部屋が汚い人の特徴やその原因とは|キレイに保つコツを押さえよう
早く汚部屋から脱出したい
部屋が汚いことは分かっているけれど、どうすればキレイな部屋を保てるのかが分からない。そんな悩みを持っている女性は、意外に多いのではないでしょうか。実は部屋が汚い方には、共通する特徴や心理状態があります。
それらを把握して、自分の身の回りへの意識を変えるだけで、汚い部屋から脱却できるかもしれません。今回は、部屋が汚くなりがちな方の特徴に加え、汚い部屋をキレイに保つための方法も紹介していきます。キレイな部屋を手に入れたいと考えている女性は必見です。
部屋が汚い人の心理状態
部屋が汚くなってしまうということには、その人の心理状態も関係しているようです。ここでは、部屋が汚い人の心理状態について解説します。
ストレスがある
部屋が汚い人の心理状態としてあげられることは、ストレスがたまっているということです。ストレスを抱えていると、心に余裕がなくなってしまうため、部屋の掃除まで気がまわらなくなってしまうと考えられます。
そして、汚くなった部屋で生活することで、よりストレスがたまりやすくなるという、悪いループを引き起こす可能性もあるため、ストレスによって部屋が汚いという方は要注意です。
生活スタイルや仕事環境で変化があると、気が付かなくてもストレスはたまっていくため、その分部屋も汚くなってしまうという方も多いようです。今までは部屋をキレイに保てていたのに、気がついたら部屋が汚くなってしまっていたという方は、ストレスが原因かもしれません。
散らかっていると思っていない
そもそも自分の部屋が、散らかっているという意識がないということも考えられます。この心理状態に当てはまる方は、汚い部屋に住んでいたとしても、自分の部屋はキレイとは言えないけれど、汚れているとまでは思っていない可能性が高いです。
また、この心理状態の方に共通していることに、汚れてはおらず、ただ部屋の中のものが多いだけと考えているということも挙げられます。このパターンは、一時的な心理状態のストレスとは違い、そもそも自覚がないということなので、部屋をキレイに保てるようになるには、まず意識から変えていくことが必要になるでしょう。
部屋が汚い人の特徴
いつも部屋が汚いという方には、共通の特徴もあるようです。ここでは、部屋が汚い人の特徴を紹介していきます。
太っている人
部屋が汚い人の1つ目の特徴は、太っている人です。標準体重よりも大幅に太っているという方は、カロリー制限や体重の自己管理がうまくできていないということ。そのため、部屋の状態もしっかりと管理できておらず、汚くなっていると考えられます。
「痩せたいけれど食べたいから食べよう」「疲れているから掃除は明日にしよう」といったように、自分の感情だけで生活していると、太ってしまうだけでなく、部屋も汚くなりがちです。部屋をキレイに保つという目標を立てたなら、しっかりと自己管理をしていくことが大切です。
バッグや財布の中がぐちゃぐちゃ
バッグや財布の中の整理ができておらず、ぐちゃぐちゃになってしまっているということも、部屋が汚い人の特徴です。いらないレシートやポイントカードなどを、整理せず入れたままにしているという方は、部屋の中のいらないものも、そのままにしてある可能性が高いと考えられます。
バッグや財布は、自分の所有物を管理している小さな部屋のようなもの。その小さい部屋をキレイに保てないという方は、自分の部屋の中も、キレイに保てるわけがありません。部屋が汚い方は、まずバッグや財布をキレイに管理する習慣をつけるとよいでしょう。
清潔感がない
身だしなみに清潔感がないということも、部屋が汚い方の特徴です。着ている服に穴が空いていたり、汚れやほつれがあるのに気にしないでいる方は、部屋の中が汚くても、気にしていないと考えられます。
また、髪の毛がぼさぼさでも気にしなかったり、爪も伸ばしっぱなしだったりという方も、この部屋が汚い人の特徴に当てはまります。なぜなら、美やキレイさに対する意識が低いことから、起こっていると考えられるため、自分自身をキレイに保つことから始めるのがよさそうです。身の回りをキレイにすることで、部屋の汚さに気付けるでしょう。
無頓着なタイプ
何に対してもこだわりがなく無頓着なタイプも、部屋が汚い人の特徴に当てはまります。このタイプの方は、特に周りのことに興味がないため、部屋が散らかっていようがキレイに保たれていようが、関係ないと感じているようです。
周りの人に部屋が汚いと言われたとしても、無頓着な方は気にしません。そのため、「掃除をしなければ」と思わないので、部屋をキレイにするためには、自分の意識から変える必要がありそうです。
趣味が沢山ある人
読書や映画鑑賞、スポーツなど、趣味がたくさんある人も、部屋が汚くなる傾向があるようです。というのも、ほとんどの趣味は道具や服が必要なので、それらを揃える必要が出てきます。そして、趣味がたくさんあるとなると、その分道具も増えていきます。すると、整理整頓していたとしても、部屋はごちゃごちゃとした印象になってしまうということのようです。
このタイプの方には、昔やっていたけれど、もう続いていない趣味があれば、それに必要だった道具から処分していくことをおすすめします。ものが徐々に減っていくはずなので、キレイな部屋に近づいていくはずです。
食事したあとが汚い
