便利でおすすめスチームアイロン。メリットや選び方のコツとは
満足いくスチームアイロンを選ぼう
スチームアイロンは普通のアイロンと何がちがうのと思う人もいるでしょう。ただシワのついた衣服にアイロンを押し当ててシワを伸ばすだけがアイロンの仕事ではありません。
スチームアイロンはシワを伸ばす以外にも役にたってくれるアイテムです。アイロンがまさかこんな便利だとは。スチームアイロンを使って衣服をお手入れすればよいことだらけ。
そんなスチームアイロンにもいろいろな種類があります。自分に合うアイロンを選ぶには様々なことをチェックしていかなければいけません。
例えば重さやコードの有無など。満足いくスチームアイロンを選ぶには1つずつアイロンの機能を見ていく必要があります。
スチームアイロンを使うメリット
ハンガーにかけたまま使える
アイロンをかける度にハンガーから取らないといけない衣服。アイロン台もセットして面倒です。アイロン嫌いな人はこれが理由の一つかも。これを解決してくれるのがスチームアイロン。スチームによって、ハンガーにかけたままアイロンができるのでアイロン台不要。
たっぷり噴射するスチームでシワを伸ばしてくれます。アイロンを立てた状態でも勢いよくスチームが出るので、ハンガーにかけたままでも使えます。
シワだけではなく高温のスチームで脱臭や消臭効果も。タバコの臭いやアレルゲンを取り除いてくれます。スチームアイロンの多くは40~50秒ほどで立ち上がるので待ち時間が少なく、短時間でアイロンができます。朝の忙しい時に最適なアイロンです。
殺菌や消臭効果がある
スチームの熱と蒸気によって脱臭効果や除菌効果があるスチームアイロン。洗濯が難しいスーツや制服などスチームアイロンをかけると食事の臭いやたばこの臭いなどを消臭してくれます。汗をたくさんかいたTシャツもすぐにスチームアイロンでアイロンがけすると汗の臭いが消えます。
また、気になるソファーや寝具の除菌もできて、日用品まで大活躍してくれます。大量のスチームで衣類を傷めにくい加工が施してあるものが多いので、アイロンを何度かけても傷みにくいので長持ちします。
ウール系のふんわり感を演出
形くずれやたたみシワが気になるニットやセーター。これにスチームアイロンでアイロンがけをすると、ふんわり元通りに。
しかし、アイロンのかけ方にコツがあります。綿などの衣服のように直接アイロンをかけてはいけません。ニットやセーターのようなウール系は、アイロンを浮かしてスチームをたっぷり当てます。こうすると毛並みがつぶれません。
アイロンをかけたセーターなどすぐに畳んで直すのではなく、熱が冷めてから直すようにしましょう。スチームアイロンだとウール独特のふんわりとした雰囲気やかたちを崩すことなく、アイロンをかけることができます。
温まるまでが早い
スチームアイロンは給水タンクの水を温めて蒸気を発生させる必要があります。だから起動時間には少し時間がかかります。起動時間が早いものでスイッチを入れて約40秒もあれば温まります。起動時間が早いものを選べば、すみやかに作業が始められます。
起動時間が早いアイロンだと、アイロンがけをし忘れたワイシャツなどすぐに着たい時にさっとアイロンをかけられます。慌ただしい朝に最適。起動時間が遅いアイロンだと思い立った時や急いでいる時にすぐに使えず不便を感じます。
消費電力が高いほど温まる時間が早いので、そこを注目して選ぶようにしましょう。
スチームアイロンの選び方のコツ
電源コードの有無を確かめる
アイロンを選ぶ時悩んでしまうのが、電源コードの有無。コードありのアイロンの場合は、電力供給しながらアイロン掛けができるので、作業中ずっと高温をキープすることができます。たくさんの衣服を一気に仕上げてしまいたい時などに力を発揮します。スチームのパワーも強力です。
ただし、コードの範囲でしか動かすことができないしコンセントから離れた場所では延長コードも必要です。何も妨げられずに快適にアイロンがかけられるのがコードレスタイプ。コードがないので、小回りもきき衣類全体きれいにシワを取ることができます。給電台の上にアイロンを置くと加熱されます。
しかしコードレスタイプは熱が冷めやすいので、こまめに充電をしなければいけません。大量に衣服をアイロンする場合は時間がかかります。
