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結納金について知っておきたいことやおさえておきたいポイントとは

結婚が決まり結納金について悩む人や、そもそも結納金とはなんなのかが知りたいと考えている人も少なくはないのではないでしょうか。いざというときのために、結納金のシステムや、しきたりなど準備しておくべき情報についてお伝えいたします。

結納金の基本をおさえておこう

結婚のためのステップとして、結納金を納めるしきたりがあります。結納の結納金の基本情報について、おさえておきましょう。

結納金とは何か

結納金はもともと花嫁衣装だった

結納金は、もともとは花嫁衣裳を贈るのが始まりでした。男性から女性へ、嫁ぐための準備として贈られるものでした。その後、結納金というスタイルに変化していき、結納金を使って花嫁衣裳を買ってくださいという意味が込められて贈られるようになったのです。

結納金の目録に書かれている「小袖料」「御帯料(おびじりょう)」は、花嫁衣裳を揃えてくださいという意味で、花嫁衣裳を送っていた結納金の名残りになります。女性をお嫁にもらうために、お金を払うのは変な意味に取る人もいますが、これは支度金の意味があったのです。

結納の儀式は、何百年もの歴史があり、それぞれの地域に根付いた風習などから出来上がったしきたりです。日本のよい文化のひとつであり、結婚というものに対してのけじめのような感覚もあるものとなります。嫁をもらう感謝の気持ちの表れを示すものなのです。

結納金を用意するのは男性本人か男性の両親

結納金を用意するのは、男性本人か男性の両親のどちらかになります。どちらが用意しても問題ないので、どちらが用意をするかは男性の家庭で決めることになります。男性の経済力にもよりますし、男性の家の考え方にもよってきます。

昔は、結婚をする年齢が若かったため、男性ではなく男性の親が用意するケースがほとんどでした。これは、経済力の問題によるもので、結婚する年齢が高くなってきた現在は、親ではなく男性本人が用意することも増えています。

婿養子の場合は、逆になり女性側から男性側に結納金が贈られます。この場合は、少し高めの金額になりますが、女性の給料をベースに考えるのではなく、家として跡継ぎを頂くことに対して感謝の意味を込めたものになります。

もらった結納金は女性の両親のもの

もらった結納金は、誰のものになるのか気になるところです。結婚する女性がもらえるものになるのか、女性の家に入るものなのか、よくわからないポイントです。実はこれは、もらった結納金は女性の両親のものになります。

結納金は、家に収めるものであり、親がもらうものなのです。基本的には、女性の両親が使い道を決めるのが通常で、女性が好きに使ってよいものではないのです。基本的には、結納金は結婚関係に使うことが多いので、親が決める使い道とはいっても自分達の結婚の支度などに使われます。

結納金の相場

1番多いのは100万円

結納金の相場は、どのくらいとなっているのでしょうか。結納金の金額を決めるのは、男性側の方でその家族に見合った額で考えます。この金額でなければいけないという決まりはないのですが、一番多いのは100万円といわれています。

一般的に結納金の額は、西高東低といわれています。そのため、相場の地域差がある場合もあります。そして、現在ではまれですが家同士の結婚の場合は、さまざまな要因が重なるため、状況によって変わってくる場合もあります。

結納金の額で覚えておきたいのは、5と7は奇数で縁起が良いということと、8は末広がりとなるため縁起がよいといわれています。100万円などのキリがよい数字もしくは、縁起のよい数字の金額にするとよいでしょう。

結納金の平均額

100万円 50%~60%
50~100万円 25%
150万円以上 10%

金額はどう決める

結納金の金額の決め方は、どうやって判断して決めるのでしょうか。一般的には、男性の月収の2?3倍といわれています。昔は、仲人さんがいて相手側に聞きにくいことなどを相談することができましたが、最近では仲人をたてることはほとんどないため、給料の3か月分を目安にされているケースが多いです。

はじめての経験となるケースが多く、結納金の金額を決めるのは、多くのカップルの問題点となります。多くの人がはじめてであり、周りに聞くにもどのような基準で判断をすればよいのか悩んでしまうポイントです。金額の目安は、給与のバランスや貯蓄から考えるとよいでしょう。

結納金は、地域差などもあり一般的な金額以外に絡んでくる要素もあります。地域によっては、結納金よりも結納品を親戚などに見せる習慣があるところもあり、その場合は結納金は少なめで品数を用意するケースもあります。

結納金の地域差

首都圏 92万円
北海道 78.1万円
宮城県・山形県 101.6万円
富山県・石川県 107万円
東海 94.2万円
関西 111.7万円
九州 89.6万円

平均を見ると、関西が高く北海道や九州が低い傾向がわかります。自分の結婚相手がどこの地域の人なのかの目安にしておくとよいでしょう。あくまでも平均額となるので、さらに細かな地域差もあります。

