カップルで喧嘩したときの解決策|一人で悩まずに仲直りをしよう!
彼氏と喧嘩してどうしたらいいかわからない
ほんの些細なことがきっかけで、彼氏と大喧嘩してしまった…というのは誰でも経験があるでしょう。しかし恋愛経験が少ないと、喧嘩したときどういう態度をとればいいかわからず、そのまま喧嘩別れしてしまうカップルもいます。
そんなつもりはなかったのにと後で泣いても時すでに遅し、自分が原因だったら後悔してもしきれないでしょう。喧嘩してもちゃんと仲直りできるカップルは、喧嘩するたびに絆が深まるとも言われています。
別れてしまうカップルと喧嘩別れしてしまうカップルの違いは何なのか?喧嘩してしまったらどう対処すればいいかを見ていきましょう。
喧嘩の多いカップルのほうがいいと言われる理由
喧嘩するほど仲がいいと言われるように、喧嘩が多いカップルは長続きすると言われています。なぜ喧嘩するといいのが、その理由を探ってみましょう。
喧嘩したほうが燃え上がる結果になる
喧嘩をすると、大好きだったはずの彼氏の顔を見るのも嫌になるくらい怒りの感情でいっぱいになってしまいます。しばらくは口も聞きたくないと思ってしまうものですが、実は脳科学の視点では、自分と正反対の人を好きになるので、喧嘩しても何ら不思議ではないとされています。
これは遺伝子学にも関係していますが、自分にない遺伝子を持つ相手のフェロモンを感知して、強い子孫を残せるよう相手を選ぶのだそうです。つまり元々意見が合わない正反対の相手を好きになるのだから、喧嘩しない方が不自然というわけ。
元から違う相手と喧嘩をすると燃え上がるので、マンネリ化せずいい刺激になるのです。全く喧嘩をしない方が仲がいいと思われがちですが、喧嘩するほど仲がいいというのもあながち間違いではありません。
喧嘩は想いのずれを調整できるからいい
どんなに好きな相手でも、価値観が違えば不快に思うこともあれば、どうしても受け入れられないことだってあります。それを我慢すれば喧嘩にはなりませんが、ストレスがたまるだけです。いつも我慢ばかりしていると、なんとなく気持ちのズレが生じてきます。
相手に気持ちをぶつければ喧嘩になりますが、そのままでは嫌なことをずっと我慢するハメになってしまうでしょう。
喧嘩は気持ちのズレを調整するいいチャンスと考えることもできます。思っていることを相手にぶつけるときには、意見の相違もありますが、喧嘩したことで相手も自分の悪い部分に気づけます。納得できないなら別れるという選択肢もありますが、別れるのが嫌なら悪いところを直して結果オーライとなるのです。
長続きするカップルと別れるカップルの喧嘩の違い
喧嘩しても長続きするカップルもいれば、たった1度の喧嘩で別れてしまうカップルもいます。この違いについて詳しく見ていきましょう。
長続きするカップルの喧嘩の仕方
話し合いの姿勢を崩さない
喧嘩すれば好きな人でも腹が立ちます。感情的になり相手の気持ちも考えずに、自分の気持ちだけを押し付けがちです。自分は悪くないのだから、言い負かして思い知らせてやろう…と思ってしまうこともあるでしょう。しかしこれをやってしまうと、あまりいい結果は導けません。
言い負かせばその場は気が済むかもしれませんが、後味は悪くなります。喧嘩の原因が彼氏にあっても、言い負かして解決できるわけではありません。この場合に必要なのは、話し合いです。
喧嘩中は感情的になるのは仕方ないものの、長続きするカップルはちゃんと話し合って解決しています。どんなに腹が立っても、お互いに現実と向き合い話し合いで解決してください。
相手を思ったうえでの喧嘩
今の恋人と長く付き合っていきたいと思っていても、生まれ育った環境が違うと意見の食い違いも出てきます。生活習慣の違いもありますが、それが自分にとって耐え難いことの場合は、つい相手に言ってしまうこともあるでしょう。
自分では常識でも、それが世間一般では非常識ということもあります。それを指摘されてカチンときて喧嘩になってしまうのは珍しいことではありません。相手が自分を思って言ってくれた場合は、頭ごなしに否定せず改善できる方法がないか、一緒に考えてみてください。
これが自分のやり方だと頑なに否定し続ければ、相手もうんざりしてしまいます。
冷静になる時間を作れる
喧嘩をすると感情的になってしまうのは仕方ないことです。原因は些細なことでも、それが大喧嘩に発展してしまうことはありますし、話し合いでは解決できないことも。そういうときは、下手に相手をなだめようとしたり、言い負かそうとしても火に油を注ぐだけです。
好きな相手だからこそ腹が立つもの、この場合は一旦距離をおいてお互い冷静になることが大切です。近くにいるとついイライラの感情がぶり返すので、少しの間お互い頭を冷やす時間を作りましょう。第三者に話を聞いてもらうのもいい方法です。
距離を置く=別れると思われがちですが、この場合は前向きな対処と思うと気が楽になります。冷静になれば自分の悪いところも見えてくるというもの。離れることで大切な人と再認識できます。
喧嘩後は引きずらない
喧嘩してもちゃんと謝ってお互いが納得できれば、仲直りできます。腹を立てているときは素直になるなど無理と、変な意地を張ってしまいがちですが、意地を張ってもいいことはありません。謝るべきタイミングを逃すと、どんどん意地を張ってしまい、喧嘩別れという最悪の結末を迎えることになるかもしれません。
