仕事の悩み

考えない人をどう変化させるのか|職場にいる場合などの対処方法

職場などに、頭を使わずに指示待ちばかりしている人がいると、関わっているこちらにもストレスがかかることがあります。どうにかして考えない人を、自分自身で考えられる人に変えたい。そんなときには、どのような対処方法があるのかみていきましょう。

考えない人とは

新しく入ってきた社員に、優しく「わからないことがあったら、なんでも声をかけてね」といったら、思いついたことはなんでも聞きに来るようになった。そんなことはないでしょうか。

考えない人というのは、思考力がない人。自分で考えないで、人にばかり聞いてくるには、理由があります。この記事では、考えない人の特徴や対処方法をお伝えします。考えない人にはそれぞれ理由があるので、見合った対処方法を用い、自ら考えられる人に変えてしまいましょう。

考えない人の特徴

考えない人には共通点があります。どのような共通点があるのか、考えない人の特徴をみていきましょう。

言われたこと以外はやらない

まるで、大人のいうことに従順な子供のように、言われたこと以外はやらない大人がいます。部下などに、このタイプがいると非常に面倒。与えられた仕事が終わると「次はなにをやりましょうか?」と尋ねたり、自分で仕事をみつけてやったりせずに、ぼぉっと座っていたりします。

言われたこと以外のことをやらない人は、いくつかのタイプに分かれます。例えば消極的なタイプ。仕事を始めたばかりの頃によくみられ、ミスをすることへの恐怖や不安、目立ちたくないから大人しくしていようというような、消極的な性格にみられます。この場合は、自分に自信を持つことで改善する可能性があります。

他に考えられるのが、やる気のないタイプ。この場合は、そもそもどのような物事に対してもやる気がなく、元気を出して自ら動いたところで、なにもメリットはないと考えているタイプです。なかなか改善は難しいのですが、頑張れば給料が上がるなどのメリットや目標があれば、情熱を持って取り組むようになるかもしれません。

人の言うことをすぐに信じる

自分の意見を持たずに人がいうことを信じて、その通りに行動してしまう人がいます。他人のいうことを信じることはよいことです。しかし、簡単にすべてを鵜呑みにしてしまうと、だまされたり占いにはまって高い料金を支払ったりしてしまうことも。

このタイプは自分に自信がなく、人畜無害そうに見える人が多いかもしれません。しかし、家族など身内にいると想像以上に厄介です。訪問販売が来れば、高いものでもすぐに購入してしまいます。また、宗教にはまり、お布施と称してお金を巻き上げられる可能性もあります。身内としては、巻き込まれたとしたら、たまったものではありません。

多くの場合、このタイプの考えない人は、いいように利用されることが多いです。金銭トラブルが多く、知人もあきれて去っていてしまうことでしょう。できるだけ近づかないか、近親者の場合はあなたがコントロールする必要があります。

勘違いが多い

普段からミスをよくする人は、あまり考えない人です。なぜなら、きちんと考えれば勘違いや変な思い込みを避けられるはずなのに、それができていないからです。Aという用事を頼んだはずなのに、勝手に勘違いをしてBという結果を出して戻ってくる。正直、あまり用事を頼みたくはないタイプです。

勘違いが多い理由は、人の話をあまり聞いていなかったり、曖昧な点があっても確認することをおろそかにしたりすること。しかし実は、本人に問題があるだけではなく、教える人や指示を出す人の側のスキルが足りない場合もあります。

自分で決断ができない

優柔不断な人は、ものごとを自分で決められません。飲食店などで周囲の空気を顧みず、なかなかメニューを決められない人に、このタイプが多いです。

飲食店でメニューが決められないくらいなら、あまり問題ではありませんが、もしもこのタイプが職場にいると大変です。仕事というのは、小さな決断の積み重ねです。そのたびに他の人に確認を取ったり、意見を求めていれば仕事は全く進みません。

彼らが、なぜそれほど確認を取りたがるのか。その理由の一つは、問題が起きたときに、自分一人で責任を取りたくないという責任転嫁があげられます。「ミスを恐れるタイプ」といえるでしょう。

確認を取ることは悪くないことです。そのため、「どうしたらいいか?」とすべてを聞くのではなく「○○という理由で○○だと思うが、合っているか?」というように、答える側がイエス・ノーで返答できるような質問ができるように、トレーニングをするとよいでしょう。

人の話を聞かない

人の話を聞いていれば、それに対して自分の意見を持つはずです。会話というのは、そのような意見のキャッチボール。しかし人の話を聞かない人は、そのような会話のキャッチボールを、成り立たせることができません。そのため、考えていない人とみなされてしまいます。

