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【3】経済的に自立する!そんな女性を目指し戦略を練った学生時代:大山知春さんインタビュー

インタビュー

大山さんは、自分がどうしたいのか、何がやりたいのかを考え、それを実現するにはどうしたらよいのかを常に考えていました。それは、もともとの性格もありますが、ご両親の影響が大きかったそう。また、女性の幸せのためには、経済的な自立が大切だといいます。そこで、学生時代に立てた目標は「年収1000万円」。なぜこの数字なのか、またご両親がどう影響しているのか、大山さんの過去を伺いました。

幼少期に培われたやりたいことは自分で決める精神

―自分が何をしたいのかわからないという方も多くいます。しかし、大山さんは自分が何をしたいかを理解できているように思えます。子供のころから何をしたいかわかっていましたか?

「これをやりたい」という思いは常にありましたが、両親の影響が大きいと思います。例えば、宿題をやったかと聞かれたことが一度もないんですよ。宿題をやらなくて先生に怒られて困るのは私だから…と。進学する学校を決めるときも自分で決めました。両親は、自分にとって何が一番良いかは自分にしかわからないという考えをもっていたんです。

―社会人になると自分で決められないこともあると思います。そんなときはストレスに感じませんでしたか?

とてもストレスを感じていました。特に、日本の銀行で働いていたときが一番つらかったです。自分で決められないことがたくさんあるし、理不尽な思いもしました。
ですから、3年経ったら転職しようと決めていました。結局、3年もこの会社にいたらモチベーションが下がってしまうと思い、2年弱で退職しましたが…。
退職するまでは、今後のキャリアについてプランを立てることに注力していました。

年収1000万円を目指して立てた戦略

―どのようなプランや目標を立てていましたか?

プランは学生時代からありました。年収1000万円稼げるようになることです。女性で1000万円稼ぐって、結構大変かもしれませんが、それを達成するにはどうしたらよいか考えていました。そこで、お給料が良いと言われている金融業界を目指しました。中でも外資系企業に就職したかったのですが、最初から外資系はハードル高いと感じ、まず日本の銀行に就職しました。

―その後、外資系企業に転職するためにどのような戦略を立てましたか?

外資系の銀行に就職するためには二つのスキルが必要で、一つは金融の知識です。日系企業は研修システムが充実しているので、日系の銀行に就職するのが良いと思い、そこで知識と経験を身に着けました。
もう一つが英語。留学経験がありませんし、外資系の銀行で働けるほどの英語力はなかったんです。そこで、週末の空いている時間でずっと英語の勉強をしていました。

女性の自立で大切なのは選択肢を増やすこと

―年収1000万円を目標にしたのはなぜでしょうか?

お金の心配をしなくていいようになりたいからです。女性が幸せに生きるためには、自分の選択肢を持てるようにならないといけないと思うんですよね。例えば、結婚した相手と性格などが合わなくて離婚したいけれど、経済力がなくて離婚できないという人もいます。でも、年収1000万円あれば、シングルマザーになって、都内に住んでいても余裕のある生活ができますよね。
いろいろな幸せの形があると思いますが、経済的な自立が幸せにつながると思います。

【まとめ】目標と戦略は明確にし、ひたすら実行しよう

目標を立てても実現できなかったという方は多いのではないでしょうか?目標を達成するには、何が必要なのでしょうか?答えは、大山さんのお話にありました。大山さんは目標を達成するためには何が必要なのかをしっかり見極め、着実に努力を重ね、外資系金融企業に転職しました。目標がある方は、一度課題を洗い出し、どう行動したらよいのかを見直すと達成につながるかもしれません。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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