重量感に気をつける
アイロンの種類によって重さが異なります。広い面にアイロンをかけるなら重い方が向いています。アイロン自体に重さがあれば、腕の力で押し付けなくてすみ、スイスイとシワを伸ばすことができます。軽いと押し当てる時に力を入れなければいけないので手が疲れてきます。
しかし、重いアイロンだとハンガーかけのアイロンなどをする時大変です。自分がどのように使うことが多いのか、使い方によって重さが変わってきます。
また人によって重いか重くないかは違ってくるので、必ず購入前お店で自分で持って重さを確認しましょう。注意しないといけないのはスチームアイロンはタンクに水を入れて使うアイロン。お店で確認した時は水なしの重さなので、そのことも計算しておきましょう。
滑りやすさを確認する
シワが楽に伸ばせるかどうかはアイロンの滑り具合。これはアイロンのあて面の素材によって違ってきます。アイロンの耐久性やかけ心地が左右される部分なので、購入する時はしっかり確認しましょう。
あて面のコーティング素材には、「セラミック」「チタン」「フッ素」などがあります。セラミックは滑りやすく、耐久性も優れたタイプでかけ心地はよいのですが価格が少し高めです。
チタンはセラミックの次に滑りがよい素材。耐久性と滑りやすさ、コストのバランスが良いのが特徴です。フッ素は価格が安いですが、滑り心地はいまいちで衣服がひっかかりやすくアイロンジワができる可能性があります。アイロンをよくかける人にはフッ素のアイロンは不向きかも。
程よい熱量のものを選ぶ
アイロンは製品によって消費電力が異なります。家電製品の中には省エネを重視して消費電力が低い製品を選ぶ方がよいということもありますが、アイロンは使用時間が短いので省エネを意識して選ぶ必要はありません。消費電力が低いアイロンを選ぶと十分な熱が得られないというデメリットが。
たいていのアイロンは、1000Wから1200Wという高い消費電力です。これで十分なのですが、中には1500Wに近い消費電力のアイロンがあります。消費電力が高いアイロンを使用すると、適温になる立ち上がり時間が早くなります。慌ただしい朝などの時に最適なのは消費電力の高いアイロンです。
おすすめのスチームアイロン
ティファール コンフォートグライド2691
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B079P679QS” title=”ティファール スチームアイロン 「コンフォートグライド」 ピンク FV2691JO ティファール 簡易パッケージ品”]
頑固なシワの原因をサッとほぐす1分間に50gのスチームを噴射。ティファールのスチームは霧吹きの約15000分の1の細かさで、繊維の奥まで一瞬で浸透します。
かけ面がティファール独自特殊セラミックで、温度が上がるほど滑りがよくなります。「ジェットスチームトリガー」を採用し、アイロン本体のグリップ部分にジェットスチームを噴射するトリガーを設置。アイロンをかけながらパワフルなスチームを噴射できます。
コンフォートグライト2691はアイロンを立てた状態でもジェットスチームを噴射できる「バーチカルスチーム」なので、ハンガーにかけたままでもお手入れできます。水タンクが270mlなので、頻繁な注水は不要。
パナソニック 衣類スチーマー NI-FS530
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B06XKRYY92″ title=”パナソニック 衣類スチーマー ダークブルー NI-FS530-DA”]
アイロン台を出す手間もなく、簡単に短時間でシワがとれます。また、軽量コンパクトで、使いやすさにこだわった衣類スチーマーです。
洗濯しにくい衣類もスチーム脱臭ができ、繰り返し使っても衣類をいためにくく、洋服が長持ちします。アイロン面を衣服に密着させて使用することで、除菌効果もあります。
連続パワフル&ワイドスチーム機能があり、スチームが広がりやすいようにスチーム穴を6つも配置。360度どの角度でもハンガーにかけた衣服をシワのないきれいな状態にしてくれます。アイロン面はセラミックコート。滑りがよくスイスイとアイロンがけができます。