結納金のルール

お札は新札を用意しよう

結納金に使うお札は、新札を使用するのが礼儀となります。古いお札は、お悔やみごとに使うものになるので、とても失礼なことになってしまいます。新札を事前に用意するために、必ず銀行に予約をしておく必要があります。

なぜ新札を使わなければいけないのかというと、新しい生活をはじめる2人を折り目のないまっさらな状態のお札でお祝いするという意味があります。そのため使い古しのお札では、よくありません。銀行での予約は、平日のみなので、余裕を持ってしておくようにしましょう。

結納金を包む袋を用意しよう

結納金を包む袋を準備する必要があります。結納金を包む袋は、上包みと中包みもしくは中袋がセットされています。中包みに現金を入れて、それを外包みに入れます。入れ方はご祝儀と同じです。持参する際は、さらに風呂敷に包んで持って行きます。

結納金袋は、デパートなどで購入することができます。結納袋の表書きは、毛筆を使うとよいでしょう。中包みにお札を入れて、折っていきます。お札は、必ず表向きにして反対にし、肖像画が左側にくるようにします。そして、中包みを斜めに置き、お札を挟み、左側を上向きに折っていきます。

最終的に、下の折返しが上を向くようにします。逆になってしまうと、お悔やみ事の意味になってしまうので気をつけましょう。

桐箱、白木の台を用意しよう

結納金は、結婚をするにあたっての大事なお金であり、ただのお金ではないです。結納袋にお金を包んで渡すのではなく、持ち運びの際には風呂敷に包んだり、高額なお金なので霧箱や白木の台を用意しましょう。結納袋のまま手渡しはNGとなるので気をつけましょう。

風呂敷は、袱紗を選ぶとよりフォーマルな印象になります。桐箱や白木の台は、ウエブサイトなどでも探すこともできますし、デパートなどでも購入できます。在庫切れなどがある場合もあるので、早めの準備を心掛けてください。

結納金の使い方

結婚にかかわることに使う

結納金の使い方の基本は、結婚に関わることに使用するケースがほとんどです。結納金の使い道で多いのは、結婚式費用や新生活の準備に充てるという使い方です。結婚式の衣装代にしたり、式場のお金にしたり、新婚旅行の旅費など、結婚する2人やお嫁さんのために使います。

新生活の準備に充てる場合は、新居で使う家具や家電の購入などに使うケースが多いです。そして、2人で使える車を購入したり、引っ越しの費用に充てる場合もあります。結婚するための2人で使うものに、お金に充てるのが、一般的です。

子育てに備えて貯金にまわすのも

結納金を結婚生活に使うものにまわす以外に、子育てに備えて貯金にまわす人もいます。結婚生活をスタートする際は、実家などで生活をして節約し、いずれマイホームを購入したいと考える人も貯金にまわすという場合もあります。

結婚資金などは、別途考えて結納金は将来に備えた形で貯金をしておけば、後々の生活資金になるので有意義に使うことができるのです。これは、考え方次第となりますが、堅実的な使い方であり、将来を見据えた結納金の使い方となります。結納金の使い道は、2人で考えて自分達に合った方法で決めるとよいでしょう。

使いみちについて揉めることも少なくない

結納金の使い道については、誰がどのように使うかによって変わってきます。そのため、使いみちについて揉めることも少なくありません。親が使う場合は、親の考えと自分達の考えと違っている場合もあり、納得のいくまで話し合わないとあとで揉めることにもなりかねません。

結納金を親孝行のために使いたいと考えていたのに、親は結婚資金に使いなさいと、お互いに使い道の考えが違ってしまうと揉めやすくなります。お互い思いやりを持った考え方であっても、悪気もないのにわだかまりができてしまう可能性もあるのです。

そして、使い道がどんなことになるにせよ、金額を決めるときに両家間で確認をすることが大切です。男性側から頂いた結納金であっても、2人のためにあるお金であることには変わりません。お互いに納得のいく形で使えるように話し合うことが大切です。

結納返しってなに

関東と関西では違いがある

結納返しとは、結納を受け取った側が結納金をもらった相手側にお返しをすることをいいます。結納返しは、お金で返すパターンと、記念品などで返す場合があります。そして、地域差があるのも特徴で、関東と関西で違いがあります。

関東式は、両家が対等という考え方からお返しは「半返し」とされ、関西式は男性側へ従うという考え方から、お返しは1割くらいとなっています。お互いが同じような地域であれば、しきたりも変わらないことが多いですが、別の地域の場合はしっかりとしきたりなどを打ち合わせしておく必要があります。

