飲みやすい日本酒を知ろう|女性に人気のフルーティーな日本酒

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上司などに連れられて日本酒の多いお店などに行くこともある

「日本酒は度数も強いし、味や香りが苦手。」そのように感じていても上司から勧められたりしてしまうと、はっきりと断るのはなかなか難しい場合があります。

そのような時の為に、飲みやすい種類を一つか二つ覚えておくと安心ですね。また、日本酒の大まかな種類や飲み方をリサーチしておく事で、日本酒の種類が限定されたお店に連れて行かれた時などにも役立ちます。

日本酒の味の見分け方

ひと言で日本酒と言っても、飲みやすい甘口からキレのある口当たりの辛口、その中間にあたるものまで色々です。では、その「味」はどこで見分けるのでしょうか。

ヒントは瓶のラベルにあります。ラベルにはその日本酒の情報が詰まっていて、日本酒の種類、原材料などの他に甘口か辛口、酸味の程度などが書かれています。

甘口の方が初心者には飲みやすい

日本酒特有のアルコールの香りや味が苦手という人も多いでしょう。初心者が最初に辛口のものを選んでしまうと、日本酒に対して苦手意識だけが強烈に残ってしまうことにもなりかねません。

日本酒が苦手、または初めて飲むという人は甘口から入るのががおすすめ。まずは甘口で日本酒に慣れてから、徐々に辛口の種類を試してみましょう。

日本酒度がマイナスなのが甘口

先ほど、味を見分けるヒントはラベルにあると言いました。日本酒のラベルには「日本酒度」とあり、それらが+1.5や-5などのように書かれているものもあります。

日本酒度とは、簡単に言うと甘口か辛口かをみる目安のこと。プラス6からマイナス6までの7段階に分かれていて、数値が-(マイナス)になればなるほど糖分が多く含まれていて甘口、反対に数値が+(プラス)になればなるほど糖分が少なく辛口ということになります。

酸度も低い方が甘口

日本酒度がマイナスだからと言って、必ずしも甘口という訳ではないのが日本酒の奥深いところ。日本酒度の他に酸度も重要な要素の一つです。酸度とは日本酒を製造する工程で含まれるコハク酸・クエン酸・リンゴ酸・乳酸などの量のこと。ラベルに酸度の数値が書かれている場合は、忘れずにチェックしましょう。

日本酒における酸度が高いというのは、単純に酸っぱくなるのではなく、辛みが増すことを言います。酸度が高いとそのぶん酸味が増して辛みや苦みが強くなり、反対に酸度が低いと甘くなります。

大吟醸は甘口か

日本酒を作る際、原料となる米を精米する作業があります。米の中心部分に近い部分まで削った米を使用する事で、雑味が取り除かれ、米のうま味や甘さを強く感じられる美味しい日本酒が出来上がります。

大吟醸の精米歩合は50%程度。米の約半分を削って中心に近い部分のみを使用して作られているので、米本来の美味しさが日本酒に凝縮されています。リンゴに似たフルーティーな香りも吟醸系の特長ですが、それは、米麹の酵母の働きによるものになります。

甘口でありながら香りも良く、すっきりと飲める日本酒です。

冷で飲むか熱燗で飲むか

日本酒は、他のお酒と違って温めても冷やしても美味しく飲むことができますが、いざ日本酒を頼もうという時に飲み方で困ってしまう。そんな経験はないでしょうか。せっかく日本酒を飲むと決めたなら、自分に合った飲み方を選びたいですよね。

同じ種類でも、温度によって風味や香りの強さなどの変化を楽しめるのが日本酒の醍醐味ともいえます。

熱燗の方が甘みを感じやすい

熱燗とは、日本酒を50度前後に温めたものになります。温めることで香りが広がり、まろやかな口当たりです。熱燗にすると日本酒に含まれるアミノ成分が増し、より美味しく感じられます。甘みも温めた方が感じやすいのですが、同時に、香りと共にアルコール成分も感じやすくなります。

反対に冷酒は、冷やされていることで香りや甘みは強調されず、口当たりもキリッとしたものになります。

飲み方にバリエーションがあるので初心者には難しい

日本酒は熱燗、冷や(常温)、冷酒の他に日本酒を40度前後に温めた「ぬる燗」、氷で割る「ロック」などの飲み方も。半分凍らせてシャーベット状にした「みぞれ酒」など、バリエーションが豊富です。

最初はどの飲み方で頼んだらいいのか悩んでしまいますが、料理の味や温度に合わせて日本酒の温度を指定してしまうのも一つの選び方です。煮つけなどの味の濃い料理には熱燗、焼き魚やざる蕎麦などには冷酒、出汁や素材の味を楽しみたい料理の時は冷やかぬる燗などがあります。

