痩せられないのはなぜ?ダイエットを成功させてきれいになる秘訣
痩せない理由を知りたい
ダイエットをしたくても、長続きしないという人はたくさんいます。理由はさまざまあり、自分に合わなかったり、食べることがやめられなかったりなどがあるでしょう。しかし、根本的に自分のタイプを知ることで、自分に合ったダイエット法が見つかります。
痩せないということは、ダイエットの方法が間違っているか、ダイエットをした気になっているかのどちらかです。
ダイエットを成功させるコツを知り、同時に自分を見直すヒントを学んでいきましょう。
痩せたいという気持ちは、健康になりたいということや、きれいになりたいという気持ちが芽生えるので、とてもよいことといえます。自分の体なので、自身でボディメイクしていきましょう。
痩せられない人が見直すべきこと
痩せないということは、なにかしら間違ったダイエットをしたり、自分の意思の弱さが関係したりしています。どこがいけないのかを、細かく分析してみましょう。見直すべきポイントを3つあげてみました。
また、焦ってダイエットをしがちですが、知識がなければ、失敗に終わってしまう可能性が高くなります。
【1】意志の弱さを見直す
ダイエットには、強い意志が必要になってきます。ダイエットがうまくいかないという人は、ついつい楽なほうへと考えてしまうのでしょう。
間食をしている
食事を減らしたから、食べていないつもりであっても、意外に間食をしている場合が多いです。間食をしている人たちに、自分が食べた内容を書いてもらうと、必ずといっていいほど、カロリーオーバーになってしまっています。
食べていないのに、なぜか痩せないという人は、このケースがほとんどです。
理由は「ご飯を減らしたから、少しだけお菓子を食べてもよいだろう」と考えていることが挙げられます。お菓子は、量が少なくてもカロリーは多いため、少しだけと思っても、いつも以上にカロリーを摂ってしまうのでしょう。
ただし間食をやめてしまうと、ストレスがたまる人もいます。間食はしてもよいのですが、カロリーが少ないものや、栄養価の高いものを少量食べるようにしてみてください。
面倒くさいが勝ってしまう
姿勢を正すなど、日常的な動作からダイエットを始めようという人もいます。しかし、思い出したときにはしっかり行いますが、そのことを忘れてしまって面倒な気持ちになります。
自分の意思が弱いという人は、つい楽なほうへ走ってしまうのです。日常動作で、自分の体の動きに注目して、普段使わない筋肉をあえて使う必要があるため、運動をするよりも面倒に感じることも。
人は極地に立たなければ、なかなか力を発揮しないので、本気で痩せたいという気持ちがないのかもしれません。面倒くさいという気持ちは、楽をしたいということなので、自分を奮い立たせない限りは、ダイエットは成功しないでしょう。
【2】生活を見直す
ライフスタイルを振り返ってみて、自分の行っていることは、健康的なのかどうかを考えてみましょう。すべての結果が、いまのあなたの体型にあらわれているのです。
自己管理ができていない
太っている人の多くは、自分に対しても、ものに対しても自己管理ができていません。自分に甘い人は、整理整頓が苦手な人が多く、結果的に仕事がうまくいかないことにつながることも。周りからも「あの人はだらしない」というような目で、見られてしまうかもしれません。
また、ダイエット日記を始めても最初だけで、あとはおざなりになってしまったり、健康管理ということに対して、あまり知識がなかったりする人もいます。
栄養面でも、バランスの摂れた食事をしている人は、少ないようです。自分の体が大事だと思えるのなら、インスタント食品やファーストフードなどは避けたいと考えるはずです。
夜更かしをしている
忙しい毎日の中で、どうしても自分の時間を確保するために、夜更かしをしている人はとても多いです。
しかし、睡眠不足になると食欲増進のホルモンが増えてしまうので、睡眠不足も痩せない原因になります。食欲増進ホルモンの「グレリン」が、睡眠不足によって増加してしまい、反対に食欲抑制の働きがある「レプチン」が減少してしまうのです。
そのため、なぜかすぐにお腹が空いてしまい、間食や食事の量が多くなってしまう可能性があります。もしも、食欲が増えたと感じたら、夜更かしをやめてみてください。
よくありがちな勘違いは、起きている時間が長いのだから、消費カロリーも多いのではないかという考え方です。
寝ている間に「成長ホルモン」という物質が、活発に分泌されるのですが、成長ホルモンは皮膚や骨、筋肉などを育成してくれる大事な役割をします。睡眠不足によって、成長ホルモンは分泌されないため、筋肉も作られないため、脂肪がつきやすい体に変わってしまいます。
【3】体質を見直す
ダイエットしているのになかなか痩せられない人は、体質を見直す必要があります。人には生まれ持った体質があり、糖質で太る人、脂質で太る人などが決まっています。