照れくさい気持ちがあっても、喧嘩して自分が悪いと思ったときは素直に謝りましょう。彼氏も許してくれて仲直りできたら、それを引きずってはいけません。過ぎたことは忘れて前に進みましょう。次に喧嘩をしたとき、過去の喧嘩を引き合いに出すのもNGです。
別れてしまうカップルの喧嘩の仕方
言葉遣いが悪い
喧嘩別れしやすいカップルの多くは、感情的になるあまり暴言を吐いてしまうことも多い傾向があります。どんなに腹が立ったとしても言ってはいけない言葉があります。イライラして頭に血が上り、汚い言葉や下品な言葉遣いで罵られたら…百年の恋も冷めてしまうでしょう。
喧嘩していて頭に血が上っていたとしても、言葉遣いに幻滅されたら仲直りどころか、もう一緒にいられないと思われても仕方ありません。冷静になれないときほど、言ってはいけないこともつい口に出てしまいやすいので注意しましょう。
貶してやろうと相手が気にしていることを、見下すような言い方をするのは言語道断です。
距離を置かずに一緒にいる
喧嘩中だというのに一緒にいることにこだわると、余計にイライラが募りどちらからともなく喧嘩をふっかけてしまいます。喧嘩中はお互い冷静になれないので、距離を置くなどしばらくは顔を合わせない方が賢明です。
なぜ喧嘩中も一緒にいるのかはそれぞれ理由があるにせよ、無理して一緒にいても余計にイライラしてしまい結局喧嘩別れするというパターンは少なくありません。同棲中なら、どちらかが一旦実家に帰るか、友達の家に泊めてもらうなど離れることを考えましょう。
喧嘩で相手を貶してしまう
喧嘩中は頭に血が上っているので、相手を貶してしまうことがあります。感情的になっているとはいえ、貶されたらプライドが傷つきます。不意に出た言葉だとしても、もしかしたら常日頃から相手を見下していることがあったかもしれません。
言った方はつい口が滑っただけでも、言われた相手は傷つきますし、いつもそんな風に思われていたのかとショックを受けるかもしれません。男性はプライドが高いので、プライドを傷つけられるとその瞬間、気持ちが冷めてしまうこともあります。
この場合はどんなに謝っても、彼氏を深く傷つけてしまえば修復は難しくなってしまうでしょう。まさに口は災いのもとです。
喧嘩の原因でないことも言い出す
現在進行形の喧嘩とは全く関係のない、過去の喧嘩を引き合いに出して相手を責めるのは、女性に多く見られる傾向です。例え彼氏に原因があったとしても、過去をほじくり返し「あのときもこうだった」とネチネチ言われたら彼氏はどう思うでしょうか?
確かにそういう過去があったとしても、現在進行形の喧嘩とは全く違う原因だった場合は、ただの言いがかりと思われてしまいます。それどころかいつまでも過去にこだわる執念深い女と思われてしまうかもしれません。
過去の喧嘩はすでに終わったことであり、そのときに解決しているはず。喧嘩の度に過去をほじくり返していると、彼氏はうんざりしてしまいます。
彼氏と喧嘩しても絶対にしてはいけないこと
悪気は無いとしても感情的になってしまい、思わずやってしまった行動が取り返しのつかないことになる可能性もあります。彼氏との喧嘩でやってはいけないNGを知っておくことも大切です。言ってしまうと後悔先に立たずになる可能性が高いので、頭の片隅に置いておくといいでしょう。
すべてを相手のせいにする
頭に血が上りカっとなってしまうと、全部相手が悪いと勘違いしてしまうことがあります。何もないのに喧嘩にはなりませんので、どちらかに原因があるのは確かですが、何でもかんでも彼氏が悪いとは限りません。
もしかしたら彼女の態度が悪くて彼氏を怒らせてしまっていたかもしれません。彼氏に何か言われたことがきっかけで喧嘩になったのなら、なぜ彼氏がそんなことを言ってきたのかを考えてみることも大切です。
一方的に言われると被害者意識が強くなり、つい悲劇のヒロインになってしまいがち。何でもかんでも相手のせいにしていると、そのうち彼氏も言ってもわかろうとしない彼女に幻滅してしまうでしょう。
自分が悪いのを棚に上げて彼氏ばかり責めてはいけません。言い返す前に、自分に非があるかどうかをもう一度考えてみてください。冷静になれば、自分の悪いところも見えてくるものです。
話を勝手に切り上げたり無視をする
喧嘩していると彼氏の顔を見ているのも、声を聞いているのも嫌だと思ってしまうことがあります。ただしそれは相手も同じということを忘れてはいけません。それでも彼氏は話し合おうとしているのに、一切聞く耳を持たずその場から逃げ出したり、話を切り上げて有耶無耶にしていませんか?
毎回こんな状態では、彼氏も話し合っても無駄と思うようになってしまいます。言いたいことも言えずストレスがたまるだけの関係に我慢できる人はそう多くないでしょう。話も聞かず勝手にどこかに行ったり、無視したりしていると、彼氏に見切りをつけられてしまうかもしれません。
きちんと仲直りしてさらに絆を深めていこう
どんなに深く愛し合っているカップルでも、価値観が違えば意見の相違から喧嘩に発展してしまうことはあります。喧嘩してもきちんと仲直りできれば、喧嘩別れは回避できます。
たかが喧嘩されど喧嘩、自分に原因があるときは素直に謝ることも大切です。喧嘩してもきちんと対処できれば、悲しい結末を迎えずに済みます。喧嘩するたびに絆が深まっていく、そんな素敵なカップルを目指してください。