幕を使ってリスニングの勉強ができるって本当?!英語学習におすすめのVODを紹介!


LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

プロフィール