今まで痩せられなかったのは、自分の体質を分かっておらず、ダイエット方法を間違えている可能性もあります。「脂質」で太りやすいタイプの人が、頑張って糖質制限ダイエットをやっても、なかなか効果が出にくいでしょう。
そのため、痩せられないと勘違いしているかもしれません。
自分がどのタイプで痩せるかを知る
自分に合ったダイエットはどんな方法かを知るために、世の中にたくさんあるダイエット方法を全部試すのは、至難の業です。どのタイプで痩せるのかは自分の肥満遺伝子を調べてみるとわかります。
自分の体質を知れば、ダイエット方法も効果が出やすいものを選びやすいです。また普段の食事や行動でも、気を付けるポイントが分かるので、太りずらいカラダを作る事が可能です。
いつもダイエットに失敗している人や、もっと効率的に痩せたい人は、まずは自分の体質を知ってからダイエットをしてみてください。
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間違ったダイエットをやめよう
ダイエットをしているときは、自分が間違っているのかすらわからないときがあります。ダイエットを始める前に、しっかりした知識を身につけてから挑んでみてください。
無理なダイエットをしている
早く痩せたくて、無理なダイエットをしていると、体が悲鳴をあげてしまいます。食べたいものや、好きなものを我慢しすぎたりすると、ストレスの原因になり、リバウンドもしやすくなる可能性があります。
最初は張り切ってダイエットを行いますが、短期間で結果を求めすぎる人にありがちな行動です。
急激に痩せるということは、体が飢餓状態に陥っているので、通常の食事に戻したときに、次はいつ入ってくるかわからない栄養分を、ためようとしてしまいます。
そのため、ダイエットする前よりも太ってしまうということになります。
食事を見直そう
ダイエットと食事は、切っても切れない関係ですが、食事の仕方を間違えると、逆効果になってしまう可能性があります。
断食は間違えたやり方をすると逆効果
プチ断食ブームというのがセレブの間ではやり、一般の人でも手軽に行えるということで、人気になっています。
しかしプチ断食というのは、固形物を食べない代わりに、ヨーグルトや野菜ジュースで体のデトックスを行います。
プチ断食が終わるときには、少しずつ時間をかけて元の食事内容に戻していきますが、多くの人は断食を行ったという安心感で、すぐに通常の食事に戻してしまいます。
断食で、体が飢餓状態になっているところで、急に食事を摂ると、体はいつ次に栄養が摂れるかわからないため、必要以上にため込もうとしてしまいます。以前の状態より太りやすくなったという人は、このためでしょう。
食べるものと食べないものを間違えている
ダイエットに必要な食べものを、間違った知識で行っている人はとても危険です。中でもお肉は太るからといって、避けている人が多いです。しかし、タンパク質が豊富で筋肉を作る元になるため、ダイエットには欠かせない食材です。
また、炭水化物をまったく食べなかったり、3食食べなかったりすることで、逆に太ることにつながってしまいます。炭水化物は体の中のエネルギーを消費するために、重要な役割を果たしてくれます。炭水化物の摂りすぎはいけませんが、食事の中で少しは摂取するようにしましょう。
運動の仕方が間違っている
頑張って運動をしようとしているのに、一向に効果がない人は、間違った運動の仕方をしている可能性があります。
有酸素運動をする
無酸素運動だけでは筋肉がつくだけで、脂肪の燃焼にはつながりません。基礎代謝をあげて痩せやすくするためには、筋トレは大切ですが、有酸素運動も取り入れてみてください。
理想的なのは、筋トレを行ったあとに有酸素運動をすることで、使用した筋肉を最大限に活用でき、脂肪が燃焼しやすくなります。
基礎代謝をあげることで、痩せやすい体質に変わっていくので、運動はダイエットには欠かせないものなのです。毎日少しの時間でもよいので、ウォーキングや水泳などに挑戦してみましょう。
やりすぎは逆効果
早く痩せたいからといって、過度に運動や筋トレを行うと、体に強い負担がかかってしまいます。精神的にも疲れてしまい、ストレスから暴食に走ってしまう危険性があります。
せっかく運動をしても食欲が増えてしまい、かえって食べすぎてしまいます。過度に運動をすると空腹を感じてしまうため、いつも以上に食べてしまうので気をつけましょう。
また、自分のペースで行わないと、すぐに疲れてしまい長続きしません。最初は張り切って運動を行うのですが、あまりにも激しい運動をしてしまうと、「運動=つらい」という気持ちが先にきてしまいます。
続けるためには、景色を見ながらウォーキングするなど、楽しんで行うことが大切です。
ダイエットを成功させるコツ
