シンプルな部屋に住みたい。おしゃれで機能的な空間に模様替え
シンプルでおしゃれな部屋に模様替えしよう
気分転換がしたい、部屋が散らかってどうしようもない、おしゃれな部屋に住んでみたいなど、理由はさまざまですが、シンプルでおしゃれな部屋に模様替えをすることは、それほど難しいことではありません。
シンプルで暮らしやすい部屋を作るためには、いくつかのコツがあります。例をあげますと、断捨離をしたり、家具や小物類のテイストを統一させることを意識したり、上手なカラーコーディネートを取り入れたりすることなどがあります。どれもそれほど難しいことではないですし、簡単に始められます。
部屋のテイストを、自分の好みの雰囲気に固めることで、選ぶ家具や生活雑貨のたぐいも、おのずと絞られてきます。キーワードは統一感です。カラーコーディネートにしても、この統一感が重要になってきます。
カーテンやベッドカバー、カーペットなどの大きな面積を占めるもののカラー選びには慎重になりましょう。こうして、部屋自体にちぐはぐな印象を与えないように注意するだけで、すっきりとまとまった部屋作りができます。
また、キッチンを機能的に使いやすくすることも、生活の質を向上させるうえでは大切な要素です。収納の工夫や無駄な家電がないかをチェックし、ストック食材の賞味期限を確認しやすい収納の仕方などを覚え、素敵な部屋を作っていきましょう。
シンプルで暮らしやすい部屋を作ろう
過度に作り込まれている空間ではなく、自分が居心地がいいと思える、シンプルな空間で過ごすひとときに、人はリラックス感を得られるのです。収納力のある家具を置いたり、隙間空間を上手に利用して収納したりすることが大切です。
そうすることで、ものがあふれているような雑然とした空間ではなく、すっきりと整った感じの部屋作りを目指しましょう。部屋全体の雰囲気作りや、家具や小物のカラーコーディネートを考えることも、楽しい作業の一つといえます。
シンプルな部屋作りのコツ
たくさんのものであふれかえっているようでは、雑然とした部屋になってしまいます。シンプルな部屋作りをするためには、よく吟味して選んだ家具や雑貨など、お気に入りのものだけをそろえておくことが、重要な要素になります。
どのようにコーディネートすればよいか、また部屋全体のカラー選びやものを片付ける場所はどうすべきか、そして、小物や雑貨の選び方まで、細かく見ていきましょう。
どんな部屋にコーディネートしたいのか明確にする
まず大切なことは、部屋全体をどのようにコーディネートしたいのかを、はっきりとさせておくことです。和風っぽい部屋にしたいのか、可愛らしい雑貨や小物を並べて、北欧風の雰囲気を出したいのか、モノトーン調のテイストを選択するのかなど、自分のイメージをネットで画像検索することも一つの方法です。
イメージが固まったら、必要な家具や小物類・雑貨などが、おのずと絞られてきます。探し出したイメージ画像を自分流にアレンジしながら、自分好みのシンプルな部屋へと作り変えていきましょう。
部屋のカラーは3色程度にまとめる
自分の好きなカラーばかりを使って、コーディネートしたのにもかかわらず、色がごちゃごちゃとして統一感が出ない場合は、カラーを使い過ぎている可能性があります。部屋のカラーは多くても3色程度にまとめ、同系色や白色など、初心者向けの色を上手に使いながら、コーディネートを組み立てていくことが大切です。
3色を使ってセンスのよい部屋に見せたい場合には、同じトーンの同系色に加えて、二つの色どちらかの補色を加えると、おしゃれな感じに仕上がります。
ものを片付ける場所を決める
部屋のインテリアが雰囲気よく決まっていたとしても、テーブルや床の上が、ものであふれていたのでは、シンプルな部屋には程遠くなってしまいます。シンプルな部屋を保つためには、テーブルや床にものを放置せずにものを減らすようにして、掃除のしやすい部屋にしておくことが大切です。そうすることで、部屋をきれいなまま保ちやすくなります。
種類別に分類して、きれいに整理整頓することで、部屋を広く見せてゆったりとくつろげます。押し入れに、ただ詰め込むだけの収納ではなく、収納グッズをうまく利用して、隙間の空間も収納スペースとして活用しましょう。そうすれば、ものを探すことも減りますし、衣替えなども楽に行えます。
