ケーキクーラーを選ぶときのポイントは?お菓子作りの効率化を図ろう
ケーキ作りの時間短縮に。万能なケーキクーラーの見つけ方
誕生日パーティーやバレンタインデーなどに、手作りケーキを作った経験はありませんか?手作りケーキは魅力的なのですが、焼いたり冷ましたりして、なんだかとても時間がかかるイメージがあり、敬遠している人もいるでしょう。
たしかに、焼きたてのケーキはとても熱く、味見もデコレーションもすぐにはできません。ケーキ作りの時間を少しでも短縮するために役立つのが「ケーキクーラー」です。
ケーキ作りや趣味の人も、これからケーキ作りにチャレンジしようと考えている人にも役立つケーキクーラーの選び方とおすすめの商品についてお伝えします。
ケーキクーラーを選ぶときのポイント
ケーキクーラーは、焼きたてのケーキを冷ますために使う道具ですが、一口にケーキクーラーといっても、形も素材もさまざまです。ケーキ作りにかかる時間を少しでも短縮するためには、どんな点に注意してケーキクーラーを選んだらいいのでしょうか。詳しくみていきましょう。
よく作るお菓子に合わせた形
お菓子作りが趣味で、ケーキや焼き菓子を焼く機会が多い人は、自分がよく作るお菓子に合わせた形のケーキクーラーを選ぶのがおすすめです。
ケーキクーラーの形には、大きく分けて「丸型」「四角(スクエア)型」があります。ホールケーキを焼く機会が多い人は「丸型」、そのほかのお菓子の場合は、冷ますスペースが広く取れる「四角(スクエア)型」がいいでしょう。
ケーキ作り初心者で、まだどんなケーキを作るかイメージの湧いていない人は、始めにチャレンジしようと思っているケーキの形に合わせて選びましょう。
用途に合わせたデザイン
ケーキクーラーは、焼いたケーキを冷ますためのツールですが、デザインによっては、それ以外の目的で使うこともできます。
例えば、木製のケーキクーラーは、焼いたお菓子やパンを冷ましたあと、そのまま食卓に持っていくことができます。盛り付けトレイとして使用することで、新たにお皿を準備する必要もなく、おしゃれな食卓を演出できる強力なアイテムです。
素材だけでなく、形もさまざまなものがあります。花型にデザインされたものであれば、ケーキクーラーとしての役割だけでなく、果物を置いたりしてもおしゃれです。
どんな用途で使いたいかによって選ぶデザインは変わってきます。ケーキを冷ます以外の利用用途についてもイメージを膨らませてみましょう。
お菓子のサイズに合わせた大きさ
ケーキクーラーは、形だけでなく、サイズもさまざまです。大きなケーキを作るのに、ケーキが乗り切らないほど小さいケーキクーラーでは困りますし、少量しか作らないのに、大きすぎるケーキクーラーは扱いづらく、収納にも苦慮します。
自分が作るケーキのサイズに合ったサイズのケーキクーラーを選ぶようにしましょう。また、キッチンの収納スペースが確保できない場合には、重ねて使うタイプのものや引き出し式タイプのものもあります。使うときのことだけでなく、使わないときの置き場所についてもシミュレーションしたうえで、自分に合ったものをみつけましょう。
使いやすい素材
シルバーのステンレス製のものを思い浮かべる人が多いと思いますが、ケーキクーラーにはステンレス製以外の素材のものも存在します。
木製のケーキクーラーは、ケーキがくっつきにくいというメリットがある反面、湿気に弱く傷みやすいという難点があります。一方で、ステンレス製のものは、汚れが落ちやすくお手入れがしやすいという利点がありますが、ケーキがくっつきやすいという問題点を抱えています。
素材によるメリットデメリットと把握し、自分が使いやすいと感じる素材を選ぶようにしましょう。
お菓子作りにおすすめのケーキクーラー
種類が多ければ多いほど、実際にどんなものを選んだらいいか悩んでしまいますよね。そこで、効率的なお菓子作りをサポートするおすすめのケーキクーラーをまとめました。購入する際の参考にしてください。
タイガークラウン 手作りケーキクーラー