お返しのタイミングは結納当日に

結納返しのタイミングは、結納当日に行う場合が多いです。昔は、結納後に日を改めて行うのが常でしたが、現在は多忙な家庭であったり、日程の調整が大変なことが多いため、日を改めるのが難しい場合が多いのです。

新居生活に必要な家具や家電で結納返しをする場合は、マンションなどに入居のときのタイミングで行うケースもあります。結納返しに関しては、さまざまなスタイルがあります。そのため、両家でしっかりと使い道を話し合っておくことが大切だといえます。

結納返しはしなくてもいい

結納返しは、基本的にはどんな形でも行う方がよいといわれています。しかし、実際は4割がお返しナシというのが現状です。結納金返しをなくす場合は、相手側からいらないといわれたときなどが多いです。結納金の金額を半分にして、結納返しをしない方法も増えています。

そして、結納金返しの分を新生活の準備に充てるケースもあります。結納返しについては、お互いの両家で調整するのがベターです。地域性などの問題が特になければ、お互いの家で調整した形で結納返しを別の形に充てるのがよいでしょう。

結納金はナシでもいいの

結納金は2人だけの問題ではない

一般的には、結納金を納めるしきたりは行うことがベターだとされています。しかし、最近では結婚の多様化が進み、結納金ナシで進むケースも増えています。改まった形で、両家の顔合わせをしなくても、気軽な雰囲気で両家の顔合わせを行うケースも増えています。

結納をしないという考え方が進んだのは、結納というものを形式として捉える人が増えているということがあります。しきたりにこだわらず、現実的なことを考えて簡素化する傾向となっているといえます。結納金をどうするかに関しては、両家間で話し合うことが大切です。

結婚前のけじめとして大事な結納ですが、形式として行うだけでお金を掛けてしまうのはもったいないと思う人もいます。現実的なお金の使い方をしたい人も増えているのです。これは、お互いの考え方が合うようであればよいでしょう。

お互いの親御さんの気持ちも尊重しよう

本人同士が、お金がもったいないという考えだけで、結納を行わないという判断をしてしまうのは、やめておきましょう。結婚をするということは、本人達がよければどんなことをしてもよいというわけではありません。

結婚をするということは、お互いの家族とのつながりも意味します。結婚に至るまでの決めごとなどは、お互いの親御さんの気持ちも尊重する必要があります。それぞれに価値観の違いがある場合も考えられ、格式を重んじる親御さんの場合であれば、きちんと話し合う必要があります。

もし、男性側が結納を行いたいといった場合でも、女性側から辞退することは失礼にはならないので、基本的には問題ありません。しかし、それぞれの親御さんの考え方をきちんと理解し、後々までわだかまりが残るようなことは避けるようにしましょう。

お互いの地域や伝統を理解しよう

結納金なしの場合も必ず相手側の地域の風習を確認することが大切です。結納金なしの形を取る場合、カジュアルな顔合わせだけでよい場合と、地域的な風習や伝統を守った形で行うケースもあります。カジュアルな形で済ます場合は、レストランなどでお食事をする程度でも問題ないでしょう。

結納金なしの場合でも、贈り物をするという形で結納をするケースもあります。その場合、結納という形を取ってはいるものの、結納金は贈らないということになります。単純にお金のやり取りを別の形で行うというケースです。

そして、地域によっては結納品を家に飾り、近所の人や親戚の人に見てもらいお祝いをしてもらうところもあります。そのような地域の場合は、結納金はなくてもよいですが、結納品は必要だということになります。必ず両家で打ち合わせをし、お互いの親御さんの意見を尊重するようにしましょう。

結納金ナシのカップルは3割弱

現在、結納金ナシで結婚に至るカップルの割合は、3割弱だといわれています。これは、結婚が多様化していることと、現実的なお金の部分で無駄なものは省く傾向が高くなっているためでしょう。そして、結婚自体が晩婚化も進み、両親が既に老いてしまっている場合は、親への負担をなくすためもあります。

ある程度の年齢の男女が結婚する場合は、最低限の範囲で自分達でお金を用意できる貯蓄があるため、その範囲で簡素な形で結婚するケースが増えています。とはいえ、結納を重んじる家庭もあり、特に地方などに行けばそのような傾向が強まります。

そして、恋愛結婚が増えたこともあり、両親が知らない相手と結婚するというケースもあります。特に実家を離れていれば、両親に会わせる機会もないため、敢えて結納を行うという人もいます。結納金をどうするのかというのは、よく話し合うことが大切です。

両家間でしっかりコミュニケーションをとろう

結納金をどうするかというのは、両家間でしっかりとコミュニケーションをとるべきだといえます。さまざまな価値観があり、地域によって形式が違うことがあるので、しっかりとコミュニケーションをとれば、納得した形で結納が進められます。


LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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