ダイエットを長続きさせるためには、どのようなことをすればよいのでしょうか。成功させるためのヒントをいくつかまとめたので、参考にしてみてください。
どうなりたいのか具体的に決める
目標の対象を、具体的に決めることがポイントになってきます。例えば、好きな芸能人のようになりたいなど、自分なりの目標を決めましょう。
そして、常に意識できるようにポスターを貼ったり、待ち受け画面にしたりすると、モチベーションがあがります。なるべく全身の写真を用意し、できる限り部屋の中に写真を貼ってみてください。
目標があるということは、そこに向かってダイエットをするということなので、意外に頑張れるものです。対象とするものが、たとえ現実離れしていても、少しでも近づけるように努力していきましょう。
有名人がワークアウトのSNSをあげていたりしているので、それを参考にするのもよいです。
ダイエット仲間を見つける
ダイエットをする際には、仲間を見つけて報告しあうことで、一人でやるより頑張れるものです。また、ダイエットすることにより、競う気持ちで行えば、やりがいもあるでしょう。SNSでダイエット宣言をして、結果報告などを書いていけば、あとに引けなくなるのでおすすめです。
始める前の体と、ダイエット中の体を写真で撮って、SNS上でアップしてもよいのではないでしょうか。ダイエット日記などをつけるようにし、ダイエット仲間と週に一度集まって、途中経過などを報告しあってみてください。一人でダイエットを行うことは、つらく厳しいという人は、同じ環境の仲間がいることで、やる気もアップします。
常にポジティブを意識する
たとえあまり痩せていなかったりしても、少しでも減ったら痩せたことにして、喜ぶようにしましょう。食事制限をしているときは、気分が少し落ち込みやすくなるため、その分の喜びを体重計に乗ることによって感じてください。逆に増えていても落ち込まずに、頑張ろうと思うようにすることが大切です。
失敗する原因は、体重を気にしすぎて急激に痩せなければ、喜べないということがあります。1kg痩せるのに必要な消費カロリーは7000kcalといわれているので、容易に痩せることは難しいと、頭に入れておきましょう。
体重が減ったり増えたりを繰り返しているうちに、自然に体重が落ちるようになってくるのです。
小さな目標をクリアしていく
急に大きな目標を立てずに、必ずクリアできるような、小さな目標を少しずつクリアしていくことで、やる気もあがります。「計画通りにいかずに、やる気がなくなった」などといったことに、ならないようにすることがポイントです。毎日の目標を立ててみて、チェックしていけばモチベーションもあがっていきます。
例えば、この日は腹筋を20回目指してみるとか、家の周りを散歩してみるなど決めるのです。そして、毎日計画をクリアしていけば、やればできるという気持ちにつながります。最終的にはなにか目標がないと、つまらないという気持ちが芽生えるかもしれません。
できることから始める
いきなり運動をすると決めても、意志が強くないと続きません。そのため、普段の生活の中で足を組まない、階段を使うなど、できることから始めてみましょう。日常生活の動作を、ほんの少しだけエクササイズのように変えてみると、わざわざジムに行かなくても家で鍛えられます。
少し早起きをして一つ先の駅まで歩いてみたり、電車の中では座らずに姿勢をよくして立っているなど、探せばいくらでもあります。運動が嫌いでダイエットが続かないという人は、この方法から始めていくことも一つの手です。
ご褒美の日を決める
毎日ストイックにダイエットができる人は、なかなかいません。好きなものを我慢するとストレスがたまり、悪循環につながってしまいます。そのため、週に一度目標を達成したらご褒美の日を作って、モチベーションにつなげることも重要です。好きなものを食べたり洋服を購入したりと、自分が喜ぶことをしてあげましょう。
ストレスをためないということが、ダイエットが成功するかしないかの重要な鍵になります。ストレスを上手に発散するためには、つらいあとのご褒美が最適なのです。暴飲暴食は危険ですが、月に一度高級レストランで食事するなど、日現実的なことをすることで、この先も続けられるでしょう。
自分を見直してダイエットを成功させよう
ダイエットを成功させるためには、自分のことをよく知ることから始めましょう。飽きやすいタイプの人であれば、なにか楽しみを見つけながら、続けられるダイエット方法が最適です。自分の性格とかけ離れたダイエット方法は、長続きがしにくいのです。意思が強い人は成功できますが、つい自分に甘くなってしまうのが人間です。
また、食事制限だけでは、痩せても健康的とはいえません。そのため、運動はダイエットには必要不可欠なのです。早く痩せたい気持ちはわかりますが、自分の体と相談しながら、ゆっくりダイエットする気持ちで行いましょう。