ついついアイロンがけの後電源を切り忘れたとしても、安心の自動ヒーターオフ機能がついているので大丈夫。操作も簡単なので、お年寄りにも使いやすいスチーマー。
日立 コードレススチームアイロン CSI-201
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B01EMJCKCK” title=”日立 コードレススチームアイロン シーブルー CSI-201 A”]
360度回転する回転給電台なので、お好みの向きにアイロンを置くことができます。高温スチーム対応でシワをきれいにとってくれます。普段使いにちょうどよいタンク容量80ml。
操作がダイヤル式の温度調節つまみのシンプルなもの。お年寄りでも簡単に操作ができます。さらに、プラグをコンセントに挿すと、スタンドのランプが点灯し、通電状態を知らせてくれるので電源プラグの抜き忘れ防止になります。
80mlのタンクには付属の注水コップを使って水を注ぐことができます。この注水コップとコードはスタンドに収納ができ、使わない時は収納してスッキリ。
パナソニック コードレススチームアイロン NI-WL404
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0743FY3FM” title=”パナソニック コードレススチームWヘッドアイロン クリアグレー NI-WL404-H”]
持ち替え不要で、前後にスイスイかけられます。全方向に動かせ新ダブルヘッドベース採用で、アイロンがかけられます。面積は大きく、先端は細く。幅11?のひろびろとしたかけ面のワイドベースで面積アップ。
先端部分を細かくした「スリムヘッド」で、ボタンまわりなど細かいところもキレイにかけれます。電源コードをスタンドの後方に配慮することで、コード収納時に手を触れにくく安全に使えます。
アイロン面は、布地に引っかかりにくいように端面が丸く、段差がある部分もスムーズにかけられます。ボタンサイズが大きくなって、さらに押しやすいのでお年寄りも使いやすい。大型タンクで一回の給水で使用できる時間が長くなります。たっぷりの全面スチームで手早くキレイにベース面全体からたっぷりのスチームを噴出するので、ニットはふっくら、厚手の生地も、臭いもスッキリ消臭。
ティファール アルティメットスチームパワー
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00IJ57AJC” title=”ティファール スチームアイロン アルティメット スチームパワー オートクリーン コード付き FV9604J0″]
スチーム口は76個あり、1分間に最大105gというこれまでにない大量スチームを噴射。繊維の奥深くまで浸透し、頑固なシワの原因を根本から素早くほぐします。水タンクが大容量の350mlなので、頻繁な給水が不要です。
ティファール独自のパラジウムコーティングにより、かけ面に付着した繊維くずを蒸発と二酸化炭素にして取り除くので、かけ面をいつもきれいな状態に保ち、メンテナンスの必要がありません。ダイアルを合わせるだけで、布地に最適な温度とスチーム量を自動調整。繊維をいためることなくアイロンがけができます。
またアイロンを立てた状態でも大量のパワフルスチームを噴射。衣類をハンガーにかけたままのお手入れもラクラク。先が細くなっているので、細かい部分もラクにかけられます。アイロンをかけ終わったあと電源を切り忘れても、自動停止安全機能がついているので安心。
自分に合ったスチームアイロンを手に入れよう
スチームアイロンにはいろいろな機種があります。機種によって特徴が異なっています。自分の生活習慣に合わせて、ぴったりなものを選ぶことが大切です。
アイロンをかけることでシワだけでなく消臭効果や除菌効果もあります。繰り返し使っても衣類を傷めにくいので、クリーニングに出さずに済むので経済的です。アイロンを使いこなせれば、様々な衣類が自宅できれいな状態に。
重さやコードの有無など細かいことをお店に一度足を運び、チェックすることが重要ポイント。アイロンかけが面倒なことではなく、楽しい家事にするのはアイロンの種類に大きく関わってきます。
シワや臭いのない清潔感な衣服を増やせるスチームアイロン。日常生活で手放せないアイテムになるかもしれません。