食事を汚いまま食べ残したり、食べたあとのテーブルの上が散らかっていたりする方も、部屋が汚い可能性が高いようです。食べている間に食べ物を落としてしまったということは、誰にでも起こりえることです。ただし、それが気にならずに片づけをしない人は、部屋も同じように汚くても気にしないと考えられます。
テーブルに汚れや食べこぼしがあったときに、それを片付けることを習慣にしていくと、部屋の汚れやゴミにも気づくようになるはずなので、まずはそこから始めてみるのもよさそうです。
捨てられない性質
昔のものをもったいないからといって、もういらないのに捨てずに取っておくというのも、部屋が汚い方の特徴の一つです。もったいないという気持ちを持つことは、もちろん大切ですが、もういらないのにそれを捨てられないのとは別問題です。
捨てられないとなると、部屋の中のものは増えていく一方になるため、その分部屋も汚くなってしまうようです。ひどくなると、ゴミさえも捨てられなくなるため、このタイプに当てはまる方は注意が必要です。
汚い部屋から綺麗な部屋にする方法
ここでは、汚い部屋をどうにかキレイにしたいという方必見の、部屋をキレイに保つためのコツを紹介していきます。
ワンステップで片付け
毎日掃除をし続けることは、部屋が汚い方にとってはハードルが高いため、まずはワンステップの片づけを意識してみると効果的です。
例えば、仕事から家に戻ってきたときに、コートをそのあたりに放置してしまう方は、そのコートをハンガーにかけるようにしたり、ペットボトルを飲み終えたらテーブルに放置せずに、ゴミ箱に捨てるようにしてみましょう。
このワンステップを意識することで、ものを散らかさずに済みますし、定位置にいつも片づけられるので、時間も手間もかかりません。また、普段からものを整頓することにもつながるため、大きな掃除が頻繁にできなくても、部屋がキレイに見えるはずです。
ものをすっきりさせる
見た人に汚いという印象を与える部屋は、ものが散乱してぐちゃぐちゃしていることが多いです。そのため、まずは部屋の中にあるものの数を減らしてみましょう。
ものを捨てる際は、今使用していないものから見直してみることが、なにを捨てればよいのかが分かりやすいため、おすすめの方法です。
床を置き場所にしない
床にものが置いてあると、部屋を狭く汚く見せてしまうことにつながります。そのため、買ってきたものや郵便で届いたものを、床に置くくせがある方は、床にものを置かないように意識してみましょう。
とりあえず置いただけと思っても、気がついたら2つや3つと、床に置かれたものが増えていってしまうことも多いです。買ってきたら、すぐに収納場所にしまうということをくせにしましょう。
掃除をする日を決める
部屋が汚いことに悩んでいる方が、毎日掃除をしようとしても、最初の数日であきらめてしまうことが考えられます。そのため、1週間の中で片づける日を決めて、計画を立ててみることをおすすめします。
たとえば、月曜日はキッチンの掃除、水曜日はクローゼットの整理整頓など、曜日ごとに違う掃除をするようにすると、1日の掃除時間もそこまでかからないため、続けやすいはずです。
自分では無理なら業者にお願いする
あまりにも汚れがひどかったり、部屋の中のものが多すぎたりした場合は、専門の掃除業者に依頼することも一つの手です。ハウスクリーニングを専門にしている業者も多いため、一人暮らしの部屋なら、手頃な価格で依頼できるでしょう。
また、片づけている間は依頼者は部屋にいる必要がないため、仕事が忙しく時間がとれないというときにも、クリーニング業者はぴったりです。
部屋が汚いデメリット
部屋が汚いということは、それだけでもデメリットともいえますが、他のデメリットも作ってしまいます。ここでは、部屋が汚いことで起こるデメリットを見ていきましょう。
何がどこにあるか分からない
ものが散乱している汚い部屋だと、使いたいものや必要なものがあるときに、なかなか見つからないというデメリットが出てきます。見つけるまでの時間と手間がかかるということは、忙しい方にとって大きなデメリットといえるでしょう。
掃除の時間が、もったいないと感じている方もいるかもしれませんが、実は掃除をしないことで、時間を無駄にしている可能性もあります。キレイに整理整頓しておくことは、時間を有効的に使う方法でもあるのです。
健康的でない
汚いままの部屋には、ほこりやダニ、カビも集まりやすいため、体にもよくありません。ほこりやダニをそのままにしておくと、アレルギーや皮膚炎などの原因となる「ハウスダスト」になってしまうことも考えられます。また、体の免疫を下げてしまうことにもつながるため、一年中風邪をひきやすくなることも。
さらに、水回りのカビを放置したままだと、最悪の場合、肺炎を引き起こしてしまうこともあるようです。最近体の調子が悪いという方は、それは汚い部屋のせいかもしれません。健康的に生活していくためにも、部屋をなるべくキレイに保ってみてはいかがでしょうか。
掃除をして汚部屋から綺麗な部屋にする
心理状態や生活習慣など、さまざまな理由から部屋が汚くなってしまうことが考えられます。しかし、少しの意識と掃除を心がけるだけで、部屋は徐々にキレイになっていくはずです。
まずは、意識して自分でできることから始めて、汚い部屋からの脱却を試みてはいかがでしょうか。少しずつ、ストレスや疲れがたまらない、キレイな部屋に近づけていきましょう。