吟醸系の日本酒を熱燗にすると、せっかくの香りが飛んでしまうので注意しましょう。冷やか冷酒で飲むのがおすすめです。

日本酒と同量の水を飲もう

お酒とお酒の間に飲む「チェイサー」。やわらぎ水とも呼ばれることも。水を間にはさむ事で、体内のアルコールを薄めて体への負担を軽減してくれる働きがあります。

日本酒はアルコール度数が15度から20度と、ビールや缶チューハイなどと比べるとかなり高め。日本酒ばかりを飲み続けるのは二日酔いの原因にもなります。間に日本酒と同量程度のやわらぎ水を飲んで、悪酔いを防ぎましょう。

発泡やにごりなどの変わり種

日本酒の中には、まるでカクテルのように濃い甘さのものや、スパークリングワインのようにしゅわしゅわとした口当たりのものもあります。

どちらもアルコール度数が他の日本酒に比べて低く飲みやすいので、日本酒を飲み慣れていない人や女性におすすめ。

しゅわしゅわ発泡系の日本酒も登場

発泡清酒やスパークリング日本酒などと呼ばれ、一口飲むごとにしゅわしゅわとした口当たりが楽しい日本酒。瓶内二次発酵方式と炭酸ガス注入方式の2種類があります。前者は、酵母が生きた状態で瓶詰めして発酵を進め、発生した炭酸ガスを瓶内に閉じ込める製法です。

後者は完成した日本酒に炭酸ガスを注入しているもので、瓶内二次発酵方式の日本酒を比べると炭酸の度合がやや強め。どちらも日本酒特有のキツさや辛みがなく、ワインなどよりも甘口で飲みやすい種類です。

濁りは甘口で飲みやすい傾向

白く濁っていて、とろりとした口当たりが特徴の「にごり酒」は、発泡清酒よりもさらに甘く、濃厚な味わいです。濁りの理由は発酵段階のもろみをあえて残している為になります。生きた酵母菌ごと瓶詰めされているので、発酵が進むと共にやわらかなしゅわしゅわ感が生まれます。

透明な部分と沈殿したもろみ部分の味の違いを楽しんだり、軽く混ぜてみたり。好みの飲み方を見つけてみるのも楽しいかもしれません。

にごり酒は温める飲み方もありますが、日本酒に慣れないうちは冷やして飲むのがおすすめです。栓を開ける際には、ゆっくり少しづつガス抜きをしながら開けるようにしましょう。

女性におすすめの日本酒

日本酒とひと言で言っても、数えきれないほどの様々な種類があります。日本酒はアルコールが高いと思いがちですが、10度以下のアルコール度数のものもあります。今回はその中でも、女性におすすめの日本酒度がマイナスで酸度8以下の日本酒を紹介します。

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B009TM77DI” title=”松竹梅白壁蔵 澪 スパークリング清酒 750ml 京都府”]

日本酒度マイナス70・酸度4の甘すぎず、ほどよい酸味が特徴のスパークリング清酒です。日本酒臭さがなく、甘みがありながらもすっきりとした口当たりです。夏場にはキリっと冷やし、氷を浮かべて飲むのもよいかもしれません。

アルコール度数も5%とそれほど高くないため、日本酒が苦手な人でも飲みやすくおすすめです。目を引く鮮やかなブルーのボトルは、ギフトにも最適です。

木陰の魚

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日本酒度はマイナス65から80です。数値だけ見るとかなり甘そうに感じてしまいますが、6.5から7.5と高めな酸度が、甘さと酸味の絶妙なバランスを生み出しています。あんずの香りがほのかに香る、白ワインに近い風味の純米酒で、アルコール度数は8%と、女性向けの種類の中では少々高めです。

冷やして飲むのはもちろん、寒い季節にはホットワインのように温めて飲むのもおすすめです。

すず音

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B007IOKJ9I” title=”お試し6本セット 一ノ蔵 すず音(すずね) 300ml×6本セット”]

日本酒度70から90、酸度3から4のスパークリング清酒です。まろやかな甘さと酸味の中に、微発砲の上品な泡が特長になります。シャンパンの飲みやすさと甘酒の優しい甘さを合わせたような、不思議な日本酒です。

アルコール度数は4.5から5.5%と弱め。ほのかに香るフルーティーな香りと甘くまろやかな口当たりは、ついつい飲みすぎてしまいそうです。

おいしくお酒を飲もう

アルコール度数の高いものや低いもの、甘口や辛口に発泡清酒やにごり酒など、一言で日本酒と言っても本当にさまざまな種類があります。

日本酒は歴史も深く、奥深いものです。お酒が好きな人以外にも、これまであまり日本酒が得意ではなかったという人や、これから日本酒を覚えたいという人にもおすすめな種類がたくさんあります。自分に合った飲み方や種類を見つけて、日本酒を大いに楽しんでみましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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