まずはマンツーマンなどで、嫌でも言葉が耳に入るような状況を作りましょう。しかし耳に入っていても、聞く耳を持たなければ言葉はスルーしてしまいます。相手の心に言葉を届けるために、一方的に話すだけではなく、「どう思う?」というように意見を求めながら話しましょう。

考えない人の仕事上での対処法

職場に考えない人がいた場合、どのように対処すればよいのかみていきましょう。

考える必要のないことをしてもらう

「考えない人」を「考える人」に変えるためには、大きな労力と時間を費やさなければなりません。もしも、そこまで手をかける必要がないのなら、何も考えなくてもできる、簡単な仕事をお願いしましょう。

仕事の例とすれば、すでに作成済みの表の中にデータ入力していくような仕事など。一度覚えればルーチンワークでこなせるような、ピッキングなどの作業もよいです。

しかし、仕事を任せてあとは放置ではいけません。なにか作業手順などを、勘違いしたまま作業を進めている可能性もあるので、途中で話しかけてチェックをする必要があります。

また、ルーチンワークの場合は本人のモチベーションが下がり、作業時間が遅くなることがあります。何時までに作業を終わらせるというような、時間設定が必要となるでしょう。

意見を求める

話を聞いていない人を含め、考えない人に有効なことは意見を求めることです。「○○については、どう思う?」と常に尋ねられれば、答えるために嫌でも考えないといけなくなります。

この人は、話の合間にちょこちょこ聞いてくる人だと思われれば、しめたものです。

ポイントは相手が答えた際に、その意見に対し反論しないこと。考えない人は、自分の意見を求められることが少ないため、反論も通常されることがありません。

それに対してどう反応していいのかわからず、余計に混乱したり、嫌な思いをしたとして、次から意見を言わなくなったりすることがあります。

相手の意見が間違っていると思っても、まずは「そうだね」といったん受け入れたうえで、上手に正しい方向へと導きましょう。

責任の意識を与える

考えない人には、責任という意識がないので、あえて責任を持たせるという荒療治をすることも一つの方法です。立場を得ることで向上心が芽生え、成長を促します。もちろん、初めから大きな仕事を任せたところで、キャパオーバーになることはわかりきっています。

任せる責任は、小さなところから。小さな子供に少しずつ家事をさせることで、できることを増やすイメージです。たとえば販売職ならば、小さな一カ所だけ売り場を任せてみるのがよいでしょう。本屋ならば、絵本の中でも図鑑コーナーだけというイメージです。

「この商品だけは責任を持って、売り上げを伸ばしてください。そのためになにをしたらよいのか考えて、やってみたいことを提案してほしい」。

売り上げを伸ばすためには、これまでとは違った方法を考えざるを得ません。考えた結果、もしも成功すれば、それがやりがいにつながるでしょう。このように、考えることに対する成功体験の積み重ねが大切です。

ミスを責めない

考えない人がミスをしても、そのミスを責めてはいけません。実は、初めてやることなどに対して、ミスをするのではないかという不安から、たくさん聞いてきていることがあるからです。

その場合の考えない人の気持ちはこうです。「ミスをして周りに迷惑をかけたら大変だから、とりあえずこれでいいのか確認をとろう」。そのため、ちょっとしたことでもいちいち確認に来るのです。

もしも、このタイプの人のミスを、厳しく叱ってしまうとどうでしょうか。気持ちが萎縮してしまい、余計にミスを繰り返したり、本当にわからないときや曖昧なことがあるときに、確認を取れずに大失敗をしてしまったりします。

したがってミスを責めるのではなく、正しい方法を教えることを優先させましょう。

自身のことを理解してもらう

考えない人は、自分自身の能力や知識を把握していない傾向があります。そのため常に不安で、他人の確認を必要とするのです。「○○さんは、タイピングが早いね」「ミスが多いから、提出前にダブルチェックをするといいよ」などの声がけによって、自分自身がなにが得意で、なにが不得意なのかを伝えてあげましょう。

自分を理解することにより、できることは自分自身で行い、不得意なことは確認をとったり人を頼ったりできるようになっていきます。

考えない人を考える人に変身させよう

考えない人は、考える人に変身させられます。そのために、相手がどのようなタイプの考えない人なのかを把握し、対処することが大切です。

まずは自分自身が相手に対して、わかりやすい言葉で指示を出しているのか、言葉が一方通行になっていないかを確認してみてください。自分自身の接し方が変わるだけで、相手も変わる可能性があります。


LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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