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騒音トラブルにならない為の物件の選び方|対策や対処法も紹介

新生活の物件選びで見落としてしまいがちな騒音問題というのがあります。平穏な生活を送るためにも避けたい騒音トラブルですが、物件の選び方を見直せば避けられることもあります。今回は対策や実際の体験談なども踏まえて、物件選びで気をつけたいポイントを紹介していきます。

近隣のトラブルにならないように気をつけよう

一人暮らしを始めようとした時、ワクワクし楽しみでいっぱいになります。そんな希望に満ちた新生活を快適に送る為に、アパート選びで気をつけたい問題の一つが隣人の生活音や近隣の騒音です。今回はそんな騒音トラブルに悩まされない物件選びで、気をつけたいポイントをいくつか紹介していきます。

騒音被害にあわないための物件選び

基本的に住まい選びで重視するのは、家賃の予算や間取り、立地条件などですが、実際に住んでみると騒音に悩まされて平穏な生活が送れないなんてことも起こりえます。生活するとなると、毎日のことなので、気になる騒音はストレスになったりします。そんな被害に悩まされずに暮らせる物件の選び方についてみていきましょう。

家の構造をチェックする

木造・鉄骨造の物件と比べ、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造の物件は気密性が高いため、音が響きにくいです。また寝室に隣接している部分が、隣人の居間であったりすると、生活音やテレビの音などが気になってしまいます。その為隣人との間にクローゼットや押し入れがあるような構造であると、騒音に悩まされにくくなるでしょう。

また最上階であれば、足音や椅子を引く音などが気になりません。さらに角部屋であれば片側面には隣人がいないのでおすすめです。自分の生活をイメージしながら、隣人との間取りのレイアウトもよくチェックしておくと良いです。

フローリング床材の遮音性能を確認する

フローリング床材の遮音性能を示す目安として、「L値」という基準があり、おおむね、L-35~L-60まで、数値が5刻みで設定されています。数値が少ないほど、上層階からの騒音を掻き消す性能が高いということになります。

平穏に日常生活を送るには「L-45」以下であれば十分で、寝室として使う部屋では「L-40」以下が望ましいとされています。例えば「L-45」は、スリッパで歩く音や食器を落とした音などは、下の階には届かないレベルとなります。また人が飛び跳ねるような重量衝撃音は、聞こえはするが気にならない程度まで軽減されます。

このように「L-45」以下であれば、少し気をつけさえすれば、日常生活を普通に過ごすことができるでしょう。

壁の防音性をチェックする

気に入った部屋が見つかったら、内見にいって実際に壁の防音性をチェックしてみましょう。部屋の真ん中で手をたたいてみて音の響きが返ってこない場合、外部に音が抜けているので、防音がきちんとなされていないということになります。

また壁を軽くたたいてみると、防音性の高いコンクリート壁の場合、硬く詰まった感じの音がします。叩いた感じが軽く、裏側に響くような高い音がなったら、コンクリート壁ではなく、石膏ボードなど、防音性が低い壁でしょう。

壁だけではなく、窓の遮音性もチェックしておくといいです。窓が取り付けられている場所や大きさなどで、外からの騒音を受けにくいのか確認しておきましょう。

周辺の施設を確認する

騒音を避けるポイントで気をつけたいのが、周辺に駅や学校などの人が集まるような施設がない場所を選ぶことです。またそれらが近くても、間に建物が密集していることで音が軽減されたり、逆にある程度離れていても間に建物があまりなかったら音が大きく聞こえることがあるので、そのあたりも確認しておくといいでしょう。

自分の生活パターンに合わせて、周辺の騒音を予想してみるのがおすすめです。学校や幼稚園などは、昼間は賑やかであることが想定されますが、夜の時間帯は落ち着くでしょう。対して駅が近くにある場合は、終電の時間帯まで騒音が気になることは避けられないでしょう。

騒音被害にあった時の対策

では、実際に騒音被害にあってしまった場合についてです。近所の騒音によって、ストレスを溜め込んだり、自分の生活に支障をきたすようであれば以下のような対策をしてみましょう。