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お手入れが簡単なステンレス製の丸型ケーキクーラーです。網が太めで安定性があり、小さな足がついているので下から風を通すことでケーキをより早く冷ますことができます。
Kai House Select 焼き菓子やクッキーを効率的に冷ますスクエア型ケーキクーラー DL-6253
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焼き菓子を並べやすいスクエア型のケーキクーラーです。生地が張り付きにくいノンスティックコーティング加工が施されているので、お菓子が型崩れすることを防ぎます。
EEスイーツ 折りたたみ式ケーキクーラー
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キッチンの収納スペースが小さい人や、お菓子を作る頻度が高くない人におすすめなのが、折りたたみ式のケーキクーラーです。折りたたんで引き出しに入れることができるコンパクトタイプです。
ManyManyMake ケーキクーラー
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製菓研究科として有名な藤野真紀子さんがプロデュースしたケーキクーラーです。これまでの常識を覆すおしゃれなブラックカラーで、ケーキがくっつきにくいノンスティック塗装が施されています。
ケーキクーラーの使い方や活用方法
せっかくケーキクーラーを購入するのであれば、より効果的なケーキクーラーの使い方を知りたいですよね。ケーキクーラーはどのように使うと、よりおいしいケーキを作ることができるのでしょうか。また、ケーキを冷ます以外に、どんな活用方法があるのでしょうか。
冷まし方のポイントは上に濡れ布巾を被せること
ケーキを冷ますときには、濡れ布巾を用意しましょう。ケーキクーラーにスポンジ生地を乗せた上から、濡れ布巾を被せることで、生地のなかの水分を均一に保つことができます。
ただし、濡れ布巾がびしょびしょのままでは生地が余分な水分を吸収してしまいます。硬く絞ってから被せるようにしましょう。
クッキーなどケーキ以外の焼き菓子を冷ます
ケーキクーラーで冷ますことができるのはケーキだけではありません。クッキーやスコーンなどの焼き菓子を冷ますときにも活躍するアイテムです。
ケーキはハードルが高いけど、焼き菓子なら気軽にチャレンジできそうというお菓子作り初心者の人は、まずは焼き菓子作りから挑戦して、焼きたてのお菓子を冷ますときに使用しましょう。
チョコレートのコーティングに活用
ケーキのスポンジ生地を冷ましてから、デコレーションすることがありますよね。ケーキクーラーは、チョコレートで生地をコーティングするときにも役に立ちます。
まずはケーキクーラーの上にスポンジ生地をおいて冷ましながら、ガナッシュとコーティング用のチョコレートを準備します。冷めた生地全体にガナッシュを塗り、そのうえからコーティング用のチョコレートをかけることで、見た目にもおいしいチョコレートコーティングのケーキが完成します。
ケーキクーラーの下にはバットを敷くことを忘れないようにしましょう。
鍋敷きとして利用する
土台がしっかりしているものは、鍋敷きとしても活躍します。熱いものを冷ます目的で作られているケーキクーラーは、ケーキ以外の熱いものも載せることができます。おしゃれなデザインのものであれば、食卓に置いてもおしゃれに見えることでしょう。
ただし、鍋は重いので、安定性がないものでは、壊れてしまう恐れがあります。ケーキクーラーの耐重量を確認してから使用することをおすすめします。
ケーキクーラーでお菓子作りの効率化を図ろう
お菓子作りは、混ぜたり焼いたり冷ましたりデコレーションとしたりと、たくさんの工程があります。作業ができない待ち時間を少なくして、効率よく作りたいものです。
生地を冷ましている時間は、他の作業を進めることができません。少しでも早く生地を冷まし、次の工程に取り掛かることで、お菓子作りの効率化を図りましょう。短い時間で作れることが分かると、次のお菓子作りが楽しみになるでしょう。