部屋に飾る小物や雑貨をこだわってみる
自分の好みのテイストが決まったら、部屋のアクセントとして、観葉植物やクッション、ポスター、時計、照明などを、女性らしさを出すアイテムとして使い、可愛らしさを演出してみることも楽しみのひとつです。
観葉植物ひとつとっても、どのような種類の植物にするのか、どのようなテイストの鉢に植えるのか、また、どこに配置するのかによって、イメージが変わってきます。自分の部屋のテイストを壊さないようなカラーやデザインを選び、統一感を出すことで、シンプルで暮らしやすい部屋へと変えていけます。
シンプルなキッチンにするコツ
キッチンは限られたスペースを有効活用し、常に整頓された清潔なイメージを保つことを意識します。いるものといらないものを分別し、思い切って処分できるという意味でも、部屋の模様替えはよい機会になり得ます。
食器の収納の仕方や使っていない家電はどうするのか。また、ストックしてある食材の賞味期限を把握しやすいように工夫するなど、キッチン周りに関する大切なことを意識しながら、シンプルなキッチンを作りましょう。
収納スペースに収まる分の食器だけにする
カトラリーなどの細かいものは、プラスチック収納ケースにきちんと片付ければ、取り出しやすくなしますし、どこに何があるかをしっかりと把握できます。1年以上使用していなかったものは、この際、きっぱりと断捨離してしまったほうがよいでしょう。
限られたスペースを有効活用するためには、無駄なものはなるべく処分して、必要なものだけをしっかりと片付けて、置くようにしたほうがよいです。引き出しなどの収納スペースに、カトラリーを収納したプラスチックケースを入れ、その上にお皿を重ねて入れることで、縦のスペースを上手に使えます。このように、空間を有効活用することも積極的に行っていきましょう。
無駄な家電がないかチェックする
すでに持っているものとかぶってしまうような、ワッフルメーカーやホットサンドメーカーなどの、もらいものの家電や、使わないジューサーやミキサーなどは、処分したほうがよいかもしれません。大きなホットプレートなどをもらったものの、年に1回も使うかどうかといったものであれば、生活に必要な家電とはいえないでしょう。
壊れているわけでもなく、捨ててしまうのがもったいないと思うのであれば、友人や家族に譲るという方法もあります。
ストックは目で確認できるようにしておく
冷蔵庫の中はもちろん、乾物や缶詰などの保存食をストックしている棚も、きちんと目で賞味期限を確認できるようにしておくことが、シンプルで使いやすいキッチンを保つコツです。食材の賞味期限のチェックを怠ってしまうと、収納スペースに食材があふれるばかりではなく、あるはずだと思っていた材料が料理に使えなくなったりして、とてもマイナスです。
したがって、ストレスなく料理が作れるように、定期的に賞味期限を確認できるような収納を心がけることが、とても大切です。
シンプルな家具選びのコツ
シンプルな部屋作りをするうえで、どのような家具を選ぶべきかはとても重要です。部屋の雰囲気やテイストに合った、シンプルな印象の家具をそろえることで、統一感を出しましょう。
統一感のほかに、必要最低限の数にすること、そしてコンパクトで収納力のあるものをキーワードに、家具選びをしていくとよいでしょう。
家具は必要最低限の数にする
模様替えをするにあたって家具を新調するときには、必要最低限の数にとどめるようにします。あまりたくさんの家具を購入してしまうと、部屋がごちゃごちゃとして、シンプルな部屋とは程遠いものになってしまうからです。
新しい家具は、レイアウトを考えながら計画的に購入しましょう。家具を購入する際には、必ず置く場所のサイズを測っておき、無駄のないスペースで家具が置けるようにすることをおすすめします。
家具には統一感を出す
家具の色や系統をそろえることで、シンプルな部屋にも統一感が生まれます。好みのテイストでレイアウトを決めたら、その系統から大きく外れないような家具選びをするとよいです。
ガーリーにまとめるのか、北欧系のテイストを取り入れるのか、シックな部屋に作り変えるのかなどを考え、楽しみながら家具を選びましょう。