管理人に相談をする

集合住宅などでは、全く周りの騒音が気にならないということの方が珍しいと言えますが、もし自分の生活に被害をもたらすようであれば、大家さんや不動産屋、アパートの管理人に相談をするのがいいでしょう。

自分で注意すると危険なこともあるので、第三者を通して注意してもらうことです。自分で注意をして事件に巻き込まれたなんてケースもありますので直接言うのは避けましょう。

管理会社などの対応として、まず全棟に注意書きのチラシを配布してくれます。それでも改善されず、原因となる住民が明らかである場合は、直接注意などの対応をしてくれます。

防音工事をする

隣人の騒音トラブル以外に、周辺施設など周りの環境によって起こる、どうしようもできそうにない騒音対策では、防音工事をするという方法もあります。壁に吸音材料などを埋め込むという方式の場合は、大きい効果が期待できますが、費用は高額になります。こちらの場合は、一部屋で100万円を超える費用がかかります。

一般家庭向けの防音工事の場合は、窓を防音窓に変えるケースがポピュラーで、こちらの料金相場は数十万円程度で済むことが多いです。

警察に相談する

管理会社や大家さんに相談するのが一般的ですが、休日や深夜などで対応時間外だった場合などは警察(110番)へ相談してみるのもひとつの手です。
先述のように、自分で注意するのはトラブルが大きくなる可能性がありますが、警察であれば匿名で通報することができます。

大家さんや管理会社に相談した場合、同じ住居内の通報だとわかってしまいます。トラブルが大きいく危険な場合や、匿名性を高めたい場合は、警察に相談してみましょう。

実際にあった騒音トラブル

アパートやマンションなどの集合住宅では、他人同士が同じ建物に生活するわけなので、些細なことでトラブルになることだってあります。自分は気にならないことでも、他人は気にしていたり、その逆もありえます。では、実際にあった騒音トラブルの体験談を紹介します。

空き室に引っ越してきた人との騒音トラブル

多少の物音はしょうがないと割り切って、比較的古い木造のアパートに住むことになったKさんという女性。実際、静かな夜はテレビの音や上階の足音がドタバタと聞こえていましたが、「このくらいなら…」と1年ほど我慢していました。

ところが、空き部屋になった右隣の部屋に、若い男性が入ってきてKさんの生活を乱しはじめたのです。友人と遊ぶ音や、音楽を爆音で流す音が深夜に聞こえ、飛んだり跳ねたり、うるさいどころか家が揺れるほどでした。Kさんは仕事に響くほど夜眠れなくなってしまいました。

不動産屋に言うも、「注意はしているのですが…」と言うだけで、改善されることはなく、結局引っ越すはめになりました。さすがに引っ越し先は、予算に糸目をつけずに防音設備の充実を最優先にした物件を選びました。

壁ドンをめぐる騒音トラブル

「鉄筋コンクリートのアパートだから隣人の音は気にならないだろう」と思い、引っ越してきたFさんでしたが、実際住んでみると洗濯機を回す音や家具を移動する生活音がけっこう聞こえていました。

『そのくらいならお互いさまだ…』と思い、特に気にしていませんでしたが、隣人は違い、友人が部屋に泊まりに来て談笑していると、隣から壁を叩く音が聞こえてきました。

『うるさかったのかな』と思い、そのときは会話のボリュームを下げ気をつけて過ごしました。ところが、その日以降、ことあるごとに壁ドンされるようになっていきました。隣の生活音が気になることがあっても我慢していたFさんでしたが、いい加減うんざりして、ある日壁ドンをすると、信じられない衝撃でドンドンドンッと連続で壁ドンが返ってきました。

『もうダメだ』と思い、結局引っ越す羽目になってしまいました。

騒音トラブルは物件選びから対策できる

これらように、実際に住んでみると、どんな人が住んでいるのか、または引っ越してくるのかわかりません。音の感じ方は人それぞれですが、少なからず集合住宅では周りの住人の生活音は聞こえてくるでしょう。

木造や鉄骨造よりは、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の方が音漏れは少ないでしょう。また、床の遮音性能や窓についても調べておくことも大切です。

騒音に悩まされないためには、周辺環境だけではなく、物件自体の造りをしっかり見極めることから対策できるので、このようなことも物件選びの材料にして、楽しい新生活を送りましょう。

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