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【4】目指すは世界平和!?40歳からサードステップとは?:渡部久美子さんインタビュー

インタビュー

起業した渡部さんが目指すのは、みんなが幸せであること、見据えるのは子どもたちの明るい未来です。その想いは幼少期からぶれることがありませんでした。そして新たに設けた、40歳からのサードステップの目標とは?また、コロナ禍でのピンチも明るく乗り切る処世術や、今後、起業を目指す女性たちへのエールもいただきました。

起業をして一番良かったと感じたことや実感したやりがいとは?

―起業をして、目指すのはどういう会社でしょうか?
「事業を育てることは子育てと一緒で、自分の愛情や苦しみなどが全て形になっていく。それだけ想いを込めて作ったものは、私の生きた証にもなるし、それがこれから巣立っていく世の中の子どもたちにとって良いものであれば一番いいなと思っています。私は宗教観が全くないのですが、自分がこの世に生まれてきたからには、次の世代に何かを残していきたいと、子どもを産んでからより強く思うようになりました」

―長いスパンで未来を見据えているんですね。
「自分を産んでくれたお母さんはもちろん、自分にいろんなものを与えてくれた人たちへの感謝の気持ちや、自分の願いを形にできることが、起業の面白さだと思います。もちろん、会社にいてできることもありますが、会社だと社長の意向があり、それを達成することがミッションとなります。でも、起業すると、自分が社長になれるので、自分の想いを残せる。また、口に出すのは恥ずかしいんですが、世界平和を叶えたいんです」

―その考えは、いつ頃から芽生えたんですか?
「小さい頃に、地球儀の前で白人や黒人、黄色人種の人たちがみんなで手をつないでいる『イッツ・ア・スモールワールド』のような絵を観た時、きっと大きくなったら人種を超えて、みんなが仲良しになれるんだろうなと、本気で思っていました。でも、成長していくうえで、そうじゃないことがわかったんです。

その後、歴史に興味を持ち、戦争について調べ、世界平和のために、自衛官や警察官、アーティストになりたいと思った時期もありました。紆余曲折があったなかで、起業の世界に入り、いろんな人の話を聞いていくなかで、人と人とのご縁を大事にしたいと思うようになり、今に至ります」

40歳からのサードステップは、どこかへ移住すること

―今後の目標についても聞かせてください。
「29歳までのファーストステップでは、会社の中で結果を作る、30歳から40歳の間のセカンドステップでは、独立して法人の代表となる、サードステップとなる40歳からは、地方移住したいなと思っていました。そして2021年4月から、福島県へ家族移住することができました。自然豊かな土地で、『生きる力を身につける』をテーマに、充実した日々を送っています。」

―なぜ、移住をしたいと思ったのでしょうか?
「永住までいかなくても、3人目の子どもの高校を卒業するぐらいまで、自然豊かなところで子育てをして、子どもに生きる力を身につけさせたいというのが私の教育方針です。住環境を変えて、ステージ3に行って、また新たなチャレンジしたいという思いがあり、起業×暮らしとか、自治体の方と繋がったことを、40代でやってみたいと考えていました。今では自治体の仕事もいただくこととなり、地方公務員としてデジタル変革に関わる仕事もしています。」

先輩から伝授されたポジティブになれるとっておきの方法

―常にどんな時も前向きな渡部さんですが、ポジティブでいられる秘訣はありますか?
「社会人2年目の時、すごい先輩がいて、ある方法を教えてくれたんです。人はネガティブになりがちで、寝る前に思いつくのは、反省点や改善点ばかりだけど、それではもったいないと。それで、ノートに、今日やって良かったことを3つ書けと言われました。書いたあとで、どうしても反省すべきことがあるのなら、それを1つに絞って書く。それを続けてごらんと言われたんです」

―渡部さんは、実際にそれをやってみたのですか?
「はい。バカみたいに教えを守って、毎日書いていったんです。近所のおばさんに挨拶した、笑顔だったという、ちょっとしたことしかない日もありました。でも、3年ぐらい続けていると、もう日記に書かなくても、自分のなかで『ダメなこともあったけど、今日もいい日だった』と考えれるように、思考が変わってくるんです。その仕組みが自分を変えました」

―素敵なアドバイスですね。
「会社にもスタッフがたくさんいて『どうすれば、そうやっていつも明るくいられるんですか?』と聞かれるので、そのことを勧めますが、実際にやってみたという人は1割いるかいないかです。私自身は、人って絶対に変われると思っているし、変わりたいという想いがあるのなら、行動に移したほうがいいんじゃないかとも思います」

起業家を目指す人へ贈る言葉は「やった後悔よりもやらなかった後悔」

―最後に、これから起業を考えている方々へメッセージをお願いします。
「1つは良い先輩、良いメンターを持つこと。私の場合、太陽のような88歳のおばあちゃんや母親、会社員時代の先輩がいて、その人たちを自分の学びの対象にしています。ぶれない軸となるのは、そういう人たちだと思っているし、自分よがりだと、我流での結果しか出せません。そして、自分がやりたいことを見極めること。例えばお菓子作りをしたいのか、それともお菓子を通して人々を健康にしたいのかで、やっていくことが異なるので。

あと3つ目は、どんな経営者の方々も言いますが、『やった後悔よりもやらなかった後悔』です。それって、告った後悔より告らなかった後悔に近いと言えば、わかってもらえるんじゃないかと(笑)。どうしようと迷っているくらいなら、何でもやってみたほうがいいと思います!」

≪まとめ≫未来を見据え、思い立ったら行動の実行力

渡部さんは、自分の将来像をきちんとロングスパンで捉えています。それは、起業家としての事業展開だけではなく、家族としての理想的な未来予想図もセットで考えている点が、秀逸かと。また、渡部さん自身も実践したという、どんな人でもポジティブにしてもらえるとっておきの魔法も、とてもユニークだなと思いました。渡部さんからいただいた様々なアドバイスは、未来の起業家の方々に勇気と希望を与えてくれそうです。

《株式会社YUKARI》
https://yukari-goen.co.jp

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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