ファンデーションの正しい色の選び方とは?失敗しない方法をチェック
ファンデーションの色の選び方で印象が変わる
なんとなくの直感で買う人、手の甲にのせてみる人、雑誌でおすすめの色を買う人…とさまざまな方法で色を決めて買うと思いますが、ファンデーションの色を選ぶことは印象を左右するほどとっても大切なことなんです。
「自分に似合う色がわからない」「色んなファンデーションを試しているがどれもしっくりこない」なんて方は、一度自分の肌に合うファンデーションをじっくりと探してみてはいかがでしょうか。
以下、ファンデーションの色の選び方について詳しく見ていきましょう。
失敗しないファンデーションの色の選び方
ファンデーションを選ぶ際、失敗しないためにはどのような選び方をすればよいのでしょうか?ここでは、「失敗しないファンデーションの選び方」をご紹介します。
手の甲ではなくフェイスラインで選ぶ
ファンデーションの色を確かめる際、手の甲で伸ばして確かめる方や、鼻の先につけて確認する方がいるかと思います。ですが、その方法はよくありません。
ファンデーションの色を選ぶ際は、フェイスラインで試してみましょう。色の確認でファンデーションをつける位置としては、目尻と口角をそれぞれ一直線にのばして交わるあたりのフェイスラインに近いところです。遠目に見てみて、色なじみがいいものを選びましょう。
蛍光灯のしたよりも自然光で選ぶ
ファンデーションを選ぶとき、お店の蛍光灯の下で試して確認していませんか?蛍光灯に当たった肌は外出した時の肌の色味とは違うので、太陽光に近い、つまり自然光のある状況で選ぶと自分の肌になじむ自然な色合いのファンデーションを選ぶことが出来ます。
自分の肌色のタイプを見極める
自分の肌色タイプを見分けましょう。肌色のタイプには主に2種類あり、ブルーベースとイエローベースです。ブルーベースは欧米系の方の肌に多いタイプで、青みが強い肌カラーであり、一方イエローベースは日本人に多く黄みが強い肌カラーです。どちらかわからない方は、こちらの診断を試してみてください。
- 手首裏の血管を見た時、透けて見える血管が青色に見えるならブルーベース、緑色に見えるならイエローベース。一般的にブルーベースの方は動脈よりも静脈のほうが色影響が強く、反対にイエローベースの方は静脈よりも動脈のほうが色影響が強いためにこのような違いが起きる。
- アクセサリーをつけるとき、シルバー系が似合うならブルーベース、ゴールド系が似合うならイエローベース。
- 日焼けをしたとき、赤くなりやすい人はブルーベース、そうでない人はイエローベース。イエローベースの方はメラニン色素が多く、日焼けをすると黒くなりやすいタイプの方です。
各化粧品メーカーのファンデーションの特徴
自分に合う色がなんとなくわかったところで、さあファンデーションを購入しよう!と思っても、世の中には様々なブランド・メーカーのファンデーションが溢れるようにあります。その中から探す手立てとして、以下の化粧品メーカーごとのファンデーションの特徴を参考にしてみてください。
理想の肌に近づける資生堂マキアージュファンデーション
ベストコスメ大賞も受賞している、使用者からも口コミ満足度が高いマキアージュのファンデーション。コンパクトケースは女子力が高いものが多く、持っているだけでテンションが上がるような人気ファンデーションです。
ロングセラーのものから新商品まで幅広いファンデーションがあるので、自分に合ったファンデーションを見つけられるのではないでしょうか。
美しくカバーするオルビスのファンデーション
仕上がりによって選ぶのがおすすめのオルビスのファンデーション。基本的にしっとり系のテクスチャーが多いですが、シリーズによってその質感は異なります。
ファンデーションによって様々な仕上がりが楽しめるので、いろいろ試してみるのもいいですね。そのカバー力は評判で、個人の肌の悩みに合わせたファンデーションをつけることで美しく肌を見せてくれます。
カラー豊富で肌質に合わせやすいプリマヴィスタのファンデーション