コンパクトな家具で部屋を広くみせる
大きくて重厚な家具は、一人暮らしのシンプルな部屋には、あまりそぐわないものです。折り畳みテーブルや背の低い家具、シンプルなデザインのものを選ぶことで、部屋をより広く見せる効果が得られます。視覚効果で広く見えて、圧迫感もなくゆったりとくつろげるでしょう。
また、折り畳みテーブルや動かしやすい家具であれば、普段はしまっておくことで、空間をより広々と使えます。
収納家具は中が見えないものを選ぶと部屋がすっきりする
透明の衣装ケースに衣類を収納すると、外から見やすいので、どこに何があるのかがすぐに分かって便利です。しかし、一人暮らしのシンプルでおしゃれな部屋を目指すためには、生活感が出すぎてしまいます。
扉付きの衣装ケースのような収納家具であれば、生活感を見せずに部屋を片付けられます。部屋のテイストを大きく崩さない色調やトーンを選べば、家具が浮くこともなくしっくりと収まります。
カーペットやカーテンを選ぶ際はカラーに注意
面積の大きいカーペットやカーテンを選ぶときには、カラーがとても重要になってきます。部屋のイメージを大きく左右するものでもあるので、慎重に選びたいです。
インテリアに多く使われているカラーと、同じものを選ぶとうまくいきます。初心者なら、白や床の色と同系色になるベージュを選ぶことで、空間にフィットします。
自分が落ち着くシンプルな部屋のイメージを見つけよう
休みの日などは、大半を過ごすことになる自分の部屋。最優先することは、自分自身が落ち着くような部屋の作りであるということです。機能性に優れたシンプルな部屋は、飽きることなく長くくつろげます。
シンプルガーリーなかわいい部屋
白を基調とすることで、ふんわりとした柔らかな印象を演出できます。シンプルでガーリーなテイストを目指すのであれば、外せないカラーです。
カーテンやベッドカバーなど、面積が広いものを白に統一することで、女性らしい柔らかな雰囲気が出せます。観葉植物なども合いますので上手に配置して、落ち着つき感のあるかわいらしい部屋作りをしてみましょう。
シンプルな北欧風の部屋
シンプルな北欧風の部屋を目指すのであれば、白を基調としたシンプルさの中に、温かみのある色遣いの小物や生活雑貨を取り入れることで、北欧テイストを演出してみましょう。
幾何学模様であったり、自然のものをかたどったデザイン性に富む北欧風の小物が、部屋全体をおしゃれに見せてくれます。ポイントは、ナチュラルで優しいイメージの小物選びや色遣いが大切です。
モノトーンのシンプルでシックな部屋
白と黒を基調とした、シンプルなモノトーン配色の部屋は、シックなイメージを人に与えます。白の割合を増やすと、部屋が広く見える効果を狙えますし、家具をホワイトに統一し、グレーも取り入れてバランスを取ることで、落ち着いた大人っぽいイメージが作れます。
どのような小物や生活雑貨を取り入れればよいのか迷うときは、ネットで画像検索した部屋のテイストを真似するところから、始めてみることもよいでしょう。
エレガントで大人っぽいシンプルな部屋
ホテルライクでエレガントな部屋を目指すのならば、必要最低限の家具だけを配置した、生活感を感じさせないような部屋作りをする必要があります。カーテンやベッドカバーなどにダークカラーをチョイスすることで、高級感が演出できます。
また、ペンダントライトやダウンライトなどの照明にこだわってみることも、ホテルのような高級感が出せておすすめです。
自分だけのシンプルで素敵な部屋を作ろう
シンプルで機能的な部屋を作るためには、いるものといらないものを分別して思い切って断捨離したり、イメージを具体的なものにする助けになる画像を、ネットで検索したりするところから始まります。イメージが固まってきたら、同系統の家具や生活雑貨をそろえたり、カーテンやベッドカバー、カーペットの色を絞り込んでいったりと、楽しい作業が待っています。
ものを収納することを常に心がけ、掃除のしやすい空間を維持することも、快適な部屋作りには欠かせないことです。テーブルの上などに、ものが散乱しているだけで、散らかっているイメージの部屋になってしまうからです。清潔感があって落ち着ける、自分だけの素敵な部屋を作れたら、毎日の生活もきっと楽しくなることでしょう。