プリマヴィスタはパウダーファンデーションが評判のブランドで、粉っぽさが苦手な方にも人気のブランドです。肌が素肌のようにきれいになると話題で、様々なカラーが豊富なのでどんな人でも自分の肌質に合ったファンデーションを見つけることができるでしょう。日本人の肌色に合わせているのが特徴なので、使いやすいのかもしれませんね。
カバー力重視のRMKファンデーション
SNSなどでの話題性も高く、口コミ評価も十分のRMKファンデーション。カラーバリエーションは11種類で、イエロー系とピンク系に分けられます。素肌感のある肌に仕上げてくれるカバー力があり、リキッド特有のベタッと感がありません。肌になじみやすく、さらさら感があるのでリキッドが苦手な方にもおすすめです。
ドラッグストアのコスメより少々値が張りますが、評価も高く満足度も高いファンデーションであり、他のブランドコスメと比較してそこまで高いわけでもないので一度試してみてもいいですね。
上質な肌の仕上がりになるシャネルのファンデーション
デパコスの王道、シャネルのファンデーションは少し値が張るものの、やはり高級ブランドとあって上質な肌の仕上がりが期待できます。
色の種類はシリーズによって異なりますが、大体5~7種類です。日本人に合わせたファンデーションではないので、必ず購入前に試してみて自分の肌を一番美しく魅せてくれる色のファンデーションを選びましょう。
美肌を保つセフィーヌファンデーション
セフィーヌのファンデーションはまるで素肌のように自然な綺麗さに肌を仕上げてくれることで話題となり、芸能人の方のSNSでもよく知られています。
こちらのファンデーションは実店舗を持たず、セフィーヌと直接契約をしている店舗(美容院やエステ)しか取り扱いがないので、色の確認ができないというのがデメリットとして挙げられます。使っている人の口コミなどを参考にして選ぶと良いでしょう。
肌の色別ファンデーションの色の選び方のコツ
肌質が全く同じ人はいないほど、お肌の悩みや性質は人それぞれです。そのため、美しく肌を魅せる方法も人それぞれ違ってくるので、今回はお肌の性質別にファンデーションの色の選び方をご紹介します。
赤みがちなお肌にはベースカラーも合わせて
赤みが気になるお肌には、コントロールカラーも合わせて使いましょう。日焼け止め下地を塗った後に赤みが気になる部分にポイントで使うことで、赤みの見られない部分との肌色のギャップをなくします。
その後、イエロー系・オークル系のファンデーションを仕上げ程度になるべく薄づきになるように重ねます。あくまでこの場合はファンデーションは「仕上げ」として使用してください。乾燥が気になる場合はリキッド、皮脂が気になる場合はパウダーを使用しましょう。
白浮きしない明るさを選ぶ色白肌
色白の方によくありがちなのが、肌よりももっと白いファンデーションを選んでしまうということです。色白である自覚であるこそ、「明るいトーンのものを選ばなくては」とファンデーションを購入してしまう場合があります。このようなファンデーションを使用すると、顔の部分だけ白浮きしてしまい、首との境目に違和感を感じてしまう、「仮面」のような仕上がりになってしまう可能性がありますので注意しましょう。
顔が浮いてしまうと小顔に見られるどころか大きく見えてしまうので、色白の方はファンデーションの選び方に注意が必要です。
パールやラメを避ける色黒肌
色黒肌の方は、パールやラメが入ったファンデーションを使うと肌になじまずキラキラと浮いてきてしまう可能性があるので注意しましょう。
色白肌の方と同じですが、本来の肌ベースよりもさらに明るいトーンのファンデーションを使用してしまうと顔だけ浮いてしまうので、色黒を隠さないで生かす方法が大切です。リップなどをみずみずしいカラーにするのがおすすめです。
肌色の特徴を生かしながらファンデーションの色選びをしよう
いかがでしたでしょうか。
なんだかファンデーションがしっくりこない方も、まずは自分の肌色がどんなベースカラーでどんなファンデーションの色が合うのかしっかりと試してみてください。
肌質に合ったファンデーションを選ぶことも大切ですが、美しく魅せるために色にもこだわってファンデーションをじっくり選んでみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの良さを生かした、健康的で褒められるお肌になるはずです。